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新MacBookPro(2016)の3モデルの違いを比較!超えれない壁に注意!

新MacBookPro2016は大きく性能が異なる!

約4年ぶりにフルモデルチェンジとなったAppleの「MacBookPro」シリーズ。

Macを所有した事が無い私は新型MacBookPro(2016)でマカーデビューを果たすつもりですが、今回のProシリーズは3モデル展開ということで違いをまとめてみました!

新型MacBookPro(2016)でガチMacデビューなので個人的にかなり慎重になってます。決して安い買い物ではないですからね。。。ですので、ガッツリと内部の主要パーツをチェックします。

本記事では外観の違いも軽く触れながら、最もPCで重要となる「内部パーツ構成」「カスタマイズ範囲」についての違いを比較しています。

新MacBookProのApple Store展示は明日からの予定。

Twitterを見ていただいた方はご存知かと思うのですが、本日、新型MacBookProの発売日ということで実機を触るために名古屋のApple Storeに行ってきました!が、オープンに間に合わなかったということで実機の展示は明日からとのこと。

その後、名古屋ビックカメラ内のAppleに行ってきましたがこちらでも展示は無し。Apple Storeもビックカメラも13インチのファンクションキーがタッチパネル(以後Touch Bar)では無いモデルは即準備出来るというお話でした。

ん~。発売日には実機触りにお客さんが来店することは容易に想像が出来るので、出来れば発売日にはズラリと実機を並べていてほしかったなぁ。あ、ちなみにAppleのお兄さん曰く「展示用のソフトが届いていないので並べることが出来ない」そうです。ソフトが届き次第展示準備を進めるみたいですよ!

明日、Apple Storeや家電量販店に実機をチェックしに行こう!と考えている方は事前に展示しているか電話で確認したほうが良さげです!

追記:10/29日に名古屋のApple Storeで新MacBookPro(2016)の実機展示が始まったのか確認しましたが、13インチのTouch Bar非搭載モデルのみ展示だそうです。私はTouch Bar搭載モデル狙いなので実機が展示されてからApple Storeに向かいたいと思います!

基本性能が異なる新MacBookPro(2016)。

3モデル展開となった新MacBookPro(2016)ですが、現在出回っている価格は「基本ベース(各モデルの価格が最も安い基本構成)」の価格です。

ここから予め用意された上位性能モデル(13インチTouch Bar搭載だと保存容量の多いモデル、15インチだと保存容量とCPUがスペックアップしたモデル)を含み、さらに個別でカスタマイズ可能。

但し、それぞれのモデルでカスタマイズで変更出来る範囲が異なります。1つ例を挙げると13インチでは15インチで搭載できる2.9GhzのCore i7は選択出来ません。

このように、ベースモデルでのカスタマイズ範囲が異なるので注意が必要です。

13インチと15インチでは「超えることの出来ない壁」があった。

後述するL3キャッシュについてですが13インチで選択できるCore i7は、15インチで選択出来るCore i7とCPUグレードは同じでも搭載しているL3キャッシュ量が違います。

これは画像編集や映像編集ソフトをメインとして利用されている方にとっては体感速度が変わる重要な部分です。

「同じCore i7シリーズだから」という部分だけで決めると痛いしっぺ返しを喰らうので後述するL3キャッシュ項目も読んでおいて下さいね。

新MacBookPro(2016)の性能比較。

3モデルの最安構成であるベースモデルをピックアップ。

項目13インチ
(Touch Bar
非搭載)
13インチ
(Touch Bar
搭載)
15インチ
(Touch Bar
搭載)
価格
ベースモデル
148,800円
(税込160,704円)
178,800 円
(税込193,104円)
238,800円
(税込257,905円)
Touch Bar
CPUIntel Core i5
2.0GHzデュアルコア
ブースト時3.1Ghz
4MB共有L3キャッシュ
Intel Core i5
2.9GHzデュアルコア
ブースト時3.3Ghz
4MB共有L3キャッシュ
Intel Core i7
2.6GHzクアッドコア
ブースト時3.5Ghz
6MB共有L3キャッシュ
画面
13.3型(2,560×1,600)
IPS
15.4型(2,880×1,800)
IPS
メモリ
8GB
16GB
保存容量
256GB
GPUIntel Iris Graphics 540Intel Iris Graphics 550Radeon Pro 450
Wi-Fi
IEEE 802.11a/b/g/n/ac
Bluetooth
Bluetooth 4.2
USB-C2
4
サイズ・重量
幅:30.41cm
奥行き:21.24cm
厚さ:1.49cm
重量:1.37kg
幅:34.93cm
奥行き:24.07cm
厚さ:1.55cm
重量:1.83kg
カラー
シルバー
スペースグレイ

性能的には13インチTouch Bar非搭載<13インチTouch Bar搭載<15インチTouch Bar搭載となります。

13インチのベースCPUはIntelのCore i5、15インチは上位グレードのCore i7を搭載しているのが大きな違い。

簡単にまとめると

  • 13インチはi5でもi7でもデュアルコア
  • 13インチはi5でもi7でもL3キャッシュ4MB
  • 15インチはクアッドコア
  • 15インチのベースモデルはL3キャッシュ6MB
  • 15インチのベースモデル上位版はL3キャッシュ8MB
  • 15インチでカスタマイズ可能なCPUはi7のL3キャッシュ8MB

こんな感じで、13インチはカスタマイズしたとしても15インチのパフォーマンスを得ることが出来ません。

これは13インチと15インチで超えることの出来ない壁が存在していると言うことで、購入時は「MacBook Proで何をするのか」を洗い出し、適切な性能を持ち合わせたグレードを選択しなければいけません。

マルチタスク処理(特に複数の編集ソフトを切り替えながら使用する場合)の割合が多い場合はクアッドコアと大容量なL3キャッシュは無視できない部分です。

新MacBookProのCPUカスタマイズ。

各モデルで選択出来るCPUカスタマイズ項目を表にしてみました。こうやって確認すると15インチはやっぱりパワフルな構成で仕上げる事が可能ですね。

CPUカスタマイズ13インチ
(Touch Bar
非搭載)
13インチ
(Touch Bar
搭載)
15インチ
(Touch Bar
搭載)
ベースIntel Core i5
2.0GHzデュアルコア
ブースト時3.1Ghz
4MB共有L3キャッシュ

0円
Intel Core i5
2.9GHzデュアルコア
ブースト時3.3Ghz
4MB共有L3キャッシュ

0円
Intel Core i7
2.6GHzクアッドコア
ブースト時3.5Ghz
6MB共有L3キャッシュ

0円
選択1Intel Core i7
2.4GHzデュアルコア
ブースト時3.1Ghz
4MB共有L3キャッシュ

+税込32,401
Intel Core i5
3.1GHzデュアルコア
ブースト時3.5Ghz
4MB共有L3キャッシュ

+税込10,800円
Intel Core i7
2.9GHzクアッドコア
ブースト時3.8Ghz
8MB共有L3キャッシュ

+税込32,401円
※ベースモデルが
2.7Ghz駆動のi7を搭載
している上位モデルの場合
+税込21,600円
選択2-Intel Core i7
3.3GHzデュアルコア
ブースト時3.6Ghz
4MB共有L3キャッシュ

+税込21,600円
-

でも、やっぱり13インチと15インチでは基本的な性能が大きく変わる事も丸わかり。また、各モデルでCPUカスタマイズによるパフォーマンスアップ可能な上限もよく分かります。

L3キャッシュ搭載量はPCの使い方で必要性が変わる部分。

複数のアプリケーションを利用して様々な細かい編集を同時進行する場合にL3キャッシュの搭載量で快適度が変わってきます。

例えば私の場合、ガルマックスを運営しているので最も負荷の大きい処理は「記事で使用する動画の編集」です。あとはテキスト入力、画像の簡単な加工(注釈入れたりするくらい)やリサイズ等、負荷的には大きくありません。

ですので、私の場合は13インチのCore i5でも問題無いということで13インチのTouch Bar搭載Core i5モデルを購入予定。

ゴリゴリ編集ソフトを使い倒している方は15インチ一択。

普段から映像編集、画像編集、楽曲編集などを中心に様々なアプリケーションを立ち上げ切り替え利用している方は、L3キャッシュ搭載量が多ければアプリケーション切替時の体感速度も変わります。

ですので、普段から編集ソフトをゴリゴリ使っている方は15インチ一択。また、今後MacBookProで様々な編集作業を行う予定の方は15インチもチェックしましょう。例えば動画のエンコードでもデュアルコアとクアッドコアじゃ作業時間が大きく変わります。

まず、どのモデルにするか迷っている方は、携帯性や画面の大きさも重要な項目ですが、自身が必要としている処理能力を持ち合わせているのかを最優先して端末を選んでくださいね。

残念な事に「超える事の出来ない壁」がある以上、必要とする性能が15インチモデルでしか手にはいらない場合、携帯性や重量は諦めましょう。こればっかりは選択出来ない以上どうすることも出来ません。

メモリのカスタマイズはどうする?!

これは個人的な考えなので1つの参考材料として頂ければと思います。

保存容量に関しては最悪外付けHDD等で拡張可能ですが、メモリは以下のように考えています。

メモリのカスタマイズについては「自分で増設することが可能であるか否か」で話が変わってきます。

特に新MacBookPro(2016)は本体の形状が大きく変わるフルモデルチェンジ端末なので、自分でメモリを交換可能か現時点で分かりません。これからしばらくは実機レビューが乏しい時期ですので、この点は今後の実機レビューを待ちましょう。

追記:新MacBookPro(2016)のTouch Bar非搭載モデルの簡単な分解レポ来ました。なんかメモリはオンボードぽいなぁ。SSDは換装可能っぽいですね。もちろん保証対象外になります。

今すぐ欲しい場合は自身で増設出来るか否かが不明である現時点だとカスタマイズで増設したほうが安心。なんせ、AppleのMacBookProに関するメモリ増設手順に2016年モデルが追加されていませんからね。

でも、カスタマイズ費用がすんごく高いんですよ!13インチの8GBメモリを16GBに変更するのに税込21,600円!マジで高い!

新MacBookPro(2016)はモデルにより拡張端子の数が違う。

12インチのMacBookからUSB Type-Cという端子に切り替わり、新MacBookPro(2016)でも搭載される拡張端子は全てUSB Type-Cとなりました。

12インチのMacBookではUSB Type-Cが1つしか搭載されておらず、充電と併用ということで周辺機器の利用と充電が同時に行えないということで使い勝手的にはどうかなー。と考えていましたが、新MacbookPro(2016)では複数個の端子を搭載しているので充電しながら周辺機器を利用する際の使い勝手はワンランクアップした印象。

端子の数はスペック表にも書いてますがモデル毎に異なります。

  • 13インチTouch Bar非搭載は2つ
  • 13インチTouch Bar搭載モデルは4つ
  • 15インチモデルは4つ

全てのモデルで2つ以上の拡張端子が搭載されており、1つは充電用に使用しても確実に1つはフリーの拡張端子を確保出来ます。

USB Type-Cを採用した周辺機器はまだまだ少ないので、以下のような変換アダプターを持っていると便利。過去に買ったカードリーダーなんかも使えるのでおすすめ。

dodocoolのUSB-C変換コネクターレビュー!

新MacBookProに搭載されるTouch Barは必要か?!

既に15インチではファンクションキーを搭載したモデルは用意されておらず、強制Touch Bar仕様となってます。個人的には全てのモデルでTouch Barをカスタマイズで選択出来たら良かったのになぁって思っちゃいました。

仕事でモリモリMacBookProを利用されている方でファンクションキーを多用している場合、仕事にも影響しそうです。いや、マジで。トンデモなく影響しそう。

良い意味で「変わらない」事がAppleの魅力だなぁ。と思っていた私はちょっと強制的な仕様変更は良い印象をもてません。

しかし、好奇心に負けてしまったのでTouch Bar搭載モデルにします。もしかしたら購入後に使い勝手が悪くて発狂するかも知れません。

とにかく今はTouch Bar搭載モデルを購入する気マンマンです。なんかピカピカ光っててカッコイイし!

でも、手探り打鍵出来ないのが辛いよねって話。

触れちゃうだけで反応しちゃうTouch Barさんは敏感です。Touch Barなだけに・・・もう止めときます。

物理キーとタッチの大きな違いは「手探り打鍵が出来ないこと」。ブラインドタッチと言っても手探りでキーを探すことの多い私は恐らくTouch Barだと誤打連発で死んじゃうかも。

現時点では好奇心が勝っていますが、明日は名古屋のApple Storeで実機をさわる事が出来るかも知れないので実使用に耐えうるのか実機検証してから最終的な購入モデルを検討してみたいと思ってます。

皆さんも、今回の新MacBookPro(2016)は実機を触ってから決めたほうが良いですよ。でも、15インチモデル組は選択の余地が無いのが痛いなぁ。

新MacBookPro(2016)のガチ購入を検討しているので色々と壁が見えてきた。

非常に華やかな発表会でしたが、いざ購入しようとアレコレ調べていくうちに13インチと15インチには超えることの出来ない壁があったり、最もパワフルで仕事でもガツガツ利用している方も多い15インチでは強制Touch Bar仕様であったり、13インチはTouch Bar搭載と非搭載で拡張性が異なる等など、様々な注意点が見えてきました。

特に私と同じようにMacBookProを初めて購入しようと考えている方はモデルの違いにより欲しいモデルで適切なパフォーマンスが得られないケースも考えられるので、自身がPCに求める事を洗い出してから実機をしっかり触ったうえで最適な新MacBookPro(2016)を選びましょう!

まとめると。

  • CPUを含むカスタマイズは案外柔軟に対応している。
  • でも、13インチと15インチはCPU性能で超えれない性能差がある。
  • 13インチはどうあがいてもデュアルコア。
  • 13インチはTouch Bar有無以外に端子の数も違う。
  • 15インチは強制Touch Barで慣れるまで発狂しそう。

今までAirを使っている方は13インチの新MacBookPro(2016)に乗りかえると画面もRetinaディスプレイとなり表示範囲が広くなって作業効率は上がりそう。また、Airの性能で不満がなければ13インチの新MacBookProで全く問題なし。重量は20g増えますが画面サイズは同じでグッとコンパクトになっているので魅力的です。

なんか、既に初回出荷分は捌けてしまったみたいで手元に届くのに時間がかかりそうなので、購入検討している方はApple Store等で実機をじっくりチェックしてみてくださいね!

Appleでは新MacBookProの購入ページでカスタマイズが可能なので色々カスタマイズしてみて下さい!あれもこれも!ってカスタマイズしていると、あっという間に30万円オーバーです(笑)

それでは、実機を明日さわることが出来ればファーストインプレッションをお届けします!

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