総務省が格安SIMのテコ入れ。データ通信の接続料の引き下げを要請
総務省が大手キャリア3社に対し格安SIM可哀想だから通信回線の接続料下げてと要請したようです。格安SIMは今以上に低価格化に突っ走るのかな。
総務省が大手キャリア3社に接続料引き下げを要請
大手キャリアのテコ入れでドコモはahamo、auはpovo、ソフトバンクはSoftbank on LINEを発表。低価格な20GBプランが揃った訳ですが、格安SIMが可哀想ということでテコ入れが始まってます。
武田総務大臣は、携帯電話大手が打ち出した料金の値下げが格安スマホ会社との競争環境に重大な影響を与える可能性があるとして大手3社が通信回線を貸す際の接続料の引き下げに向けて速やかに算定するよう要請することを明らかにしました。
MVNOが悲鳴。キャリアの新料金プランに対抗できない、卸値を下げてくれと総務省に要望で紹介した通り、MVNOが泣きつく自体に。総務省も可哀想になったのかテコ入れ要請を行った感じですね。
以前は「大手キャリアの低廉な料金プラン投入で一番恩恵あるのは格安SIMとか言ってた気がするんですが、大手キャリアがガチった新プランが投入されると今度はMVNOとの競争環境に重大な影響を与えるとのことで立ち位置がコロコロかわってます。
まぁ、我々一般消費者側からすると今回のテコ入れは嬉しい話ですねどね!
僕は利用料金の値下げよりも通信品質が向上したほうが嬉しい
今回の通信回線の接続料引き下げが行われたら格安SIM会社は「同じ量をいままでよりも安く仕入れる」ことができるようになります。
通信回線の接続料が下がれば同じデータ容量でも安く提供できるので利用料金の低価格化に直結するんですが、個人的には今の利用料金でも十分安いんで通信品質の向上に注力してほしいなって感じなんですよね。
例えば日本通信で例をあげると「合理的20GBプラン」はデータ20GB、70分の無料通話付きで月額1,980円。個人的に格安SIMの利用料金は大手キャリアと比較して十分安いと思ってます。
でも、格安SIMは安い代わりに「通信回線が落ちる」のがデメリット。格安SIMでどれだけ大容量を使えますよと言われても、データ通信速度が時間帯により1Mbpsを切っちゃうようじゃ使い勝手悪いんですよね。
僕は混雑する時間帯でスマホ使うことが多く、「どれだけ大容量でも使えなかったら意味ないなー」って感じで格安SIMから離れた身なので、安く仕入れることが出来るなら借りる帯域を増やして通信品質の底上げをして欲しいかな。
混雑する時間帯でも5Mbps以上が安定的に通信できるならかなり魅力的だもん。
あと、格安SIMの生き残る道は低容量・低価格かなとも思ってたんですが、低容量で良いから利用料金が安いのが良いってんなら楽天モバイルには敵わないですからね。。だって、1GBまでなら0円ですもん。通話もかけ放題で無料だし。
まぁ、こんな感じで僕は通信回線の接続料を引き下げられるなら、通信品質を向上して欲しいなって思っちゃった。