3D Touchが復活?Appleの感圧タッチに関する新しい特許が公開!
Appleの新型感圧タッチに関する特許が複数公開されたとの話が出ているようです。詳細は以下より。
感圧タッチに関係する新しい特許が公開
海外メディアの9to5Macが、米国特許商標庁(USPTO)に公開された複数のAppleの特許に関する記事を投稿しています。
当該記事によると、Apple製品の特許関連をまとめているPatently Appleが特許の一つではApple Watchや、AirPodsのような小型デバイス向けに設計された感圧センサーに関する特許を明らかにしているとのこと。
通常の感圧センサーは製品内部にかなりの体積が必要なため、小型デバイスなど特定の製品に搭載することが難しくなっていますが、今回公開されたコンパクトタイプの感圧センサー技術を使えば、今まで搭載が難しかった小型デバイスにも搭載ができるだろうと9to5Macは推測しています。
▼Patently Appleが公開していた特許図面では、Apple Watchと見られる端末のサイドボタンに上記の感圧センサーが搭載されているようで、現行モデルでは物理ボタンであるサイドボタンを感圧センサーに置き換える可能性があると考えられます。↓
デジタルクラウンも物理型ではなく、光学センサーへ置き換えるかもしれないとの話も出ているようで、Apple Watchは物理ボタンを全て廃止する方向へ向かっているのかもしれません。
同時に公開されているAppleの特許では、小型の感圧センサーをMacBookのトラックパッドや、iPhoneのディスプレイの下に使用することで、小さい圧力でも正確に感知することが可能と示されているとのこと。
▼特許画像を見ると、複数の小さな感圧センサーを複数個組み合わせて使用しており、9to5Macは以前よりも低コストで複数の製品に搭載しやすい技術で3D Touchを復活させることができると推測しています。↓
ただし、現時点ではiPhoneに3D Touchが復活するという噂は無いので、実現するのかは未定であるとともに、実現したとしても時間はかかりそうです。
3D Touchの復活に期待!
iPhone 6sより大々的に搭載された感圧タッチ機能ですが、iPhone XS以降から廃止(厳密に言うとXRで廃止されていた)と、便利な機能を活用し尽くす前にさっさとフェードアウトした印象が強いのが正直なところ。
筆者自身、感圧タッチはガッツリ活用していたわけではないものの、あったらあったで便利だなと感じてはいたので(どっちだよ)、是非とも復活して欲しいなと思っている次第。
また、新しい感圧タッチの技術はApple WatchやiPadなどにも搭載できそうとのことなので、今までよりも柔軟に感圧タッチが使える場面が増えることに期待したいですね!