魅力は何?iPhone 14 / 14 Plus / 14 Pro / 14 Pro Max発表。価格は119,800円〜
遂にiPhone 14シリーズが発表となった。4モデル展開で、「iPhone 14」「iPhone 14 Plus」「iPhone 14 Pro」「iPhone 14 Pro Max」が2022年モデルとしてリリースされるッ!でだ、これらは何が魅力ポイントなのか探っていこうかと思う!
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iPhone 14シリーズの価格
「高すぎて泣いてます…。SIMフリー版iPhone 14 / 14 Proシリーズ価格まとめ」でもお伝えしたが、価格はこんな感じである。
▼ぐぬぬ、10万円以下のモデルが無いぞーッ!
項目 | iPhone 14 | iPhone 14 Plus | iPhone 14 Pro | iPhone 14 Pro MAX |
128GB | 119,800円 | 134,800円 | 149,800円 | 164,800円 |
256GB | 134,800円 | 149,800円 | 164,800円 | 179,800円 |
512GB | 164,800円 | 179,800円 | 194,800円 | 209,800円 |
1TB | ない | ない | 224,800円 | 239,800円 |
ドル価格だと割と頑張っている感もあったが、円価格だと円安の影響によりiPhone 13シリーズと比較して割高感が高くなってしまった…。
上記の価格はSIMフリー版だが、大手キャリアでは例年通りでいくともう少し高くなるはずである。まあ大手キャリアだと残債チャラ系のプログラムがあるはずなので、キャリア価格等が分かればまたお伝えするッ!
追記;ソフトバンク版とau版の価格が公開されたぞ!
Miniが無くなって大小のシンプルなサイズになった
iPhone 13シリーズは、mini、無印とPro、Pro Maxの3サイズ展開。俺は小ぶりなiPhone 13 miniを愛用していたが、iPhone 14シリーズでは残念ながらminiモデルは廃止となってしまった。
割と俺の知り合いもminiを使っていて日本市場ではそこそこ売れてるのか?とも思っていたが、全然売れてなかったらしい!まあコンパクトなモデルが良いならiPhone SE(3世代)あたりもあるしな。
でだ、iPhone 14シリーズはminiが無くなって画面サイズが大小の2サイズになった。
- iPhone 14と14Pro:6.1型
- iPhone 14 PlusとiPhone 14 Pro Max:6.7型
どっちも前世代のiPhone 13/Pro(6.1型)、iPhone 13 Pro Max(6.7型)だからサイズ感は大体分かるはずッ!
扱いやすさ重視ならiPhone 14かiPhone 14 Pro、動画視聴やゲームでの利用が多いなら大画面のiPhone 14 PlusやiPhone 14 Pro Maxが良いのではなかろうか。
というか、2サイズ展開だからPlusとMaxは名称をどっちかに統一してほしかった…ややこしい。
目玉の衛星通信機能はおあずけ
iPhone 14シリーズでずっと噂されていた衛星通信機能は、噂通りに搭載された。
▼なんか技術的に色々と難しい問題があるらしく、衛星通信するにはiPhoneを衛星に向ける必要があり、衛星の位置をiPhoneで確認しながら見つけるみたい。この手探り感、良い。↓
だがしかーし、まずはアメリカとカナダでサービスインってことで、日本市場ではおあずけ状態である。ちなみに発表会では「2年はタダで使えるぜ!」とか言ってたから、通常は有料サービスなんだろう。
なんか今回のiPhoneは衛星通信などやたら安心・安全機能を推していたが、この目玉機能が日本で使えない点は割と残念である…。なんせ日本は天災大国だからな。はやく日本でもこの機能が使えるようになることを願っているぞッ!
衝突事故検出ができるようになった
やたら安心・安全機能を推すiPhone 14シリーズだが、衛星通信の他に用意された「もう一つの目玉機能」は日本でも使えるぞッ!
▼それが衝突事故検出機能である!↓
これはiPhone 14シリーズの中に埋め込まれた超先進的なセンサーを利用することで、交通事故などの衝突を検知できるらしい。衝突を検知すると緊急連絡先が表示され迅速に緊急連絡の対応ができるようになっているそうな。
そう言えばApple Watchも似たような「転倒検出」って機能を搭載しているな。
検証で強く振ったりしも反応せず、壊れてるんか?精度ってどうなんよ?とか思っていたが、実際に雨天の階段でスッテンコロリンした時に発報。レアな発砲音をしばらく聞きたくて雨に打たれ激痛に耐えながら「す、すげぇ」とか思っていた懐かしい思い出である。
まあApple製品だから衝突事故検知機能の精度については心配なかろう。車を運転する俺としては嬉しい追加機能である。
iPhone 14 / 14 Plusの特徴ってなんだ?
iPhone 14シリーズは
- iPhone 14とiPhone 14 Plus
- iPhone 14 ProとiPhone 14 Pro Max
無印とPro付きで明確にラインが違うのでここでは無印のiPhone 14 / 14 Plusの特徴について色々見ていくぞ!
見た目は13無印から変わらない
iPhone 14 / 14 Plusの見た目はiPhone 13シリーズから引き続き・・・といった感じである。
▼いつものノッチ、いつもの平らなサイドフレーム。↓
見た目の新鮮さは皆無だが、先述通り無印ラインで扱っていたminiは無くなり、その代わりにビッグサイズなPlusモデルがラインナップ。
大画面需要が拡大しているので、安価な無印ラインで巨大画面モデルを選べるのは嬉しいユーザーも多いのでは無いだろうか。
▼カラーは5色展開。一番左のミッドナイト格好いいな。↓
GPUが強化されたA15 Bionic
iPhoneの性能を決定するSoCという頭脳に当たるパーツは、iPhone 13シリーズで搭載されていたA15 Bionic。お古かよ!とか思っていたがスペック表を見るとちょっと違う。
▼同じA15 BionicなのにiPhone 14 / 14 PlusではGPUが5コアなのであるッ!↓
GPUはゲーム性能などに絡んでくるチップ。このあたりを強化しているのでゲーム性能はiPhone 13シリーズよりも高くなりそうである。
ちなみにだ、A15 Bionicは立ち位置こそ1世代古い型落ちとなるが、この性能で不満を感じるユーザーはまずいないであろう。それだけパワフルなSoCなので性能に不安を感じることは一切ない。
やたら暗所撮影を強化したカメラ
いつもの如く、カメラはちょっぴりパワーアップしている。今回はやたらと暗所撮影に注力しているっぽい。ちなみにカメラ構成は標準カメラと超広角カメラのデュアルタイプである。
カメラのセンサーサイズが大きくなったらしく、光を49%も多く取り込めるようになったそうだ。そしてPhotonic Engineなる新機能により露出の異なる複数のピクセル単位でベストなやつをチョイスしてくれるそうで、暗所での撮影でも質感がアップしているらしい。
あと、動画撮影モードでは「アクションモード」が使えるようになっているようだ。これは手ブレを大幅に軽減するもので、走り回って撮影してもOKレベルらしい。
▼iPhone 13シリーズもセンサーシフト式の手ブレ補正でめちゃくちゃブレの少ない映像を撮影できて驚いたが、iPhone 14 / 14 Proではアクションカメラレベルになるのかッ!↓
動画撮影では他にもシネマティックモードで4K/24fpsに対応してしまった。もはや映画と同じレベルの解像度とフレームレートで撮影できるなんて…凄いッ!
インカメラはアウトカメラ同様に暗い場所での撮影能力を強化しているようである。オートフォーカスは複数の被写体に合わせられるとのことでグループ撮影も捗りそうだ。
iPhone 14 Pro / iPhone 14 Pro Maxの特徴ってなんだ?
プレミアムラインのiPhone 14 Pro / 14 Pro MaxはAppleの技術の粋を結集したモデル!無印とは異なり目新しい機能や仕様が目を惹くので、俺はこっちのモデルが欲しいッ!それでは特徴を見ていこうではないか!
遂にノッチからパンチホール型に
一番大きい変化はこれではないだろうか。
iPhoneのノッチはiPhone 13シリーズで縮小するなど些細な変化はあったが長いことノッチ形状が採用されていた。が、遂に大刷新である。
▼なんか楕円形になっとる!↓
パンチホール形状自体は特に珍しいものではないが、そこはApple。ハードウェアとソフトウェアを超絶融合してしまっているのであるッ!
▼このハードとソフトの超絶融合はDynamic Islandというもので、いまiPhoneが何をしているのか状況を表示してくれる。また、タップすることで様々な操作が出来るようにもなっている!↓
今までのノッチタイプではこのような表示ができなかったので、ただただ画面の上部を圧迫しているような感じだったが、iPhone 14 Pro / 14 Pro Maxは見た目の変化だけでなく無駄な部分を活用できている点がグッドグッド。これは率直に便利そうだ。
常時表示機能に対応した
ディスプレイでもう一つ大きな変化したのが常時表示機能の対応である。
▼常時表示ではロック画面でも薄っすらと画面が表示され、時刻やウィジェットなどを常に確認できるようになったぞッ!↓
常時表示機能はAndroidスマホでも多くが対応しているが、そのほとんどが黒背景。これに対しiPhone 14 Pro / 14 Pro MaxはApple Watchの常時点灯機能よろしく、お気に入りの壁紙を設定できるのだッ!
まあぶっちゃけ壁紙よりも常に時間やウィジェットを確認できるほうが刺さる。俺はスタンド型のワイヤレス充電器をPC横に設置してiPhoneを常に置いているが、今後はこの状態で視点を動かすだけで色々確認できるのか。めちゃ便利そうやないか!
その他、ディスプレイは引き続き120Hzのリフレッシュレートに対応、さらに屋外では2000nitの輝度に対応することで屋外での見やすさも向上しているようである。
遂に4,800万画素カメラを搭載
iPhoneは長らく1,200万画素のカメラを採用していたが、遂にiPhone 14 Pro / 14 Pro Maxでは4倍の4,800万画素カメラにパワーアップ!ちなみにカメラ構成は標準、超広角兼マクロ、望遠の組み合わせである。
4,800万画素だと高精細に撮影できるのでクロップしたときもディテールの精細さを保ちやすいといった利点のほか、やたら暗所撮影を推しているのはiPhone 14 Pro / 14 Pro Maxも同様で、4つのピクセルを1つに合体してより多くの光を集めることが可能となり、従来の1,200万画素相当でも劇的に暗所撮影のクオリティーが上がっているとのこと。
撮影できる画角も増え、0.5倍/13mm相当の超広角兼マクロ、1倍/24mm相当のメイン、3倍/77mm望遠のほか、新たに2倍/48mm望遠撮影にも対応した!
▼なのでカメラアプリでは簡単に2倍へ画角が切り替えられるようにもなってる。↓
その他、iPhone 14 / 14 Plus同様にシネマティックモードの4K/24fps、アクションモードに対応。iPhone 14 Pro / 14 Pro MaxではProResやドルビービジョンHDRの映像を撮影、表示、編集もできるぞッ!また、インカメラも暗所に強くなりオートフォーカスにも対応した!
最新のA16 Bionicを搭載している
iPhone 14 / 14 PlusではA15 Bionic(GPU強化版)を搭載していたが、iPhone 14 Pro / 14 Pro Maxは最新鋭のA16 Bionicを搭載しているッ!
まあ正直、俺はA15 Bionicですら持て余しているが…この性能をもってProの動作は完成の域に達するのであろう。
まとめ
遂に姿を見せた14の名を冠するiPhone。ぶっちゃけ無印に物欲が揺さぶられることは無かったが、Proモデルはなかなかそそるものがあった。俺が買うとしたらたぶんiPhone 14 Proだな。
ただ…やっぱり円安の影響で値上がり感が強くなってしまったので、お財布が痛いッ!でも、欲しいッ!手元にiPhone 13 miniが転がってるから、これを下取りに出してエイヤっと買っちゃおうかしら。
最後に予約・発売情報をまとめておく。
- iPhone 14は9/9の21時から予約スタート、9/16発売
- iPhone 14 Plusは9/9の21時から予約スタート、10/7発売
- iPhone 14 Proは9/9の21時から予約スタート、9/16発売
- iPhone 14 Pro Maxは9/9の21時から予約スタート、9/16発売
▼iPhone 14シリーズのスペック・対応バンドは以下からチェック!↓
▼iPhone 14 Proシリーズのスペック。対応バンドは以下からチェック!↓