視界の邪魔にならないWi-Fiドラレコ!AUTO-VOX「D6 PRO」レビュー!
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どうも、ガルマックスの猶木(なおき)です。
運転中のトラブルを記録してくれるドライブレコーダーですが、以前から気になっていたAUTO-VOXのWi-Fi連動型のドライブレコーダー「D6 PRO」を試す機会を頂きました。感謝御礼。
僕もWi-Fi連動型ドライブレコーダーを利用するのは初めてなので実機を利用してWi-FドラレコD6 PROの魅力をお届けしたいと思います。
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D6 PROの総合評価
[良かった]
- バックミラー裏に設置できるので視界の邪魔にならない
- Wi-Fi連動型なのでスマホで設定や録画ファイルの視聴が出来る
- 設定項目がシンプルなので細かい事を気にする事無く使える
- スマホから簡単に動画ファイルをシェア出来る
[イマイチ]
- ジェスチャーによる写真撮影は実用的ではない
[総合評価]
D6 PROはディスプレイを備えていないので設定や撮影した映像はスマホを利用します。ドラレコの多くが小さな低解像度ディスプレイで操作は物理ボタン式ですが、スマホを利用することで映像再生は高画質、操作もタッチパネルなので超快適でした。
本体は円柱タイプでコンパクトなので完全にバックミラー裏に隠せますし、各種操作は前述したスマホでの操作となるので見えない場所に設置しても問題ありません。運転中もドラレコはバックミラー裏で見えないので視界の邪魔にならずGoodです。
D6 PROは本体に備わっている光感度を検知するセンサーを利用してジェスチャーにて写真を撮影出来るのですが、この機能がセンサー感度の問題で一発で動いたり、動かなかったりと動作が不安定であったことが残念なポイントでした。もし、「運転中に写真は撮影しないよ」いう方は大きなデメリットでは無いかと思います。
総合的には視界の邪魔にならない事と、事故などが起こった時にその場で高解像度の映像をスマホを利用して確認できるのでドラレコとしては非常に魅力的な仕様でした。
▼現在の価格です。↓
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D6 PROのスペック
項目 | スペック |
CPU | Hisilicon 3561C_V200 |
センサー | Panasonic CMOSセンサー |
レンズ | 6層ガラスレンズ/152°広角/F1.8 |
Wi-Fi | 2.4GHz/802.1b/g/n |
Gセンサー | 3軸センサー |
電源電圧/電流 | 5V/1A |
記録形式 | 静止画:1920×1080 動画:1920×1080/30FPS |
記録媒体 | MicroSD/最大64GB/Class10推奨 |
動作温度 | -20°~70° |
音声記録 | 有り(オン・オフ可) |
ビデオ処理 | 3Dノイズ削除/WDR/イメージ強化/LDC補正 |
重量 | 72.4g |
価格の割にはPanasonicセンサーの採用や6層のガラスレンズ、WDR対応などコスパは秀才な印象です。
また、コンデンサタイプなのでリチウムタイプと比較して安全性も高いです。ドライブレコーダーなので衝突を検知するGセンサーも勿論備わっており、衝突を検知した瞬間を撮影している映像を自動保護して上書きを防止してくれます。
撮影解像度に関してですがフルHD(1920×1080)で30FPSで撮影できる仕様なのでドライブレコーダーとしては合格水準です。
D6 PROの同梱品のチェック。
早速、D6 PROを開封して同梱物をチェックしてみます。
取扱説明書は日本語版が付属しています。
▼蓋を開けると取扱説明書が出てきました。表紙からも分かる通り完全日本語版で他の言語は含まれていません。翻訳はやや甘めですが日本市場向けに作られている取扱説明書を付属しているのは好感が持てます。↓
粘着テープはスペアも付属。
▼D6 PROは粘着テープで固定するタイプですが、予備のテープも付属しているので長期的利用で粘着力が低下してきた場合でも安心です。↓
シガープラグは嬉しい2口仕様。
▼付属しているシガープラグはケーブル一体型ではなく、USBが接続出来る2口シガープラグです。D6 PROは5V/1Aで駆動するので、もう片方の2.4Aはスマホを充電するのに利用可能です。↓
▼付属しているケーブルはMicroUSBケーブルなので、MicroUSB端子を備えているスマートフォンを利用しているなら、スマホ用のケーブルを忘れる失態を犯してもD6 PROのケーブルを利用して充電できます。↓
記録用のMicroSDは付属していないので用意しましょう。
D6 PROの同梱物には映像を記録するためのMicroSDが付属していません。
最大64GBまで対応しているのですが、動画を扱うのでClass10が推奨です。もし、持っていない方はD6 PROと一緒にClass10のMicroSDを購入しましょう。
▼僕は以下のClass10対応MicroSD(64GB)を使ってます。↓
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D6 PROの外観をチェック。
コンパクトにまとまっているD6 PROの外観をチェックします。
バックミラー裏に収まるコンパクトな本体。
▼本体はディスプレイが備わっていないので円柱タイプのユニークな形状です。僕は軽自動車のバックミラー裏に取り付けましたが完全にバックミラーでD6 PROを隠す事が出来ました。↓
▼本体のサイドにはMicroUSB端子とMicroSDスロット、本体の設定を初期状態に戻すリセットボタンが備わっています。
▼本体の底面にはジェスチャーを読み取る光感度センサーとマイクが備わっていました。↓
▼カメラの近くに給電中に赤く光るランプとWi-Fi接続時にグリーンに光るランプの2つのインジケーターが備わっています。↓
ちなみに本体には電源ボタンがありません。付属のMicroUSBを接続してシガープラグにセットすると、エンジンのオン・オフに合わせて自動でD6 PROも起動・シャットダウンします。
カメラの向きはグルリと広範囲に動かせる。
▼カメラはグルリと回して動かせます。正面を向いている状態↓
▼カメラを手前に回すとカメラが下向きになりました。↓
▼更に手前に回すとここまで動かせます。360°は回転しませんがこれだけ回転するので設置時のカメラの向きは柔軟に調整出来そうです。↓
D6 PROを使ってみた。
それではD6 PROを実際に使って使用感をレビューします。
D6 PROはiPhoneとAndroidの両方で利用出来る。
D6 PROはスマホと接続して利用するのですが、専用のアプリはiPhone用とAndroid用の2つがリリースされています。
iPhoneとAndroidのどちらでも利用可能ですが、OSの仕様上、iPhoneではD6 PROと接続中もデータ通信できますが、AndroidはD6 PROと接続中はデータ通信が出来ません。これはAndroid OSの仕様の問題でD6 PROの欠点では無いのですが、Androidで利用している方は知っておきましょう。
映像を確認や設定変更する時だけD6 PROとWi-Fi接続するような利用方法だと、iPhoneでもAndroidでも大きく使用感は異ならないと思います。
バックミラー裏に設置。運転中の視界はこんな感じです。
▼D6 PROはコンパクトなのでバックミラー裏に設置できます。↓
▼D6 PROを設置した状態の運転中の視界はこんな感じです。ドラレコ本体が運転中の視界に入らないのでD6 PROを取り付けている事を忘れてしまいそうなほどスッキリしています。↓
▼D6 PROは粘着テープでフロントガラスに貼り付けるので、油脂が付着していると粘着力が低下します。貼付け前の掃除にはウェットタイプの眼鏡拭きがオススメ。傷もつかないですし、速乾性なのでスマートフォンや液晶ディスプレイの掃除なんかにも使えて便利なので僕も愛用しています。↓
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付属のシガープラグは光るので夜でも使いやすい。
▼付属のシガープラグをブスっと挿すと美しいブルーに光りました。夜間にスマホの充電ケーブルを挿す時も視野性が良くてGood。↓
スマホを利用するので操作の快適性も映像確認時の美しさも抜群。
D6 PROは映像確認や各種設定をスマートフォンから操作するので、スマートフォンでの高解像度映像視聴やタッチパネルでの直感的な操作が可能です。
▼カメラが捉えた映像はリアルタイムでスマートフォンに表示出来ます。勿論、録画した映像もスマートフォンの操作で簡単に綺麗な映像をその場で確認できます。↓
▼横画面にも対応しているので、スマートフォンの画面解像度が1920×1080なら、D6 PROが撮影した高精細な映像を画質劣化無く視聴出来ます。↓
▼D6 PROの本体設定も専用アプリから全て操作出来ます。スマートフォンのタッチパネルを利用するので直感的で操作感も抜群です。↓
D6 PROで記録した映像や写真はスマートフォンにワイヤレスでダウンロード出来る。
D6 PROで撮影した映像や写真はMicroSDに保存されていますが、専用アプリから簡単にスマートフォンにダウンロード可能なので簡単にSNSなどにアップすることが出来ます。
例えば、ユニークな映像が撮影出来た場合、通常であれば保護がかかっていないのでドラレコは映像ファイルが最も古くなると上書きして消えてしまいます。
この様な場合、一般的なドラレコではMicroSDを取り出してパソコンで映像を探してファイル移動しなければならないのですが、D6 PROだとユニークな映像が撮影出来た時は車をコンビニにでも停めてスマートフォンにその場でダウンロードして保存できます。これは便利だと思いました。
他の人に勝手にWi-Fi接続されてデータが盗まれない?
▼一応、D6 PROとスマホをWi-Fi接続する時は取扱説明書に記載されているパスワードを入力する必要があるのですが、それでも心配な方は以下の設定も利用可能です。↓
ちょっと日本語が怪しいのですが、自動音声を利用した2段階認証のことです。
カメラ関連ビデオをオンにすると、アプリ起動時にD6 PROの本体から自動音声で4桁のナンバーが流れます。アプリ側で表示されているコード入力欄にナンバーを入力すると次回以降音声認証した端末しか写真やビデオにアクセスできません。
ジェスチャー機能は光センサーなので動作が不安定。だけれど違う用途では気に入っている。
▼ジェスチャー機能はD6 PROに備わっている光センサーを利用して、センサーから3cm~5cmのジェスチャーエリアで左右に手を振ると「パシャ」っとシャッターオンが鳴り写真を任意のタイミングで撮影出来る機能が備わっています。↓
何度か試したのですが、動作するときと上手く動作しない時があり挙動が不安定でした。
これは、ジェスチャーの読み取りをカメラで認識するのでは無く、光センサーを利用している事が理由です。センサーに手をかざすことで光量の変化を読み取り動作するので、周囲の状況によりセンサーの反応具合が変わってきます。
例えば急激な明暗差のある場所(例えばトンネル)ではジェスチャーせずともシャッターが切れて写真を撮影します。
任意のタイミングで撮影することは苦手だけれど、事故の多いトンネルに入る時や出る時にパシャっと自動で撮影してくれるので、これはこれで僕は案外気に入ってます。
D6 PROで撮影した映像。
D6 PROで撮影した映像です。You Tubeにアップしているので圧縮で画質は少々劣化していますが、実際の映像はもっと綺麗で評判通りに美しい映像を記録することが出来ました。音声入力も可能なのでカーステレオで音楽も流して音質の記録もテストしているのでチェックしてみて下さい。
▼昼間に撮影した映像↓
▼夜間に撮影した映像↓
D6 PROまとめ。
僕も初めてWi-Fi連動型のドラレコを利用しましたが、視界の邪魔に全くならない部分が凄く気に入っています。スマートフォンを利用するので高解像度の映像をその場でチェック出来たり、ダウンロードしてシェア出来るのもGoodです。
ゴテゴテと見える位置にドラレコを貼り付けたくない。と考えているユーザーさんも多いので、ドラレコで運転中の視界を遮られたくない!だけど、ドラレコは付けたい!という方は検討してみては如何でしょうか。
設定もシンプルで操作方法も簡単なので初めてのドラレコにもどうぞ。
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