nubia Neo 3 / Neo 3 GTのスペックまとめ!先代からSoC性能据え置きだけど魅力もあり

ZTEのnubiaブランドから「nubia Neo 3」「nubia Neo 3 GT」が登場しました。デザインが特徴的なゲーム向け低価格スマホです。

nubia Neo 3 / nubia Neo 3 GTの詳細スペック

  nubia Neo 3 nubia Neo 3 GT
SoC Unisoc T8300 5G Unisoc T9100 5G
メモリ 8GB 12GB
容量 非公表 256GB
ディスプレイ 6.8インチ、最大120Hz 6.8インチ、有機EL、1,080×2,392、最大120Hz
アウトカメラ 5,000万画素(メイン)
200万画素(深度)
デュアルカメラ
インカメラ 1,600万画素 非公表
バッテリー 6000mAh
33W
バイパス給電対応
6,000mAh
80W
バイパス給電対応
サイズ 非公表 非公表
重量 非公表 非公表
対応バンド 非公表 非公表
OS 非公表
備考 LRトリガーボタン

スペック表に関する免責事項

nubia Neo 3 / nubia Neo 3 GTのデザイン

▼nubiaのNeoシリーズと言えばこの特徴的な背面デザイン!カメラバンプの横には鳥の眼のような装飾が施されています。眼の周りにはRGBライトが搭載されており、光らせて楽しめます。Neo 3 GTはMini LEDも搭載。↓

▼側面には2つのショルダートリガーが搭載されていて、ゲームプレイ時に操作を割り当てることができます。↓

▼nubia Neo 3はブラック、ホワイト、イエローの3色。↓

▼nubia Neo 3 GTはブラック、イエローの2色。↓

nubia Neo 3 / nubia Neo 3 GTの性能・パフォーマンス

nubia Neo 3に搭載されているUnisoc T8300 5Gはつい先日発表されたSoCで、Unisoc公式によるとAntutu総合スコアは51万点ほど。メモリは8GB(+12GBの仮想メモリに対応)。

nubia Neo 3 GTに搭載されているSoCはUnisoc T9100 5G。T9100はT820のリネームと言われています。そうなるとAntutuスコアは53万点ほど。メモリは12GB(+12GBの仮想メモリに対応)。

UnisocがSoCの命名規則の変更とリネームをした影響で非常にわかりにくくなってしまいましたが、一応こんな感じ。

  • T9000番代=旧T800番代(例:T9100=旧T820)
  • T8000番代=旧T700番代(例:T8200=旧T765)
  • T7000番代=旧T600番代(例:T7255=旧T616、T7200=T606)

どちらもAntutuスコアは50万強ですので、SNSやブラウジングなどは不満問題なく動きます。ただ、GTを名乗ってはいるものの、ゲーム性能は物足りないかな。3Dゲームは最低画質でやっとプレイできるレベル、2Dゲームなら問題ないと思いますが。気になる方はT820(T9100)搭載のBlackview SHARK 9の実機レビューがあるので参考にしてみてください。

▼以下は2025年現在、AnTuTuベンチマークスコアがどれくらいの動作・操作感を示すかの目安です。本端末の性能がどの性能帯に相当するか確認が出来ます。↓
AnTuTuスコア動作・操作感
総合スコア:約150万点以上
GPUスコア:約60万点以上
ヌルヌル、動作に不満なし
総合スコア:約100万点〜150万点
GPUスコア:約35万点〜60万点
重いゲームもなんとか
総合スコア:約50万点〜100万点
GPUスコア:約15万点〜35万点
軽いゲームくらいなら
総合スコア:約25万点〜50万点
GPUスコア:約5万点〜15万点
必要最低限
総合スコア:約25万点以下
GPUスコア:約5万点以下
サブ端末向き
▼ガルマックスでは色々なスマホのAnTuTuベンチマークがデータベース化されています。ユーザさんからもスクリーンショットを募集しているのでよろしければどうぞ。↓
スマホの実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ

ちなみに、先代のnubia Neo 2 5GのSoCもT820、つまりSoC性能は先代と据え置き、マジかよ笑

nubia Neo 3 / nubia Neo 3 GTのディスプレイ

ディスプレイはどちらも6.8インチで、リフレッシュレートは最大120Hz。

Neo 3 GTのディスプレイ解像度は1,080×2,392ですので、格別高くはありませんが、気にならないほどだと思います。

▼画面輝度はNeo 3が1000nits、Neo 3 GTが1300nitsです。Neo 3 GTは1200Hzのインスタントタッチサンプリングレートに対応しています。↓

nubia Neo 3 / nubia Neo 3 GTのスピーカー

▼デュアルスピーカー搭載。DTS:X Ultraに対応しているようです。↓

nubia Neo 3 / nubia Neo 3 GTのカメラ

nubia Neo 3が50MP+2MPのデュアルカメラ構成。とはいっても2MPのほうは深度センサーなので実質シングルカメラです。インカメは16MP。どちらも最低限というところでしょうか。

nubia Neo 3 GTのカメラスペックは現段階で非公表なので、詳しくはわかりませんが、Isa Marcial Globalによるとデュアルカメラ構成でメインカメラは50MPのようです。

nubia Neo 3 / nubia Neo 3 GTのバッテリー

バッテリーはどちらも6,000mAh搭載。

Neo 3が33W、Neo 3 GTが80Wの急速充電に対応しています。低価格端末で80W対応は嬉しい!

また、どちらもバイパス給電(バッテリーではなく本体に直接電力を給電する方法)に対応しており、充電しながらゲームをプレイしてもバッテリーの劣化を抑えることができます。

nubia Neo 3 / nubia Neo 3 GTの機能

独自機能はnubiaなだけあってしっかりしています。

ゲームスペース

▼ゲームを快適にプレイするツールや設定がまとまっている。ユーザーのゲームプレイを学習し、最適なキー配置を算出してくれたりもするそう。↓

AIトリガー

▼ゲーム内で繰り返し行われる動作をAIが自動で行ってくれるらしい。マクロツール的なものかな?↓

ゲームによっては規約違反になるものもあると思うので利用時には注意が必要。

ぼっちプレイでも寂しくない

▼特定ゲームにおいて、リマインダーを出してくれたり、勝利時は祝って敗北時は慰めてくれたりする謎のキャラクターを搭載しているらしい。ぼっちプレイのあなたでももう寂しくな…虚しいよ笑↓

ライブアイランド搭載

▼どこのメーカーもこぞって導入しているダイナミックな通知領域を本機もしっかり搭載。↓

オプションのコントローラーもあり

▼オプションのコントローラーを装着すれば携帯型ゲーム機のようにプレイすることも可能。↓

▼こういったコントローラーを使いたい方にはGameSir Xシリーズがおすすめ。Android/iOSどちらでも使えてアプリをインストールすればコントローラー非対応のゲームにも操作を割り当て可能です。Bluetooth版もあるよ。↓

(というか…色が違うだけで中身これじゃね…?笑)

nubia Neo 3 / nubia Neo 3 GTまとめ

nubia Neo 3 / nubia Neo 3 GTの発売日は記事執筆時点では不明ですが、価格は以下の通り。

  • nubia Neo 3 メモリ8GB:249ユーロ(約4万円)
  • nubia Neo 3 GT メモリ12GB:299ユーロ(約4.8万円)

バッテリー、充電速度、ソフトウェア、見た目となかなかに魅力的なスマホなんですが…SoC性能がかなり足を引っ張っているので、そこをもうちょっと頑張ってほしい。流石に4,5万円でAntutu50万点じゃゲーミングスマホと言うには厳しいです。

費用を抑えつつゲームをガンガンしたい方は、nubia Neo 3 GTと同価格でAntutuスコアが3倍以上のPOCO X7 Proが日本市場で購入できますので、そちらをおすすめします。

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