Galaxy Harajukuで「Galaxy Z Fold7」を触ってきたので実機レポ!超薄型で軽くて感動!しかし欠点も感じられる
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折りたたみが重たいという時代が終わりました。
柳生です。Galaxy Harajuku実店舗にて、発表されたてのGalaxy Z Fold7が展示されていたので実機を触ってきましたよ!軽く触った程度ながら先代モデルからの進化を感じられるクオリティでした。
■Galaxy Z Fold7■
初出時価格→265,750円(12+256GB)
初出時価格→283,750円(12+512GB)
初出時価格→329,320円(16+1TB)
▼docomo↓
▼ソフトバンク:266,400円↓
▼au↓
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Galaxy Z Fold7とは?
折りたたみスマホの先駆け的存在なGalaxy Z Foldシリーズ。現時点では第7世代まで発表されていますが、その最新モデルがとにかくこれまでのモデルから薄くて軽いのなんのっていう評判があるんですよ。
軽くおさらいするとGalaxy Z Fold7はSnapdragon 8 Eliteを搭載、メイン8インチ、カバー6.5インチの大画面有機ELで、カメラは2億画素をメインとしたトリプル構成になっていたり。
そして厚みは閉じたら8.9mmと標準よりちと厚めですが、開けばたったの4.2mmと超薄型に変貌。重さも215gと、ちょい重いスマホ1台分にまとめられているんですよ(先代Z Fold6は240gほどだった)。
▼Galaxy Z Fold7についてのスペック詳細はこちらからどうぞ、今回の記事では実機を触った所感とメリット、デメリットをまとめています。↓
実機を触ってきたんでインプレしてく
ここから本題。実機を実際に触った写真と所感を記していきます。
カラーは3色
▼まずカラバリ。シルバーとホワイト、ネイビーブルーがおいてありました。デザイン的には「雪国の信号機」みたいなカメラデザインが特徴的!↓
▼個人的にネイビーブルーがいっちゃん好き。マットによる上質な手触りと、普段はおとなしめな藍色なのに光により明滅するような質感は非常に美しい。↓
▼先代Z Fold6と比べると、カメラ部分が違っています。Fold7はカメラのそれぞれのリングが強調されているのですが、先代では黒いリングになっているのでそこで見分けが付きます。↓
▼ヒンジ部分にはおなじみSAMSUNGロゴ。そしてヒンジ部分にもしっかりカラーとマット加工。細かく作り込まれててたまらんぜ。↓
▼あと画面周辺部分のは別の素材らしく、黒色固定でした。ベゼルは狭く幅もほぼ均一で美しい。↓
先代より薄くなっ!そしてカメラは出っ張った
▼そしてこの薄み!普通のスマホや大画面タブレットよりもすんげえ薄いです。↓
▼薄さに関しては先代モデルをみれば一目瞭然でしょう。↓
▼折りたたみ状態でも「普通のスマホよりわずかに厚いかな?」ぐらいに止められており、ヒンジ部分の空白もありません。マジで完成度高められてる、ということをひしひしと感じられました。↓
▼ただしその代償か、カメラ部分の厚みが増しています。土台とカメラのレンズが二弾に出っ張っているのは先代からそうだったんだけど、本機ではさらにその下になんか積み重なっている感じ。引っかかりもヤバそうです。↓
▼こちらが先代モデル。カメラの出っ張り増してるのがよくわかる。↓
重さも214gという軽さが非常に快適さを増していました。
開けばデカい画面なのでなおさら軽さを感じられる。閉じてやっと普通のスマホって感じなんで、Foldモデルの中でもやはり軽さと薄さを求めるならこいつ一択になるでしょう。
画面の折り目は気にならんけどパンチホールが復活
▼ディスプレイはさすがSamsung製。非常にパリッとしたカラーリングで明るさも抜群に出ており目が覚めるような美しさ。でも右上のパンチホールが邪魔になっちゃってる。↓
▼先代モデルではインカメラが画面の下に埋め込まれているタイプだったのである程度は気にならなかったんだけど、今回のモデルは薄型化の弊害なのかまんまパンチホールになってます。↓
▼とはいえ先代モデルも正面からはぼやっと見える程度のパンチホールはあるって感じられるんで、あえて割り切ってしまっても良かったのかもしれませんね。でも位置はいい加減右端に追いやってほしかった。↓
▼画面の折り目に関しては「反射させれば見える」ぐらいなので、ふつうに触っているぶんには気にならんかったです。↓
あとヒンジは結構固く、開閉するときはそれなりに力がいる。薄いからつかめる幅も狭く、なれるまではちと苦労しそうな予感でした。
まぁヒンジって使い込めばそこそこゆるく動いてくれるようになるとは思うんで、これが問題かどうかはわからんのですが……でもなれないうちに無理に力こめて壊すと泣けるんだよね。
▼カメラのUIはこんな感じ。右手側にシャッター、左手側にズームボタンと分かれています。ズームを頻繁に変えたい筆者にとってはボタンが離れちゃってるのが扱いにくく感じた。↓
▼あとタブレットと同じようにタスクバーに対応しています(カバー画面だと出てこない)。こいつをドラッグ・アンド・ドロップで画面分割起動とかフローティング起動も出来るんで便利でオススメ。↓
画面比率にクセがある。音質はまずまず
▼Galaxy Z Fold7は実質タブレットとスマホを切り替えられるような1台なんですが、画面比率がネックになってきます。Youtube画面はこんな感じで、縦画面だとスマホと同じレイアウトになってしまうんですよ。↓
▼またフルスクリーンだと16:9動画の黒帯、およびパンチホールのせいで没入感もクソもありません。昔のゲームの動画とか昔のアニメのような4:3比率ならマシにはなってきますが、画面いっぱいに表示ができない点においては16:10が主流なタブレットにはまだまだ負ける。↓
▼ちなみに横倒しだとこんなUIになります。まぁ普通のスマホの全画面+情報表示が両立できるって思えばこのスタイルがいいのかもしれない。↓
▼画面分割で他のアプリを立ち上げながら流すなんて使い方はいいですね。スマホ2台並べてるみたいな感じになってスマートですから‥↓
▼カバー画面だったらこんな感じ。四角い形状とベゼルのおかげで昔のXperia思い出すなあ。↓
あと音質なんですが、思ったほど良くはないのが本音。ディテール細かく聞こえるのはいいんだけど、低音域が足りない印象。やっぱ薄型化が響いてるんかな‥。
薄さと軽さで魅力は増したが、デメリットの理解も必要に
Galaxy Z Fold7の価格は以下の通り。
- メモリ12GB+容量256GB:265,750円
- メモリ12GB+容量512GB:283,750円
- メモリ16GB+容量1TB:329,320円
やはり折りたたみらしく価格はとんでもなく高価。折りたたみという特殊な属性を抜きにしても、全スマホ最高レベルであることには違いありません。
ただこのモデルはフォルダブルスマホのデメリットだった厚みと重さをクリアーした貴重な1台。
反面、パンチホールが復活したこと、音質が価格に見合わないこと、バッテリー容量が4,400mAhと小さい、そしてSペンも非対応になっているというデメリットも理解しておかないと、高級故に痛い目を見るので、実機を触ってから検討したほうがいいでしょう。
個人的にはこれまでのモデルよりも十分アリになった印象です。やっと普通のスマホらしい重さと厚みになって、やろうと思えば大画面で操作もできて、超ハイエンドで快適に操作でき、そして普通はまず見かけないような激レアという所有満足度のオマケ付き。人様に自慢もできる1台‥。
メチャクソ高いけど、サイズがネックになってた方にとっては救世主的存在。要注目です。
■Galaxy Z Fold7■
初出時価格→265,750円(12+256GB)
初出時価格→283,750円(12+512GB)
初出時価格→329,320円(16+1TB)
▼docomo↓
▼ソフトバンク:266,400円↓
▼au↓
■メルカリで中古相場を調べる!■