日本初上陸、デュアルドライバー搭載BTイヤホン「Rademax LEO」の先行レビュー
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クラウドファンディングサイト”GREEN FUNDING”にて華々しく登場した日本初上陸となるデュアルドライバー搭載Bluetoothイヤホン「Rademax LEO」。
クラファン登場から僅か5時間で目標額に達する注目度の高さから気になっているユーザーも多いんじゃないでしょうか。
ガルマックスではRademax LEOのサンプル機を入手したのでひと足お先にガッツリ使って先行レビューをお届けします!
▼公式動画もアップされているので宜しければ御覧ください!↓
※本記事の製品はサンプル品のため製品版では変更となる場合があります。予めご了承下さい。
目次をクリックすると各項目へ移動します
Rademax LEOの支援先や支援額
Rademax LEOは前述通りGREEN FUNDINGで支援を募っている段階の製品。目標額30万円に対し記事公開時点では210万円もの支援が集まりプロジェクトはすでに達成済みです。
クラファン製品では早期に支援して下さった方々に特別な割引を提供することが通例となってまして、Rademax LEOもまた、早期支援では一般購入よりもお得に製品を手に取ることができるようになっています。
記事公開時点では、支援可能日数は残り約1ヶ月。この期間に支援を行うと以下の早期支援割引が有効となるので、魅力的に感じる方は早期の支援がお得でオススメ!
- 通常価格12,980円が20%オフの10,384円/執筆時点で残り244個
なお、残数がなくると次点の割引特典(15%オフ)に切り替わるので、欲しい方は20%割引で手に入る段階で支援しておこう!支援先は以下!
Rademax LEOの特徴やスペックをピックアップ
Rademax LEOはどのようなBluetoothイヤホンなのだろう。特徴となる部分をピックアップ。
- 高音と低音を高次元で融合するデュアルドライバー仕様
- QualcommのQCC3020を搭載
- AAC・apt-Xのミドルレンジコーデックに対応
- 充電ケースはワイヤレス充電に対応
- TWS仕様で完全独立型なので片側のみでも利用可
- IPX6の防水仕様
デュアルドライバーってあまり聞くことが無いんですが、Rademax LEOは高音域と低音域を分けて表現できるタイプ。これはもはやハードウェアチートと言っていいくらいの幅広い音を表現できるんですよ。サウンドチェックが楽しみでワクワクしてきた。
スペックはこんな感じ
- Bluetoothバージョン:5.0
- Bluetoothプロファイル:HFP, HSP, AVRCP, A2DP
- 対応コーデック:SBC, AAC, apt-X
- Bluetooth Audio SoC:Qualcomm QCC3020
- イヤホンタイプ:カナル型
- ドライバー:φ6mmダイナミック型 (デュアルドライバー)
- スピーカー周波数:20-20KHz
- インピーダンス:16Ω
- 音圧レベル:100db±3db
- 定格電力:2mw
- マイク周波数:100-8000Hz
- マイク感度:-42db±3db
- マイク機能:CVC8.0ノイズキャンセリング付き
- イヤホン電池容量:45mAh
- イヤホン充電時間:約1-2時間
- 音楽再生時間:約6時間
- 通話時間:約4時間
- ケース電池容量:500mAh
- ケース充電時間:約2時間
- ケース→イヤホン フル充電可能回数:3-4回
- 通信可能距離:≥15m
- 作動温度:0~45℃
- サイズ(イヤホン):44.3×15.5×29.7(mm)
- サイズ(ケース):51.6×40.6×54.5(mm)
- 重量(イヤホン):5.04g
- 重量(ケース):52.82g
- 付属品:充電用ケーブル(Micro USB)、イヤーチップ×4ペア(XS/S/M/L)、低反発ウ
- タン製イヤーチップ×3ペア(S/M/L)、イヤーフック×3ペア(S/M/L)、取扱説明書
ちなみに技適は2019年9月に取得予定です。
Rademax LEOを試す。デュアルドライバーの実力や使い勝手をチェック
▼サンプルとして届いた製品はRademax LEO、充電ケース、イヤーピース、イヤーフック、充電用ケーブルなどが入ってました…ってイヤーピースやフックの数が凄い!↓
低反発タイプのイヤーチップで最高の遮音性を実現
Rademax LEOに付属するイヤーピースの多さに驚いたんですが、3種類は一般的なラバー製のイヤーチップでS/M/L(Mは装着済み)で、残る3種類は低反発ウレタンを使ったピースです。
▼低反発タイプのピースは是非使ってほしいですね。密着度が高く遮音性がグッと向上し、より一層の没入感を得られます。こんな感じに潰してもゆっくり形状が戻るので耳穴にこれでもかと密着してくれます。↓
イヤーフックで強力に固定。但し、ケースへの収納不可
Rademax LEOはイヤーチップだけでなくイヤーフックも3サイズ付属しています。
より高い固定力が欲しければイヤーフックを利用することで耳の内側に引っ掛けて固定でき、激しい運動やランニングでも落下リスクを大きく軽減できるのが魅力。実際にイヤーフックを取り付けて使ってみたんですが、安心感はやはりイヤーフックを利用したほうが明らかに高いです。
▼が、イヤーフック利用時はケースにそのまま収納できないんです。という訳で、イヤーフックは”ここぞ!”というシーンでの利用がオススメ。↓
スリムで高品質「ケース」はイヤホンも取り出しやすい
Rademax LEOを収納する充電ケースはスリムタイプ。これにRademax LEOを収納することでケースに内蔵されているバッテリーからイヤホンを3〜4回ほど充電可能です。。
▼サイズ感はこんなもん。スリムな形状と丸みを帯びたデザインでポケットなどにもスルリと放り込むことができて扱いやすいですね。↓
▼前面には4段階のバッテリーインジケータを搭載。ケースバッテリーの残量のほか、イヤホンの充電状況なんかも確認できるようになってます。↓
▼背面は充電用のMicroUSB端子を搭載。端子部分にはキャップがなく防水仕様じゃ無いので水濡れ注意っす。↓
▼蓋は高価格帯モデルのように開閉感覚が実にお上品。スッと開き蓋は固定され、閉じるときもパチっと閉じて磁石でしっかり固定されます。↓
▼特筆すべき点はイヤホンの取り出しやすさ。完全独立型のイヤホンはケースから取り出しにくい製品も多いんですが、Rademax LEOは指でつまんで取り出すことができ、Bluetooth完全独立型イヤホンの中ではトップレベルの取り出しやすさ。こういう細かい点って重要なんですよ。取り出しにくいってだけで僕使わなくなっちゃうんで。↓
イヤホンのデザインはカッコいいがデカイ。音質とトレードオフ
Rademax LEOの形状はAirPodsに似た形状ですが、Bluetoothイヤホンの中では大型な部類ですね。デザインはデュアルドライバーが確認できるクリア素材を活用しており見た目はガジェット感が溢れカッコいい!
▼この形状はドライバー部分と基盤部分を分離することができるので、薄型ではあるのですが、デュアルドライバーを搭載するRademax LEOはシングルドライバーモデルと比較して大きいです。↓
▼見た目のインパクトは大きいんですが、重量はMサイズのイヤーピースを含んで片側5gと重量的には重く無いのは救い。↓
AACやapt-Xに対応しているので音の遅延も少ない
Rademax LEOはベースコーデックのSBC以外にミドルレンジ帯となるBluetoothコーデック「AAC」「apt-X」に対応しております。ミドルレンジと言えどもCDくらいの音質は飛ばせて音の遅延もとっても小さいのが特徴。
iPhoneならAAC、Androidなら多くの製品がapt-Xに対応しているので幅広いスマートフォンでミドルレンジコーデックが利用できるんですけど、Bluetoothコーデックは双方の機器が同一コーデックに対応していないとダメってルールがあるので注意。
Bluetoothサウンド機器は「接続出来ない」って事態を防ぐために全てのデバイスがベースコーデックとなるSBCに対応してます。じゃないと、買っても接続出来なかった!ということが起こってしまうんで、とりあえずどのデバイスでも利用できるようにSBCは全て対応しているってわけです。
で、例えばスマートフォンがapt-XやAACに対応していない場合、SBCよりも高音質で低遅延なコーデックにRademax LEOが対応しているにも関わらず、SBC接続となり宝の持ち腐れ状態に。自身の利用しているスマートフォンなりタブレットなりPCなりがどのコーデックに対応しているか取扱説明書などを参照して確認しておこう。
音の遅延具合ですが、Androidでは動画視聴でも演者の口の動きと声のズレは気にならないレベル。一方でiPhone XSの場合はYouTube動画だとやや遅延が気になった。Amazonプライムビデオだと音の遅延は非常に小さくなったのでRademax LEOが原因では無いですね。アプリの仕様による遅延の可能性がとっても高いです。一応、iPhoneで利用しようと考えている方は参考にしといて下さい!
接続性は良好。10Mでの接続テストも問題なし
Rademax LEOはBluetooth 5.0を採用することで途切れにくいことが特徴。
ガルマックスではBluetoothイヤホンの接続安定性検証時に恐怖の10Mテスト(見通しが悪く2枚の扉が閉まっている状態でのテスト)を行っているんですが、Rademax LEOは全く問題なし。非常に安定的な接続を維持できていました。
雨に濡れても壊れない防水性能だけれどシャワーはやめたほうが良い
Rademax LEOの防水性能はIPX6等級で、運動時の汗、雨ていどの水分なら問題ない等級。ガルマックスでも雨を想定して水をかけてみましたが、このくらいなら今のところ問題が起こることはなく快調に動いてます。
しかしながら防水といっても完全防水のIPX8ではないのでシャワーなど強い水圧の当たる場所での利用は控えたほうが良いですね。
音質・・・ヤベェ。。。ヨダレ出てきた
デュアルドライバーはチート級のサウンド!!!!
Rademax LEOは最近話題となっているデュアルドライバーを搭載。一般的にドライバーはシングルで低音域から高音域まで幅広い音域をカバーするんですが、Rademax LEOはデュアルドライバーでより「高音」から「低音」までパワフルかつ繊細な表現力を実現しています。まさにハードウェアチート。
こりゃシングルドライバーとは次元が違うんで比べちゃダメですね。この音質味わうとシングルドライバー製品に戻れないかも・・・と思ってしまうほどです。
こういうのは全く同じ音源で確認したほうがいいんで、いつもテストで利用する音源を利用したところ・・・コイツはヤベェ。圧倒的な臨場感。カツーンと伸びる高音域、ドカンと鳴る低音でデュアルドライバーらしいパワフルな音質は病みつき。
かと言って繊細な音が表現できないのかと言われると、しっかり表現できているんですよね。これは少々筐体がデカくても音質求めるならアタリ。凄いよ6mmデュアルドライバー。
通話相手が気付かないほど通話品質が良かった
Rademax LEOを利用中に電話がかかってきたんでそのまま通話したんですが、通話品質もとっても良かったです。
電話頂いたのはお仕事の取引先だったんですが、ある程度話をしたあとに「実はいまクラファン中の最新Bluetoothイヤホンで通話してるんですよ」と打ち明けると「え!全然気が付かなかった!音質良いね!」とのこと。
通話品質も全く問題ないんであらゆるシーンで利用できそうですね!相手の声もクリアに聞こえるのでとっても聞き取りやすかったですよ!
あと、片耳でも利用できるので、運転中の通話用イヤホンとして活用できるのも嬉しいポイントですね!
ポンっとワイヤレス充電台に置いて充電できるのは超楽ちん
Rademax LEOは充電ケースにMicroUSBケーブルを接続して有線でも充電できるんですが、なんと、ワイヤレス充電にも対応。
▼こんな感じにポーンと充電台に置くだけで充電できるのはとっても便利。僕はスマートフォンもワイヤレス充電に対応しているんで、こんな感じに並べて充電してます。↓
わざわざケーブルを差し込む必要がなく、寝室などに置いたワイヤレス充電台に置いとくだけで充電してくれるのですごくスマート。
Rademax LEOのワイヤレス充電ユニットは底部に搭載されているので、上記の写真のように立てた状態でのみ充電が可能です。寝かせると充電できないので注意ですよ!
売り上げランキング: 25,883
Rademax LEOまとめ|ワンランクどころかぶっ飛んでいるBluetoothイヤホン
僕、Bluetoothイヤホン大好きで、もちろんRademax LEO以外にデュアルドライバーを搭載した製品もレビューしたりしてます。やはり、デュアルドライバーモデルは音質の次元が変わるのが面白いですね。
次元が変わるって文字では伝わりにくいんですが、例えば、モノラルスピーカーからステレオスピーカーで音質が劇的に変わったり、カーステレオにウーファー付けて低音の音質が変わったり、ツイーター付けて高音域の音質が変わったりなど、これと似た類の劇的な音の変化を体験出来るってことなんです。
オススメの楽しみ方はRademax LEOを耳に装着し、いつも聞いている音源を最小音源で流し、少しずつ音量をあげていく方法。徐々に表現力豊かなデュアルドライバーの実力がダイレクトに耳に飛び込み、気がつけば圧倒的な音圧・音質に包み込まれヨダレが出てるはず。
今のBluetoothイヤホンで満足されている方も、もっと迫力・音圧・音質を求めている方も、Rademax LEOなら「次の次元の音」を体感できるので是非検討してみて下さい。
クラウドファンディングサイトGREEN FUNDINGでは記事公開時点で支援可能な残日数が1ヶ月ほどです。早期支援なら早期割引特典で手に入るのですが、すでに複数の割引はクローズとなり徐々に割引率が下がり始めているので早めの支援をオススメします。
支援先は以下からどうぞ