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Windows10とAndroidが使える変態タブレット「Teclast X98 Plus II」レビュー

Teclast X98 Plus IIはWindows10もAndroidも使えるタブレット

どうも、ガルマックスの猶木(ナオキ)です。

GEARBESTさんから9.7インチタブレット「Teclast X98 Plus II」を頂いたのですが、紛れも無く変態タブレットです。

暫く使ってみましたが、中華タブレットらしいコストパフォーマンスに優れた良いタブレットでした。お値段を先に伝えておくと執筆時レートで17,958

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Teclast X98 Plus IIの性能

スマートフォンだとミドルスペックが手に入る位の価格帯ですが、驚くほどに高性能。

項目スペック
OSWindows 10 HOME
Android5.1.1
SoCIntel Atom
Cherry Trail Z8300
(1.44Ghz×4コア)
ブースト時1.84Ghz
メモリ4GB
保存容量64GB
液晶9.7型QXGA(IPS)
解像度:2048×1536
カメラ背面:200万画素
前面:200万画素
バッテリー8000mAh
2.5A急速充電対応
サイズ23.98 x 17.60 x 0.80 cm

568g
カラーホワイト
備考Wi-Fi
802.11b/g/n

Bluetooth
4.0

USBホスト機能利用可能

MicroSDスロット搭載(128GB迄対応)

価格本体:約18,000円
カバー:約750円
BTキーボード:約1,300円

購入時のレートにより変動します。

OSにはWindow10とAndroid5.1.1を搭載している完全に変態仕様。

Window10はモバイル向けのWindow10mobileではなく、フルスペックのWindow10Homeでソフトウェアのインストールから様々な周辺機器の接続までもちろん可能。もうなんでもあり。

SoCには最新型のAtomプロセッサー「Atom Cherry Trail Z8300(1.44Ghz×4/ブースト時1.84Ghz)」を搭載しており、製品価格からするととんでもなくパワフルなSoCを採用している。

メモリは大容量の4GBを搭載しているので、Window10利用時でもかなりサックサク。

保存容量に関しては64GBを搭載していますが、Window10とAndroidのシステムが入っているので、実際の保存領域はWindow側で約24GB、Android側で約11GBとなっていますが、MicroSDで128GBまで拡張可能なので無問題。

ちなみにWindow10もAndroidもマルチランゲージなので、日本語に切り替えて使えます。

Teclast X98 Plus IIの同梱物と外観チェック。

▼外箱にはインテルのロゴが誇らしく印字されています。↓

Teclast X98 Plus IIの外装にはしっかりとインテルの文字が入っています

▼本体、説明書、充電ケーブル、MicroUSBケーブル、USBからMicroUSBに変換するケーブルが入ってました。↓

充電器が付属していないので、スマホなどの充電器で充電しましょう

▼本体背面はグレー。背面に書いている印字を確認すると、充電は最大2.5Aまで対応と記載されており急速充電が可能となってます。↓

表はホワイトで背面がグレーのツートンカラー

▼上部には各種端子が集約。↓

一箇所に端子類が纏まっているので使いやすい

▼電源ボタンと音量ボタンは画面向かって右側に配置。↓

電源ボタンと音量ボタンは本体の右サイド上部

▼今回、Teclast X98 Plus II専用の保護カバーも頂きました。背面が透けるクリアタイプのもので、液晶に触れる部分はフェルト生地の様な素材でかなり高品質。↓

Teclast X98 Plus II専用の保護カバーも売っているので、本体を購入する場合はオススメ

▼専用品ですので、スピーカー位置も端子部分も隠れません。↓

Teclast X98 Plus II専用カバーなので、スペーカー穴や端子が隠れることはありません

▼カバーはスタンド機能も兼ねています。↓

カバーのフタ側が3つ折りに出来るようになっているので、スタンドに変形します

▼Bluetooth接続可能なキーボードも頂いたのですが、MicroUSBで充電が可能ですので、Teclast X98 Plus IIと接続して充電しながら利用可能。バッテリー切れの心配もなし。↓

キーボードは少し小ぶり

▼キーボードはペラッペラのキーではなく、クリック感がのある浮石タイプのキーボード。↓

キーはしっかりとクリック感あり

Teclast X98 Plus IIはUSBホスト機能が使えます。

Teclast X98 Plus IIはUSBホスト機能が使えるので、USBマウスやキーボード、コントローラーに外付けストレージなどが使えるので安心。

▼Teclast X98 Plus IIでAndroid利用時にUSB変換ケーブルを使って赤外線マウスを接続しましたがしっかり認識してました。↓

USBホスト機能が使えるので、様々なUSB機器を利用できます

Teclast X98 Plus IIは充電しながらUSBが利用できる。

MicroUSBが充電端子も兼ねているタブレットでは、充電しながらUSBが利用できないので使い勝手が悪いのですが、Teclast X98 Plus IIは専用の充電端子を備えているので、充電しながらUSB機器が利用できます。

例えば、Androidのゲームでコントローラー対応のアプリで遊ぶ場合、充電しながらコントローラーも利用できるので長時間プレイが可能。

▼充電ケーブルはUSB形状となっているので、モバイルバッテリーなどでも使えます。↓

充電ケーブルは専用品となっているので、充電中はUSB機器が使えないということもなし

Teclast X98 Plus IIを持ち出す時に、わざわざ専用の充電ケーブルを持ち歩くのって面倒くさいなと思っていたのですが、搭載しているMicroUSB端子にモバイルバッテリーを繋いだところ、MicroUSB経由でも充電できました。

これ、かなり使い勝手良いですよ。

Teclast X98 Plus IIの液晶はフルHDを超えている。

スペック表にも書いているので、お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、Teclast X98 Plus IIはフルHD(1920×1080)を超えるQXGA解像度(2048×1536)の非常に高精細な液晶を搭載しています。

IPS液晶となっており、視野角も発色も良いので写真などがとっても綺麗。

液晶がかなり綺麗なので、私は一眼レフで撮影した写真を現地で確認する為にも利用してます。

Teclast X98 Plus IIはWindow10とAndroidの切り替えが楽ちん。

気になるWindow10とAndroidの切り替えですが、電源が落ちている状態から起動した場合は、どちらで起動するか選択する感じ。

どちらかのOSが起動している状態だと、Window10を利用中でも、Androidを利用中でも専用のソフトでOSを切り替え可能となってます。

但し、OSの起動はどちらか一方ですので、OS間を行ったり来たりは出来ません。

切り替えると再起動となってOSが切り替わる仕組みです。

▼AndroidからWindowへ切替えている様子。↓

本体が起動中はWindows10、Android双方で簡単にOSの切り替えが可能

Teclast X98 Plus IIの実機性能は一昔前のハイエンド端末と同じくらい。

今回はAndroidでAnTuTuで性能を測定してみました。

▼AnTuTuでは59470点で一昔前のハイエンド端末と同じくらい。少し前に3万円程度で購入したP9liteというスマートフォンでスコア52000点を叩きだして「価格に対して凄く高性能!」と興奮していましたが、約半額のTeclast X98 Plus IIでスコアを越しちゃいました。かなーりコスパの良いタブレット。↓

一昔前のハイエンド端末と同等の性能

Window10が利用できるので、使い勝手が良い。

モバイル向けのSoCを搭載しているので、Androidでは非常に軽快な動作が可能ですが、フルスペックのWindow10では、処理能力が必要なエンコードなどでは不向き。

ただ、Office関係はかなり使える。ってかWindowなんでメインパソコンと何ら変わらず使えますし、WEB閲覧、メール、動画観賞、標準フォトアプリでの加工など、エンコード以外なら問題なく使えるレベル。

Teclast X98 Plus IIのイマイチなポイント。

Teclast X98 Plus IIは非常にコスパの高いタブレットですが、もちろんイマイチなポイントあり。

センサー類が貧弱。

AnTuTuでセンサー類を確認したところ、ほぼサポートされていません。

例えば、端末の傾きを検知するようなアプリでは、Teclast X98 Plus IIを傾けてもセンサーが搭載されていないので反応しません。

傾きセンサーを利用するゲーム(例えば車のゲームで端末の傾きでステアリングを切る様なアプリなど)には向いていません。

▼センサーを使ったアプリなどには不向き↓

garumax-Teclast X98 Plus II-2

カメラが200万画素でカメラアプリもシンプル

メインと自撮り用のカメラが付いていますが、どちらも200万画素となっています。

カメラアプリも非常にシンプル。どれだけシンプルかというとAFすら使えない程にシンプルな内容となっているのでカメラはオマケです。

▼メインカメラで撮影しましたが、これ以上綺麗に撮れませんでした。折角高品質な液晶を搭載しているので、せめてメインカメラ位は頑張って欲しかったところ。↓

カメラはオマケなので期待しないほうが良いです

基本はAndroid、たま~にWindow10使ってます。

最近、パソコンでなければ出来ないことって少なくなってきましたもんね。

私の場合、普段は動作の軽いAndroidをメインに利用してますが、いつでもWindow10を利用できるので、どうしてもWindow10を利用しなくてはダメな状況下では非常に重宝してます。

9.7インチと大型ですが、Kindle Unlimitedで雑誌を読む場合は拡大しなくても良いので非常に使いやすい。液晶も綺麗なので文字もクッキリでかなり気に入ってます。

何より、コスパがかなり良いので、安くて高性能な10型位のタブレットが欲しい方は要チェックですよ!

GEARBESTは海外のネットショップさんなので、注文方法が良くわからない方は以下の記事もどうぞ。

▼本体は日本円で約18,000円。↓

▼専用カバーは日本円で約750円。↓

▼Bluetoothキーボードは日本円で約1,300円。↓

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