イオンスマホ徹底評価。実際に使って分かった利便性と安心感
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追記:イオンモバイルがサービス体制を変更。新イオンモバイルとして生まれ変わりました。本記事は旧イオンモバイルの記事です。現在は以下の体制で運用していますので、そちらを御覧ください。↓
【関連】新イオンモバイルの評価と評判。注意点はもちろんあるが魅力が上回る格安SIM。
イオンモバイルが展開する「イオンスマホ」
名前は聞いた事がある。という方も多いのではないでしょうか?
イオンスマホを実際使って「初めての格安スマホ」にピッタリだと感じたので、両親に勧めました。その理由や経緯も合わせてどうぞ。
2/7追記:イオンモバイルでのALCATEL Idol 02は在庫がなくなった為、完売御礼
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イオンスマホの特徴と注意点。
イオンスマホでは端末により格安SIMの業者が決まっているのが特徴で、端末と一体で提供される格安Simは「BIGLOBE SIM」「b-mobile」「So-net」の三種。
プランは「音声」+「データ通信」で、VAIO Phoneのみデータ通信量が1GB又は使い放題の2プラン構成。その他のスマートフォンはデータ容量1GB、6GB、12GBの3プラン構成とシンプル。
イオンスマホでは各MVNOの格安Simと直接契約するより安い料金や独自のプランが用意されていること。この部分はイオンスマホの独自性が強く現れている部分で、イオンスマホの特典とも言える。
例えば直接「BIGLOBE SIM」で6GBプランを契約した場合、音声通話付きで月額2150円。一方、イオンスマホのBIGLOBE SIMは同じプランで500円安い1,650円で利用が可能。格安Simの月間500円割引は非常に大きい額。
項目 | 1GB | 6GB | 12GB |
---|---|---|---|
BIGLOBE SIM | 1,400円 | 2,150円 | 3,400円 |
イオンスマホ (BIGLOBE SIM) | 1,350円 | 1,650円 | 2,980円 |
割引額 | 50円 | 500円 | 420円 |
イオンスマホのプラン料金で知っておくべき注意点。
イオンスマホでは先ほどお伝えしたように直接契約するよりも安い価格で利用できます。割引期間は24ヶ月の2年間。
2年後には高くなるのではありません。「BIGLOBE SIM」「b-mobile」「So-net」で提供する通常の価格に戻ります。単純にイオンスマホだと2年間お徳になるということ。
イオンスマホの本体価格が安くなった。
イオンでは端末価格の2重表示が出来ないので、安くなった値段しか分かりません。しかし、私はガルマックスで様々な格安スマホを取り扱っており、端末が安くなったことに直ぐ気が付きました。
例えば私の選んだ端末の1つは「ALCATEL Idol 02」で価格は9,980円。
この質感、性能で9,980円は破格。
それもそのはず。「ALCATEL Idol 02」は少し前まで3万円以上で売られていた端末です。
パッと値段だけ見ると「安くて性能はイマイチなのかな」という事も頭を過ぎりますが、端末価格が安くなることは、スマートフォンでは良くあることです。
昨日まで10万の端末が今日は半額。ということも現在のスマートフォン業界では特段珍しい事ではありません。
利用する側にとっては、単純に同じ物の購入コストが下がる。つまり、コストパフォーマンスの良い端末です。ですので、安かろう・悪かろうな物は紹介などしません。もっと良いものは溢れかえっている世の中です。
イオンスマホの注意すべき端末。
イオンスマホは2015年11月現在、6種類の端末を取扱っている。
注意すべき端末として挙げるなら「3Gスマートフォンのgeanee」
この端末は名称からも分かる通り、4Gに対応していないのでLTEの高速通信が出来ない。端末価格は4,980円と破格ですが、高速通信が利用できないので通話、メールなどしか使わないライトユーザー向け。動画などのデータ通信が多い使い方には不向きな端末です。
その他の機種に関して、処理性能はミドルスペック以上となっており、どの端末でも音声通話、WEB閲覧、メールやLINE、2Dなどのゲームなどの動作に不満はない。
「連絡手段」という部分だけで考えるなら「3Gスマートフォンのgeanee」でも問題無いです。
端末 | 基本性能 | 価格 (Simセット) | 特徴 |
---|---|---|---|
XPERIA J1 | ハイスペック | 57,800円 | イオンスマホのフラッグシップ端末。 高性能カメラ搭載。 おサイフ機能あり |
VAIO Phone | ミドルハイスペック | 51,000円 | イオンスマホで唯一 データ通信使い放題プランの 選択が可能。 |
KYOCERA S301 | ミドルスペック | 32,800円 | 防水、防塵に加え 落下に強い耐衝撃に対応 タフモデル。 |
FUJITSU ARROWS M01 | ミドルスペック | 32,800円 | 防塵防水対応 らくらくホンでお馴染みの富士通らしく シンプル操作表示も可能。 |
ALCATEL onetouch Idol02 完売 | ミドルスペック | 12,980円 | 元値3万以上の端末。 質感や作りも非常に良く コストパフォーマンスの高い端末。 イオンスマホでも人気 |
geanee 完売 | エントリースペック | 7,980円 | 圧倒的な低価格が魅力。 3Gしか対応していないので、 大容量データ通信を行う動画などは苦手。 連絡手段としてならあり。 |
それぞれ端末に特徴があるのでご自身に合った端末を選びましょう。
公式サイト:イオンスマホ
私が選んだ端末は、イオンスマホの中間性能の端末で、両親に持たせる事を前提に「ALCATEL Idol 02」を選択。別途レビュー記事を執筆中ですので、公開次第こちらに追記します。
12/5追記:ALCATEL IDOL 2 Sのレビュー記事を公開しました。
2/7追記:イオンモバイルでのALCATEL Idol 02は在庫がなくなった為、完売御礼
関連:実機レビュー。値下げで9,980円の格安スマホ「IDOL 2 S」が高コスパ。
「今の携帯代が高い」という両親にイオンスマホを勧めた。理由は安心感と利便性が高いから。
イオンスマホを勧めた最大の理由は「圧倒的な安さ」の魅力もさることながら「利便性の高さと安心感」がズバ抜けているから。以前よりサービス面や利便性の高さでイオンスマホは定評があり、その部分は今でも揺るいでいない。
ですので、「今の携帯代金が高い」と嘆く両親に初めての格安スマホなら「利便性や安心感」の高さからイオンスマホは最善の選択と考え勧めることにしたという訳です。
以下からイオンスマホを勧める決定打となった理由。
イオンスマホは「縛り」が無いのでいつでも解約出来る。
私の知る限り、正真正銘の「縛りなし」はイオンスマホ以外で知らない。
ドコモやau、ソフトバンクでは基本的に2年縛り。格安Simも音声通話プランに関しては期間の縛りであったり、MNP費用が高額であったり、条件は緩いが何かしら「縛り」が存在する。
しかし、イオンスマホでは「縛り」が全くない。たとえMNPでイオンスマホに乗り換えたとしても、気に入らなければ即座に解約が可能だ。
「やっぱり元のほうが良かった」という場合でも、期間の縛り、解約金が必要ないことは利用者にとって大きなメリットである。
例えば、イオンスマホで取扱っている「BIGLOBE SIM」「b-mobile」「So-net」の音声通話付き格安Simを単体で契約した場合、最低利用期間内に解約すると解約金が必要。
イオンスマホと一体での購入ではこれらの解約金が一切かからない。格安Simの通信品質は使ってみなければ分からないという側面もあるので、イオンモバイルでも思い切った体制を整えたのでしょう。賞賛すべきポイントです。
※縛りなしについて半信半疑でしたのでイオンモバイルに直接問い合わせて確認しました。
イオンスマホはトラブル時の「駆け込み寺」がある。
イオンスマホの魅力は全国にイオンスマホを取り扱う「実店舗(イオン)」が存在すること。
両親の携帯代金節約の為に格安スマホと格安Simの一体販売する業者を提案することは私にとって得意分野ですが、トラブルに遭った場合、「ちょっと助けて」と言われると困る。
なぜなら、実家と私の自宅は400km以上離れている。何かある度に往復800km以上を移動すると私はノビてしまうだろう。
そこで実店舗の展開数が業界でもトップクラスのイオンスマホを勧めた。
「駆け込み寺」があるのは、この上ない安心感があるといっても過言ではない。
ドコモやau、ソフトバンクの店舗数には及ばないが、イオンスマホも格安スマホ業界ではトップクラスの実店舗数を誇るので、初めての格安スマホとしてイオンスマホは選ぶに値する。
イオンスマホは「アフターサポート」が強力。
先ほどの「実店舗」という利便性に「強力なアフターサポート」が加わることで、「非常に高い安心感」を実感することができる。
まず、「端末故障時の迅速な対応」である。
端末により月額利用料が変動するが、月々250円~450円の利用料金で「安心保証」に加入できる。もし端末が「水濡れ」「故障」「破損」「落下」した場合などは、僅かな負担額で新端末と交換できる。しかも電話一本で自宅に届けてくれる。大手キャリアでの交換端末はリフレッシュ品だが、イオンスマホでは新端末ですので、一歩リードした保証内容となっている。
また、特筆すべき点は月額300円で利用できる「電話サポート」
スマートフォンの操作方法サポートは当然として、例えばLINE、地図、乗換案内などのアプリ操作までサポート対象だ。はっきり言って、LINEなどイオンスマホと全く関係ないアプリですが、そこまでサポートに徹するイオンモバイルは「利便性や安心感が高い」と評価される所以である。
上記2点の他に月額150円で利用できる「セキュリティー」
大手キャリアでもお馴染みのスマートフォンをリアルタイムでウィルスから守る機能に、動作が鈍くなる原因を排除するクリーナー機能、データ通信量を簡単に確認する機能を纏めた「セキュリティー」も安心感に貢献する。
単体で加入するよりも、3つのサービスをパックにした「イオンスマホ安心パック」は最大300円安いのでそちらの加入を勧めます。加入月と翌月の最大2ヶ月は無料。
必要なオプションは加入すべき。不要なオプションは無駄遣い。
大手キャリアで様々な「オプション」の加入を勧められた事は無いだろうか。例えば映画見放題だとか、音楽が聴き放題だとか、スマートフォンを扱う上で「必須ではないオプション」もあり、これらのオプションを加入することにより「割引」が適応されるなど、アコギなやり方だと感じる。
上記のオプションは私にとっては利便性や安心感が向上する「必要なオプション」ですので勧めます。
もちろん加入するかしないかの選択は私達利用者が決めることが出来る。強制ではない。加入していなくても月々の基本料金に変動はない。
イオンスマホの購入手続きは簡単。
イオンスマホの購入手続きは至ってシンプル。
端末が決まればカートに追加して購入手続き。
購入には配送先情報などを登録するために「イオンスクエア」の会員登録が必要です。未登録のままカートに追加して購入手続きに進んだ場合でも「イオンスクエア」の登録画面に移動します。
イオンスマホの支払い方法は「クレジットカード」「ときめきポイント」「ネットWAON」に対応。
イオンのクレジットカードであれば24回金利手数料無料の分割支払いも選択可能。
注意すべき点は、格安Simの利用料金支払いはクレジットカードが必要になります。これはイオンスマホに限らず、格安Simの契約にはクレジットカード支払いが主流ということをお伝えしておきます。
【あとがき】携帯料金を安くする体制は既に整っている。
2015年は「格安Sim元年」と呼ばれるほど、格安SIMの認知度が上がり、利用者も増え続けています。
もちろんその背景にはドコモやau、ソフトバンクなどの大手キャリアによる通信通話をあまり利用しない人が沢山利用するユーザーの肩代わりプランの展開、長期契約者よりも短期契約者の「乗りかえ組」が得をする不公平感が高まった事が原因です。
その為、総務省が「通信の利用料金を下げなさい」とドコモやau、ソフトバンクと会談しています。論点はライトユーザー/割引の見直し/MVNO促進
お気づきになられたかも知れませんが、総務省は通信費用の負担軽減に格安Sim(MVNO)を有効な手段と捉えています。
つまり、足りないのは促進です。すでに、利用料金を安くする体制は整っています。
今まで、格安Simや格安スマホは一部のITリテラシーの高い方が利用しているイメージが非常に強かったですが、イオンスマホは初めて格安Simと格安スマホを利用検討している方にとっては有効な選択又です。
私の両親は2人で月々14,000円程の利用料金を支払っていました。使い方は、必要な時の通話、メールやLINE、ネットで調べ物と使い方はライトユーザーです。
これが大多数の通話通信をあまり利用しない方の現状。高額な利用料金は沢山利用する方の肩代わりであったり、過度な乗りかえ割引のしわ寄せです。だから皆怒っているんですね。
現在は2人で6千円ほど。年間で約10万近い節約が可能となりました。
両親に今まで高い利用料金を支払い続けてき理由を尋ねると、格安Simについて「よく分からない」「不安」ということでした。
イオンスマホはスマホ代を安くしたいけど「分からない」「不安」という方に非常に相性が良い。
以下に簡単にまとめておきます。
- 実店舗数が多いので何かあったら駆け込める
- 単体で格安Simを契約するよりも安い
- アフターサポートが強力
- 最低利用期間、解約金、一切なし
- コストパフォーマンスの高い端末
公式サイト:イオンスマホ