Apple Watchの心電図、日本解禁。不規則な心拍の通知も対応。いつから使える?

日本では長らく利用できなかったApple Watchの心電図アプリですが、ようやく日本のApple Watchにも対応です。

Appleが日本のApple Watchで心電図アプリ対応を発表

Apple Watchは随分と前から心電図アプリに対応していましたが、日本では医療機器としての認定が必要だったのでなかなか対応せず。待ち望んでいた方も多い機能なのでこれは嬉しいアップデート。

利用条件はiOS 14.4に対応したiPhoneとwatchOS 7.3がインストールされたApple Watch series 4、5、6で利用可能なんだけどSEは非対応。

心電図アプリケーションが、iOS 14.4とwatchOS 7.3のリリースによりApple Watch Series 4、5、6で日本で利用が可能になります。1 この機能によって初めて消費者向け製品として、ユーザーが手首の上で心電図を記録することを可能にし、自分の心臓の健康について知りたいと思った時に心拍リズムを記録、重要な情報を医師に共有できるようになります。また、Apple Watch Series 3以降で利用できる不規則な心拍の通知機能は、バックグラウンドで心拍リズムを時折チェックし、心房細動(AFib)の兆候がある不規則な心拍リズムを特定した場合に通知をします。

Apple Watchに心電図アプリケーションと不規則な心拍の通知機能が登場

いつから心電図アプリが使えるようになる?

watchOS 7.3の正式リリースは明かされてないのですが、9to5Macによると数日中には利用可能になるのでは無いかと言われていて、既にiOS 14.4 RCのリリースに続いて、AppleはwatchOS 7.3 RCを開発者にリリース済みみたい。

以前、iOS 14.3 RCが2020年12月9日にリリースされ12月15日に正式リリースされたことから、正式リリースは1月中になり早い段階で利用可能になるかもしれませんね。

また、正式な情報が入り次第、追記してお伝えします!

▼追記:2021年1月27日にアップデートがあり心電図機能が利用できました。実際に使ってみてちょっと気になった部分があったので紹介してます。↓

Apple Watchの心電図で「判定不能」になるのは心拍数が100以上だから?

不規則な心拍の通知も可能に

今回のアップデートでは心電図アプリ対応のほか不規則な心拍の通知にも対応します。

心電図アプリで心拍リズムを記録し、不規則な心拍を検知してユーザに通知することで不整脈に多い心房細動の兆候を早期に見つけることができるのはGood。

心房細動は「脳梗塞」や「全身性塞栓症」につながるおそれがあるんですが、心房細動の早期発見はなかなか難しい。心臓の状況を把握するには病院の心電図診察だったり家庭用の心電図機器が必要でしたもんね。

家庭用の心電図機器なんて持っている人は少なそうですが、Apple Watchなら持っているって方は多そう。Apple Watchを腕に巻いておけば不規則な心拍を検知した時は通知してくれるし、頻繁に起こるようなら医師に相談するきっかけにもなります。

個人的にApple Watchの新モデルがリリースされた時は心電図アプリの対応表に日本が含まれていなかったのでガッカリしていたんですが、ようやく利用できるようになるのでアップデートされたら真っ先にレポをお届けしたいと思います!

心電図アプリ対応したらApple Watchを買おうと思っていた方は現行モデルだとApple Watch series 6がオススメ。廉価のSEも出てますがあっちは心電図アプリに対応しないので注意して下さい。

Apple Watch series 6は僕も利用していてレビューも公開しているのでチェックしてみて下さい!

Apple Watch Series 6のレビュー!

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