「AQUOS sense8」と「AQUOS sense7」の違いを比較
SHARPのAndroidスマホ「AQUOS sense8」と前機種である「AQUOS sense7」の違いを比較しました。
AQUOS sense8とAQUOS sense7の性能を比較
AQUOS sense8は2023年10月に発表されたsenseシリーズ。デザイン自体はほぼ変わらないものの、SoCはSnapdragon 6 Gen 1を搭載し中身がガラっと変化したモデルとなっています。
AQUOS sense8とAQUOS sense7の性能を比較した表がこちら。
製品情報 AQUOS sense8(Snapdragon 6 Gen 1) : AQUOS sense7(Snapdragon 695) | ||
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端末名 | AQUOS sense8 | AQUOS sense7 |
型番/別名 |
ドコモ版:SH-54D au版:SHG11 |
ドコモ版:SH-53C au版:SHG10 |
発売年 | 2023年11月 | 2022年11月 |
発売地域 | 日本:SIMフリー、ドコモ、au、楽天モバイル、UQmobile | 日本:ドコモ au UQモバイル |
メーカー・ブランド | SHARP | SHARP |
備考 |
AQUOS sense7シリーズ AQUOS sense7 AQUOS sense7 plus |
|
対応バンド・周波数・ネットワーク AQUOS sense8(Snapdragon 6 Gen 1) : AQUOS sense7(Snapdragon 695) | ||
3G | W-CDMA:1 / 2 / 5 / 8 | W-CDMA:1 / 2 / 5 / 8 |
4G LTE |
FDD LTE:1 / 2 / 3 / 5 / 8 / 12 / 17 / 18 / 19 / 21 / 28 TD-LTE:38 / B41 / B42 |
FDD LTE:1 / 2 / 3 / 5 / 8 / 12 / 17 / 18 / 19 / 21 TD-LTE:38 / 41 / 42 |
5G NR | Sub6:n1 / n3 / n28 / n41 / n77 / n78 / n79 | Sub6:n3 / n28 / n41 / n77 / n78 / n79 |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac | 802.11 a/b/g/n/ac |
Bluetooth |
バージョン:5.1 コーデック:SBC / AAC / apt-X / apt-X HD / LDAC / apt-X Adaptive |
バージョン:5.1 コーデック:非公表 |
SIMサイズ・スロット | シングルスロット(Nano SIM) | シングルスロット(Nano SIM) |
ネットワーク関連備考 | eSIM対応 | eSIM対応 |
本体仕様 AQUOS sense8(Snapdragon 6 Gen 1) : AQUOS sense7(Snapdragon 695) | ||
ディスプレイ |
サイズ:6.1インチ 材質:有機EL(IGZO OLED) 画面占有率:非公表 形状:ノッチ(水滴) 最大リフレッシュレート:90Hz 最大タッチサンプリングレート:非公表 |
サイズ:6.1インチ 材質:有機EL(IGZO OLED) 画面占有率:非公表 形状:ノッチ(水滴) 最大リフレッシュレート:60Hz 最大タッチサンプリングレート:非公表 |
解像度 |
解像度:2,432×1,080(FHD+) 画面比率:20.5:9 |
解像度:2,432×1,080(FHD+) 画面比率:20.5:9 |
画素密度 | 436ppi/高精細でドットの粗さは気にならない | 436ppi/高精細でドットの粗さは気にならない |
サイズ |
高さ:153mm 横幅:71mm 厚さ:8.4mm |
高さ:152mm 横幅:70mm 厚さ:8.0mm |
重さ | 159g | 158g |
本体色 | ブラック系、カッパー系、ブルー系、グリーン系 | ブラック、ブルー、ライトカッバー、ラベンダー(ドコモ版のみ) |
システム仕様 AQUOS sense8(Snapdragon 6 Gen 1) : AQUOS sense7(Snapdragon 695) | ||
OS | Android 13 | Android 12 |
CPU(SoC) | Qualcomm Snapdragon 6 Gen 1 | Qualcomm Snapdragon 695 |
AnTuTuベンチマーク |
総合スコア:約546,968 |
総合スコア:394,043 |
メモリ/保存容量 AQUOS sense8(Snapdragon 6 Gen 1) : AQUOS sense7(Snapdragon 695) | ||
組み合わせ | メモリ6GB+容量128GB | メモリ6GB+容量128GB |
ストレージカード | MicroSDカード対応(最大1TB) | MicroSDカード対応(最大1TB) |
カメラ AQUOS sense8(Snapdragon 6 Gen 1) : AQUOS sense7(Snapdragon 695) | ||
背面カメラ |
デュアルカメラ ①5,030万画素(メイン、f/1.9) ②800万画素(超広角、f2.4) 手ぶれ補正:光学式 センサーサイズ:1/1.55(メイン) PXサイズ:1μm(メイン) |
デュアルカメラ ①5,030万画素(メイン、f/1.9) ②800万画素(超広角、f/2.4) 手ぶれ補正:電子手ぶれ補正 センサーサイズ:1/1.55(メイン) PXサイズ:非公表 |
インカメラ |
水滴ノッチ式インカメラ 画素数:800万画素(メイン、f/2.0) センサーサイズ:非公表 PXサイズ:非公表 |
水滴ノッチ式インカメラ 画素数:800万画素(メイン、f/2.0) センサーサイズ:非公表 PXサイズ:非公表 |
カメラ備考 |
画質エンジン ProPix5 光学2倍相当のズーム撮影対応 |
画質エンジン ProPix4 |
機能仕様 AQUOS sense8(Snapdragon 6 Gen 1) : AQUOS sense7(Snapdragon 695) | ||
GPS | GPS、GLONASS、BDS(BEIDOU)、GALILEO、QZSS | GPS対応(詳細規格は非公表) |
生体認証・ロック解除 |
指紋認証:対応 顔認証:対応 |
指紋認証:対応 顔認証:対応 |
センサー |
赤外線センサー:非対応 加速度センサー:対応 近接センサー:対応 ジャイロセンサー:対応 電子コンパス:対応 光センサー:対応 |
赤外線センサー:非対応 加速度センサー:対応 近接センサー:対応 ジャイロセンサー:対応 電子コンパス:対応 光センサー:対応 |
防水/防塵・タフネス等級 |
防水/防塵:IP68 耐衝撃:MIL-STD-810G |
防水/防塵:IP68 耐衝撃:MIL-STD-810G |
イヤホンジャック | あり | あり |
NFC |
NFC:対応 FeliCa/おサイフケータイ:対応 |
NFC:対応 FeliCa/おサイフケータイ:対応 |
その他機能 | FMラジオ対応 | FMラジオ対応 |
バッテリー AQUOS sense8(Snapdragon 6 Gen 1) : AQUOS sense7(Snapdragon 695) | ||
バッテリー容量 | 5,000mAh | 4,570mAh |
充電 |
有線充電:対応 ワイヤレス充電:非対応 逆充電:非対応 |
有線充電:対応 ワイヤレス充電:非対応 逆充電:非対応 |
ポート | USB Type-C | USB Type-C |
スペック表のソース AQUOS sense8(Snapdragon 6 Gen 1) : AQUOS sense7(Snapdragon 695) | ||
参照元 |
【公式サイト】AQUOS sense8 – jp.sharp |
【公式サイト】AQUOS sense7 – jp.sharp |
スペック詳細記事 | AQUOS sense8のスペック・対応バンドまとめ!怒涛の進化!Snapdragon 6 Gen 1搭載の新世代ミドルスマホ! | AQUOS sense7のスペック・対応バンドまとめ |
AQUOS sense8とAQUOS sense7の違い
ざっくり言うとこんな感じです。
AQUOS sense8は、
- SoCはSnapdragon 6 Gen 1(AQUOS sense7はSnapdragon 695)
- リフレッシュレートが最大90Hzにアップ(AQUOS sense7は60Hz)
- カメラは光学式手ぶれ補正に対応(AQUOS sense7は電子式手ぶれ補正)
- 光学2倍相当のズームも対応(AQUOS sense7はデジタルズーム)
- バッテリー容量が5,000mAhにアップ(AQUOS sense7は4,570mAh)
- 本体重量は159g(AQUOS sense7は158g)
- カラーはラベンダーがなくなりグリーンが追加
- 対応バンドが増加
SoCはSnapdragon 6xxシリーズ最新鋭となるSnapdragon 6 Gen 1を採用。先代モデルでは695止まりだったのでこれは嬉しいスペックアップといえますね。
NanoreviewいわくAnTuTu参考値は総合約57万点。ミドルレンジ最上位クラスの高い性能で普段使いにおいては快適に使っていけるでしょう。3D系ゲームも画質を落とせば快適に遊べると思われます。
ディスプレイは同じ6.1型の有機ELで形状も水滴ノッチで据え置きですが、最大リフレッシュレートは90Hz表示に対応することでスクロール時になめらかさを感じられるようになりました。また黒挿入もできるようになり、擬似的な180Hz表示も対応。残像感もほぼ感じなさそうです。
カメラはメイン(5,030万画素)+超広角(800万画素)で同じですが、光学2倍相当のズーム撮影に対応とのこと。高画素センサーを活かし高画素写真の中心部分をクロップすることで画質劣化の無い2倍ズームを実現しています。
また、光学式手ぶれ補正に対応しました。先代モデルでは電子式手ぶれ補正だったため夜間・暗所における補正がネックとなっていますが、光学式に進化したことでいつでも安定した撮影ができるようになったのも嬉しい進化点といえます。
バッテリー容量は5,000mAhにアップ。先代比で430mAhもバッテリーが大きくなったことで電池持ちの改善にも期待でいます。
バッテリーが大きくなったとはいえ重さは先代比で1gしか上がっていません。159gと依然として軽量スマホレベルの軽さです。サイズはタテヨコで1mmほど大きくなっているとはいえ、持ちやすさが損なわれているわけではなさそう。
カラバリはグリーンが新たに加わりました。入れ替わりでドコモ版限定ですがラベンダーパープルがなくなっています。
対応バンドですが、4Gでのメインバンド自体は1、3、8、18、19、41に対応のままで国内キャリアすべてに対応しつつ、新たにサブバンド28に対応。郊外における繋がりやすさアップに期待できます。5Gではn1に対応するようになってます。
まとめ
AQUOS sense8はこれまで同様の扱いやすい軽さとサイズを保持しつつ、SoC、カメラ、バッテリー容量を底上げしており大きなスペックアップを果たした1台といえます。
AQUOS senseシリーズ自体価格を抑えた廉価、ミドルといったものでしたが、もはやミドルのカラを大きく破ったスペックになっています。これで5万円ほどで販売されるそうで、かなり人気でそうですね。
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