圧倒的な性能に腰を抜かすROG Zephyrus M16(2022)のレビュー。妥協なきゲーミングノートパソコン

ROG Zephyrus M16

ASUSから2022年2月17日に発表された最新ゲーミングノートパソコン「ROG Zephyrus M16(2022)」。GPUにNVIDIA GeForce RTX 3070 Tiを搭載するモデルをお借りしたのでガンガンゲームで遊んでみたいと思います!

ROG Zephyrus M16(2022)のスペック

今回レビューする製品の主要スペックは以下の通り。

  • 型番:GU603ZW-I9R3070TIE
  • ディスプレイ:16型 2,560×1,600ドット 165Hz
  • CPU:intel Core i9-12900H
  • GPU:NVIDIA GeForce RTX 3070Ti Laptop GPU
  • メインメモリ:32GB DDR5-4800
  • SSD:2TB (PCI Express 4.0 x4接続)

まあスペックを見る限りチャッキチャキのハイエンドゲーミングモデル。お値段も相応で349,800円。

ちなみにROG Zephyrus M16(2022)には標準モデルも用意されていてスペックは以下の通り。

  • 型番:GU603ZM-I9R3060E
  • ディスプレイ:16型 2,560×1,600ドット 165Hz
  • CPU:intel Core i9-12900H
  • GPU:NVIDIA GeForce RTX 3060 Laptop GPU
  • メインメモリ:16GB DDR5-4800
  • SSD:512GB (PCI Express 4.0 x4接続)

こっちは赤文字部分のGPU、メモリ搭載量、ストレージ容量が上位モデルとは異なるんですが、ぶっちゃけこっちのモデルでもゲーミングモデルとしては十分すぎるスペック。

なので、高解像度でより高いフレームレートを維持したい、よりリッチなグラフィックスでゲームを遊びたいって方は上位モデルって感じで選んでOK。

ROG Zephyrus M16(2022)のデザイン

ROG Zephyrus M16(2022)は16インチのディスプレイを搭載する大型モデル。一応、超狭額ベゼルにより15インチサイズに16インチが詰め込まれているけど、それでもやっぱり大きい。

だから持ち運んでどこでも遊べるモバイルゲーミングノートパソコンとは異なり、ドーンとデスクに据え置くような使い方が良いんじゃないかな。少なからず持ち運ぶことを前提にしているなら大きすぎるので事前にサイズや重量は確認して下さい!

▼筐体重量は2.05Kg。電源ユニットはケーブル込みで722g。合わせたら3kg弱になるので外出時に持っていくには勇気がいる。↓

ROG Zephyrus M16

ROG Zephyrus M16

ROG Zephyrus M16

もちろんデスクトップPCよりもスペースを必要とせず設置できるので、スペース的にデスクトップは厳しい!でもPCゲームを堪能したい!って方におすすめしたい。

▼ディスプレイを開くとキーボードに傾斜が付きタイピングしやすいのもGood。また底面が浮くのでエアーフローもしっかり確保できてます。↓

ROG Zephyrus M16 ROG Zephyrus M16

▼キーボードはキー同士がくっついてないタイプ。キーがくっついているとゲーム中のタイピングで誤入力が発生しやすいんで筆者としては嬉しい仕様。↓

ROG Zephyrus M16 ROG Zephyrus M16

▼ポート類は手前側に配置。↓

▼筆者は右側にマウスを置くのでケーブルは邪魔にならない左側面に挿すのが良いんだけど、ポートが足りなかったのでUSB-Cハブを利用してます。↓

ROG Zephyrus M16

ROG Zephyrus M16(2022)の性能

ROG Zephyrus M16(2022)はintelの最新CPUである第12世代のintel Core i9-12900Hを採用。GPUはレイトレ対応のGeForce RTX 3070Ti Laptop GPU。鬼に金棒状態。

▼3DMarkでのスコアは以下の通り。↓

ROG Zephyrus M16

▼PCMarkでのスコアは以下の通り。↓

▼SSDの速度もビックリするくらい速い。ゲームのロードもサックサク。↓

ROG Zephyrus M16

ゲーミングモデルってことでゲーム性能は当然高いんですけど、この性能はゲーム以外、つまり動画編集や写真編集などクリエイティブな作業も非常に快適なレベル。

例えばゲームをキャプチャーしながらプレイ、撮影した動画を編集してYouTubeへアップロード。というゲーム配信の一連作業をROG Zephyrus M16(2022)だけで完結できるくらいパワフル。

たぶんね、ゲームを遊んでいるとクリップしたカッコいいシーンを編集して投稿したくなるはず。なので、余力ある上位モデルはゲームを遊ぶ+配信や動画投稿までカバーできる性能がとても魅力なポイントかと思います。

ちいなみに実機で動画編集していたんですが、めちゃくちゃ快適です。

ROG Zephyrus M16(2022)のディスプレイ

ROG Zephyrus M16(2022)が搭載するディスプレイはサイズが16インチ、解像度は2,560×1,600のWQXGA、そして165Hzのリフレッシュレートに対応するなどゲーミングモデルらしいリッチな仕様が魅力です。

めっちゃキレイで驚いた

筆者もPCゲーミングにはどっぷりハマっていて、普段はFHDのゲーミングモニターを使ってるんですけど、ROG Zephyrus M16(2022)のディスプレイ・・・めちゃくちゃキレイ。

▼FHDよりも解像度が上がりディスプレイサイズに伴う画素密度の高さも相まって「想像以上の精細感」を感じられるのです。↓

ROG Zephyrus M16

この精細さなんですが、ひと目見て違いに気がつくレベル。このゲーム、こんなにも美しかったのか!とグラフィックを堪能できました。

また、165Hzのリフレッシュレートにも対応しているので、「滑らかさ」もピカイチ。後述しますが筆者がメインで遊んでいるAPEXでは高リフレッシュレートの恩恵を受けまくれてます。

ROG Zephyrus M16(2022)でゲームは快適?

ゲームは最低60FPSは欲しいところ。これを下限FPSとした場合、ROG Zephyrus M16(2022)は「よりリッチなグラフィックでゲームを楽しめるレベル」です。

もちろん、高リフレッシュレートディスプレイを活かすために高FPSで安定させたいのであれば相応のグラフィックス設定が必要ではあるけれど、それでも平均点以上の画質で楽しめたので、ROG Zephyrus M16(2022)のパワフルな一面を垣間見ることができました。

APEXは高解像度でも高FPSを叩き出す

▼先述したとおり筆者はAPEXがメインゲームなので、このタイトルでゲーム性能をチェックしていきます。↓

まずデフォルト設定でも平均FPSが80〜100FPSと高水準です。地上に降りるとほぼ100FPS張り付き状態なのもGood。グラフィックス設定も以下の通りでリッチ。映像美も堪能しながら60FPSを大幅に超えるフレームレートで快適に遊べるって凄い。↓

ROG Zephyrus M16

ROG Zephyrus M16

続いては出来るだけフレームレートを高く維持するスポーティーな設定にしてみます。

▼この設定では多くのシーンで165FPS張り付き状態。ディスプレイのリフレッシュレートを最大限に活かした超絶滑らかなプレイも体験できました。↓

ROG Zephyrus M16 ROG Zephyrus M16

これらで凄いのが2,560×1,600のWQXGAでこのレベルのフレームレートを叩き出してること。

また、プレイを通して感じたのがプレイ中の高負荷時のフレームレート低下幅が非常に少ないので高解像度でありながら安定して遊べたのにはビックリ。

ROG Zephyrus M16(2022)の底力恐るべし。例えば外部映像出力でFHDディスプレイへの出力であれば、より高リフレッシュレートでのプレイも狙えちゃいます。

その他、BF2042、サイバーパンク2077など重量級タイトルもゲームを楽しむには十分な性能です。PCゲームを存分に楽しめるパフォーマンスはゲーマーにとって魅力的な部分でしょう。

発熱は控え目。騒音は気になるレベル

▼発熱については定評あるThermal Grizzly社の液体金属グリルを採用することでヒートシンクへの熱伝導効率を高めていたり、6本のヒートパイプを装備するなど熱対策にも妥協が見られない仕様。↓

実際に長時間プレイしていましたが、ゲーミングノートパソコンとしてはエアーフローも十分確保されていてしっかり熱を逃せている印象。

一方で、ファンの騒音に関しては負荷が高くなると気になるレベルなんですが、筆者はゲーム時にヘッドホンを使ってるんで、まあプレイ中に気になりません。周囲の人は気になると思うんで家族が寝てる寝室でこっそりゲーム・・・ってわけにはいかないかな。

まとめ

ROG Zephyrus M16

ROG Zephyrus M16(2022)はゲームだけでなく、ゲーム配信やゲーム動画の編集まで任せられる圧倒的なパフォーマンスが魅力的でした。

PCゲームでは最低FHDで60FPS以上は欲しい。という欲求には余裕で応えられ、さらに高解像度かつリッチなグラフィックスでも高フレームレートを叩き出せるパフォーマンス。それらの出力をしっかり受け止められる高リフレッシュレートディスプレイ。もうね、合格です。

また、とても性能の高いモデルなので最新のAAAタイトルを楽しみたいユーザーにもおすすめしたいなと感じたモデルです。

ゲーミングノートパソコンで妥協したくない。そんな方は是非「ROG Zephyrus M16(2022)」をチェックしてみて下さい。高価ではありますが手に入れたらその圧倒的なパフォーマンスにきっと驚くはずです。

ROG Zephyrus M16(2022)の割引情報・購入先まとめ

■メモリ16GB+容量512GB■
初出時価格→269,800円
過去最安値→269,800円
端末価格269,800円!

■メモリ32GB+容量2TB■
初出時価格→349,800円
過去最安値→349,800円
端末価格349,800円!

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