Dimensity 9000はSnapdragonフラッグシップSoCに対抗できるのか?!

我らの味方MediaTekのハイエンドSoC「Dimensity 9000」の詳細がすこしずつ明らかになってきました。今回は海外メディア向けにMediaTekがDimensity 9000の計画を発表したそうで、これは期待せずにはいられない内容となってます。

それにしても、こうもナンバリングが変わってしまうとどのランクであるかさっぱり分からなくなってくるなー。スマホとかSoCのナンバリングって分かりづらいよね。

AnTuTuで100万点超えを主張

以前、「AnTuTu100万点超えってマジ?Dimensity 2000のAnTuTuベンチマークスコアがリークされる」って記事を出しましたが、どうやらDimensity 2000ではなくDimensity 9000という名称となるみたいです。

今回の情報では以前のリーク情報と同じく「(スマホ向けSoCで)AnTuTu100万点を超えると主張」しているみたい。まじか。何に使えば良いんだよAnTuTu100万店って。

ベンチマーカー以外からはそんな声も聞こえてきそうですが、性能が向上することでこれまで実装が難しかった技術が使えるようになるなど夢はあるんです。一応。

ちなみにDimensity 9000は4nmプロセスルール、2021年にarmが発表した新アーキテクチャArmv9を採用。Armv9はSnapdragon 898(仮)でも採用されるとされてるものです。その性能は性能が35%向上、電力効率が37%向上するらしい。

またAI関連で重要なコアはA55比で400%アップとのこと。これによりDimensity 9000はGoogleチップ「Tensor」でウリのAI性能を16%上回るそうです。

GeekbenchではiPhone 13シリーズに搭載されるA15 Bionicと同等で総合的に現行のフラッグシップSoCを超えるパフォーマンスと自信満々なご様子。

安価で高性能なゲーミングスマホも登場する?

Dimensity 9000はFHDディスプレイでリフレッシュレート180Hz、QHDでリフレッシュレート144Hzが可能とのこと。GPU性能がどの程度向上するかにもよりますが、もしかしたらSnapdragon搭載モデルよりも安価にハイエンドゲーミングスマホが手に入るかも。と個人的には期待しています。

まぁ、もちろんSnapdragonも898(仮)が出てくると思うんですが、僕としては「同等性能で安い」というポジションにDimensity 9000搭載機の選択肢があればうれしいかなと。Dimensity 9000は2022年第1四半期に登場すると予想されてます。

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