DOOGEE S86のレビュー!バッテリー持ちが凄い、カメラ画質が残念なタフネスモデル
DOOGEEの「DOOGEE S86」をBanggoodさんにご提供頂きました!実機が届いたのでレビューをお届けします!
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DOOGEE S86の良かった点と悪かった点
メーカーでの立ち位置と特徴:DOOGEE製タフネスモデル。Helio P60搭載のミドルレンジクラス
良かった点
- イカつい見た目でとても頑丈
- 保護フィルム、ストラップが付属している
- 独自キーやツールボックスなど機能充実
- 野外でも使えるぐらい明るいフラッシュライト
- 使いやすいシンプルモード搭載は嬉しい
- 電池持ちが良い
悪かった点
- Androidバージョンが10のまま
- 逆充電が遅くスマホ充電には使えなかった
- 画面のタッチレスポンスが若干鈍い
- カメラの撮影性能が総じて微妙
DOOGEE S86の外観
▼DOOGEE S86の外観は非常に金属で組み上げられ、いかにも重厚なマシンという感じが伝わってくる出来栄え!さながらDOOGEE S86のデザインは中世のタワーシールドのようで色も黒にオリーブっぽいメタルと、超ゴツくてシブくてカッコいい!↓
▼タフネススマホゆえに本体が大きく重量もあるため普通のスマホより片手操作は厳しいですが、見た目のゴツゴツさに反して結構持ち心地は良かった!側面がカーブしているため手にフィットするんす(`・ω・´)。↓
▼DOOGEEロゴは立体的造形で超イカしてる!タフネスモデルは細かい部分もしっかり装飾されているモデルも多いですがDOOGEE S86も例外ではありません。見ているだけで楽しめます。↓
▼側面部分は防水、耐衝撃を示す文字、そしてフレームを固定する特殊ネジが特徴的!真横から見てもその存在感を感じられるぜレベル。こんなゴツいモンを電車で使っていると隣から視線を感じそう(っ´∀`)っ。↓
付属品・同梱物
- 充電器(24W・日本のコンセント非対応)
- 充電ケーブル(USB Type-C)
- 保護フィルム
- 説明書
- ストラップ
- 引き抜きフック
- ステッカー
▼同梱物は充電器、充電ケーブル、説明書類、さらにストラップ、引き抜きフック、ステッカーという充実した構成でした。なお充電器の形状は日本のコンセントと違うので変換アダプタを用意しましょう!↓
▼保護フィルムは最初から貼ってあるものと付属しているもので計2枚付属!ただしすでに貼られているフィルムは、右上部分が浮いていました(´・ω・`)。これはどうかと思うぞ~。個体問題だと信じたい。↓
▼DOOGEE S86は充電端子、イヤホンジャックがキャップ式、そしてSIMトレイはツメで開けられるタイプ。そのためか、開閉するためのフックが付属していました!なおキャップはあまり固くないため、ツメが1ミリほどあればフックなしでも開閉は出来たんでフックをなくしても大丈夫そう。↓
▼リュックなどに取り付けられるストラップが付いているのもGood!筆者は使ってないけど、手首に通すことでうっかり落としても大丈夫ってのはイイネ!ながいやつを買って、首から下げておくのも良し。↓
DOOGEE S86の処理性能・実機ベンチマークスコア
DOOGEE S86のSoCはMediaTek Helio P60です。詳細スペックや特徴は以下で紹介しています。
端末の処理性能を数値化するベンチマークをチェックしてみましょう。
▼DOOGEE S86の実機でAnTuTu(Ver8)を測定しました!総合スコアは179,612点、GPUスコアは30,015点です!↓
▼以下は現在市場で主流となっている各性能帯の参考スコアです。現時点で本端末の性能がどのランクに相当するか確認が出来ます!↓
AnTuTuスコア | 動作・操作感 |
---|---|
総合スコア:約150万点以上 GPUスコア:約60万点以上 | ヌルヌル、動作に不満なし |
総合スコア:約100万点〜150万点 GPUスコア:約35万点〜60万点 | 重いゲームもなんとか |
総合スコア:約50万点〜100万点 GPUスコア:約15万点〜35万点 | 軽いゲームくらいなら |
総合スコア:約25万点〜50万点 GPUスコア:約5万点〜15万点 | 必要最低限 |
総合スコア:約25万点以下 GPUスコア:約5万点以下 | サブ端末向き |
スマホの実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ
▼その他、Geekbench 5、PCMark、3DMarkでのスコアは以下の通り!↓
▼ストレージ速度は読み込みが510.4MB/s、書き込みが301.9MB/sでした。↓
DOOGEE S86の機能・仕様の検証結果
通知ランプ | ○:青一色のみ |
指紋認証 | ○:側面独立式。速度・精度は申し分なし |
顔認証 | ○:解除に約1秒ほど掛かる |
ツインアプリ (デュアルアプリ) |
✕ |
PCモード | ✕ |
外部映像出力 | ✕ |
戻るボタン入れ替え | ○:デフォルトは右 |
ジェスチャー操作 | ○ |
クイックランチャー | ○:クイックボール |
ゲームモード | ✕ |
冷却システム | ✕ |
MicroSD 内部ストレージ化 |
○ |
Photoshop Camera | ✕ |
PUBGモバイル グラフィック設定 フレームレート設定 |
スムーズ設定時→【スムーズ】+【高】 最高クオリティ&フレーム設定→【HD】+【高】 |
スピーカー | モノラル |
イコライザー | ✕ |
Bluetoothコーデック | SBC / AAC / aptX / aptX HD / LDAC (開発者オプションにて対応が確認できた一覧で、接続テストはしていません) |
備考 | 独自ツールボックス搭載 |
ソフトウェア・ハードウェアの特徴
▼DOOGEE S86のレビュー動画はYouTubeで公開中!質感・カラー・雰囲気・動作・レスポンスは実機動画をチェック!↓
3つのショートカットを設定できる独自キーが便利!
DOOGEE S86は普通のスマホとは違うって部分はいくつかありますが、その中で特にお気に入りと言えるのがこの独自キー!電源キー、音量キーとはまた違うこのボタンは「押すとアプリや各種機能を1発で立ち上げられる」という機能なんす。
▼さらに、位置が電源キーよりも下よりなので、右手だけで持っていても中指や薬指で押しやすい!また「1回だけ押す」「2連続押す」「長押し」の3通りで異なる機能割り当てができるのもGood。↓
よくスクショを撮るのなら独自キー1回押しに割り当てればチョー便利。筆者はイイカンジな情報サイトを見ているときによくスクショしているんですが、いちいち電源キーと音量キー長押しせんでもいいのはチョーラク!
ただ、押しやすい位置ゆえに、持ち方次第では間違って押してしまうなんてことも時たまあったんで、この部分は慣れがいるっすね。筆者の場合、1回押しは無効にして使うことにしていました。
▼さらにカメラ起動時はこの独自キーで撮影することもできるんで、片手で撮影する時がかなりラク!筆者は親指でスマホを安定させるタイプなんで、親指を本体から離さずに撮影できるのはかなり嬉しいんす(肝心のカメラの作例は下にあります)。↓
フラッシュライトが明るい
さすがタフネスモデルだぜ的な部分。DOOGEE S86はフラッシュライトが計4つも搭載されています。一般的なモデルでは1つ~2つの搭載がほとんどなんですが、4つも搭載しているモデルはなかなか無いんスよね。
▼それゆえにフラッシュ照射時は普通のスマホよりも明るく照らせます!撮影のときに使えるのはもちろん、屋外や暗い所での作業に役立ちそう。タフネスモデルはアウトドアなど屋外や工事、作業時で活躍できるんでシナジーはバッチリ。↓
ツールボックス機能を搭載
▼流石タフネスモデルだぜ的な部分その2。DOOGEE S86はツールボックス機能を搭載しており、コンパス、水平器に騒音計といったガテン的なニーズにも対応!↓
筆者はほとんど使いませんでしたが、もし工作やDIYするんだったらこれ役立ちそうだなー使ったら楽しそうだなーってワクワクさせられる意味では、搭載されているのはイイよね!と思ったり。
あとフラッシュライトの点滅やデカいブザー音を鳴らすこともできるんで、もしもん時の災害時に使えそうってのもポイントは高いですな。いつ何が起こるかがわからんのが災害なんで、いざってときにこの機能があるのは安心(`・ω・´)。
シンプルモード搭載!見やすくシンプルで使いやすい
▼DOOGEE S86は「簡単ランチャー」を搭載!この機能はいわばシニア向けスマホのかんたんモードと同じ機能で、待受画面のアイコンや文字を大きくすることでシンプルかつ見やすく表示できる機能なんす。↓
果たしてタフネススマホをシニアの方が使うのかってのはさておき、あらゆる人でも扱いやすいモードが搭載されているのは素直に驚いた。
筆者がケータイ売りだった時代「シンプルで使いやすい待受のスマホがいいなぁ」ってお客さんが結構いたんで、今ならDOOGEE S86もおすすめできるかもしれない。
さらにサブスマホとして運用するなら記録撮影、通話やメール、SNS程度の使い方に絞るんで、シナジーはバッチリ良いです(`・ω・´)。筆者もこの使い方メインでした。
指紋センサーは独立式!認証ミスによる制限が無いのはGood!
タフネスモデルはボディの堅牢性を高めるべく、背面に穴を開けずに済む側面タイプをよく採用しているんすよね。また電源ボタン一体型は衝撃があった場合電源キーが壊れるリスクもあったために指紋センサー独立させている、という訳なんです!
ただこの方式は「触るだけで認証判定になる」ので、画面を点けずに手で持った時はうっかり認証され、それが繰り返されると指紋認証に制限ロックが掛かって一定時間使えなくなってしまう…というネックがありました(過去形)。
ですが、このDOOGEE S86はその指紋認証制限ロックがないため、鬱陶しさが無くなっているんです!個人的にこういう細かい部分をしっかりカバーしてくれるのは素晴らしいぜ。
▼唯一、右側側面配置の宿命として右手に持って認証するにはいいものの、左手でポケットから取り出して認証する時は人差し指を使うことになります。手が大きくないと認証に苦労させられる点はご愛嬌ですね。タフネスモデルなので受け入れるしか無い!↓
Androidバージョンが10のままなのは気になった
この手の端末はピュアなAndroidOSを搭載しており、シンプルかつバージョンも最新のものを搭載することが多いんですが、DOOGEE S86は残念ながらバージョンが最新ではなく10のまま。
チラホラAndroid 11に対応するスマホも増えており、前に実機レビューした、同じミドルレンジ帯かつピュアなAndroidを搭載したUlefone Note 11PはAndroid 11に対応していたので、そういう意味では遅れているなと思うんス。
もっとも、ピュアなOSゆえにバージョンアップも早いと予想しているんで、DOOGEE S86にもそろそろ降ってくれればなと期待しています(`・ω・´)。
ナビバーの当たり判定は左下だけが広いという謎
DOOGEE S86を使っているとき「妙にナビキーが押されるなあ」って気になっていたんですが、このDOOGEE S86は妙なことに「ナビバーの左のボタンだけ当たり判定がでかい」という珍現象が発生。
▼タッチスクリーンの故障かなと思っていろいろ試したんですが動作自体は正常で故障ではなく、単にDOOGEE S86のナビバーの作り込みの問題みたいっす(´・ω・`)。画面の右下をチョンとタッチしても何も起こりませんが、左下はしっかり反応が拾われます。↓
ディスプレイ:HD解像度は気にならないがタッチレスポンスは鈍い
DRMコンテンツ | Widevine:L3 Amazonプライムビデオ:SD画質で再生を確認 Netflix:SD画質で再生を確認 |
高リフレッシュレート | ✕ |
表示モード | ダークモード、ブルーライトカット |
画質調整 | ○:カラーモードから暖色、寒色寄りに変更可能 |
備考 | – |
ディスプレイは6.1型の水滴ノッチタイプ。サイズは大きめですが解像度がHD+クラスで、主流であるFHDクラスのモデルに比べればドットの粗さを感じるのはご愛嬌っすね。ゲームや表示の美しさよりも機能性を重視したタフネスモデルなので個人的には無問題!
ただ、ミドルレンジの性能帯にしては、タッチの反応がエントリークラスなみにニブいのは気になった。快適性を求めないスマホとはいえ、操作の基本となるタッチのレスポンスに関してはもう少しどうにかして欲しかった所です。
スピーカー:モノラルだが一部サウンドの音量を増幅できる
▼DOOGEE S86のスピーカーは背面配置となっています。スピーカー孔は2つあるように見えますが、片方はダミーでモノラルタイプとなっております。この手のモデルならダミー付きモノラルスピーカー搭載はよくある事なんで気にはなりません。↓
スピーカーの見た目はやる気があってカッコいいですが、残念ながら片側がダミーなので塞がれており、近づくとよくわかります。まるで最近のスポーツカーのマフラーみたい
肝心の音質ですが、ミドルレンジレベルの音質なので特段良いわけではありません。しかしDOOGEE S86は野外でもよく聞こえるように音量の増幅ができるので、アウトドアなど野外や広い場所でも聞こえやすく出来ているのがGood!
ただ、増幅できるコンテンツは限られているらしく、システムサウンドなら音は大きくなりますが、YouTubeやYouTube Musicではなぜか音の大きさはそのままでした。これは仕様なのか不具合なのかはわかりませんが、アウトドア中に動画や音楽で楽しみたいって時もあるのでここも大きくしてほしかったなぁって印象す。
バッテリー:余裕の電池もちだが逆充電はアクセサリー向け
これほど本体サイズがものすごいブ厚く重いのは8,500mAhというデカデカバッテリーを積んでいるから。これにより電池もちはとんでもなく良かった!
筆者の場合SNSとWEBでニュースをメインに使い、あとは2Dの物理エンジン系ゲームというライトな使い方なんですが、マジで1日使っても4~50%は保ちます。
ヘビー級のゲームだと当然これよりも電池もちは落ちますが、DOOGEE S86の性能的にライトな使い方に限定することがほとんどなので気にならないと思うんス(`・ω・´)とにかく電池持ちが良かった。
ただ、モバイルバッテリー的な使い方ができるかと言われれば微妙っす。逆充電はできるものの、規格が2.5W(5W/0.5A)と低いためスマホを充電するにはおそすぎる。大容量バッテリーなのに、アクセサリーの給電ぐらいしかできないのはツライ所。
通信・SIM周り:povoの通話を除き使えた
ドコモ回線 | データ通信:○ 通話:○ (LINEモバイルで検証) |
ソフバン回線 | データ通信:○ 通話:○ (LINEモバイルで検証) |
au回線 | データ通信:○ 通話:○ (mineoで検証) |
楽天モバイル回線 | データ通信:○ 通話:○ Rakuten Link:○ (楽天モバイルで検証) |
ahamo回線 | データ通信:○ 通話:○ (ahamoで検証) |
povo回線 | データ通信:○ 通話:✕ (povoのAndroid用SIMで検証) |
LINEMO回線 | データ通信:○ 通話:○ (LINEMOで検証、3G回線で通話できた) |
2回線同時待ち受け | ○:4G+4GのDSDV |
VoLTE | デフォルトで非対応 |
技適の有無 | なし |
備考 | アプリでVoLTEを有効化できる |
対応バンドは大手キャリアすべてに対応しています!ただしau、楽天モバイルに関してはVoLTEを有効化させないと使えませんでした。
▼VoLTE化は外部アプリなど特殊な手順を用いて有効化させる必要があるのでちょっと面倒。ですが慣れればラクなのでやる価値はあると思います!下記手順からVoLTE化を行いましたのでVoLTE有効化で使う場合は以下からどうぞ。↓
ただ、povoのみなぜか通話は不能という結果になりました(かけてもすぐ通話終了になってしまう)。おそらく個体問題かもしれません。
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DOOGEE S86のカメラをレビュー
構成・画素数 | 16MP(メイン)、8MP(超広角)、2MP(マクロ)、2MP(深度測定) |
撮影モード | 写真、ビデオ、ポートレート、夜景、プロ(マニュアル)、コマ取り(タイムラプス)、パノラマ、スローモーション、スーパーマクロ、ダイナミック写真、HDR、美顔、フィルター、スマートスキャン |
ズーム | デジタル。ピンチ操作で最大4倍まで対応 |
シャッター音の消音 | 設定から可 |
マニュアルの設定幅 | ISO:100〜800、WB:プリセット選択式、AE:1/800~1/5、露出:-3〜+3 |
動画解像度 | CIF、480P/30FPS、720P/30FPS、1080P/30FPS |
手ブレ補正 | ✕ |
カメラの感想
- 昼間:記録撮影向け。AI補正は薄め
- 夜景:謎のノイズが乗る
- ポートレート:顔認識しないと使えない仕様
- マクロ:通常撮影とあまり撮影距離が変わらない
- 自撮り:ポートレート撮影ができるがチープ
- 動画撮影の手振れ補正:手ブレ補正はなし。定点向け
昼間に撮影した屋外写真:記録撮影向け。AI補正は薄め
DOOGEE S86のメインカメラは1,600万画素とエントリー、ミドルレンジ下位クラスの画素数。作例はそれ相応で、記録撮影向けな印象。少なくとも映えを狙うのには無理があるかなって思うけど、タフネスモデルなので仕方ないなと割り切ります!
AIも搭載しておりますが、補正は薄め。派手さはなく、自然な感じだなーって思いました。基本的にはAIオンが良いでしょう。
▼左がDOOGEE S86、右がiPhone 12 Pro Maxです。↓
超広角カメラ:品質は超微妙。中心以外がボヤけてしまう
超広角カメラは広範囲を撮影できるので記録撮影に向いているという印象。タフネスモデルなので作業現場で効率的な記録撮影という用途にはなりますが、中心以外がボヤけるのでいかんせん微妙。安いドラレコや車載のバックカメラといい勝負ができるぐらいに微妙です。
▼左がDOOGEE S86、右がiPhone 12 Pro Maxです。並べればその差は歴然。↓
スーパークリア画質:写真サイズだけは1億画素級
DOOGEE S86には「スーパークリア画質」なる高画素モードが搭載されていました!写真解像度がなんと12,000×9,024ととんでもなくデカく、擬似的に1億画素の撮影ができるというモードで、ディテールが通常よりも細かく撮れるっていう仕組み。
▼通常撮影と比較するとこんな感じ。ズームなしでは目立った違いはありません。左が通常撮影、右がスーパークリア画質(108MPモード)です!↓
▼ソフトウェア処理による引き伸ばしなので、精細さは本物の1億画素カメラ搭載スマホには及ぶはずもなく…(´・ω・`)。左が通常撮影で右がスーパークリア画質(108MP)です。↓
ズームしてみると輪郭部分のディテールがよりクッキリしているのがわかります。でもボヤボヤ感は否めず、お世辞にもキレイとは思えません。ファイルサイズも1枚20MBほどとかなり大きく撮影後の処理時間もかかるため、このクオリティなら使う機会は正直ないかなってのが本音(´・ω・`)。
ナイトモード・夜景撮影:謎のノイズが乗る
▼DOOGEE S86は意外にもナイトモードに対応しています。ただ出来栄え自体は微妙。色は出ていますがノイジーでレンズが汚れていなくても、光がぼやけ曇ったような感じです(´・ω・`)。左がDOOGEE S86、右がiPhone 12 Pro Max。↓
▼さらにこちらは左上部分のノイズがなぜか格子状に並んでいるようになっているのが気になる(´・ω・`)。明るさはあるので最低限使えなくはないかなって程度ですが、自分なら使おうとは思わんです。左がDOOGEE S86、右がiPhone 12 Pro Max。↓
ポートレート:顔認識しないと使えない仕様
▼DOOGEE S86は背景をぼかすポートレート(顔認識)に対応はしているものの、ヒトの顔を認識しないと背景をぼかしてくれないタイプです。なのでフィギュアなど物撮りでポートレートを使えないのは不便だなぁ(´・ω・`)。↓
マクロ:品質は十分で実用性あり
▼通常撮影よりも被写体に近寄れる200万画素のマクロカメラは、より細かくディテールを写真にできるのが強み。左が通常カメラ、右がマクロカメラです。デカデカと料理や子猫の鼻を写すのに向いてますし、マクロカメラとして品質も十分。↓
最近ではマクロカメラを積んだモデルがかなり多いですが、その中で比較すればDOOGEE S86のマクロカメラは「普通」クラス。XiaomiのRedmi Note 10 ProやPOCO F3ほどキレイではありません(あっちのスペックが良すぎるのもあるけど)。
自撮り:ポートレート撮影ができるが品質はチープ
▼DOOGEE S86のインカメラは800万画素とやや控えめ。ただしポートレート撮影には対応しているので自撮りに関しては印象的な一枚を撮影ができます。ただ見た感じ映える作例ではなく切り分け精度も微妙なので、やっぱりチープな印象は否めないっすね(´・ω・`)。↓
動画撮影時の手ブレ補正:手ブレ補正はなし。定点向け
DOOGEEのミドルレンジスマホのS86は動画の最大解像度が1080Pまで、フレームレートは30までとなります。
手ブレ補正はなく動画もかなりブレブレなので定点撮影か記録撮影向けといったクオリティ。まあタフネスモデルなのでこの部分は割り切りが必要といったところですね(´・ω・`)。
▼なお、DOOGEE S86は厚さがありホルダーにはまらなかったため、どちらも手持ちで撮影してあります。↓
DOOGEE S86の実機レビューまとめ
DOOGEE S86はメイン機種として使うには色々厳しい部分はあるものの、電池もちがバツグンにいいのでサブ機としては魅力的、といえるモデル。「タフネスモデルの中でもバッテリーが大きいものが欲しい!」という方にはこのDOOGEE S86は刺さるでしょう!
超頑丈、かつ優秀な電池もちというタフネススマホに欲しいスペックが強みなので、有事の際に1台控えで持っておくって選択肢はアリよりのアリっすね(*σ・ω・。)σ。これこそが携帯電話だ!と思わせられました。独自キーもシンプルモードもあるし普段使いもなかなか便利。
タフネスモデルは皆おんなじように見えて、メーカーやモデルごとにソフト部分で異なるところがあるので、そういう違いを色々見る上ではマニアな人にも楽しめるかもしれませんね。
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DOOGEE S86の口コミ・評判
DOOGEE S86を使っているTwitterユーザさんへ。使用感・写真作例、良かった点・不満点など何でもいいので評価を募集中!内容に公序良俗の問題がなければ口コミとして掲載させていただきます!
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端末名:DOOGEE S86
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DOOGEE S86におすすめのSIMカード
DOOGEE S86を格安SIMで使いたいならおすすめのMVNOはこちら。全てではありませんがドコモ系、ソフバン系、au系、楽天モバイルの回線でそれぞれ検証しています。
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