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ECOVACS「DEEBOT N10 PLUS」の実機レビュー!買う前に注意点や検証結果、評価をチェック!

柳生です。ECOVACSの最新ロボット掃除機「DEEBOT N10 PLUS」をメーカーさんに提供いただいたので実機レビューしていきますよ!ご自身の使い方に合うか、許容できるかなど、是非照らし合わせながらチェックしてみて下さい!

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■ECOVACS DEEBOT N10 PLUS■
初出時価格→89,800円

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DEEBOT N10 PLUSの外観・デザイン

サイズ・重量 ‎48.4cm x 48.2cm x 39.9 cm
8.67kg
掃除方式 サイドブラシ
水拭き
吸引力:4,300Pa
センサー
マッピング機能 あり
ダストボックス容量 本体:0.42L
充電台:2.5L

デザインはシンプルだけど、デカいセンサーを搭載しているという点が特徴的ですね。

▼本体カラーはホワイトでモダンな印象。写真だとわかりづらいんだけど、ボディの質感はツルツルではなくサラサラなマット調でした!すべすべ。↓

▼サイズはロボット掃除機としては標準的ですが、センサーが出っ張ってるんで高さは割とありますね。ちなみにこのセンサーは固定なので押しても引っ込みません。↓

▼そしてこのボディ天板はパカっと開きます。開くと本体ダストボックスやリセットボタン(兼 Wi-Fiセットアップボタン)、電源スイッチが配置されていました。↓

▼本体内部のダストボックスは取っ手がついていて取り出しやすく、こっからゴミ箱に捨てるのもカンタンでした。↓

▼充電ステーションはいかにもステーションって感じで高さがあって目立つ見た目。個人的にてっぺんにECOVACSのロゴが入ってるのが好みです。↓

▼上部はワンタッチで開くタイプでした。開くとステーション用のダストボックス。最初っから取り付けられていました。↓

▼付属品の説明書や本体のダストボックスなど、セットアップやメンテナンスといった手順は図解となっています。わかりやすくて助かる。↓

▼メンテに使えるブラシと糸切り刃も本体に収納されていました。ブラシに髪の毛がよくからまっちゃうんでこういうのがあると助かる。包丁とか使わずに済みますし。↓

DEEBOT N10 PLUSの機能について

DEEBOT N10 PLUSの機能についてまとめるとこんな感じ。

スマホアプリから操作、設定可能

▼DEEBOT N10 PLUSはスマホアプリ「ECPVACS HOME」からの操作に対応しています。初回セットアップ時はアプリ経由でロボットをWi-Fiにつなぐ必要があります。↓

アプリでできることは以下の通り。

  • 清掃開始/一時停止/清掃終了
  • 吸引力/使用水量の調整
  • 声の言語/音量の設定
  • 部屋マップ表示
  • 清掃箇所の区別、清掃順の設定
  • 清掃禁止エリア/モップ清掃のみ禁止エリアの設定
  • 充電ステーションのダストボックスにゴミを送る
  • アクセサリーの使用状況/推奨残り使用時間の確認
  • 清掃スケジュールの設定
  • お休みモード(サイレントモード)の設定
  • ロボットの位置の確認(音声で知らせる)

こんな感じでひととおり対応しており、ロボット掃除機として必要な機能は全部あるな~って印象です。使うぶんには不満や不便さは感じませんでした(`・ω・´)。

音声もバッチリ日本語対応。ちなみに声質は女性で4~50代って感じのおとなしい印象な声です(筆者が持ってるDEEBOT U2 Proでは若い感じだった)。モデルごとに声って変わるんですね。ちょっと意外。

充電ステーションにもダストボックスがある

充電ステーションのノッポな見た目でわかった人もいると思いますが、ロボット掃除機からゴミを吸い上げて溜め込めるダストボックスが搭載されています。

デフォルト設定だと清掃完了時に毎回ステーションのダストボックスにロボット掃除機に溜まったゴミを送り込みます。

▼送り込むと本体内部のゴミ入れがスッカラカン。なのでゴミ捨てはステーションのダストボックスを取り外して捨てるだけ!楽ちん。↓

ロボット掃除機に備わっているダストボックスはあまり大きくないので数日でゴミ捨てする手間が生じるんですが、このステーションのおかげでその頻度と手間が大きく減らせるのはありがたいですね(`・ω・´)。

当然ながら集塵してるときの音は結構大きいです。本体の吸引音に比べてバカデカくて初見ではビビるんですが‥3日目で慣れました。とはいえこれ、夜間だと気を使う音量っすね。ただ、集塵中の音が大きいのはどこのメーカーでも同じですね。

筆者の体感ですがこの音は「一般的な掃除機の最強吸引設定と同等」か「それよりちと大きいぐらい」って印象です。

少なくとも音はデカいので、気になるなら完全手動に切り替えるのがオススメ。アプリ設定で自動排出をオフにできます。↓

モップでの水拭きに対応

DEEBOT N10 PLUSはDEEBOT U2 Pro同様に水拭き清掃に対応。これにより吸引では取れなかった水汚れや皮脂などにも対処できるようになっています。

▼このモップ板を貯水タンクにガチャっとくっつければ自動で水拭きモードになり、清掃時にタンクに突っ込んだ水を使って拭き拭きするっちゅう仕組み。↓

▼タンクの青いキャップを開けて水を注ぎ込むタイプとなっています。↓

ちなみにこれ真水でないとダメです。洗剤入りとかだと詰まったりして故障する可能性が高いので‥。

あと真水っつっても精製水か軟水じゃないとダメっぽいです。理由はわからんけど、水道水が硬水な地域だったらペットボトルで水を買って入れる必要がありそうですね。

▼実際に拭き上げた感想。なんかフローリング床がサラサラしている。これは‥新築感あっていいじゃない!↓

水量もちょうど良い印象。拭き上げ直後は水がベシャベシャあるわけではなく、若干濡れてるかな~って感触でした。水にぬらしてしぼったぞうきんで拭いたあとみたいな感じ!

水拭きは畳やカーペットには使えないからフローリング限定にはなるなんだけど良いもんですね(`・ω・´)。床がサラサラしてると(裸足だと特に)気持ちいいわ。

使用後はモップを洗う必要はあるんですが、掃除後のモップはなかなかに汚れてました。

「キレイにしてたつもりだったんだけどそれほど汚れてたんか‥」って落胆と「このモップ掃除の仕事っぷりの良さ」と喜びの感情がダブルで来ております。

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DEEBOT N10 PLUSのメリット・良いところまとめ!

実際にDEEBOT N10 PLUSを使ってメリットや良かったと思ったところは以下の通り!

メリット・良かった点

  • 充電ステーションにダストボックスを搭載でゴミ捨て頻度が減らせる
  • 水拭きに対応
  • マット調ボディでホコリがつきにくく汚れも落としやすい
  • 吸引力が十分で静音性も良かった
  • マッピング搭載で賢く動く上に部屋の禁止ゾーン設定も対応

マットボディでホコリがつかなかった。汚れても拭き上げやすい

DEEBOT N10 PLUSのこのマット調ボディ‥良いッスよ。

まぁ筆者自身スマホでも散々マット調を擦ってるぐらいマット好きってのもあるんだけど、この手のロボット掃除機は細かいホコリとか液体とか付くんでスマホ以上に汚れやすいんすよね。そういう点でもマットってのは長所になります。

2年ぐらい前にレビューした旧モデルのDEEBOT U2 Pro、未だに現役で使ってるんですがこちらはホワイトボディがツルツルゆえかホコリと液体の付着による汚れが目立ちやすく、2ヶ月に1回は拭き上げるメンテが必要でした。静電気のせいもあるのかも。

▼一方このDEEBOT N10 PLUSはマット調故かホコリはほぼつかず、水濡れの汚れがあってもティッシュで拭き上げればすぐ落とせました。きれいに保ちやすいってのは精神衛生的にもいいもんですね。↓

想像していたよりも静か

ロボット掃除機の命とも言える吸引力ですがバッチリでした。普通に髪の毛やツメや乾いた米粒から直径3cmのデカめのホコリの塊までバッチリ吸い込んでくれます。

吸引力は4段階あって、デフォルトの吸引力だと最弱(静音)から1つ上のレベル。それでも十分吸い込んでくれるので総合的に満足!

さらに、音も普通の掃除機より静かな音量でした。最大クラスに設定すると掃除機特有の「ブィーン!」って音は鳴るんですが、デフォルトの吸引力ではその音がほぼなく、これなら夜間動かせるかな‥と感じたレベル。物件や状況にもよるけど。

一方、回転するサイドブラシでゴミを弾き飛ばしてしまったり側面からの排気でホコリを部屋隅に追いやったりすることもありましたね。

後述のマッピングのお陰で基本隅々までバッチリ掃除してくれるからハジき飛ばしたやつも回収してくれることは多かったんだけど、本体が入れない所にハジき飛ばされると手動で掃除することになります。

こういう部分はU2 Proでもyeedi Floor 3+でもあったし、ロボット掃除機の宿命なのかも‥。

マッピング機能搭載。部屋区別や清掃の順番も設定できた

▼DEEBOT N10 PLUSは部屋を認識できるセンサーを搭載しているので、初回起動後のマッピングで部屋の広さが表示されるようになっています。これ筆者のU2 Proにはない機能だし羨ましいぜ。↓

▼清掃時は掃除機の位置がコンスタントに表示される他、白線で通った軌跡が表示されるのでどこを掃除したかがひとめで確認できるのも良いですな。↓

▼境界線で部屋をぶった切る事で別部屋扱いにもできます。こうするとクソ狭ワンルームうさぎ小屋が3部屋にみなされました。気分だけ3K化(笑)。むなしい。↓

▼それはさておき、部屋を分けるとこういう感じでそれぞれの区画をキッチリ掃除してくれます。白線をみればわかりますが、それぞれの色の部分でしっかりゴシゴシ動いています。↓

▼また区画の清掃順番も分けてくれますんで、先に居間から掃除してそっから玄関に向かわせる、なんてことも出来ました。↓

▼禁止ゾーン設定ももちろん対応。マッピング機能がないやつだと進入禁止のテープを貼らなければいけないんですがDEEBOT N10 PLUSはアプリ側の設定だけでOKでした。↓

こうすれば赤い線を引いた部分を超えなくなります。これでパソコンのケーブルが食われる心配もなくなってハッピー。

▼水濡れがだめな場所ではモップでの水拭きモードの時だけ回避する設定もできました。畳やカーペットの場所に割り当てておけば安心。↓

DEEBOT N10 PLUSのデメリット・注意点まとめ!

実際にDEEBOT N10 PLUSを使ってデメリットや注意点だなと思ったところは以下の通り!

デメリット・注意点

  • センサー搭載とはいえケーブルは認識してくれない
  • センサーぶんの高さがあるため、机によってはくぐれない
  • 水拭きモップは使用ごとに清掃+乾燥が必要なので手間はかかる
  • メーカー保証期間が1年で短い

センサーに過信は禁物。ケーブル類は認識してくれない

DEEBOT N10 PLUSにはセンサーを搭載しているとは書いたけど、細かい部分は認識してくれませんでした。

▼特にこういうケーブルは大敵となります。回るブラシで普通に巻き込んで食われます。筆者のパソコンの電源ケーブルが一度持っていかれました。いきなり電源落ちたからマジでびっくりしたよ。↓

なのでケーブルを浮かしたり収納ボックスに突っ込んだりアプリで禁止ゾーン設定するなどの工夫は必要となります。

あとセンサーの形自体もてっぺんが張り出しており、いわゆるエリンギみたいな形状。なのでブラシだけでなくセンサーで浮いているケーブルを引っ掛けることもあります。

高さがあるので隙間に入れないことがある

DEEBOT N10 PLUSはセンサーがでっぱっていて全高があるため、センサーのないDEEBOT U2 Proよりもくぐれない場面が増えています。

▼うちの机の1つに、足を支えるための支柱的なヤツがあるんですがそこをくぐることは出来ませんでした。こういう机ある人は注意っすよ。↓

水拭きしたらモップを洗って乾かす手間がある

DEEBOT N10 PLUS、超ハイエンドなDEEBOT T20 OMNIと違って温風でモップを乾燥させる機能は付いてません。価格差を考えれば妥当か‥。

▼なので水拭きしたあとはモップをはがして水で洗って乾かすというメンテ作業が逐一必要になってきます。↓

筆者は3日に1回ぐらいの水拭き頻度なのでそれほど苦ではないんですが、毎回モップがけするっていう方にとっては手間がかかるんで注意っす。

そういう場合はスペアのモップを数枚買ったりがオススメ。あるいは最初っからDEEBOT T20 OMNI買ったほうが幸せになれる……かも。あれはあれで10万以上して高いんだけどね。

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メーカー保証1年は短い。延長保証サービスが欲しい

メーカー保証が1年とありますが、筆者にとってはは短すぎる。最低でも2年はほしいです。

ロボット掃除機は結構ぶつけたりすることも多いし、そもそも汚れが蓄積したりセンサーが狂ったりすることもあって点検や修理のお世話になることも多い製品ジャンル。症例によるけど、修理代はバカにならんぐらい高いです。

実際、筆者が使ってるDEEBOT U2 Proも迎え入れてもうすぐ3年を迎えるワケですが、掃除中に動きがおかしくなったり、充電ステーションを見つけられず戻れなくなったりがたまにあるんですよね。メンテしても治らんし本体が御老体なのかなと考えつつある。

この手の家電製品ってスマホと違ってかなり長く使うものでもあるので、この保証期間はもっと長かったらな‥って思うわけッス。あと1年だけでも長くしてくれー!!

※編集部追記:1年間の保証期間中に故障などで修理した場合、修理後さらに保証延長90日間無償対応サービスはあります。

DEEBOT N10 PLUSのレビュー・評価まとめ!

DEEBOT N10 PLUSは個人的にはかなりバランスのいいスペックにまとめ上げられてるな~って感心でした。

上でも書いたけどDEEBOT U2 Proと比較すると「マッピング機能があるぶんかしこく動きムダは無く、充電台にたどり着けず行き倒れない」のと「禁止ゾーンの指定もアプリで完結できる」ってのは特にありがてーって感じた!

で、気になる価格は89,800円です。高度なマッピング機能とゴミ収集ダストボックス付きであることを考えると相応のお値段ですが、少し先にセール情報などがあれば記載しておくので価格をチェックしてみて下さい!個人的に6.5万円以下なら激アツ即買いレベル。

‥とはいえ保証期間の短さはネックなので、オプションでもいいから延長保証サービス的なのも欲しいところではあるけれど。ECOVACSさん延長保証を考えておいて下さい!

少なくともロボット掃除機があるのと無いのとでは掃除の手間と頻度が激減するし床にホコリや食いカスや髪の毛がないってマジで快適!気になる方はぜひとも手を出してみることをオススメします。

DEEBOT N10 PLUSをお得に購入する方法!

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