HUAWEI MateBook E(2022)発表!第11世代Coreシリーズ、有機ELディスプレイ搭載の2in1タブレット!
HUAWEIが新型2in1タブレットMateBook E(2022)を発表!第11世代Coreに12.6インチ有機ELディスプレイを搭載したプレミアムな2in1タブレットが登場です!
MateBook E(2022)の特徴
MateBook E(2022)の特徴は以下の通り!
MateBook E(2022)のハイライト
- 第11世代Coreプロセッサ搭載
- カラーバリエーションはネビュラグレーの1色展開
- 背面には1,300万画素のカメラを搭載
- 12.6インチ高解像度有機ELディスプレイを搭載。広色域もサポート
- クアッドスピーカーを搭載
- 65Wの急速充電に対応
- 純正アクセサリーにはキーボードカバー、ペンの2種類が用意
- HUAWEI製デバイスとの密な連携が可能
MateBook E(2022)は第11世代Coreプロセッサを搭載。ラインナップは以下の2種類となります。
- Core i3-1110G4(2コア4スレッド、クロック周波数:1.5GHz〜2.5GHz)/UHD Graphics
- Core i5-1130G7(2コア4スレッド、クロック周波数:0.8GHz〜1.8GHz)/Iris Xe Graphics
タブレットPCは通常のノートPCと比べると薄型軽量のため、排熱の関係でどうしてもパフォーマンスが抑えられたプロセッサが搭載されるパターンがほとんどです。
MateBook E(2022)も省電力寄りのプロセッサを搭載していますが、CeleronやPentium、超省電力仕様のYシリーズなどではなく、ノートPC向けのものを採用しているのは特筆すべき点でしょう。
上位モデルに搭載されるCore i5-1130G7は、UMPCのOne-Netbook A1 Proにも搭載されているプロセッサで、モバイル向け第7世代CoreのハイエンドモデルであるCore i7-7820HQと同じくらいの性能を有しているほど。
メモリはLPDDR4xの8GB、ストレージはPCIe接続のSSDが128GB(Core i3モデル)/256GB(Core i5モデル)搭載されます。ただし、読み書き速度に直結するPCIeの規格が非公表な点は注意が必要ですね!
▼カラーバリエーションはガンメタ系のネビュラグレーの1色のみ。ボディにはスプレー加工によりシリコン粒子を吹き付けることで、洗練された質感を実現したとのこと。↓
▼ボディの重量は約709g、厚みは約7.99mmと12インチクラスのWindowsタブレットでは比較的コンパクトに仕上がっているのも特徴です。↓
▼MateBook E(2022)は1,300万画素のアウトカメラを搭載。需要はともかくとして、カメラがおざなりになりがちなのがWindowsタブレットですので、かなり異色と言えるでしょう。↓
MateBook E(2022)は12.6インチの有機ELディスプレイを搭載。解像度は2,560×1,600(WQXGA)とかなり高精細です。
▼画面占有率は公称値で90%。かなり狭ベゼルなので、正面から見てもかなりスタイリッシュな印象を受けます。↓
▼sRGB、P3、Nativeと3種類ものカラープロファイルに対応。利用シーンに応じて切り替えることが可能です!↓
▼MateBook E(2022)にはクアッドスピーカーが搭載されており、HUAWEI Sound技術を用いた音を実現すると謳っています。また、空間感知アルゴリズムによって360度方位のサラウンド音響も実現しているので、臨場感あるサウンドを味わえるはず!↓
バッテリー搭載量は42Wh。65Wの急速充電に対応しており、30分で54%、90分で100%まで充電可能とかなり早い速度で充電が可能です。充電切れの際でもサッと充電すれば使い続けられるのは便利ですね!
MateBook E(2022)が搭載する端子は以下の通り。
- Thunderbolt 4×1
- イヤホンジャックx1
Androidなどのタブレットでは普通の搭載量ですが、Windowsタブレットではかなり少なめ。本格的に使用するにはUSBハブが必須かも。
▼電源ボタンは指紋認証ユニット一体型ですので、スリープ状態からでもスムーズにロック解除が可能です。↓
また、純正アクセサリにはSmart Magnetic KeyboardとM-Pencil(第2世代)が用意されています。ちなみに、Smart Magnetic KeyboardはCore i3モデルでは付いてこないので、その点は注意が必要ですね。
▼Smart Magnetic Keyboardは110度~160度の間で角度調整が可能。↓
▼キーストロークも1.3mmと十分。タッチパッド部分はNFCが使用可能で、下記のようにHUAWEIデバイスとの連携が簡単に出来ちゃいます。↓
▼M-Pencil(第2世代)は側面に吸着することでペアリングや充電が可能。ペン自体も4,096段階の筆圧感知が可能と十分な性能です。↓
HUAWEI独自のスーパーデバイス機能を使用することで、HUAWEIデバイスとの連携が密にできるのも特徴の一つ。
▼マルチスクリーンコラボレーションで、HUAWEIスマートフォンの画面を映し出すことが可能。↓
▼スーパーデバイスファイル転送では、HUAWEIスマートフォンやHUAWEIタブレットのファイルをケーブルで接続しなくてもワイヤレスで転送が可能。自動でファイルの整頓もされるとのことですので、ズボラな人でも安心ですね!↓
プレミアムな仕様のWindowsタブレットが欲しいなら一考の価値あり!
発売日は3月18日頃。価格は以下の通り。
- Core i3/8GB+128GB:88,800円
- Core i5/8GB+256GB:139,800円
Core i3モデルとCore i5モデルの差額は5.1万円とかなり開いているのは気になる点ですが、別途購入すると13,200円のSmart Magnetic KeyboardがCore i5モデルでは標準で付いてくるので、その点を加味すると差額は約3.8万円となりますね。
同じような性能の2in1タブレットではALLDOCUBE iWork GTが挙げられますが、あちらの方が単純なコストパフォーマンスで言うと上にはなってしまいます。
しかし、MateBook E(2022)の方がディスプレイの仕様や作り込みでは上ですので、どちらが良いのかは甲乙つけ難い印象を受けました。
以上のポイントより、とにかく安くハイスペックなWindowsタブレットが欲しい方はALLDOCUBE iWork GT、クリエイティブ用途にも耐えるプレミアムな仕様のWindowsタブレットが欲しい方はMateBook E(2022)を検討してみてはいかがでしょうか?