Jumper EZbook X3 Airのレビュー!
低価格なノートパソコンを数多くリリースするJumperから新モデル「EZbook X3 Air」がでた!なんといっても重量が約1.06Kgと超軽量であることが魅力。実機をGEARBESTさんに頂いたのでレビューをお届けします!
目次をクリックすると各項目へ移動します
EZbook X3 Airの良かった点とイマイチだった点
EZbook X3 Airは、CPUにCeleron N4100を搭載するエントリーノートパソコン。ライトユーザーやサブ機を求めているユーザーに丁度いい性能のモデルです。
良かった点
・凄く軽い!
・技適付きで安心!
・ディスプレイが綺麗!
・モバイルバッテリーで充電できる!
イマイチだった点
・USB-Aが挿しづらい!
・Deleteキーの位置がおかしい!
・キーボードはUS配列しか選べない!
・キーボードバックライト非搭載!
EZbook X3 Airの詳細スペックや特徴は以下で紹介しています。
EZbook X3 Airの外観
EZbook X3 Airのデザイン・質感は、「ホント凄く良い仕上がりだな」と感じる出来栄え。これなら多くの方が高い所有満足感を得られるのでは無いかなと。
▼筐体はオールメタルボディーでカラーはモカブラウン。金属の質感と落ち着いたカラーの組み合わせは「お上品」という言葉がよく似合います。↓
すこし前のモデルは天板に「Jumper」というメーカーロゴが入っていたんですが、EZbook X3 Airはデザイン性の高いロゴタイプになり、より美しくなりました。これは凄く良い変更点!
▼EZbook X3 Airは、Airと名が付く通り「軽い・薄い」はもちろん「スタイリッシュ」であることも魅力。エントリーモデルでは中々見られない水準の筐体です。↓
▼削り出しによるダイヤモンドカットの美しい装飾も良いね。↓
▼ディスプレイを開くと大画面。13.3型のモバイル用途で丁度いいサイズ感も気に入りました。↓
▼少しクセのあるキーボードは後でじっくり見てみることにします。↓
ホント、Jumperのノートパソコンは美しさが格段に良くなってきましたね。
以前、「Jumper Ezbook 3」実機レビュー。日本語化も簡単な海外激安ノートPCという記事でJumperノートパソコンを取り上げたことがあるんですが、見比べてみると筐体の仕上がりは着実に上がってることを実感できます。
やっぱり普段使うものなのでデザインや質感・見た目とかも気になるんですが、EZbook X3 Airは個人的にこりゃ良いなと思える仕上がりです!
付属品
EZbook X3 Airの付属品はシンプル。本体以外に日本仕様の充電器、取扱説明書(日本語対応)が入ってます。
ディスプレイは光沢あるグレアタイプ。非光沢が好みの方はPDA工房さんで専用フィルムがリリースされているので検討してみて下さい!
500円以上のご購入時に適用すると100円オフ!
EZbook X3 Airの実用と機能・仕様の検証結果
それでは実際にEZbook X3 Airを使いながら機能や仕様をチェックしてみます!
軽量で薄いので持ち運びが楽
エントリーノートパソコンは、デザイン性・重量・質感は二の次という感じで、「どことなく野暮ったいな」という製品が多いんですよね。
EZbook X3 Airのデザインは前述したとおりエントリークラスでは抜きん出ており、その中でも重量と薄さはハイクラスに匹敵。
▼重量はわずか1.06Kg。初めて手にとった時、「ウォ!すげー軽い!!!」と声を出してしまったほど。↓
▼そして、「薄さ」も必見です。バックパックにもスルリと入りかさばりません。↓
オールメタルボディーを採用することで、軽さ・薄さ・スタイリッシュなデザインを上手く融合できているだけでなく、持ち上げると剛性の高さもヒシヒシと伝わってくるんですよね。カッチリしていてよろしい。
EZbook X3 Airは軽量で薄型なので、持ち出して使うことが多い方にも注目して頂きたいノートパソコンです!
OSは日本語対応。技適付きで安心
海外ノートパソコンといえば「日本語で使えるのかな?」「技適は付いているのかな?」と不安になっちゃう部分もあるんですが、そこはガルマックスがチェックをしっかり行います。
▼OSはWindows 10を搭載してまして、日本で購入できるノートパソコンと同様に初回起動で初期設定が行えるようになってます!もちろん、日本語にもしっかり対応。↓
海外ノートパソコンの中には「既に初期設定済み」でメーカーが作成したアカウントでログインするような状態の製品も少なからずあるんですよね。
あれは気持ち的にウーンってなっちゃって自分で初期化しちゃうんですが、手間もかかるんでEZbook X3 Airみたいに「初回起動時に初期設定ができる」ってのは、初めて海外ノートパソコンに手を出すユーザーさんには優しい仕様でしょう。
▼あと、EZbook X3 AirはWiFiなど電波を使う製品です。「この製品は日本で電波を使っていいですよ」というお墨付きの技適もちゃんと取得してます。えらい!↓
パフォーマンスはライトユーザー向け
最近、「必要十分」って言葉が流行っているんですが、パソコンで何をするかって振り返った時に以下に該当するなら、EZbook X3 Airは必要十分なパフォーマンスと言えそうです。
- ネットサーフィン
- YouTubeやNetflixなど動画視聴
- 入力系が中心のエクセルやワードなどオフィスソフトの利用
- テキスト入力系の作業
- 写真・動画の簡単な加工
僕がプライベートでPCを使う時は、ネットサーフィンや動画視聴が主で、たまに記事の修正なんかでテキスト入力。あとは、ちょっとした写真の画質調整くらい。思ってるよりもライトな使い方なんですよね。
▼ハイエンドモデルと比較すると少し表示がもたつくなど動作の鈍さを感じることもあるんですが、ネットサーフィンは想像以上にサクサク。FHDクラスの動画視聴も再生中にコマ落ちするようなことはありません。↓
▼体感速度に直結するストレージはeMMCなんですが、速度は結構早くて一昔前のSSDくらいの読込速度はでてます。実際に使っていても「結構キビキビ動いてくれるな」という印象。↓
EZbook X3 Airは、このような軽めの使い方なら必要十分な性能で、ライトユーザーさんのメインPCとしてはもちろん、寝室用のごろ寝PCとしてのサブ機にもちょうど良い感じ。
▼一方でゲーム性能は高くないので、EZbook X3 Airのパワーだけでは遊べるゲームは限られます。ドラクエベンチでもこの程度。もちろん、グラフィックス設定を下げると動作は軽くなるんですが、Dot by Dotでのプレイは難しそうです。↓
エントリーノートパソコンは基本的にゲームをプレイするには向いてないんですが、今はパソコンのパワーが必要ないクラウドゲーミングも始まってるので、ゲームはそっちに任せたらOK。
パソコンで高解像度なRAW写真の現像や動画の編集〜エンコードがしたい!とか、最新のゲームをインストールして遊びたい!とか、そういった使い方でなければ、EZbook X3 Airは丁度いい相棒になってくれるはず。
ポートは充実!USB-Aは挿しづらい
最近のノートパソコンはポートが少ないですよね。EZbook X3 Airは普段使いで十分なポートを備えているのも嬉しいポイントです。
▼筐体の右にはイヤホンジャック、USB-A、MicroSDスロット(挿入時はMicroSDの頭が飛び出さないタイプ!)を搭載。↓
▼左には充電端子、USB-A、外部映像出力端子、USB-C端子。↓
最近だとUSB-Cが1つしか備わってないとかもあるんで、それらと比較すると使い勝手がとっても良い!こりゃ良いわって使ってたんだけど、USB-Aの端子が挿しづらいことに気が付きました。。。
▼薄さを追い求め美しさを追求した結果なのか、USB-Aには可動式の下部カバーが取り付けられてるんです。挿し込むときはこのカバーが邪魔で。。。↓
USB-Aを使ってない時の見栄えはとっても美しいんですが、これが挿しづらいったらありゃしない。個人的にポートの多さは嬉しいものの、使い勝手という点で考えるとイマイチに感じたポイントです。
SSDを増設することができる
ノートパソコンは拡張性が乏しいんですが、EZbook X3 Airは空き状態のSSDスロットを搭載してるんです。
▼アクセスも超簡単。底面のカバーを開けるだけでOK。↓
本体のストレージがいっぱいになっても簡単にストレージを増設できるのはグッド!外付けSSDを購入して常に持ち歩くならSSDを購入して本体に挿したほうがスマートですしね!
▼SSDを購入する時は「M.2 2280」規格を選びましょう!↓
キーボードはローマ字入力必須。Deleteキーの位置がおかしい
EZbook X3 Airのキーボードを触ってたんですが、中央付近のタワミも少なく打鍵感もエントリーレベルでは高水準で良かったんですが気になるところも。
▼まず、キーボードはUS配列です。なので、日本語入力は出来ますがローマ字入力必須。↓
日本語キーボードだと、「半角/全角」キーがあってアルファベットと日本語を切り替えられますが、US配列の場合は「Alt」を押しながら「〜」を押すことで切り替えらるタイプ。最初は面倒に感じるんですが、これは慣れちゃいます。
で、次は「慣れそうにないなぁ」ってところ。それがDeleteキーの位置。
▼EZbook X3 Airを触っていてDeleteキーを押そうと思ったら無い!探していたらキーの下部にありました…意味不明です。↓
アルファベットは入力しやすいんですが、こんな感じでDeleteキーの位置が一般的なキーボードとは全く異なる位置に配置されてたりするんで、テキスト入力の多い方は相当な慣れが必要かも。
あと、個人的に薄暗い場所で作業することが多いので、キーボードのバックライトも搭載してほしかったなぁ。
タッチパッドは反応も良く実用的
タッチパッドは大きいって訳では無いんですが、サラリとした触り心地で操作感もグッド。なんら違和感なく使えていて、マウスカーソルがどっかに吹っ飛ぶような暴走も今んとこないので不満なし。
ディスプレイが美しい!
ディスプレイはFHDのIPSパネル。グレアタイプ(光沢のあるタイプ)とあって映像はとっても美しいです。映り込みは注意ですけどね!
使った感じ、写真閲覧や動画視聴と相性が良いパネル。さっきアニメをフル画面で楽しんでたんですがメッチャ綺麗です。
ステレオスピーカーの音質は結構頑張ってる
安めのノートパソコンでサウンドは全然期待していない僕ですが、EZbook X3 Airのサウンドは低価格ノートパソコンの中では結構頑張ってる音質。
▼スピーカーは底面に備わっていてステレオタイプ。↓
音質はチープな感じも残っていて最大音量だとビビりも出てくるんですが、音量70%付近までは十分な音質かなと。それ以上の音質を求めるならイヤホンやヘッドホンを使いましょう。YouTubeやNetflixのドラマやアニメくらいなら全然OK。
USB-Cで充電できる。モバイルバッテリーからもOK
EZbook X3 Airは万能なUSB-C端子を搭載してるんですが、試しにPD充電器を使ってUSB-C経由で充電したら問題なく充電できました。
▼というわけで、普段から持ち歩いているPD対応モバイルバッテリーでも試してみたところ、こっちも問題なし!↓
EZbook X3 Airは処理性能がそれほど高くないので消費電力も低くてバッテリーはソコソコ持つんですが、モバイルバッテリーを使えばどこでも充電できるので安心感が段違い。カフェでコンセントが無い!ってことも多々ありますからね。
僕が使ってるモバイルバッテリーはもう売ってなかったんで、良さげなのを調べてきました。EZbook X3 Airの付属充電器は36Wタイプなので以下のPD対応モバイルバッテリーだと同等のスピードで充電出来ます。
EZbook X3 Airの実機レビューまとめ
薄くて軽くてスタイリッシュなノートパソコンって高価なモデルばかりなんですが、EZbook X3 Airは軽い使い方で必要十分な性能をもつエントリー帯に高品質な筐体を組み合わせた面白いモデルでした。
ノートパソコンを使ってやることはライトなことが多いんだけど、持ち歩くこともあるから見た目が美しくて軽くてスタイリッシュな製品が欲しい!って方は大満足できるはず。
とってもキレイな筐体なので、男性だけでなく女性の方にもオススメできそうです。安い時だと4万円以下で手に入るので、是非、検討してみて下さい!
EZbook X3 Airの発売時期・価格・購入先
EZbook X3 Airは2020年9月頃に発売したモデルで、価格は599.99ドル!
■メモリ8GB+容量128GB■
過去最安値→334.99ドル!
▼[GEARBEST]割引クーポン適用で334.99ドル!USプラグがおすすめ!↓