日本のために作られた「ASUS Zenbook SORA」が登場、スペックをチェック!
ASUSから「ASUS Zenbook SORA」という新モデルが登場しました。本シリーズは日本市場向けに開発されています。
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ASUS Zenbook SORA UX3407の詳細スペック
UX3407QA | UX3407RA | |
CPU | Snapdragon X X1-26-100 | Snapdragon X Elite X1E-78-100 |
GPU | Qualcomm Adreno(内蔵グラフィック) | |
NPU | Qualcomm Hexagon NPU 45TOPS | Qualcomm Hexagon NPU 45TOPS(Qualcomm AIエンジン 最大計 75TOPS) |
メモリ | 16GB LPDDR5X(8448MHz、オンボード) | 32GB LPDDR5X(8448MHz、オンボード) |
容量 | 512GB(NVMe SSD PCIe 4.0×4) | 512GB/1TB(NVMe SSD PCIe 4.0×4) |
ディスプレイ | 14インチ、TFT液晶、1,920×1,200、60Hz | 14インチ、有機EL、1,920×1,200、60Hz |
インターフェース | USB-C(USB4、PD対応) ×2 USB-A(USB 3.2 Gen2) ×1 HDMI 2.1 ×1 3.5mmオーディオジャック ×1 |
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バッテリー | 48Wh | 70Wh |
サイズ | 310.7×213.9×13.4~15.9mm | 310.7×213.9×13.4~15.9mm |
重量 | 899g | 980g |
OS | Windows 11 Home | |
カラー | ザブリスキーベージュ、アイスランドグレー | |
備考 | 顔認証対応(IRカメラ搭載)、Copilot+ PC |
約900gの軽量ボディの14インチ、カラーは2色
ASUS Zenbook SORAシリーズのSORAは日本語の「空」のことで、本機は日本市場向けに研究開発されたモデルになります。日本のモバイルノートPCの実用調査を行い、日本人の長時間持ち運ぶスタイルに合わせた重量、性能、バッテリー駆動時間などを求めた製品になっています。
▼本機のディスプレイサイズは14インチで16:10の1,920×1,200。ボディサイズは13インチPCレベルの小ささ。画面がギリギリまで広がっていてムダのない設計に。↓
▼本体重量は899g、980gと軽い!本機はセラミックとアルミニウムを融合させたセラルミナム素材を使用。ASUSの独自素材で、米国の軍用規格であるMIL規格にも準拠できるレベルの薄くて頑丈なボディを実現しているそう。↓
▼側面は左側にHDMI、USB-C、イヤホンジャック。右側にUSB-Aが1つ。持ち運び想定のノートPCならUSB-Cは左右に1つずつ付けてほしかった…!充電にしても、ハブつけるにしても何かと左右にある方が個人的には便利だったりします。↓
▼タッチパッドも大型で使いやすそう。↓
▼カラーはアイスランドグレー、ザブリスキーベージュの2色。↓
ArmのSnapdragon Xシリーズを搭載、高性能だが注意点も
▼下位モデルのUX3407QAにはSnapdragon Xが、上位モデルのUX3407RAにはSnapdragon X EliteというArmプロセッサが搭載されています。↓
どちらも性能が高く、ビジネス用途であれば動作に一切不満はないでしょう。ゲームも性能的には十分可能なレベルですが、後述する理由により基本的にはプレイできないと考えたほうがよいかもしれません。
本機に搭載されているArmプロセッサというものは、現在一般的に普及しているIntel Core iシリーズやAMD Ryzenシリーズ(x64、x86)などとは異なる仕組みのものです。
Microsoft OfficeやAdobeなど一部のソフトウェアにはArm版があり、これらは正常に動作し、快適なパフォーマンスが期待できます。
しかし、多くのソフトにはArm版がないため、それらを利用する際にはx64やx86版のソフトをエミュレーションして動かす必要があります。このエミュレーション機能は非常に優秀で、かなり快適に動作しますが、あくまで無理やり互換させているようなものなので、そのソフトが確実に動作する保証はありません。正常に動作しなかったり、そもそも起動しなかったりする可能性もあります。たとえば、大学の授業で使用する実験・解析ソフトや、会社の専用ソフトなどは、動作しない可能性が十分に考えられます。
さらに、エミュレーション環境での動作はチート行為とみなされることが多いため、オンラインゲームではアンチチートツールによってブロックされたり、そもそも起動しなかったりする場合があります。
バッテリー持ちも十分な水準
下位モデルのUX3407QAには48Wh、上位モデルのUX3407RAには70Whのバッテリーが搭載されています。それぞれのバッテリー駆動時間は約23時間と約29時間と十分な長さ(ビデオ再生時)。Armは電力効率がいいため、長時間動作が期待できます。
また、本機は急速充電に対応しているため、49分で60%の充電ができるそう。
AI機能も搭載、NPUでローカル動作
▼過去の動作を呼び起こせるリコール、文章や画像を生成する、リアルタイム字幕、自然言語でのファイル搜索などのCopilotのAI機能を搭載。リアルタイム字幕は便利だけど、それ以外は果たしてどれぐらい使うんでしょうか…↓
これ以外にもASUS独自のAI機能も搭載。画像などのメディア整理を補助してくれるStoryCube、離席時に自動でロックを掛けてくれるアダプティブディミング&ロックや、AIノイズキャンセリングなど。こちらのほうが実用的な機能ですね。また、これらはNPUという、PCに搭載されているAI用のパーツが処理を行ってくれるので、インターネットの接続などをせずに利用できます。
スマホとの連携機能もあり
▼スマホとの連携機能。スマホの通知をPCで受け取ったり、ファイル転送などの操作も可能です。↓
▼独自ソフト「GlideX」を利用することで画面の拡張、ミラーリング、ファイル転送などを簡単に行うことができます。↓
ASUS Zenbook SORA UX3407まとめ
ASUS Zenbook SORA UX3407の発売日は2025年2月5日で記事執筆時点の価格は以下の通り。
- UX3407QA メモリ16GB+容量512GB:163,455円~ (Amazon)
- UX3407QA メモリ16GB+容量512GB:179,800円~ (公式サイト)
- UX3407RA メモリ32GB+容量1TB:224,800円~ (公式サイト)
本機は非常に完成度が高いモバイルノートPCになっています。変な癖などもない設計で、バッテリー持ちも良好、快適な操作性と満足度は高いです。
ただやっぱり唯一の懸念点はArmであること、なんですよね。Officeソフトとブラウジング程度の使用目的であれば、このデメリットをほぼ享受しないため、非常に良い選択肢であると思います。しかし、ゲームもしたい場合や特殊なソフトを使いたい場合などは互換性に十分注意が必要です。
ASUS Zenbook SORA UX3407の購入先
▼価格は変動するのでリアルタイム価格はリンク先で必ず確認して下さい!↓
■ASUS Zenbook SORA UX3407■
初出時価格→179,800円から(UX3407QA)
初出時価格→214,800円(UX3407RA)
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