HUAWEI MateView GTのレビュー!臨場感が凄い湾曲34型ウルトラワイドゲーミングディスプレイ
この臨場感はマジやばい
HUAWEIさんがリリースしたゲーミングモニター「HUAWEI MateView GT」が気になってたんだけど、タイミング良くHUAWEIさんからお借りすることが出来たのでじっくり使ってレビューをお届けします!
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HUAWEI MateView GTのレビュー
HUAWEI MateView GTの仕様を確認していたんだけど、これが凄いんですよ。ザックリと書き出すとこんな感じ!
- 34型の「湾曲」ディスプレイ
- 超高解像度な3440 x 1440
- 165Hzのリフレッシュレートに対応
- 暗部を明るく表示する暗視野コントロール
- クロスヘア常時表示機能
- 5W×2のステレオスピーカー
パッとスペックを確認するだけでも「ゲーミング用途」の機能が満載よね。
実は昔から高解像度な湾曲型ディスプレイに憧れていたんですが、ゲーミング機能が充実した製品が少なかった&高価で中々手が出せなかったんです。。(だから今回の貸し出しはマジ嬉しい!)
HUAWEI MateView GTは様々なゲーミング機能を搭載しながら価格は執筆時点で65,801円とリーズナブル!価格は変動するので以下からリアルタイム価格をチェックしてみて下さい!
スペックや仕様が魅力的&湾曲高解像度パネルを搭載したHUAWEI MateView GTは、果たしてどんな体験ができるのか。試してみたいと思います!
組み立ては工具フリーで簡単
▼HUAWEIさんからHUAWEI MateView GTが届いた!で、でかい。。我が家のアイドルであるジョコ会長と比較すると巨大さが伝わるはず。なんてったって34インチのウルトラワイドですからね!↓
▼組み立ては工具フリー。スピーカーが一体になっているスタンドをディスプレイにカポッとはめ込むだけで固定できちゃいます。付属品はこんな感じ!↓
- HUAWEI MateView GT本体 x 1
- 135 W USB-C ACアダプター x 1
- USBケーブル(Type-C to Type-A)x 1
- USBケーブル(Type-C to Type-C)x 1
- DP1.4ケーブル x 1
- クイックスタートガイド x 1
可動域はやや狭め。モニターアーム使うとスピーカー使えない
HUAWEI MateView GTのディスプレイ可動域なんだけど、ゲーミングモニターとしてはやや狭めって印象かな。
▼上下の高さを移動出来たり、画面の角度は調整できるけど画面をクルッと左右に回したり、縦画面にするために回したりは出来ません。(ウルトラワイドなんで縦は基本出来ないけど!)↓
▼可動域はやや狭めなんだけど、ディスクに設置して使う限り特に不満は無し。ただ、スタンドの奥行きは約23cmあるんでデスクを広々使いたいならデスクの奥行きも購入前にチェックしてほしいポイントです。↓
ちょっと人を選ぶかなー?って思ったのは、スピーカーがスタンドに固定されていること。僕はモニターアームを愛用しているんですが、それ使っちゃうとスピーカーが使えないんですよね。。
スピーカーは使い勝手が良かったんで、スタンド使った利用がオススメかな!モニターアームじゃないとヤダ!って人は、34インチ以上に対応している製品使って下さいね!
ポート類が充実!切り替え操作もしやすい!
様々な機器を接続するためのポートはディスプレイを購入する時に気になるポイントなんですが、HUAWEI MateView GTはかなり充実してる!
▼HDMI 2.0が2つ、DisplayPortが1つ、USB-C(ディスプレイ、データ転送、最大充電電力10W対応)が1つ、3.5mmヘッドセットとマイクの2-in-1ジャックが1つ搭載されているのでとっても使い勝手が良い!↓
僕は普段MacBook Proを使ってるんだけど、USB-Çポートはめっちゃ使い勝手良い。付属のUSB-Ç to Çケーブルで繋げばサクッと3440 x 1440で表示できるし、最大10Wではあるんですが充電もできちゃう。
複数の機器を接続している時の切り替えもディスプレイ下部に備わっている「5方向ジョイスティック」の操作性が良いので簡単に切り替えられるのもポイント高い。
入力系で注意したい部分なんですが、HUAWEI MateView GTは2つの異なる映像を並べて表示できる「PBP(ピクチャー・バイ・ピクチャー)」には非対応なので、PBP使いたいって方は注意!
湾曲ウルトラワイドの臨場感はヤバいぞ!描画範囲も広い!
湾曲のウルトラワイドディスプレイの臨場感、マジ異次元。こんなの今まで体験したこと無いくらい没入感がヤバい。
▼ドカンと広がる映像に度肝を抜かれた。こ、これがウルトラワイドディスプレイの真骨頂か。以下はBF ⅤとAPEX LEGENDSで3440 x 1440表示している様子↓
10億7,000万色、HDR 10、コントラスト比4000:1で映像もめっちゃ綺麗。非常に色鮮やかな映像を楽しめています。パネルはVAタイプで視野角はどうかなーって思ってたんですが、目の前に置いて利用する分には全く気にならないレベルでした。
PCのディスプレイって目から40cm〜50cmくらいに設置することが多いと思うんだけど、目の前の34インチのウルトラワイドディスプレイにドドーンと映し出される迫力満点の映像はマジ鳥肌モン。
他にもウルトラワイドディスプレイの利点があるんだけど、16:9ディスプレイよりも横幅が広いので描画範囲の拡張ができるのもゲーマーとしては嬉しいポイント。
▼16:9表示では見えない範囲まで見えちゃうんです。↓
FPSなどのプレイで動き回っている時は基本的に中央部分に視点が合っているんで16:9ディスプレイとの差はそれほど感じなかったんですが、広い範囲を見渡しながら索敵剃る時は効果バツグン。
画面端でチョロチョロ動いている敵もビビッと察知しやすいんです。これはまじで有利だわ。だって16:9ディスプレイユーザが気づかない範囲に気がつくことができるんだもん。
▼ゲームだけでなく普段使いもウルトラワイド&超高解像度の恩恵ありまくり。左右にブラウザーを並べてもこんなに広々。めちゃくちゃ作業しやすい。↓
ちなみにHUAWEI MateView GTの応答速度は4ms。
ゲーミングモニターでは1msって製品も多いんですが、HUAWEI MateView GTは最高リフレッシュレートが165Hz。165Hzで必要な応答速度は5msもあれば十分なんで実は気にする必要はないです。
例えば、165Hzで必要とする応答速度を満たしていない場合は残像として残るんですが、必要な応答速度を越していたらあとはどれだけ応答速度が優れていていてもわからんのです。リフレッシュレートが追いつかないですからね。
よくアピールされてる1msってのは技術的にここまでいけるというもので、過剰スペックであることはゲーミング業界ではよく知られていること。165Hzで4msは十分以上の応答速度なんでご安心を!
ゲーミング機能が充実しているのが嬉しい!
HUAWEI MateView GTはゲーミング機能が充実しているのも嬉しい!
まずは165Hzに対応していること。このウルトラワイドでヌルヌルな165Hz表示が楽しめるのは本当にありがたい!
ただし、3440 x 1440の高解像度で165Hzを活かす(PCで165FPSを叩き出す)には、相応のマシンスペックも必要かなー。
僕のゲーミングPCはRyzen 9 5900X、GeForce RTX 3080 Ti、メモリ16GBの構成でそこそこの性能なんだけど、APEXでは120〜165FPSってところです。
ちなみにWindowsでは解像度とリフレッシュレートを設定する必要があるんだけど、これらを知らずに高リフレッシュレートディスプレイを60Hzのまま使ってるってパターンがあります。
▼そこはHUAWEI MateView GTの「リフレッシュレート表示機能」を使えばすぐに分かるはず!この機能は現在出力しているリフレッシュレートが表示されるので、表示が60や100になっている場合は設定を見直そう!↓
続いては暗視野コントロール。ゲームで薄暗い場所だと敵を見つけにくいんですが、この機能は暗い場所を明るく表示してくれるんで索敵で有利に。
▼暗視野コントロールは3段階で強度を設定可能。「一部のゲーミングディスプレイ」に搭載されている付加価値的な機能がHUAWEI MateView GTで使えるのは嬉しい!↓
実際に試してみたんだけど画質が大幅に変わらず暗部がしっかり確認できるようになり有利プレイが出来るんで、僕はレベル2で常用中。この機能が使えるだけで勝率も変わってくるんで購入したら是非試してみて下さい!
最後はクロスヘアの常時表示機能。最近のゲーミングスマホなんかでは結構搭載されていることの多い機能ですね。
▼形状は数種類用意されていてカラーは赤と緑から選択できます。↓
クロスヘアの常時表示機能を使ってみたんだけど、これはオマケ程度かなー。クロスヘアのサイズ調整が出来ない&FPSでは歩行時と銃を構えた時で表示切り替えが出来ないんで、クロスヘアを表示していると見辛くなっちゃうケースもありました。
これはプレイするゲームとの相性もあるんで、購入したら是非試してみて下さい!
スピーカーは低音弱めだけど音の広がりが良い
HUAWEI MateView GTはスタンド部分に5W×2のステレオスピーカーを搭載!
▼ピカッと光っているラインを指でなぞると音量調整、ダブルタップするとミュートにもできる!この光ってるラインのカラーは変更したり光り方を変えたりできるんでゲーミングモデルらしいカスタマイズもできるよ!↓
音質は5Wクラスなので低音は控えめですが、中域と高音域は良くなるのでYouTubeの動画など演者の声がしっかり聴こえるのがGood。
僕はFPSゲームをプレイする時はヘッドホン使うんだけど、動画見る時は楽なスピーカーが良いんで重宝してます!なので、やっぱりHUAWEI MateView GTを使うならモニターアーム使わないで純正のスピーカースタンドがオススメ!
まとめ
HUAWEI MateView GTで大迫力なウルトラワイドや美しい高解像度でゲームをプレイしていたら・・・お借りしておきながら返したくなくなってきた(笑)
そのくらい、HUAWEI MateView GTを使った時のインパクトは凄かった。
使ってみて良かった点は
- コスパの良さ
- 充実したゲーミング機能
- 高解像度&ウルトラワイドの圧倒的臨場感
- 充実したポートレート
一方で、こうだと良かったなと思ったポイントは
- モニターへのスピーカー内蔵→モニターアーム使うとスピーカー使えないから
- PBP機能の搭載→ウルトラワイドの利点を活かしやすい使い方の1つだから
こんな感じ。
この価格でこの仕様はなかなか無いんで、ウルトラワイドディスプレイを検討しているなら、是非、選択肢に入れて頂きたい製品です。
最新ゲームの美しいグラフィックを広大なスケールと溢れる臨場感で体験したい!ってんならHUAWEI MateView GTはコスパの良いんで是非検討してみて下さい!
価格は執筆時点で65,801円!リアルタイム価格は以下から確認して下さい!