iPad(8世代)からiPad(9世代)の乗り換えは旨味が少なかった話

どうも、ガルマックス編集長のナオキです。

2021年に発売となったiPad(9世代)を買ったんですが、結果的に買わなくて良かった買い物でした。その理由をまとめておきます。

8世代から僅かに進化したiPad(9世代)

僕はiPad(8世代)を発売直後に購入して愛用してたんですが、iPad(9世代)が出て若干悩みながらも購入したんです。悩んだ理由が、iPad(8世代)からの変化があまり感じられなかったからなんですね。

主な変更点は

  • SoCがパワーアップしたこと
  • 容量は64GB〜と倍増したこと
  • 超広角カメラを搭載したこと
  • インカメラが1,200万画素にパワーアップしたこと
  • 周囲の光に応じて色合いを調整するTrue Toneに対応したこと
  • センターフレームに対応したこと

こんな感じです。購入して使ってみたら色々と「不要だったなー」って部分が分かってきました。

SoCの変化を感じられる使い方をしていなかった

iPad(8世代)はiPhone Ⅹシリーズと同じA12 Bionicを搭載していたんですが、iPad(9世代)は1つ新しいiPhone 11シリーズと同じA13 Bionicにパワーアップしました。

▼AnTuTuではグッと性能が向上しています。左がiPad(9世代)で右がiPad(8世代)↓

パワーアップは良いんですが、iPad(8世代)ですらパフォーマンスを使い切るような使い方はしていなかったんですよね。基本的にWEBブラウジング、動画視聴、漫画などの読書に使っていたんでパフォーマンスの恩恵はあまり感じませんでした。

▼iPad(9世代)は、PUBGモバイルでスムーズ+極限まで設定できます。↓

ゲームパフォーマンスも上がったんですが、PUBGモバイルはiPad(8世代)でもスムーズ+極限設定ができたんで、パフォーマンスアップによる恩恵は感じられず。実際のプレイでも操作感はiPad(9世代)とiPad(8世代)で変わりませんでした。

例えば、iPad(9世代)のディスプレイが90Hzに対応していてPUBGモバイルが90FPSで遊べるのであれば乗り換えも良いと思うんですけどね。。

パワーアップしたインカメラ、そもそも使わない問題

iPad(9世代)でグッとパワーアップしたのがインカメラです。

iPad(8世代)は120万画素と最近のデバイスとしてはビックリするくらい画素数が低いんですが、iPad(9世代)でようやく1,200万画素に向上しました。それに加え広い範囲を撮影できる超広角カメラも搭載。

▼iPad(9世代)のインカメラは超広角だけでなく標準画角にも変更できるのが良いところ。1枚目が標準画角、2枚目が超広角です。↓

その他、被写体をフレームインするよう調整してくれるセンターフレームも搭載しているのでインカメラを沢山使っていた人は結構恩恵ある変化だと思うんですが、僕、全くインカメラって使わないんです。。

なので、この大きな変化点であるインカメラも僕は使ってないんで新たな体験としては捉えることができませんでした。

iPad(8世代)でも全く困らない

こんなことを感じながらiPad(9世代)を触っていたんですが、僕の利用する範囲ではiPad(8世代)から変化を感じられる部分は1つも実は無かったんですね。

外観やデザインも同じ、パワーアップしたSoCは変化を感じられる使い方をしていないので宝の持ち腐れ、インカメラは画質の向上や画角の選択肢が増えたとてそもそもつかっていない。

つまり、今の使い方ではiPad(8世代)からの変化をほぼ感じることができず、iPad(9世代)を使う意味があまりないと感じたんです。僕の使い方ではiPad(8世代)で全く困らないってことですね。

初めてのiPadを検討しているならiPad(9世代)はおすすめ

こんな感じで僕の用途では宝の持ち腐れ状態になってしまったiPad(9世代)ですが、iPad入門機としては非常に素晴らしい製品です。

64GBで39,800円、この価格で考えると圧倒的なパフォーマンスを誇り、OSのアップデートも長く落ちてくるので長期的に愛用できる。Apple製品なんでサポートも充実しています。

iPad入門機としては過去最高の製品であることは間違いないんで、iPad欲しいなーって考えている方はiPad(9世代)はマジおすすめです。

▼内容は結構尖ってますがYouTube動画もあるんでチェックしてみて下さい!↓

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