MediaPad T2 8 ProはLTE対応の低価格タブレット!性能から特徴とデメリットを探る!

MediaPad T2 8 ProはHUAWEIが手掛けた低価格で使えるタブレット!

HUAWEIが8インチタブレット【MediaPad T2 8 Pro】を発表!

間もなく発売開始となるので、仕様表からMediaPad T2 8 Proの性能や特徴と気がついた購入前に知っておくべきデメリットを織り交ぜながらMediaPad T2 8 Proの魅力に迫ります!

MediaPad T2 8 Proってどんなタブレット?

MediaPad T2 8 Proは日本でも数多くの格安スマホをリリースしているHUAWEI(ファーウェイ)のタブレットです。

日本では格安スマホで知名度が徐々に挙がっているHUAWEIですが、実はスマートフォン業界では現時点で世界第2位の超巨大メーカーさん。(1位はAppleで元々2位のSamsungはスマホ発火問題で3位に転落)

そんな巨大メーカーがコスパ時代にピッタリなタブレットを打ち出した!それがMediaPad T2 8 Pro!

コスパ良好!使えるタブレットが超低価格!

一昔前の低価格タブレットはガクガク動作で【安物買いの銭失い】感が強かったですが、最近ではパーツの性能が驚くほど向上し、満足して使える製品が低価格で手に入るようになってきましたね!

MediaPad T2 8 ProもWi-Fiのみ利用できるタイプが17,800円、格安SIMなどを挿し込んで何処でも通信できるタイプが22,800円格安スマホのエントリークラス価格でミドルハイスペックの性能が手に入る時代に突入!

低価格を実現出来たのは【世代の古いパーツ】を使っているから。

MediaPad T2 8 Proの性能表は以下の通り。

項目スペック
OSAndroid6.0
(Emotion UI 4.1)
SoCSnapdragon 615
1.5Ghz×4+1.2Ghz×4
8コアSoC
グレードミドルハイスペック
メモリ2GB
保存容量16GB
SDスロット搭載(独立スロット)
最大128GB
液晶8型IPS
(1920x1200)
背面カメラ800万画素
前面カメラ200万画素
対応バンドLTE
Band1(2100MHz)
Band3(1700MHz)
Band5(850MHz)
Band7(2600MHz)
Band8(900MHz)
Band19(800MHz)
Band20(800MHz)
Band26(800MHz)
Band28(700MHz)

TD-LTE
Band38/Band40
Band41

3G
Band1(2100MHz)
Band2(1900MHz)
Band5(850MHz)
Band6(800MHz)
Band8(900MHz)
Band19(800MHz)

TD-SCDMA
Band34(2100MHz)
Band39(1900MHz)

GSM
850MHz
900MHz
1800MHz
1900MHz
SimサイズMicroSIM×1
※SIM対応モデルのみ
Wi-Fi802.11a/b/g/n/ac
テザリング
最大8台接続可能
センサー GPS
GLONASS
A-GPS(※SIM対応モデルのみ)
近接、環境光、加速度、BDS
バッテリー4800mAh
サイズ縦209.3mm
横123mm
厚さ8.1mm
重量340g
カラーホワイト
価格Wi-Fiモデル
17,800円

SIM対応モデル
22,800円

最近は低コストで購入可能なスマートフォンやタブレットが増えてきましたが、何故低コストで購入できるのか?

それは【低価格で購入できるグレード】だからです。実はスマートフォンやタブレットも中身のパーツで様々なグレードが存在します。

例えるならiPhoneやXperiaはスポーツカー、低価格な格安スマホは軽自動車のような感じです。

自動車でも必要十分な性能なら軽自動車で十分ということでバカ売れ。スマホ業界でも同様の動きとなり格安スマホや格安タブレットが流行り始めているんですね!

MediaPad T2 8 Proは使い勝手の良いコンパクトカーといったところで【思っているよりもパワフルに使えるタブレット】なのです!

世代の古いSnapdragon 615を搭載!

SnapdragonはQualcomm社のモバイル向けSoCでシェア率ナンバーワン

MediaPad T2 8 Proの頭脳であるSoC(CPUのようなもの)は、少し世代の古いSnapdragon 615を搭載!

SnapdragonはXperia、arrows、AQUOSなどのスマホでも長いこと採用されているQualcomm社のチップで信頼性は折り紙付き!

Snapdragon615は去年多くのスマートフォンに搭載されていたパーツで、現在でも必要十分な性能を持ち合わせているのです。

実は、スマートフォンやタブレットに搭載されているSoCの性能は著しく進化しているので、少し古いパーツでも十分な性能を持ち合わせている事が多くなってきました。

2年前に発売したiPhoneやXperiaだってまだまだ現役で使えるのは、スマホアプリなどが必要とする性能を現在でも端末が持ち合わせているからなんですね。

MediaPad T2 8 Proもバッチリ使える性能を持ち合わせながら、世代の古くなった安いパーツを利用する事で超低価格を実現しています。

各パーツのバランスも良好。

SoCにはSnapdragon 615を搭載していますが、他のパーツはどうなっているのか仕様表からチェックしてみました。

本体に搭載されているメモリは2GB、最近では3GBや4GBのメモリを搭載する事が多くなってきましたが、2GBは必要十分な搭載量です。

余談ですが、去年は安いタブレットや格安スマホで主流だった1GBメモリ仕様は今後選んではいけません。現在は最低でもメモリは2GB~が当たり前となっているので注意しましょう。

保存容量は16GBと少し少な目ですがMediaPad T2 8 Proの販売価格からだと妥当な搭載量。でも、MicroSDカードスロットは搭載されているので別途128GBまで増設は可能!

8型サイズで2画面表示も楽々!バッテリーも大容量!

8型なので2画面も楽々表示出来るMediaPad T2 8 Pro。

タブレットでは7型の製品が多いですが、MediaPad T2 8 Proは8型なので2画面表示でも文字が小さくなりにくく見易い!

また、8型のサイズを活かしてバッテリーも大容量な4,800mAhを搭載しているので長時間利用も何のその。出張のお供にもピッタリ。

カメラはオマケ程度!過度な期待は禁物!

MediaPad T2 8 Proに搭載されているカメラはメインカメラに800万画素で最近のスマートフォンと比べると貧弱。。。でも、端末価格が安いので妥協は容易です(笑)

一応、申し訳程度の200万画素インカメラも備わっておりビデオチャットも可能なのでカメラ性能は妥協してあげて下さい(笑)

画面の解像度がちょっぴり広い!

多くのスマートフォンやタブレットでは1920×1080のフルHDと言われる解像度が主流。

家のテレビがフルHDですが、あれと同じ解像度が片手で持てるスマートフォンやタブレットにギュギュギュっと詰め込まれてるってビックリですよね。

MediaPad T2 8 ProではフルHDを超える1920×1200解像度のディスプレイを備えています。

SIMカードの挿せるタイプはドコモ、au、ソフトバンクの電波に対応している?

SIMカードの画像です

MediaPad T2 8 ProのSIMが挿せるタイプも用意していますが、しっかり電波を掴めなくては意味がありません。

SIMフリー端末を日本で利用する場合は日本の電波に合致しているかが重要ということで仕様表から対応する電波をチェック!

  • ▼ワンポイント▼

    MediaPad T2 8 ProのSIMスロットは【MicroSIM(中サイズ)】です。

  • SIM契約時にはサイズが更に小さいNanoSIMサイズも選べるのですが、NanoSIMは【SIMサイズ変換アダプター(リンク先はAmazon)】を利用することでMicroSIMサイズに変換可能です。
  • 通信会社でSIMサイズを変更する場合は数千円の手数料がかかるだけでなく、SIM再発送時の郵送期間に元のSIMが利用できなくなる不通期間が発生するので、元からNanoSIM+SIMサイズ変換アダプターでの運用がオススメです。

ドコモの回線には必須+αの電波に対応!

ドコモの電波で重要なLTEバンドは全国区をカバーするバンド1、東名阪の高速通信バンド3、山間部や郊外・地下などをカバーするプラチナバンドの19が必須バンドですが、MediaPad T2 8 Proは全てに対応!

また、2015年末からドコモの電波で新たにサービスインとなったバンド28にも対応しているんです。(エリアは狭いので現時点でメリットは少ないですが、今後普及する時に利用できるのは嬉しいですね)

ドコモの3Gの電波も全国区をカバーするバンド1に山岳地帯・農村地区をカバーする重要なFOMAプラスエリアに対応するバンド6/19にも対応してます!

ドコモのSIMやドコモの回線を利用した格安SIMで安心して利用できる電波仕様となっているので安心ですね!

ソフトバンク(ワイモバイル)の電波もガッツリ対応。

ソフトバンクとワイモバイルは同じ会社なので、利用する電波も全く同じなのでソフトバンクの電波に対応していればワイモバイルでも利用可能です。

ソフトバンク回線のLTEでは全国区をカバーするバンド1、元々ワイモバイルの電波だったバンド3、プラチナバンドの8に対応しており必須バンドは全て網羅。

また、通信方式の異なる高速通信可能なTDD-LTEのバンド41にも対応している事もポイントが高いです!

MediaPad T2 8 Proは3G電波で必須の主力バンド1と8にも対応しているのでソフトバンクSIMやワイモバイルのSIMでも安心して利用可能!

auの電波利用不可と思っておいたほうが無難。【追記しました】

  • ▼そもそもVoLTE非対応だった▼

    MediaPad T2 8 ProはVoLTEに非対応でした。ということでauのLTEを利用した通信も不可です。

auのLTEでは主力バンドがプラチナバンドの18なのですが、残念ながらMediaPad T2 8 Proでは対応していません。。。しかし、バンド18を内包しているバンド26には対応。補助バンドの1にも対応しています。

auの3G回線は通話用でマイナー電波を利用しているためMediaPad T2 8 Proでは未対応です。

auでは通話もデータ通信も利用するフルLTEのau VoLTE SIMであればLTEでの通信は可能のように感じますが、端末側がau VoLTE SIMに対応していないと通信できないことと、公式でもau VoLTE SIMに関して触れていない事から、使えないと思っておいたほうが無難です。

ちなみに格安スマホや格安SIMでは世界的にマイナーな電波を利用しているau回線に対応している端末は非常に少ないのが現実です。。。残念!

スマホがぶっ壊れてもドコモかソフトバンク回線なら通話可能。

MediaPad T2 8 ProのSIM対応モデルではドコモとソフトバンク(ワイモバイル)の回線を利用できます。

電波がバッチリ対応しているので実は通話も可能。万が一メインのスマートフォンがぶっ壊れてしまった場合は代替機として使えます。超でっかいけど!

MediaPad T2 8 Proはセンサー類が貧弱!

MediaPad T2 8 Proは低価格で高性能ですが、コストダウンのシワ寄せはセンサー類に。。。

購入前に出来ること、出来ないことを把握しておきましょう!

ジャイロセンサー非搭載なのでポケモンGOは仮想空間でのプレイに。

ポケモンGOをプレイする場合はジャイロがあったほうが良い

ポケモンGOでは現実世界にポケモンを表示させるAR機能が利用可能ですが、AR機能を利用するには【ジャイロセンサー】が必要なんです。

残念ながらMediaPad T2 8 Proにジャイロセンサーは搭載されていないのでAR機能が利用できません。。。が、仮想空間ならプレイは可能な仕様です!

Wi-FiモデルはGPSの測位時間が長い。

SIMが挿せるタイプはA-GPS(SIMの電波基地局を利用する事で高速測位が可能)を搭載していますが、Wi-FiモデルではSIMが挿せないのでA-GPSは利用不可。

Wi-FiモデルでもGPSを搭載しているので正確な位置確認は可能ですが、測位までに時間を要する場合があることを知っておきましょう!

HUAWEIのMediaPad T2 8 Proは使える安いタブレットとして人気が出そう!

HUAWEIは10,000円台のMediaPad T1 7.0 LTEという端末を10月21日に発売しており、ガルマックスでも「「MediaPad T1 7.0 LTE」スペック詳細。SIMフリータブレットで1万円台!」という記事を書いてます。

あっちは記事を読んでいただいても分かる通り結構ボロカスに書いてます。(低コスト重視モデルの為、利用するにはかなりの妥協が必要)

それと比べMediaPad T2 8 Proは【使える性能】を持ち合わせ【低価格】で購入できるタブレットに仕上がっているので高評価。

これだけの性能を兼ね備えたタブレットがWi-Fiモデルが17,800円、SIMが挿せるモデルが22,800円で購入できるなんて良い時代になりましたなぁ。

発売日は2016年12月9日!まもなく発売開始となるのでHUAWEIの公式サイトでじっくりチェックしてみてくださいね!

HUAWEI MediaPad T2 8 Pro、(・∀・)イイネ!!

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