格安SIM乗り換えリスク。MNP転入時の使えない期間とは?
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ナンバーポータビリティー(以下MNP)は大手キャリアでおなじみの制度ですが、格安SIMへもMNP転入が可能です。
しかし、格安SIMへのMNPは「不通期間」が発生することも。
ユーザーにとって不便な部分ですので、今後改善されるとは思いますが、現状では乗り換えリスクの一つとなっています。
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格安SIMでMNP転入時の「使えない期間」について。
実店舗を持たないMNPだから使えない期間が発生する。
格安SIMを提供しているMVNOは大手キャリアと違い、ほぼ実店舗が存在しません。
最近はビックカメラのBIC SIMを取り扱う【BIC SIMカウンター】など、実店舗を展開しているMVNOも存在しますが主流は宅配受取です。
MNP転入の手続き内容は大手キャリアと変わりません。
決定的に違うのは、大手キャリアでは店舗で回線切替ができること。即日で転入先のキャリア回線に切り替えて使用ができます。
しかし、実店舗を持たないMVNOでは、MNP手続き完了後SIMの発送が行われます。
発送されたSIMの【宅配期間が使えない期間】となり、MVNOへMNP転入する際の大きな弊害となっています。
格安SIMのMNPで即日開通できるMVNO
追記:遂にdocomo系格安SIMで自宅即日MNP可能なMVNOが誕生しました。
関連:mineoがドコモ系の格安SIMで初めてMNPユーザー切替を導入。
docomo系の格安SIMで全国をカバーできている即日開通可能なMVNOだと、BIC SIMカウンターを設けているBIC SIM一択です。
店舗数は少ないですがBIC SIM以外でも即日開通可能なカウンターを設けているMVNO一覧。
- ヨドバシカメラ【ヨドバシSIMフリーカウンター】
- 楽天モバイル【楽天カフェ】
- U-mobile【U-NEXTストア】
- ゲオ【OCN モバイル ONE 即日開通カウンター】
またau回線網を利用するMVNOでは、MNPの手続きをユーザーが行う方法が用意されており、不通期間はユーザーが切り替えに要する時間のみです。
しかし、au系の格安SIMではスマートフォン対応周波数帯の関係で、auのスマートフォンでしか使えない場合がほとんですので使い勝手が
格安SIMのMNPでは【不通期間】を見越すこと。
沢山のMVNO業者が存在し、豊富なプランや価格が魅力的な格安SIM。
まだまだこの様な問題点が改善されてない現状では、一般的に普及するのは時間がかかるでしょう。
MNPによっぽどの拘りがなければ、新規で契約してい待ったほうが手っ取り早く、通信費用を節約できますね。
私なら古い番号と無駄な通信費は即日で切り捨てます。