NiPoGi G1 8945HSモデルの本音レビュー!ゲームも結構遊べちゃうパワフルなミニPC

Ryzen 9 8945HSを搭載するパワフルなミニPC「NiPoGi G1 8945HSモデル」をメーカーさんに試す機会を頂いたので、実際に使ってどうなのか本音を織り交ぜながらレビューしていきます!
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参考価格→159,998円
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スペック、ベンチマーク、検証結果
ちゃんとミニPCらしいサイズ感!

ミニPCと言いつつ筺体の大きなモデルもありますが、NiPoGi G1 8945HSはしっかりミニPCのサイズ感だったので一安心。
▼iPhone 17と並べるとこんな感じのサイズ感です。↓

このくらいのサイズなら置き場所に困ることは無さそうですね。モニター台を使えばキーボードも収納できるくらいのスペースはあるので小さめのデスクで使いたいなら導入を検討しましょう。
▼モニター台を購入するときは台の下に5cmほどの高さがあるものを選んでくださいね!↓
サイズ感は良い感じなんですが、筺体の質感はうーんと言ったところ。全体的にプラスチッキーでズバッと言えば安っぽいです。
この価格帯になるとオールメタルボディーも当たり前なのでもう少し高級感が欲しかったですねぇ。10万円超えの製品ですし。
USB 4.0搭載が嬉しい!最大3画面出力もOK
ポートを確認してみましょう。
▼こっちが前面。便利なUSB 4.0がフロントに搭載されているので使い勝手も◎です。↓

▼こっちが裏面。一通りの端子が揃ってます。特にUSB‐Aは前面も含めて6つも搭載されているので凄く使いやすい!↓

筆者的にはUSB 4.0を搭載している点がやっぱり嬉しいですねぇ〜!
▼これなら以下のようなマウントを使ってPC向けの汎用GPUを接続することも出来るし・・・↓
▼USB 4.0で接続できる以下のような外付けGPUも使えます。↓
「AYANEO GRAPHICS STARSHIP AG01」発表!Radeon RX 7600M XT内蔵のオールインワンGPUドック!
つまりUSB 4.0を備えていればゲーム性能があとからパワーアップできるんです!素晴らしい!
ディスプレイ出力は裏面のDisplayPortとHDMIを使って2画面出力、さらに前面のUSB 4.0を使って最大3画面出力できます。が、前面のUSB 4.0が使えなくなるのは勿体ないので、マルチディスプレイは2画面くらいが良いんじゃないかと思いました。
惜しいと思ったのはSDカードスロットが無いこと。性能の低いモデルだと別に良いんですけど、本機のようなパワフルなモデルだと写真や動画編集でも使えるので、SDカードを結構使うシーンがあるんですよねぇ。この価格帯なら欲しかったというのがホンネ。
内部へのアクセスも比較的簡単!
メモリが32GBでストレージも1TBあるのでそのままでも十分って方が多そうですけど、面白そうなのでバラしてみました!
▼まずは背面のゴム足を外してネジを4本外しましょう。↓

▼パカッと開けば即内部なので容易にアクセスできる部類となっていました。↓

▼裏蓋には金属プレートが備わっていてメモリとストレージと熱伝導シートで密着する構造になってます。結構熱対策もしっかりしてますね!↓

メモリは2スロットで16GBが2枚備わっているので空きはなし、ストレージはM.2 2280で1TBが1枚備わっていますが片方は空きなので面倒な換装ではなく増設で対応できるのがGood!
バラすのも簡単なのでストレージ容量が足りなくなってきたらサクッと増設できそうですね!
もちろんOSはOEM!
稀にプリインストールOSが個人では使ってはいけないVL版を採用しているメーカーもあるので確認してみます。
▼うん、ちゃんとOEM!当たり前!↓

という訳でOSは個人で使っていいOEM版だったので長期的に安心して使えます。OSのライセンスについては以下の記事で詳しく書いているのでチェックしてみましょう。
初回起動後はキーボードを設定しよう
そうそう、これはWindowsの問題かと思うんですけど、初回設定時に日本語キーボードを選択してもUS配列キーボードになっている場合があります。本機もなってました。
なので日本語キーボードに変更する方法も書いておきます!
設定→時刻と言語→言語と地域→日本語と書いている部分の右にある「…」を押すと表示される言語オプション→キーボードレイアウトを「日本語キーボード(106/109きー)」に変更して再起動すると切り替わります!
動画編集から軽めのゲームまで快適
上のほうにベンチマーク結果のスクショを貼ってますがスコアをこっちにもペタリ。かなりパワフルです。
| AnTuTu | |
| 総合スコア | 2,445,336 |
| CPU | 1,286,836 |
| GPU (OpenGL) |
286,358 |
| Geekbench 6 | |
| CPU | 2,697(シングル) 13,290(マルチ) |
| GPU (OpenGL) |
30,353 |
| GPU (Vulkan) |
36,597 |
| PCMark 10 | |
| 総合スコア | 6,957 |
| Essentials | 10,346 |
| Productivity | 9,286 |
| Digital Contents Creation |
9,514 |
| 3DMark 10 (TimeSpy) |
|
| 総合スコア | 3,307 |
| Graphics | 2,934 |
| CPU | 11,420 |
| Chinebench | |
| R23 | 1,795(シングル) 16,601(マルチ) |
| 2024 | 94(シングル) 823(マルチ) |
| モンスターハンターワイルズ ベンチマーク | |
| 画質低 1,920×1,080 フルスクリーン フレーム生成あり |
9,424(評価:設定変更を推奨) |
検証中の発熱と消費電力をいくつかピックアップ
- ChineBench R23:最大81℃/最大45W/全体の消費電力最大77W
- Time Spy Extreme:最大84℃/最大45W/全体の消費電力最大83W
割と発熱しないように制御しているご様子ですね。Ryzen 9 8945HS機としては若干スコアは低めかなという感じですが全体的に動作は安定してます。
高負荷状態になると空冷ファンの回転数は当然上がるんですけど、特別煩いという訳でもなくハイスペックなミニPCとしては平均的な騒音レベルなので特に不満はなさそう。
日常使いはサックサク
WEBサイト閲覧、動画視聴、メール、ワードにエクセルなど日常的な作業はもうサックサク。あらゆるシーンでキビキビと動作しているのでストレスゼロです。
まあ・・・Ryzen 9 8945HSですし!メモリも32GBと山盛りなので山ほどウィンドウを開いてもかなり快適です。
例えば、「ライトな使い方だけど長期的に使いたいからパワーに余裕あるモデルが欲しい」という人でも本機はちょっとオーバースペックかも。
ゲームは軽めのタイトルなら結構動く
▼比較的古いAPEX LEGENDSでは、FHDの画質低で平均100FPSほど出ちゃってます。Maxだと120FPSくらい。↓

さすがオンボードGPUとしては超パワフルなRadeon 780Mという感じですね〜!APEX LEGENDSくらいのゲームならなんら不満無く遊べちゃいました。
▼実際にAPEXを遊んでいる様子も動画で撮ってみました。圧縮されまくって画質終わってますが実際は上の写真くらい綺麗な映像です。↓
Ryzen 9 8945HS搭載ミニPCのNiPoGi G1をレビュー中なんですけど結構ゲーム動く!!!APEXはFHDの低設定で大体100FPS前後で動くので普通に遊べちゃうwでもモンハンワイルズはさすがにキツイ pic.twitter.com/WjSQyfnYLK
— GARUMAX (@GaruJpn) November 23, 2025
▼という訳でチャンピョン余裕でした!↓

▼一方で重いと有名なモンスターハンターワイルズのベンチマークでは低設定+フレーム生成をオンにしても設定変更を推奨されてしまいました。↓

まあオンボードGPUなのでモンスターハンターワイルズのように動作に難ありな場合もあるんですけど、動くタイトルで遊べたらOKという方は多くのタイトルが快適に動く水準ではあります。
もしどうしても遊びたいゲームが重くてプレイできなければ、上述したようにUSB 4.0を使って外部GPUを接続してパワーアップする奥義も発動できるので、ライトにゲームを遊ぶならもう本機で十分かも。
動画編集はFHDまでがオススメ
NiPoGi G1 8945HSにPremier Proをインストールして動画編集も試してみます。
結果としては、4K動画の編集はできるけれど書き出しに時間がかかってしまうので、快適に作業するならFHDソースを編集してFHDで書き出すような使い方が良さげです。
▼30分の60FPS動画の書き出し時間は以下の通りとなりました。↓
| FHD→FHD | 6分14秒 |
| 4K→FHD | 39分10秒 |
例えばスマホでFHDで撮影した動画をカットしてテロップ付けてBGMを付け加えるようなYouTube動画やショート動画であれば本機で十分かと思います!
ローカルLLMも実用的だった
▼無料で使えるLM Studioにてgpt-oss-20bを動作させてみた結果は以下の通り!約2,000文字出力で10.07 tok/secとなりました。↓

おー、なんとか最低限欲しい10 tok/secを超えましたね。
このレベルになると個人で利用する分には十分かなという感じ。という訳でローカルLLMを構築したいという方もNiPoGi G1 8945HSなら結構使えそうです。
NiPoGi G1 8945HSの良い点・注意点・まとめ

良い点
- Ryzen 9 8945HS機としては比較的安い
- ちゃんとコンパクトと言えるサイズに収まっている
- USB-Aが多くて使い勝手が良い
- USB 4.0もしっかり搭載している
- OSは安心のOEM版(当たり前)
- ゲームも割と動いてしまうGPUパワー
注意点
- 筺体の質感が結構安っぽい
- 3画面出力はUSB 4.0が潰れる
- SDカードスロットが無い(この価格帯ならほしい)
Ryzen 9 8945HS搭載機になると快適にできることがグッと多くなりますね〜!
日常使いはもちろん、流行りのショート動画制作やローカルLLMの構築などもこなせるパワーを持っているので長期的に愛用できそうです。
また、オンボードGPUとしては非常に性能が高く、ゲームもFHD解像度で快適に遊べるタイトルも多いです。APEXなど無料系ゲームをプレイするくらいならこれで十分って人も多そうですねぇ。
USB 4.0を搭載したことで拡張性も◎です。あとからゲーム性能をアップすることもできますからね。昔のミニPCは諦めるしか無かったですもん。凄い進化ですよ。
NiPoGi G1 8945HSモデルは全体的にしっかり作り込まれている高品質なミニPCだったので、パワフルでもコンパクトなパソコンを探している方はレビューを振り返りながら是非検討してみて下さい!
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