OnePlus Nord CE 5Gのレビュー!デザイン良し!有機EL搭載!3万円台で買えるOnePlusスマホ!

OnePlusの「OnePlus Nord CE 5G」をメーカーさんにご提供頂きました!300ドル台スマホながらハイエンド志向の要素が詰め込まれているモデルです!実機が届いたのでレビューをお届けしますよ!

良かった点

  • グラデーション入りボディでシンプルな美しさ
  • マット調ボディで手触りが良く、軽量で持ちやすい
  • 有機ELディスプレイ、Widevine L1対応
  • 両手どちらでも使いやすい画面内蔵指紋センサー

注意点

  • 画面オフの時に指紋認証できない
  • シングルスピーカーで音がショボい
  • VoLTE有効化しないと使えないキャリアが多い

OnePlus Nord CE 5Gのレビュー

OnePlus Nord CE 5Gのデザインなんですが、かなり美しい。グラデーションが入っており、角度を変えると緑色から紫色に変化するんすよ!しかも嬉しいマット調。スベスベで心地いい!指紋もつきにくい!久々に「友達やSNSに自慢したい」という表現が出るデザインの良さです。

▼デザインは2019年モデルのスマホを彷彿とさせる、懐かしいスッキリした見た目!カメラの土台の横幅が絞られているという、シンプルながら、主張しすぎないカッコよさがイイネ!↓

ちょうど去年に登場した「OnePlus Nord」とよく似ている。リア、フロントのカメラが1つ減っている以外に大きな違いがわからないぐらいに似ている

ちなみに筆者は同じ水色といいカメラといい、2年ぐらい前に出ていたHUAWEIのP30に似てるなぁって思ってました(˙ω .)こんな妄言が出たレベル。

▼閑話休題。サイズ感はいたって標準的です!手の大きい筆者の場合、操作は基本片手でイケるけど、ときに両手で操作したくなるってサイズ感です。ただ、薄くて軽く、長時間持っていても苦にならないのが良かった!手触りも最高だし。↓

画面はパンチホールがさらに小さくなっており、高級感を感じる風合い
イマドキは190g以上のモデルが多く、それと比較すると軽量な部類となる

▼背面と異なり側面はツルツル。電源キーと音量キーが左右に分かれているタイプとなってます。スクショがやりやすい!↓

左側:音量キーにSIMスロット
右側:電源キーのみ
下部:イヤホンジャックとType-C端子、そしてスピーカー
上部:何もなし。カメラがビヨ~ンってなってるのがわかる

付属品・同梱物

  • 充電器(30W・日本のコンセント非対応)
  • 充電ケーブル(USB Type-C)
  • 簡易保護フィルム
  • ケース・端子キャップ付き
  • 説明書など冊子類
  • SIMピン
  • ステッカー

▼付属品は充電器、充電ケーブル、説明書類、専用ケース、ステッカー、そしてSIMピンと充実した構成。あと、充電器の形状は日本のコンセントと違うので変換アダプタが必要っす!↓

同じ廉価モデルのOnePlus Nord N10と異なり、専用ケースが付属しているのはいいね!しかも作り込み具合もハンパねぇ。所々サラサラなマットな加工がされており、デザインもひし型のような大きな模様が入っているという個性の塊!端子キャップもついていました。↓

装着した状態。質感がかなりしっかりしており、画面の四隅までガードする形状。落下や不意の水濡れでも安心して使えそうだ!

▼OnePlus Nord CE 5Gのレビュー動画はYouTubeで公開中!質感・カラー・雰囲気・動作・レスポンスは実機動画をチェック!↓

OnePlus Nord CE 5Gの処理性能・実機ベンチマークスコア

OnePlus Nord CE 5GのSoCはSnapdragon 750Gです。端末の処理性能を数値化するベンチマークをチェックしてみましょう。

▼OnePlus Nord CE 5Gの実機でAnTuTu(Ver9)を測定しました!総合スコアは390,696点、GPUスコアは95,397点です!

なお、AnTuTu v8では総合328,299点、GPU78,395点だった

▼以下は現在市場で主流となっている各性能帯の参考スコアです。現時点で本端末の性能がどのランクに相当するか確認が出来ます!↓
AnTuTuスコア動作・操作感
総合スコア:約150万点以上
GPUスコア:約60万点以上
ヌルヌル、動作に不満なし
総合スコア:約100万点〜150万点
GPUスコア:約35万点〜60万点
重いゲームもなんとか
総合スコア:約50万点〜100万点
GPUスコア:約15万点〜35万点
軽いゲームくらいなら
総合スコア:約25万点〜50万点
GPUスコア:約5万点〜15万点
必要最低限
総合スコア:約25万点以下
GPUスコア:約5万点以下
サブ端末向き
▼ガルマックスでは色々なスマホのAnTuTuベンチマークがデータベース化されています。ユーザさんからもスクリーンショットを募集しているのでよろしければどうぞ。↓
スマホの実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ

▼その他、Geekbench 5、PCMark、3DMarkでのスコアは以下の通り!↓

▼ストレージ速度は読み込みが1000.3MB/s、書き込みが514MB/s。

OnePlus Nord CE 5Gの機能・仕様の検証結果

以下はOnePlus Nord CE 5Gの主な機能・仕様です。

通知ランプ
指紋認証 ○:画面内蔵式。速度・精度は申し分なし
顔認証 ○:解除に約1秒ほど掛かる
ツインアプリ
(デュアルアプリ)
○:SNS(Twitterで確認)
○:メッセンジャー(LINEで確認)
✕:ゲーム(PUBGで確認)
PCモード
外部映像出力 ワイヤレス出力:○
HDMIポートへの出力:✕
ディスプレイポートへの出力:✕
戻るボタン入れ替え ○:デフォルトは左
ジェスチャー操作
クイックランチャー
ゲームモード ○:パフォーマンスが上がるタイプではない
冷却システム
MicroSD
内部ストレージ化
-:MicroSD自体非対応
Photoshop Camera
PUBGモバイル
グラフィック設定
フレームレート設定
スムーズ設定時→【スムーズ】+【ウルトラ】
最高クオリティ&フレーム設定→【HD】+【高】
スピーカー モノラル
イコライザー ○:イヤホン使用時のみ
Bluetoothコーデック SBC:○
AAC:○
aptX:○
aptX HD:○
LDAC:○
aptX Adaptive:○
aptX TWS+:-(未検証)
※開発者オプション上の一覧と接続テストの結果です。お手持ちの機器での接続を保証するものではありません
DRMコンテンツ Widevine:L1
Amazonプライムビデオ:HD(高画質)で再生を確認
Netflix:FHD画質で再生を確認
高リフレッシュレート ○:90Hzと60Hzで切替可能
表示モード ダークモード、ブルーライトカット、モノクロ
画質調整 「ディスプレイ→詳細設定→画面のキャリブレーション」から設定可能
備考

通信・SIM周り:ソフバン回線以外はほぼVoLTE化が必要

OnePlus Nord CE 5Gではau、楽天モバイル、ahamo、povoはVoLTEを有効化させないと使えませんでした。

ドコモ回線 データ通信:○
通話:○
(LINEモバイルで検証)
ソフバン回線 データ通信:○
通話:○
(LINEモバイルで検証)
au回線 データ通信:✕
通話:✕
(mineoで検証)
楽天モバイル回線 データ通信:✕
通話:✕
Rakuten Link:✕
(楽天モバイルで検証)
ahamo回線 データ通信:✕
通話:✕
(ahamoで検証)
povo回線 データ通信:✕
通話:✕
(povoのAndroid用SIMで検証)
LINEMO回線 データ通信:○
通話:○
(LINEMOで検証、3G回線で通話できた)
2回線同時待ち受け ○:4G+4GのDSDV
VoLTE デフォルトで非対応
技適の有無 なし
備考

OnePlusスマホのOxygen OSの場合、VoLTE化がかなり面倒な仕様になっているのがネック。このVoLTE化に慣れている方はさておき、慣れていない方はドコモかソフバン系回線以外はオススメできません。

せっかく対応バンドが全キャリアの主要周波数に対応しているのに、もったいない…(´×ω×`)

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OnePlus Nord CE 5Gの実機を触って気づいた事

OnePlus Nord CE 5Gの実機を触って気づいたソフトウェア・ハードウェアの特徴を書いていきます。詳細スペックや特徴は以下で紹介しています。

OnePlus Nord CE 5Gのスペック・対応バンドまとめ

独自OS「Oxygen OS」搭載

OnePlus Nord CE 5GはただのAndroidではなく、Androidをカスタマイズした独自OS「Oxygen OS」を搭載しております!

通常のAndroidスマホとはUIの見た目や機能性、サウンドといった様々な部分が異なります。詳細は下記記事からチェックしてみてください(記事の検証端末が異なるので一部仕様が異なる場合があります)。

OnePlusスマホの「Oxygen OS」の機能・特徴まとめ

有機ELディスプレイ搭載。しかもWidevine L1対応!

▼OnePlus Nord CE 5Gのディスプレイは有機ELを採用しており、表示がパリッとしていてとってもキレイ!表示の美しさはハイエンドに引けをとらないぐらいに良いっす。↓

高リフレッシュレート表示も対応でスクロールがヌルヌル。ただし最大90Hzなので、昨今の120Hzモデルと比較したらちょっと物足りなく感じる

▼しかも、著作権コンテンツの動画に関わるWidevine L1に対応!つまりプライム・ビデオやNetflixなどで映画を見る場合、OnePlus Nord CE 5GならフルHDの高画質で存分に楽しめます(`・ω・´)!ただし、イヤホンは必須でしたが…。↓

アラートスライダーは非搭載

OnePlusスマホの特色であったアラートスタイダーはOnePlus Nord CE 5Gには非搭載です。

お出かけ(とくに図書館や電車など)で切り替えたいときにサクっとマナーモードにできないのはちょっと不便に感じちゃう。でも廉価版なので割り切るべきポイントでしょう。便利なので続投してほしかったけどなぁ(´・ω・`)。

画面内指紋認証搭載だが欠点もある

▼OnePlus Nord CE 5Gには有機ELの特権として画面内蔵型の指紋センサーを搭載!これのおかげで右手・左手問わずロック解除しやすいのがGood。↓

ただこの指紋認証ですが欠点が2つありました。まず1つ目は画面内蔵型なので、背面、側面といった物理型とは違って手探りの認証がしにくかったこと。

▼そして2つ目は「完全スリープ状態だと認証されない」ということ。画面をオフにした状態では指紋センサーが反応しないんす。他の機種だとしっかり反応してくれるのに謎。おかげで使いづらいっす。ただし、画面オフでも時刻を表示するAoDを使えば認証できるようになります。

スピーカーはシングルタイプ。イヤホン使用を推奨

▼一番残念だったポイントがスピーカー。この性能クラスなのにまさかのシングルスピーカー。音の広がりはステレオ式に劣り、迫力があまり感じられなかったっす(´×ω×`)。音に拘るならイヤホンジャックは搭載されているのでそちらを使いましょう。↓

またイヤホンを装着すればイコライザーも使用できる

OnePlus Nord CE 5Gのカメラ・写真・動画

構成・画素数 64MP(メイン)、8MP(超広角)、2MP(深度測定)
撮影モード ビデオ、写真、ポートレート、夜景、プロ(マニュアル)、コマ取り(タイムラプス)、パノラマ、スローモーション
ズーム デジタル。2倍にワンタップ切り替え可で以降はピンチ操作で最大10倍まで対応
シャッター音の消音 設定から可
マニュアルの設定幅 ISO:100〜3200、WB:2300〜7500、SS:30〜1/8000、露出:-2〜+2
動画解像度 1080P/30FPS、1080P/60FPS、4K/30FPS
手ブレ補正 設定項目なし

カメラの感想

  • 昼間:OnePlusスマホ特有の赤みがある
  • 望遠・ズーム:ワンタップで2倍ズームにできるのが便利
  • 夜景:ハイエンドに劣らぬキレイさ
  • ポートレート:使いやすく精度も良い
  • マクロ・接写:2倍ズームで撮影が吉
  • 自撮り:ポートレート、ビューティー撮影ができる
  • 動画撮影の手振れ補正:補正は弱めだが実用性はある

昼間に撮影した屋外写真:OnePlusスマホ特有の赤みがある

筆者の体感なんすけど、OnePlusスマホの写真作例って揃いも揃って赤みが強いなーって印象あるんすよね。ディテールだったり忠実さだったりパッと見てリアル調な印象はあるんですが、今まで触ってきたスマホと比べるとやっぱ赤みがある!

▼左がOnePlus Nord CE 5G、右がiPhone 12 Pro Max。iPhoneだと逆に青っぽく見えてますね。梅雨らしい曇天天気で曇りなんですが、それでも色合いが結構違って見えるぜ!↓

▼超広角カメラは歪みの補正がされており、色合いもメインと大差ないため違和感なく使っていけます。ただ画素数が800万画素と低いせいかわからんですがあんま精細さは感じない。あとちょっとノイジーになってる!パッと見ならSNSに放り投げるのにいいですが、デスクトップの壁紙には不向き。↓

望遠・ズーム:ワンタップで2倍ズームにできるのが便利

OnePlus Nord CE 5Gは望遠カメラ非搭載。ですが1発で2倍ズーム出来るボタンがついているんで、2倍ズームまでなら使いやすい!

▼こちらはデジタルズーム最大倍率の写真!望遠カメラ非搭載で完全デジタルだからやっぱドットっぽさがあって粗いなぁって印象す。↓

デジタル10倍ズーム

ナイトモード・夜景撮影:ハイエンドに劣らぬキレイさ

ナイトモード作例!価格帯と性能ランクに反してめっちゃキレイに撮影できてます。赤っぽさがあるのは相変わらずだけどこれは…良い!

▼左がOnePlus Nord CE 5G、右がiPhone 12 Pro Maxです。どちらも同じぐらいキレイに撮れてて、言いかえればOnePlus Nord CE 5GはiPhoneばりに夜景撮影がキレイってことになる。↓

こちらはさらに暗いシーン。iPhone 12 Pro Maxよりも明るく撮れており、特に右下がすごく違いが出ています!違いが歴然だ!

▼左がOnePlus Nord CE 5G、右がiPhone 12 Pro Max。↓

超広角カメラでのナイトモードにも対応。撮影時間はメインカメラでの撮影より少し長いですが明るさの確保はできてる…というか明るさを確保し過ぎたのか逆に白飛びっぽくなってる印象。ただノイズが少なく、さっき書いたけどSNSにブン投げるあたりのライトな使い方には申し分なき品質っすね!↓

▼上野駅周辺で撮影!手持ちでもこんだけキレイに撮れてます。赤みは相変わらずあって超広角とギャップは出てるけど筆者的に全然アリっす。↓

ポートレート:使いやすく精度も良い

▼結論から言うと使いやすい!品質もいい!のふた言です。フィギュアなど物撮りはできますし、距離の融通もきく!切り分け精度もいい感じ。↓

マクロ・接写:2倍ズームで撮影が吉

▼OnePlus Nord CE 5Gは2021年モデルではかなり珍しいマクロカメラ非搭載モデル。でも大丈夫。上述の2倍ズームを使えば普通のカメラでも寄った写真が撮れる上、6400万画素ゆえに精細さも高く、マクロと違って影で暗くなりにくいという利点もありますぞ。↓

2倍ズーム撮影

自撮り:ポートレート、ビューティー撮影ができる

▼インカメラの品質は背面カメラ同様に赤色が出ているという印象!またポートレート、ビューティーモードにも対応しております。ビューティーモードがオンになってても、肌色は白っぽさよりも赤っぽさが出ている印象!日焼けしたみてぇな色になってます。↓

動画撮影時の手ブレ補正:補正は弱めだが実用性はある

▼設定項目や撮影モードに手ブレ補正はありませんでしたが、手ブレ補正は効いています。ただ補正は弱めでiPhone 12 Pro Maxほど抑えられてはいないっす。でもこのぐらいならあるき撮影でもいいかなーって思いました。あと、赤っぽさは写真同様に結構出てますね。↓

まとめ

前にもNord N10 5Gで似たような事書いてたんすけど、OnePlus Nord CE 5Gは「OnePlusスマホの良さを安価で味わえるモデル」といえます。

とくにOnePlus Nord CE 5Gは安価ながらも、材質、付属品、有機EL画面といった部分で高級志向を感じられるという面白いコンセプトに仕上がっています(`・ω・´)。同じ廉価モデルのNord N10は使いやすさを重視したコンセプトなので、うまく分けてきたなーと思います。

あとは、ステレオスピーカーにして、VoLTE絡みのネックさえなくなればもっと良かった。特に後者。OnePlusスマホってこういう部分が面倒くさいのか未だに謎ですな。

この仕上がりで3万円台で購入できるのでコスパの良さは十分いいと思います。ただ今はXiaomiのMi 11 Lite 5Gが強すぎて目立っているせいでこの端末が影に埋もれている感があり、出る時期が悪かったなーともいえる惜しいモデル。

何度も書いてるけど仕上がりは全然良いし、OSも使いやすい設計なので「シンプルで安価ながら性能に困らないスマホ」「安価にOnePlusブランドを試したい」って方にオススメ!価格を安くしてVoLTE有効化してFelica付けて日本で売ってくれれば大ヒットしそうな原石のごとし1台なのでした。

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OnePlus Nord CE 5GにおすすめのSIMカード

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