OPPO Pad 2が事実上の日本上陸。クラファンにて定価9万円のボッタクリ価格で支援求める

日本でOPPO製品を展開するオウガ・ジャパンはクラウドファンディングサイトのGREEN FUNDINGでハイエンドAndroidタブレット「OPPO Pad 2」の支援を募ってます。定価は9万円で早期割引は20%オフの72,000円。

中国では5.8万円→日本では9万円のOPPO Pad 2

事実上の日本上陸となったOPPO Pad 2。ガルマックスでも発表時に記事を書いていました。これです。

OPPO Pad 2のスペックまとめ!OnePlus Padとほぼ一緒のDimensity 9000搭載11.6型タブレット

SoCはハイエンドのDimensity 9000、ディスプレイは144Hzとスペックはなかなか魅力的で僕も欲しいと感じた製品の一つです。

中国価格は2,999元で約5.8万円ですが、グローバル展開するにあたり各国の認証取得でコストが発生します。調べてみたら大体7万円前後という価格がグローバルな値付けのようですね。想定の範囲内です。

中国メーカー品が日本でリリースされる場合、技適取得などでコストが発生するので、これまでの経験上、大体は中国価格の+1.5万円〜2万円、高いなと感じるレベルで+3万円くらいが日本市場の相場といった感じでしたが、OPPO Pad 2の日本での定価は9万円設定です。

GREEN FUNDINGでは早期支援という形で数量限定にて72,000円となっていますが、グローバル展開している価格を確認する限り、この割引価格が適正ではないでしょうか。割引前の定価9万円はいくらなんでも盛りすぎ、ボッタクリという印象が僕は拭えません。

また、目標額が50万円に設定されており、わずか7名が支援すると目標達成してしまう低水準の目標額にも違和感があります。少額で目標を達成出来る場合、支援人数が増えると目標達成率がグングンと伸びるので、僅かな支援者数でも達成率が数百%となり見栄えの良い数字になります。実際、執筆時点では406%となっていました。

個人的に製品の値付けや目標設定に違和感があることに加え、既に海外で発売済みの製品をクラファンで支援を募るのは疑問に感じます。というのも、オウガ・ジャパンは日本でしっかり販路を持っているからです。なぜ、自社ECでリリースしないんでしょうか。このクラファンを経て自社ECにて正式投入する際は「目標額○○○%達成」「クラファン初日に目標達成」などクラファンで着飾った怪しい実績で箔をつけ、プレリリースを打つのでしょうか。

日本でOPPO Pad 2が出てくれるのは喜ばしいことですが、ちょっと色々と疑問に感じたので記事化してみました。皆さんはどう思いますか。詳細は以下から。

ページトップへ