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Teclast T20のレビュー。スペック、機能、最安値まとめ!

Teclast T20

こんにちは。ガルマックスのtatsuです。

今回は、以前紹介したT10や、A10Sを発売している、Teclastのミドルハイ10インチタブレットである「Teclast T20」をレビューしていこうと思います。激安タブレットやノートPCで勢いに乗っているTeclastですが、先代であるT10からはどのような進化を遂げたのでしょうか…

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Teclast T20の価格

Teclast T20の通常価格は約300ドルですが、割引などで200ドル強で手に入る事が多いです。

▼様々なショップでTeclast T20を取り扱っているので、リアルタイム価格は以下からチェックしてみて下さい。↓

Teclast T20の購入先
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Teclast T20の総合評価

[良かった]

  • SoCにミドルハイのHelio X27を搭載
  • 2560×1600と高精細なディスプレイ解像度
  • LTE対応で単体通信可能
  • USB-Cを採用

[イマイチ]

  • 指紋認証の精度が少し甘い
  • microSDをセットするのにSIMピンが必要
  • Mini-HDMIは削除
  • 対応周波数が少ない

[総合評価]

前回のT10から、様々な要素を受け継いで細かいところをブラッシュアップして進化したのがT20です。

重量級ゲームには向いていませんが、普段使いには困らないミドルハイエンドであるHelio X27を搭載し、Teclastお得意のステレオスピーカーシステムや、シャープ製2Kディスプレイはマルチメディアプレイヤーとしてコンテンツ消費が捗るはず。

Teclast T20のスペック

項目スペック
OSAndroid 7.0
SoCMediaTek
Helio X27
MT6797X
メモリ4GB
保存容量64GB
MicroSD最大128GB
ディスプレイ 10.1/SHARP製IGZO
解像度2560×1600
アウトカメラ1300万画素
インカメラ1300万画素
バッテリー容量8100mAh
カラーシルバー
サイズ高さ:249mm
横幅:135mm
厚さ:8.5mm
重量 504.6g
Wi-Fi802.11 a/b/g/n/ac
2.4G+5G
ネットワークFDD-LTE:B1/B3
TD-LTE: B38/B39/B40//B41
WCDMA:B1
TD-SCDMA: B34/B39
GSM: B3/B8
ドコモ回線 通信可能
ソフトバンク回線通信可能
ワイモバイル回線通信可能
au回線通信不可

SoCにはHelio X27を採用と、T10のMT8176から大幅に性能アップ。ちなみに採用機種にはCHUWI Hi PadやUMIDIGI Z Pro(EveryPhone DX)などが挙げられます。

メモリーは4GB/64GBとT10からは据え置きですが、きちんとミドルクラスの水準は踏襲しています。

ディスプレイは2560×1600と安いながらもシャープ製2Kディスプレイを採用。同じ価格帯の競合機種より抜きん出ているポイントです。

バッテリーは8100mAhの物を搭載。10インチクラスのタブレットでは少し大容量になっています。

カメラはアウトがSamsungセンサー搭載の1300万画素、インが1300万画素。T10での弱点であったアウトカメラの性能を引き上げ、弱点を克服してきた印象です。

Teclast T20の対応バンドをチェック

Teclast T20は海外製品なので技適に関してはご留意下さい。

対応するバンドは以下の通りです。

  • FDD-LTE:B1/B3
  • TD-LTE: B38/B39/B40//B41
  • WCDMA:B1
  • TD-SCDMA: B34/B39
  • GSM: B3/B8

日本の対応バンドは少数しか対応していません。ドコモやソフトバンク(ワイモバイル)も回線、それらの回線を利用する格安SIMのデータSIMを挿してAPN設定することで通信は可能です。各回線で全国区をカバーするLTEと3Gのバンド1には対応しているので広範囲で通信は可能ですが、各キャリアのプラチナバンドは非対応ですので、電波の掴みが弱くなる可能性があります。という訳で通信機能はオマケ程度に捉えておきましょう。

au回線は残念ながら対応していません。

Teclast T20の同梱品をチェック

それでは開封していきましょう。

▼外箱にはTeclastロゴと匠心の意匠が書いてあります。↓

Teclast T20の外箱です

▼外箱の横部分は真ん中に溝が切ってあるようなデザイン。↓

側面にもこだわりがあります

▼裏側にはQRコードが印刷されています。なお、このQRコードの内容はA10Sの時と同じように、WeiboでのTeclastのページURLのようですが、アクセスできませんでした。↓

裏はシンプル

▼箱を開けると本体がお出迎え。本体を保護するビニールにもTeclastのロゴがあります。↓

保護ビニールにもロゴ入りのこだわり

▼本体の下にはマニュアル類があります。また、USBケーブルは横の箱の中に入っています。↓

付属品の収納もキチンとしています

▼同梱品はユーザーマニュアルや保証書などのマニュアル類とUSB-Cケーブルの2種類とシンプル。↓

同梱品はマニュアル類とUSB-Cケーブルの2種類

マニュアルは日本語記載ナシ

▼マニュアルには日本語表記はありません。

マニュアルには日本語表記ナシでした

T10は訳が怪しいなりに日本語が存在していただけに残念なポイント。しかし、内容は超基本的なことですので、Android端末を使ったことのある方はすぐに分かると思います。

英語はわからないけど、どうしてもマニュアルを読みたい方は以下のアプリを使ってみてはどうでしょうか。

Google 翻訳

Google 翻訳
開発元:Google LLC
無料
posted withアプリーチ

USB-Cケーブルは短め。ACアダプターがないのは注意。

▼Teclast T20には少し短めのUSB-Cが付属しています。T20専用ケーブルというわけではないので、付属品を使うか手持ちのものを使うかはお好みでどうぞ。↓

付属のUSB-Cケーブルは少し短め

また、T20にはACアダプターは付属していませんので、必要な方は自前で用意するようにしましょう。Quick Charge対応ですので、ぜひ対応品を使ってみてください。

Teclast T20の外観をチェック

それでは、Teclast T20の外観をチェックしていきましょう。

ぐるっと本体を見てみます。

▼本体を保護するビニールにもTeclastロゴ入り。梱包材にも力が入っています。↓

▼まずは前面。白いベゼルで、デザインもよくあるタイプのもの。↓

Teclast T20の前面です

▼次は背面。シルバーの金属ボディにTeclastのロゴや機種名が刻印されています。↓

Teclast T20の背面です

▼上面。USB-C端子と電源、音量ボタンが搭載されています。↓

上側面にはボタン類とUSB-C端子があります

▼下面にはマイク用の穴が搭載されています。↓

下側面にはマイク穴があります

▼正面から見て右面はスピーカーのみとシンプルです。↓

右側面にはスピーカーがあります

▼正面から見て左面にはスピーカーとSIM/MicroSDスロットがあります。↓

左側面にはスピーカーとMicro SD/SIMスロットがあります

指紋認証ユニットは相変わらずの精度

▼指紋認証ユニットはT10と同じもののようで、精度が低く認識も遅めとT10の欠点をそのまま引き継いだ形となってしまっています。残念。

Teclast T20の指紋認証ユニットです

ユニットを『タップすると戻る』『2回押しで履歴』『長押しでホーム』というショートカット機能は便利ですが、少し誤作動も多めな印象でした。設定でオンオフできるかどうかも探してみたのですが、残念ながら見つからず…

対策としては、『同じ指で複数登録をする』『代替ロック解除をパターンにする』などが考えられますので、T20で指紋を登録する際は是非やってみてください。

指紋認証ユニットの位置に関しては、賛否両論分かれそうではありますが、タブレットを横持ちで使用する際に自然に指が来る位置ですので、持ち運びやじっくりと持って使う際には便利ですね。

エッジ部分にはダイヤモンドカット加工がされている

▼Teclast T20のエッジ部分には、Teclast製品ではおなじみとなったダイヤモンドカット加工がされています。やっぱりダイヤモンドカット加工はキラリと光るエッジ部分が綺麗ですね。

Teclast製品でおなじみのダイヤモンドカット加工がされています

SIM×MicroSDスロットはスロットにピンを刺してアクセス

▼Teclast T20では、SIM&外部ストレージ拡張手段としてMicroSDスロットを備えていますが、スロットへアクセスするためには付属のピンを使い、開ける必要があります。頻繁にMicroSDの入れ替えをする方はその点留意しておいてください。↓

MicroSD/SIMスロットは付属のピンを利用して開けましょう

USB-Cを搭載

▼T10から見た目上大きく変わったのはここではないでしょうか。どんどん普及しつつあるUSB-Cを搭載しているので、向きを気にする必要が無くなりました!端末をUSB-Cに統一させたい方は必見です。↓

USB-C搭載で向きを気にしなくてOK

Teclast T20の仕様と性能をチェック

Teclast T20の仕様と性能をチェックします。

初期状態のホーム画面はシンプル。

▼初期状態のホーム画面とアプリをスクリーンショットに撮ってみました。Teclast T20の初期状態のホームはかなりシンプルで、Teclast独自のプリインストールアプリも「Teclast Manager」と「TeclastOTA」のみ。google系のアプリも「Gmail」と「Play Store」、「Play Music」に「Photo」ぐらいしかありませんので、各自Playストアから好きなアプリを導入してください。↓

初期状態のアプリはシンプル

日本語はバッチリ対応

▼言語設定でしっかりと選択できます。Teclast T20はほぼAOSP(素のAndroid)ですので、Teclast系のアプリ以外は日本語も問題なく入っています。日本語でしっかりと使いたい方も安心ですね。↓

日本語もバッチリ対応しています!

搭載されているAndroidは7.1.1。分割機能も使えます。

▼Teclast T20に搭載されているOSはAndroid 7.1.1(Nougat)。↓

搭載OSは7.1.1

画面サイズの大きいタブレットにこそ生きる画面分割機能もサポートしており、利便性は高いです。

大画面タブレットに便利な画面分割も対応

アップデート頻度は未知数

▼執筆時でのT20のバージョン(ビルド番号)は『V1.16_20180827』でAndroidセキュリティパッチレベルは2017年7月5日。セキュリティパッチが古いことが気になるかもしれませんね。Android 8.0へのアップデートが公言されているようなので、今後に期待。

2018/12現在の最新バージョンは1.16

ベンチマークの結果

AnTuTuベンチマークの結果

総合スコア:114091点、GPUスコア:27859点と、ミドルハイクラスのスコアです。Snapdragonでは636、Kirinでは950に近いスコアと考えてください。↓

Teclast T20(Android 7.1.1)実機AnTuTuベンチマークスコアは総合が114091点、3D性能が27859点。

Geekbench 4の結果

▼Geekbench 4で端末性能をチェックしている方は以下をどうぞ!Teclast T20のシングルコア性能は1753点!マルチコア性能は4725点!

PCMark for Androidのスコアは4246点

3DMarkの結果

Sling Shot ExtremeのスコアはOpen GL ES 3.1が1069点、Vulkanが691点でした!

Sling Shot ExtremeのスコアはOpen GL ES 3.1が1069点、Vulkanが691点。

ストレージ速度は少し遅め。

▼A1SD Benchにて測定ししてみました。Read:94.76MB/s、Write:132.98MB/sと書き込み速度のほうが速い結果となりました。読み込み速度は100MB/s以下と少し遅めとなるので、気になる方は注意してください。↓

A1SD Benchの結果は、Read:94.76MB/s、Write:132.98MB/s。

▼参考程度になりますが、SD insightを開いた結果、eMMCチップにはSanDisk製のDF4064チップを搭載している模様です。↓

Teclast T20のeMMCにはSanDisk製のDF4064チップを搭載している模様

バッテリーの持ちは想像よりも良い。

▼Geekbench 4のバッテリーベンチマークにて測定した結果です。スコアは4003点。↓

Geekbench 4のバッテリーベンチマークのスコアは4003点。

▼Geekbench 4 バッテリーベンチマークの測定データの一部を抜き出してみました。↓

Geekbench 4 バッテリーベンチマークの測定データの一部。

▼Geekbench 4 バッテリーベンチマークの測定中のグラフを抜き出してみました。↓

Geekbench 4 バッテリーベンチマーク測定中のグラフ

満充電(100%)から3時間テストを行いましたが、70%までの低下となりました。大体1時間に10%ほどの減りですね。ベンチマークなので、実使用での減り方とは少し違うものの、思っていたよりも持久力があるなという印象です。

ちなみに私個人の体感上でのバッテリー持ちですが、スリープ状態では結構バッテリー消費が抑えられている印象です。ゲームなど負荷のかかる作業に使ってもナイアガラの滝のようにガクンと減るようなことはなかったですね。やはりHelio X27と8100mAhもの大容量バッテリーとの組み合わせが効いているようです。

ゲーム性能

恒例のゲーム性能を試してみたいと思います。

PUBG Mobile

最近ブームのバトルロワイヤルゲームであるPUBGのモバイル版です。リアルさをウリにしているだけあって、端末にかかる負荷も大きめとなっています。

▼PUBGでのグラフィック自動設定は一番下の快適画質となりました!↓

グラフィック自動設定は一番下の快適画質。

▼PUBG内の設定でのグラフィック設定はスムーズになっていました!↓

PUBG内の設定でのグラフィック設定はスムーズ。

▼快適画質ではヌルヌル快適とは言えないものの、きちんと動作しました。高画質と高フレームレートを求めないなら良いのですが、ハイエンド端末との壁は存在するので快適なプレイを望むのであればワンランクゲーム性能の高いモデルを選んだほうが良いです。快適画質ではきちんと動作しました。

Asphalt 8 AIRBORNE

最近、最新作の9がリリースされましたが、まだまだ遊べるAsphalt 8。

3Dグラフィックのレースゲームですが、動作のほどは….

プレイ中の画面。グラフィックは綺麗でスムーズにできます。かなり滑らかとはいかないまでも、そこそこ快適に動きました。少し古めの3Dゲームなら問題なく動きそうですね。

高画質できちんと動きました。

DJMAX TECHNIKA Q

恒例の2Dリズムゲームです。カクつきには繊細なリズムゲームですので、スムーズな動作が理想的ですが…

▼プレイ中の画面。バックグラウンドでムービーが流れています。↓

タップ位置にズレが生じ、快適にプレイできませんでした

カクつきはありませんでしたが、タップズレが発生。なお、感度調整をしても改善されなかったです。以前のT10も同じような現象が起きていたので、タッチパネル自体に何かしらの問題があるのかもしれません。タップの正確さを求める音ゲーには残念ながら向いていませんね。

ディスプレイは2K以上のIGZOで高精細

▼イメージ画像ですが、こんな感じで動画も綺麗に再生できます。↓

Teclast T20はSHARP製の2Kディスプレイを搭載しています!

Teclast T20のディスプレイは2560×1600もの超高解像度なので、クッキリ綺麗な表示でコンテンツを楽しめます。

解像度だけではなく、SHARPのIGZOディスプレイということで、変な色味や見え方は一切ナシ。動画や写真などをよく視聴している方は必見です。

写真撮影をしてみました

▼何枚か撮影してみました。加工は拡大縮小とウォーターマークのみとなります。色味ですが、実際よりも暗めになっています。↓

Teclast T20のリアカメラで撮影しました。 Teclast T20のリアカメラで撮影しました。 Teclast T20のリアカメラで撮影しました。 Teclast T20のリアカメラで撮影しました。

▼インカメラでも撮影してみました。色味はアウトカメラと同様の傾向となっています。↓Teclast T20のインカメラで撮影しました。

Teclast T20のまとめ

今回レビューしたTeclast T20は、前作のT10からデザイン面ではほとんど代わり映えしないので、目新しさはほとんどありません。しかし、普段使いでは困ることのないHelio X27にIGZOの2Kディスプレイを採用し、単体通信も可能。なおかつ200ドル以内で購入できるタブレットってなかなかありません。

以前、T10を検討していて買いそびれた方はT10よりもこちらをオススメしますし、新規でお得な高解像度タブレットが欲しい方もオススメです。また、T10からの買い替えも十分考慮に入れてもいいのではないでしょうか。

購入時は安いショップで手に入れて下さい!

Teclast T20の割引クーポン・セール・最安値まとめ

この項目ではTeclast T20をお得に手に入れるための情報をまとめています!

割引クーポンの発行とセールの開催状況

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(更新:2019/05/20有効性を確認!)

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