Teclast T65 Maxの実機レビュー!13型ディスプレイは迫力満点。ボタンの扱いづらさは課題点

柳生です。13インチサイズのデカサイズタブレットことTeclast T65 Maxを提供いただきましたんでレビューしていきますよ!このモデルなりの長所と短所をまとめていますんで購入判断の材料にしてくだしい。

スペック・ベンチマーク、検証結果の一覧

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ボタン配置が扱いにくい

▼Teclast T65 Maxの一番の欠点がボタン配置。なぜか普通のタブレットや横向けにしたスマホとは逆方向(右寄り)に配置されており、慣れないと扱いにくいことこの上なし。ムカつくこと火のごとし。↓

音量キーの上下も逆になっており、電源キー寄りのほうが上(音量アップ)となっています。

音量調節のときもここでごっちゃになるから、音量を上げようと思ったら逆に下がる、なんてこともあり結構ストレスになった(´・ω・`)。

なんでこういうレイアウトになったかは不明。慣れればどうってことなくなりますが、初見の方は注意っす。

GARU
これTeclast T50HDをレビューしたときも言ってたやつだ。なんでこの配置になったのか謎。普通に使いにくいよね

大画面が迫力満点!ただし解像度は低く感じた

Teclast T65 Max一番のウリとなるディスプレイサイズは13インチ。Androidタブレットは10インチサイズが主流となっており、それらと比較してデカい、デカい、格段にデカい!迫力満点でごぜえます。

▼8インチのTeclast P85Tや10.6インチのXiaoxin Pad 2022と比較するとこんな感じ。特に後者の10インチモデルは主流サイズなので、そのデカさがよくわかるかと。↓

▼手に取ると明らかにこぼれるこの感じ。ロマンを感じさせますね。ちなみに本体重量は735gでした。デカさゆえの重量感もありますんで片手での長時間操作はほぼ無理。↓

▼画面形状ですが最近のモデルとしては珍しく、しっかりカドが残ってるのが特徴。古臭いと取るか、一切欠けがないのが良いととるかはユーザー次第。筆者的には好きです。↓

▼サイズがでかいからYouTubeとかニコニコにおける動画視聴はかなり迫力あって楽しいっすね。8インチや10インチでも十分楽しいっちゃあ楽しいんだけど、比べてしまうとこっちのほうがずっと楽しく感じちまうぜ!↓

Widevine L1も対応ってのが良い。タブレットとしてはほぼ当たり前になりつつあるんですが、このモデルはNetflixもHD再生ができるのがGood。筆者が最近気になってたトムとジェリー映画版もガッツリ楽しめました(`・ω・´)。↓

またこれは意外な部分なんですが、タッチの追従性も良好でした。エントリーやミドルモデルにありがちな「指への吸い付きの遅さ」は気にならず、サクサクトントンと扱えてストレスを感じない。これも個人的には評価の高い部分です。

一方で解像度は1920×1200のWUXGAクラスと平均的なのはネックです。それにより画素密度も200ppiを下回っており、近くに寄るとドットの粗、ツブツブ感が気になるところ。

映像視聴においてはあまり気になりませんが、WEBページ、SNSではちょっと気になることもありました。このサイズだったら3220×1440とかのWQHDクラスであってほしいと思っちゃうなあ。

GARU
動画視聴するには大画面で結構良いなと思った!車の天井にDIYで取り付けるのも面白そう

音質も悪くないが位相調節に非対応がネック

スピーカーは4基搭載のクアッドタイプで、音質自体はミドルクラスなりとはいえ広がりは感じられるものでした。Youtube動画視聴も流しながら作業できるクオリティ。

▼イヤホンジャック端子も搭載されているのも好印象。大画面タブレットとかある程度スペックがあるモデルは端子がオミットされがちですからね。筆者的には有線イヤホンよりもスピーカー出力で使うことが多いのですが‥↓

弱点もあって、位相調節が非対応でした。どういうことかというと、画面をひっくり返してもLR出力が切り替わらないんすよね。

電源キーと音量キーがある面が正しい方向なので、持ち替えたときには音の出方で違和感を感じることもあります。これ安いモデルありがちなんだけど、ソフトウェア側でどうにかならんかな(´・ω・`)。

SIM、GPSそしてコンパスも完備

最近はこの手のタイプが増えてきているので珍しくはないんだけど、Teclast T65 MaxはSIMに対応するセルラータイプのタブレットとなっています。SIMをブチ込めばいつでも通信できる。Youtubeも見られるし、暇つぶしに電車内でWEBサイトを楽しんだりもできますぞ!

GARU
ちなみに対応バンドはソフトバンク系回線向き!

GPSも対応なのでカーナビから手持ち地図みたいな感じで使うことも出来ます。Helio G99搭載だからマップも難なく動くし、コンパスも入ってるから現在向いている方向がわかるのもデカい!↓

13型とデカいから持ち運びやすいとはいえませんが、車中泊、キャンプとかで寝る前に動画を見たりとか歩くときにナビったり、なんて使い方も答えられて、まさに万能感あふれるモデルに思えました。結構心強いよねこれ。

ゲーム以外の用途に向いた性能

Helio G99は色んな製品で触ってきたんで印象は変わりません。WEBサイトの閲覧や動画視聴といったゲーム以外なら軽快に動いてます!

▼Helio G99がどの程度動くSoCなのか以下の記事で解説してるのでどうぞ!SoCが同じなら動作も似たようなもんでTeclast T65 Maxも似たような感じです。↓

Helio G99のCPU/GPUのスペックとゲーム性能、実機動作まとめ

続いてはいつも通り重量級のゲーム「原神」で検証を進めます!

  • 画質は「中」設定
  • フレームレートは60設定
  • 元素爆発×4の高負荷時の下限FPSを測定

なおTeclast T65 Maxの原神デフォルト設定は「最低」でした!それでは画質を中、フレームレートを60に設定してテストします。結果はいかに!

原神で画質「中」にて高負荷時に下限30FPS以上でるモデルは、これまでの検証結果から他のゲームも”楽しめるレベル”で動作するゲーム性能を持っています!ゲームもしっかり楽しみたいという人はこのラインを超える製品をオススメします!

▼高負荷時の下限FPSは24FPSでした。↓

Helio G99搭載モデルなのでゲーム性能に期待しすぎちゃあいけないのはもちろんではあるんですが、このモデルだとなお手厳しい印象は否めない。

というのも画面が大きいのでデフォルトの最低設定では見れたもんじゃないぐらい汚い見栄えになっちまうんすよね。

画質を上げるといくらかマシになるけど、それでも粗さは気になりますし、プレイフィールもよりカクカクになります。やはりこのサイズはゲーム用途には向かない‥

GARU
スマホの画面サイズなら粗さも気になりづらいけど画面が大きくなると凄く気になるんよね。これは仕方ない。

Teclast T65 Maxのレビューまとめ

個人的にはこのTeclast T65 Max、スペック自体は結構良さげで作り込みもなかなかに仕上がっていると感じます。ボタンの配置は扱いにくく解像度も低いものの、それ以外の部分では特段不満点はなく、家から外出先までしっかり使っていけるモデル。

ただしコスパ自体は特段抜き出ているとは言えません。確かに大画面かつSIM対応ってのは良いんだけど、画面解像度とかSoCとかを見ると普通のタブレットから抜け出せていない印象もあり、この部分においてはもう一声欲しかったかな。

WQHDクラスの解像度だったり、ミドルハイクラスのスペックだったりなら結構魅力的に思えますが‥それだけに惜しくも感じるところです。少なくとも大画面、SIM対応タブレットでお探しの方ならかなり有力な候補となるでしょう。

価格は41,900円ですが割引で3万円ちょいになることもあったので、購入するなら割引で3万円台になっている時がおすすめです!

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5月6日確認
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