Wiko VIEWの実機レビューと特徴、価格まとめ
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基本機能・仕様をチェック
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Wiko VIEWの基本機能・仕様をチェック!
それではWiko VIEWの対応する機能や仕様を詳しく見ていきましょう!
SIMスロット×2以外に独立したMicroSDスロットを搭載
スマートフォンの多くは2つ備わっているSIMスロットの片方がMicroSDと排他的利用のタイプが多く、例えば2枚のSIMを利用するDSDS利用時はMicroSDが利用できず、MicroSDを利用するとDSDSが利用できない場合が多かったのですが、、、
▼Wiko VIEWはSIM×2+独立型のMicroSDスロットを搭載しているので、DSDSを利用しながらMicroSDで保存容量の拡張が出来ます!↓
これはDSDSを利用する方にとって非常に嬉しいポイントですよね!全ての端末がトリプルスロットを採用したら良いのにね!
2枚のSIMで同時待ち受け出来るDSDSを利用できる
さっきからDSDSっていってますが、デュアル・シム・デュアル・スタンバイの略です。
2016年後半から一気に対応端末が増えた比較的新しいトレンド機能で、例えば音声通話はドコモ回線、データ通信はau回線といった具合に音声通話とデータを分けて管理が出来ます。
また、音声通話SIM+音声通話SIMでの待受も可能。ドコモ+他社またはドコモ、ソフトバンク+他社またはソフトバンク、ワイモバイル+他社またはワイモバイル、au+他社。
▼音声通話×2の場合は音声通話に「都度選択」を選ぶと発信時にどちらの番号で発信できるか選べます。また、どちらの番号に着信があった場合でもWiko VIEWの1台で着信応答出来ます。↓
auに限りau+他社SIMの組み合わせならオッケー。(検証済み)
しか~し、au+auは駄目。
Wiko VIEWは4G+3Gの同時待ち受けなので、DSDS利用時は片側が4Gの場合もう片方は3Gとなります。au VoLTE SIMは4G(LTE)の電波のみ利用するSIMなので、au VoLTE SIMを2つ挿しても片方は3G固定となり通信できず3G側に差し込まれたSIMでは着信応答出来ないので注意。
音声通話SIMにauを利用する場合は注意が必要
ここで注意したいポイントですが、au回線に限り、音声通話にau回線を選択するとデータ通信は一般的な利用とは逆の3Gとなってしまいます。
音声通話にLTEを指定してしまうとデータ通信側は必然的に3Gを選択するしかありません。
この事から、音声通話にau回線を利用している方はDSDSの利便性を活かしきれません。LTE全盛期の現在、通信速度の遅い3Gでネットなんか見てられませんからね。
ちなみに組み合わせて利用してみたので表を残しておきます。(ワイモバイルとソフトバンク回線は同じ電波を利用しています。今回はワイモバで検証してます)
音声通話 | データ通信 | 結果 |
ドコモ回線(3G) | ドコモ回線(LTE) | ○ |
ドコモ回線(3G) | au回線(LTE) | ○ |
ドコモ回線(3G) | ワイモバイル回線(LTE) | ○ |
ワイモバイル回線(3G) | ワイモバイル回線(LTE) | ○ |
ワイモバイル回線(3G) | au回線(LTE) | ○ |
ワイモバイル回線(3G) | ドコモ回線(LTE) | ○ |
au回線(LTE) | au回線(そもそも3G使えない) | ☓ |
au回線(LTE) | ドコモ回線(3G) | △ 3Gだから遅い |
au回線(LTE) | ワイモバイル回線(3G) | △ 3Gだから遅い |
DSDSを活用するなら音声通話SIMはドコモ回線、ソフトバンク回線、ワイモバイル回線にしときましょう。
あと、au回線でデータ+音声を割り当て、DSDSにて他社の音声通話SIMで音声のみを割り当て同時待ち受けすることは可能です。
指紋認証ユニットの精度はイマイチ。それよりも同じ指紋で複数登録出来ないのが痛い
指紋認証ユニットの精度はそれほど高くありません。解除スピードも及第点で特筆すべき点は無い仕様ですが、認識精度を上げる為に同一の指で重複登録出来ないのが痛いです。
▼色々試している時に気が付きました。Wiko VIEWは同じ指で指紋を重複登録出来ないので精度を上げる事が出来ません。↓
またWiko VIEWで怪しい日本語見つけた(笑)楽しい(笑)てか、指紋認証の精度を上げる為に同じ指で複数登録しようと思ったけど出来ないんだ(´・ω・`) pic.twitter.com/kGCf8RjLOq
— GARUMAX (@GaruJpn) 2017年12月29日
初期アプリは少なめ
▼これがホーム画面。全てのアプリが表示されているわけではなく、下部の真ん中アイコンを押すことで全てのアプリが見える様になります。よく利用するアプリはホーム画面に設置するタイプですね。↓
▼アプリはGoogle系が殆どで独自のアプリは少なめ。↓
▼もちろん、Googleプレイストアに対応しているので、必要なアプリはダウンロードしてインストールしましょう↓
自分でジェスチャーマークを決められるクイック起動が便利
Wiko VIEWはスマートジェスチャーって機能が備わっているのですが、これが結構便利でした。簡単に説明すると、文字などをスマホ画面上で手書き入力すると、指定されているアプリの起動などが出来る機能です。
▼初期状態では「C」が電話、「M」がマイミュージック、「O」がカメラに割り当てられています。下の「+」を押すことで独自のジェスチャーマークと、ジェスチャーに連動する動作を作成することが出来ます。↓
▼ジェスチャーに対して選択できる動作は「アプリの起動」「電話で指定した人を呼び出し」「指定した人にSMS」が選べます。↓
▼僕は電卓をよく使うので、アプリの起動に「電卓」を選択。起動のジェスチャーマークは平仮名の「で」にしてみました。↓
▼ジェスチャー機能の入力画面はディスプレイの左上からスワイプダウンで引き出せます↓
▼「ジェスチャーを描く」の枠内に「で」を手書きしたら電卓が起動しました。認識精度が早く、即座に指定したアプリが起動するのでスクショも撮る暇なしなほど高速です。↓
このジェスチャー機能ですが、当然の様に他の機種でも採用せれている便利機能です。しか~し、他製品の多くはジェスチャーマークが固定化されており、マークに連動する動作のみを選択するタイプがほとんど。
この場合、「あれ?あのアプリ起動するジェスチャーマークってなんだっけ?」とジェスチャーマークを忘れてしまう事があるのですが、Wiko VIEWのジェスチャー機能はジェスチャーマークまで自身で作成出来るので覚えやすく、慣れてしまえば頻繁に利用する機能の1つとなってました。
僕はよく使う電卓に「で」のジェスチャーマーク、割引計算機に「%」のジェスチャーマークを作成して使ってます。かなり便利です。
独自の便利機能が結構使える
▼Wiko VIEWにはスマートアクションという便利機能がぎっしり詰まった設定項目があります。↓
僕がよく利用しているのは「スクリーンをオンにするにはダブルクリック」と「スクリーンのロック」。
画面をダブルタップするだけでスクリーンがオンになるので卓上にスマホを置いている時に便利です。また、ホームボタンをダブルクリックしてロック出来るのも便利。
ナビゲーションキーは戻るキーを入れ替えられる
▼ナビゲーションキーキーは戻るボタンの位置を左右から選べます。これ、地味に便利なんですよね。右手使いの僕は右側に戻るボタンが無いと指が届かなくて大変なので重宝してます。↓
片手モードの移行がスムーズ
表示領域を縮小して片手で操作しやすくなる片手モードですが、操作が超スムーズ。
▼ナビゲーションバーを左から右にスワイプすると画面が右下に縮小表示された片手モードに。解除する時も同じ動作。反対側の左下に縮小表示したい場合は動作は逆でナビゲーションキーほ右から左にスワイプするとオッケー。↓
全て片手でパパっと片手モードにできて便利。
ジャイロセンサーを搭載している
ジャイロセンサーはAR、VR、360度動画を楽しむ為に必須のセンサーなのですが、Wiko VIEWはバッチリ搭載していました。
▼Pokemon GoのARモードもバッチリ遊べるジャイロセンサーが搭載されています。また映像に飛び込むVRも体験できます。↓
基本機能・仕様の評価
ハードウェアに関してはDSDSに対応していたり、DSDSを利用しながらもMicroSDが利用できる独自スロット搭載など、非常に扱いやすい仕上がりです。但し、指紋認証の出来栄えは少しガッカリ。
機能に関しては痒いところに手が届く独自の便利機能が扱いやすく、また、ジェスチャー機能は素晴らしいと感じました。めっちゃ使ってます。