Wiko VIEWの実機レビューと特徴、価格まとめ
カメラをチェック!
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Wiko VIEWのカメラをチェック!
メインカメラに1300万画素、インカメラはなんと1600万画素を採用しているWiko VIEWのカメラをチェックしてみましょう!
Wiko VIEWのカメラでパシャパシャ撮影してきました。
メインカメラでフルオート撮影
Wiko VIEWのメインカメラは少々明るさに欠ける印象でした。(目で見たよりも写真のほうが暗い)
屋外で光がカメラに多く取り込める場所では比較的美しい写真が撮影できますが、屋内や薄暗い場所で撮影するとカメラ性能の限界を感じます。皆さんの目にはどのように映るでしょうか。
▼全ての写真は縮小加工のみ施しています。↓
写真データが暗いのですが、これ、Wiko VIEWの本体で写真を見ている時は気が付かないんですよ。
撮影した写真をWiko VIEWの標準アプリであるギャラリーから閲覧すると、ブワッと輝度が上がるんです。つまり、暗い写真を輝度を上げることで明るく発色の良いきれいな写真に見えます。
しかし、SNSへの投稿やここに掲載しているような外部へ発信する時は、Wikoの輝度マジックが効かないので、撮影したまんまの生データとなります。
あれっ?て思うんですよ。SNSで発信するときやLINEで画像を送る時に、なんか暗いって。
もちろん、TwitterなどのSNSやLINEなんかは画質調整機能があるので、明るくすると良いのですが、そもそもが暗い写真データなので限界があります。
この事から、撮影時は周囲の明るさに気をつけるか、撮影時に簡単に明るさを上げることが出来るので調整したほうが良いかもしれません。
メインカメラで動画撮影。手ブレ補正は素晴らしいけど、結論として使い物にならない
▼Wiko VIEWを片手に持ち歩きながら撮影してみました。手ぶれ補正が強力でびっくりするほどブレが補正されて素晴らしい出来栄えです。が、映像の下部に乱れが入ったり、全体を通してちらついたりしています。↓
何度か撮影を繰り返しましたが、駄目でした。全て同様の乱れ・チラツキが発生します。
検証しましたが、手ブレ補正の範囲を超えるブレが起こった時に映像が乱れてしまいます。歩き撮影では結構揺れるのでWiko VIEWでの手持ち歩き撮影は向いていません。
▼ちなみに歩きではなく、定点撮影なら手ブレを補正しつつ乱れもありません。↓
Wiko VIEWでは定点手持ち撮影では結構良い映像が撮影できました。
ポートレート撮影が凄く良い
ポートレート撮影とは、背景をボカして被写体を際立たせる一眼レフの単焦点レンズで撮影した様な写真が簡単に撮影できるモードです。
しかも、Wiko VIEWのポートレート撮影はメインカメラ、インカメラのどちらでも利用できます。
ちなみに、Wiko VIEWのポートレート撮影は人物を対象とした撮影機能で、撮影時に人の顔を認識して背景をボカす強度を選択出来ます。
人物以外の被写体でもポートレート撮影を試してみましたが、この場合はボケ味が調整できません。完全に人物を認識して撮影する本格的なポートレート撮影機能でした。
▼ボケ味の強度を調整すると、こんな感じに背景だけボカして被写体のみにピントを合わせる撮影が可能です。出来栄えも非常に良かったです。もちろんエフェクト加工なので限界はあり、ところどころ甘さもありますが、価格から考えると十分頑張っている印象でした。↓
カメラの評価
メインカメラは明るさが足りないので、屋内での撮影や薄暗い場所での撮影にはあまり向いていません。でも、最近はSNSやLINEなどで簡単に画質調整出来てしまうのでそれほど困らないってのも本音です。
動画撮影に関しては僕の好きな歩き撮影では残念な結果ですが、手持ちで被写体を撮影するような定点撮影では手ぶれ補正が強力で好印象でした。
また、インカメラの美しさ、ポートレート撮影の出来栄えはピカイチで、自撮り好きな方には非常にマッチしたカメラ性能です。