Wiko VIEWの実機レビューと特徴、価格まとめ

ベンチマークとゲーム性能をチェック

AnTuTu 最新

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Wiko VIEWのベンチマークをチェック!

SoCにはSnapdragon 425、メモリ3GB、画面解像度が1440×720。スペック的にはライトな使い方を想定したミドルスペック機です。早速、各種ベンチマークをチェックしてみましょう。

AnTuTuベンチマーク

ガルマックスではスマートフォンの性能を数値化するアプリにAnTuTuを利用しているのでAnTuTuスコアで評価を行います。

Wiko VIEWのAnTuTuベンチマークスコアは総合スコアが36857点、3D性能が2535点でした。

▼以下は現時点で主流となっている現行の各性能帯のスコアです。以下の表はSoCが新しい世代に切り替わり市場で主流となった時点で更新している最新の表です。現在、Wiko VIEWがどの立ち位置の性能であるかチェックしてみましょう↓

▼以下は現在市場で主流となっている各性能帯の参考スコアです。現時点で本端末の性能がどのランクに相当するか確認が出来ます!↓
AnTuTuスコア動作・操作感
総合スコア:約200万点以上
GPUスコア:約70万点以上
(ハイエンド)ヌルヌル。動作に不満なし
総合スコア:約150万点〜200万点
GPUスコア:約50万点〜70万点
(準ハイエンド)サクサク、重いゲームもOK
総合スコア:約100万点〜150万点
GPUスコア:約30万点〜50万点
(ミドルハイ)重いゲームもなんとか
総合スコア:約50万点〜100万点
GPUスコア:約10万点〜30万点
(ミドルレンジ)軽いゲームくらいなら
総合スコア:約25万点〜50万点
GPUスコア:約5万点〜10万点
(エントリー)必要最低限
総合スコア:約25万点以下
GPUスコア:約5万点以下
(ローエンド)サブ端末向き
▼ガルマックスでは色々なスマホのAnTuTuベンチマークがデータベース化されています。ユーザさんからもスクリーンショットを募集しているのでよろしければどうぞ。↓
実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ[2020/05/05更新]

搭載されているSoCは古い世代

Wiko VIEWに搭載されている処理性能を左右するSoCというパーツは現行モデルよりも世代が1つ古い420番代のパーツが採用されています。

場合により動作の鈍さを感じる

僕は結構スマートフォンの利用はライトな感じでよく利用するのは以下です。

  • WEBサイトの閲覧
  • SNS
  • 写真撮影
  • ニュースアプリ
  • ムフフな動画視聴

至ってライトな使い方、至って健全な利用に過ぎません。

こんなライトな利用でもWEB閲覧のスクロールのカクつきなど、動作の鈍さを感じることがありました。

僕は許容範囲でしたが、今までハイエンド端末を利用していた方が乗り換えた場合、動作の鈍さが目立つかもしれません。

心配なのは長期利用を考えて購入する方のこと

今でも結構ギリギリの性能ですが僕は許容範囲だったので現在も使ってますが、僕はかなりの頻度でスマホを切り替えているので長期利用を想定していません。だから、今はそれなりに文句なく使えているわけですが、読者さんが長期利用を前提にWiko VIEWを購入するならちょっと心配。

例えば2年間、Wiko VIEWを使い続けるなら明らかに性能不足です。

もちろん、スマホは電話やメール、WEB閲覧程度くらいしか使わない方なら大きな問題にはなりませんが、長期利用していくうちに快適に利用できないアプリやゲームなどが増えていき、たまり続けるゴミデータなどで動作がどんどん鈍くなる可能性は大です。

既に、普通に利用するには問題ないけど超快適と言えるレベルの性能では無いため、長期利用を前提に購入検討されている方は注意しましょう。

僕だったら長期利用するって事で相談を受けたら、もう少し性能の高いミドルハイスペック端末を勧めます。

性能の評価

Wiko VIEWは完全に割り切って利用すべき端末です。性能は高いとはいえないので、ライトな使い方を極めし選ばれた者に向いている端末。

長期利用を前提に検討されている方も性能に対しては注意が必要ですが、今までハイエンド端末を利用されていた方が、端末購入代金を節約するために選ぶ場合は、必ず実機の操作感を店頭などで触ってからのほうが良いです。

でも、カッコイイんで、学生さんのお子さんに持たせたりするには良いかも。

Geekbench 4

▼Geekbench 4で端末性能をチェックしている方は以下をどうぞ。シングルコア性能は677点、マルチコア性能は1878点でした↓

3DMark for Android

▼3DMark for Androidで端末性能をチェックしている方は以下をどうぞ。スコアは3369点でした。↓

Wiko VIEWのゲーム性能をチェック

さて、Wiko VIEWのゲーム性能をチェックしてみましょう。思っていたよりも動いてくれました。

18:9ディスプレイに対応していないゲームもあるので注意

▼いつもゲーム動作検証で利用している「みんGOL」。残念ながら18:9のディスプレイに対応していないので、16:9の比率を拡大した描写となり、左右が切れてしまいました。

18:9ディスプレイへの対応はアプリ側での対応を待つしかありません。

いろんなゲームをプレイしてみましたが、多くのゲームアプリは18:9に対応しているか、上下に黒帯がでて16:9の比率で遊べるゲームがほとんどです。

でも、みんGOLの様に一部のゲームではこのような表示となる場合があるので知っておきましょう。

みんGOLは軽量モードでギリ遊べる

▼動作が重いと評判のみんGOL。重すぎて軽量モードがあとから機能追加された曰く付きのゲームですが、なんと軽量モードならタイミング合わせも遅延が少なくギリ遊べました。

Wiko VIEWはQualcomm社のSnapdragonシリーズというSoCを搭載しているのですが、低価格向けのSoCの代表格でSnapdragonのライバルと言えばMediaTekのSoC。

MediaTekのSoCはゲーム性能がそれほど高く無い&ゲーム側が多くの製品で採用されているSnapdragonに最適化された設計のため、MediaTekの低価格SoCでみんGOLをプレイするにはAnTuTuの3D性能が10,000点ほど必要でした。

ところがどっこい。Wiko VIEWはSnapdragonを採用しているのでAnTuTuの3D性能は約2500点ですが、軽量モードで遊べるレベルで動きます。これにはビックリ。

もちろん、ハイエンド帯のスマホと比較するともっさり感はありますが、タイミング合わせで遅延が少ない=遊べるのはGoodですね。

WORLD WAR HEROES

このゲームは3DバリバリのFPSゲーム。

マルチ対戦に特化したゲームで短時間で勝負がつくので最近結構遊んでます。もともと、ハイエンドスマホのOnePlus 5Tという端末で遊んでいたのですが、Wiko VIEWでも遊べました。

▼流石にグラフィックス品質は「低」ですが、マルチプレイでガッツリ遊べるくらいには動いてます。↓

WORLD WAR HEROESに関しても「まさか」と思ったくらい、快適に動いてくれました。

どうぶつタワー

爆発的人気のどうぶつタワーの一人用ゲーム。

▼なーんの問題も無く快適に遊べます。↓

比較的軽めのゲームは全く問題なく動くのでシンプルな暇つぶしゲームなんかはガンガン遊べました。

ゲーム性能の評価

想像していたよりも動いてくれます。でも、所詮Snapdragon 425に搭載されているGPUなので過度な期待は禁物。ガツガツ3Dゲームをする方よりも、軽い暇つぶしゲームを主にプレイされている方向けです。

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