「Xiaomi 12 Lite」と「Xiaomi Mi 11 Lite 5G」の違いを比較

XiaomiのAndroidスマホ「Xiaomi 12 Lite」と前機種である「Xiaomi Mi 11 Lite 5G」の違いを比較しました。

Xiaomi 12 LiteとXiaomi Mi 11 Lite 5Gの性能を比較

Xiaomi 12 LiteはXiaomi 12シリーズの廉価グレードにあたるモデルとなります。廉価グレードではありつつもハイエンドにひけをとらない性能の高さ、カメラ、バッテリースペックと高い水準にまとまったトータルスペックが魅力!

Xiaomi 12 LiteとXiaomi Mi 11 Lite 5Gの性能を比較した表がこちら。

製品情報 Xiaomi 12 Lite(Snapdragon 778G) : Xiaomi Mi 11 Lite 5G 日本版(Snapdragon 780G)
端末名 12 Lite Mi 11 Lite 5G
型番/別名 M2101K9R
発売年 2022年7月 2021年7月
発売地域 海外:SIMフリー 日本:SIMフリー
メーカー・ブランド Xiaomi Xiaomi
備考 Xiaomi 12シリーズ
Xiaomi 12
Xiaomi 12 Pro
Xiaomi 12 Pro 天玑版
Xiaomi 12 Lite
対応バンド・周波数・ネットワーク Xiaomi 12 Lite(Snapdragon 778G) : Xiaomi Mi 11 Lite 5G 日本版(Snapdragon 780G)
3G W-CDMA:1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19 W-CDMA:1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19
4G LTE FDD LTE:1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 17 / 18 / 19 / 20 / 26 / 28 / 32 / 66
TD-LTE:38 / 40 / 41 / 42 / 48
FDD LTE:1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 17 / 18 / 19 / 20 / 26 / 28 / 32 / 66
TD-LTE:38 / 40 / 41
5G NR Sub6:n1 / n3 / n5 / n7 / n8 / n20 / n28 / n38 / n40 / n41 / n66 / n77 / n78 Sub6:n1 / n3 / n5 / n7 / n8 / n20 / n28 / n38 / n40 / n41 / n66 / n77 / n78
Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac/ax 802.11 a/b/g/n/ac/ax
Bluetooth バージョン:5.2
コーデック:非公表
バージョン:5.2
コーデック:SBC / AAC / aptX / aptX HD / LDAC / aptX Adaptive(実機にて確認)
SIMサイズ・スロット デュアルスロット(Nano SIM×2) デュアルスロット(Nano SIM×2)
本体仕様 Xiaomi 12 Lite(Snapdragon 778G) : Xiaomi Mi 11 Lite 5G 日本版(Snapdragon 780G)
ディスプレイ サイズ:6.55インチ
材質:有機EL
画面占有率:非公表
形状:パンチホール(中央)
最大リフレッシュレート:120Hz
最大タッチサンプリングレート:240Hz
サイズ:6.55インチ
材質:有機EL
画面占有率:非公表
形状:パンチホール(左上)
最大リフレッシュレート:90Hz
タッチサンプリングレート:240Hz
解像度 解像度:2,400×1,080(FHD+)
画面比率:20:9
解像度:2,400×1,080(FHD+)
画面比率:20:9
画素密度 402ppi/高精細でドットの粗さは気にならない 402ppi/高精細でドットの粗さは気にならない
サイズ 高さ:159.3mm
横幅:73.7mm
厚さ:7.29mm
高さ:160.53mm
横幅:75.73mm
厚さ:6.81mm
重さ 173g 159g
本体色 ブラック系、グリーン系、ピンク系 ブラック系、イエロー系、グリーン系
システム仕様 Xiaomi 12 Lite(Snapdragon 778G) : Xiaomi Mi 11 Lite 5G 日本版(Snapdragon 780G)
OS MIUI 13
Android 12ベース
MIUI 12
Android 11ベース
CPU(SoC) Qualcomm Snapdragon 778G Qualcomm Snapdragon 780G
AnTuTuベンチマーク

総合スコア約510,000点
GPUスコア約155,000点
(AnTuTu v9参考値)

総合スコア約544,524点
(公式発表)

メモリ/保存容量 Xiaomi 12 Lite(Snapdragon 778G) : Xiaomi Mi 11 Lite 5G 日本版(Snapdragon 780G)
組み合わせ メモリ6GB+容量128GB
メモリ8GB+容量128GB
メモリ8GB+容量256GB
メモリ6GB+容量128GB
ストレージカード 非公表 MicroSDカード対応
※片方のSIMスロットと共用
カメラ Xiaomi 12 Lite(Snapdragon 778G) : Xiaomi Mi 11 Lite 5G 日本版(Snapdragon 780G)
背面カメラ トリプルカメラ
①1億800万画素(メイン)
②800万画素(超広角、120°、f/2.2)
③200万画素(マクロ、4cm、f/2.4)
手ぶれ補正:非公表
センサーサイズ:1/1.52(メイン)
PXサイズ:非公表
トリプルカメラ
①6,400万画素(メイン、f/1.79)
②800万画素(超広角、119°、f/2.2)
③500万画素(テレマクロ、3cm~7cm、f/2.4)
手ぶれ補正:対応
センサーサイズ:非公表
PXサイズ:非公表
インカメラ パンチホール式インカメラ
画素数:3,200万画素(メイン、f/2.45)
センサーサイズ:非公表
PXサイズ:非公表
パンチホール式インカメラ
画素数:2,000万画素(メイン、f/2.24)
センサーサイズ:非公表
PXサイズ:非公表
機能仕様 Xiaomi 12 Lite(Snapdragon 778G) : Xiaomi Mi 11 Lite 5G 日本版(Snapdragon 780G)
GPS GPS、A-GPS、GLONASS、BDS(BEIDOU)、GALILEO、QZSS GPS、GLONASS、BDS(BEIDOU)、GALILEO、QZSS、NavIC
生体認証・ロック解除 指紋認証:対応
顔認証:対応
指紋認証:対応
顔認証:対応
センサー 赤外線センサー:対応
加速度センサー:対応
近接センサー:対応
ジャイロセンサー:対応
電子コンパス:対応
光センサー:対応
その他:リニアモーター
赤外線センサー:対応
加速度センサー:対応
近接センサー:対応
ジャイロセンサー:対応
電子コンパス:対応
光センサー:対応
その他:リニアモーター
防水/防塵・タフネス等級 防水/防塵:非公表
耐衝撃:非対応
防水/防塵:IP53
耐衝撃:非対応
イヤホンジャック なし なし
NFC NFC:対応
FeliCa/おサイフケータイ:非対応
NFC:対応
FeliCa/おサイフケータイ:対応
その他機能 デュアルスピーカー搭載
冷却機構搭載
デュアルスピーカー搭載
冷却機構搭載
バッテリー Xiaomi 12 Lite(Snapdragon 778G) : Xiaomi Mi 11 Lite 5G 日本版(Snapdragon 780G)
バッテリー容量 4,300mAh 4,250mAh
充電 有線充電:67W
ワイヤレス充電:非対応
逆充電:非対応
有線充電:33W(11V/3A)
ワイヤレス充電:非対応
逆充電:非対応
ポート USB Type-C USB Type-C
スペック表のソース Xiaomi 12 Lite(Snapdragon 778G) : Xiaomi Mi 11 Lite 5G 日本版(Snapdragon 780G)
参照元

【公式サイト】Xiaomi 12 Lite – mi.com

【公式サイト】Xiaomi Mi 11 Lite 5G – mi.com

スペック詳細記事 Xiaomi 12 Liteのスペック・対応バンドまとめ Xiaomi Mi 11 Lite 5G(日本版)のスペック・対応バンドまとめ

Xiaomi Mi 11 Lite 5Gのレビュー!コスパ重視のSIMフリースマホでトップクラスの仕上がり

Xiaomi 12 LiteとXiaomi Mi 11 Lite 5Gの違い

ざっくり言うとこんな感じです。

Xiaomi 12 Liteは、

  • SoCはSnapdragon 778G(11 Lite 5GはSnapdragon 780G)
  • 保存容量は最大256GBにアップ(11 Lite 5Gは最大128GB)
  • 最大リフレッシュレートが120Hzにアップ(11 Lite 5Gは90Hz)
  • 指紋センサーは画面内に移動(11 Lite 5Gは側面式)
  • 急速充電が最大67Wにアップ(11 Lite 5Gは最大33W)
  • メインカメラ画素数は1億800万画素にアップ(11 Lite 5Gは6,400万画素)
  • インカメラも3,200万画素にアップ(11 Lite 5Gは2,000万画素)
  • 本体重量は173g(11 Lite 5Gは159g)
  • サイズは高さと横幅が小さくなり、厚みが増した
  • 生活防水に非対応
  • 対応バンドが増加

Xiaomi 12 LiteはSnapdragon 778Gを採用していますが、先代のSoCであるSnapdragon 780Gとほぼ同じ性能で、大きなスペックアップはありません。

保存容量(ROM)は128GBに加えてより大きな256GBモデルが新たに用意されています!ただしMicroSDカード対応の表記は公式サイトになく、おそらく外部ストレージに非対応と思われます。

ディスプレイは同じ有機ELですが最大リフレッシュレートは90Hzから120Hzにアップ。スクロールのなめらかさはより強化されております。

またXiaomi 12 Liteはディスプレイに指紋センサーが埋め込まれているのも大きな変化点。Xiaomi Mi 11 Lite 5Gでは電源キーと共通の側面配置スタイルでしたので大きく使い心地は変わるといえます。

この変更により両手でも指紋認証しやすくなった反面、物理型ではなくなったため手探り認証は慣れがいりそうですね。

急速充電は33Wから最大67Wにアップ!充電速度はかなりスピードアップしていそうで期待ですね。なお、バッテリー容量も先代モデルから50mAhアップと微増しています。電池持ちはどこまで変わるか興味深いところ。

カメラは構成自体はメインカメラとインカメラの画素数が大幅アップ。Xiaomi 12 Liteはメインカメラが1億800万画素に、インカメラは3,200万画素になっています!

画素数が必ずしも写真写りの良さに直結するとは限りませんので、この点は世代間でどれほど違いが出るのか気になるところです。

Xiaomi Mi 11 Lite 5Gは159gと超軽量でしたが、Xiaomi 12 Liteは173gになっています。先代ほどの軽量感はなさそう。ただ高性能なスペックながら他モデルと比べると十分軽量クラス。

縦横のサイズ自体は若干小型化しており、Xiaomi 12 Liteは高さ159.3mm×横幅73.7mm。縦横ともに1mmほどコンパクトになっています。一方で、厚みは6.81mmから7.29mmに増加しています。

対応バンドは4Gがバンド42、バンド48に新たに対応しています。日本キャリアの主要バンドすべてに対応しているのでXiaomi Mi 11 Lite 5G同様に日本でも安定して使えそうですね。

Mi 11 Lite 5Gでは生活防水IP53に対応していましたが、Xiaomi 12 Liteでは防水防塵等級の記載もなく非対応の可能性があります。

またXiaomi 12 Liteは記事執筆時点で海外モデルしか発表されておらず、おサイフケータイは非対応となっています。

まとめ

廉価的な立ち位置ではあるものの67W充電や120Hzリフレッシュレート表示、1億画素カメラとLiteとは思えんぐらいのスペックの充実ぶり。先代より重くなったものの、依然として軽量なのも魅力ですね。充実した対応バンドもGood。

筆者としてはMi 11 Liteの時点でかなり完成されているな~感のあるスペックでしたが、比較的手頃な価格ながらハイエンドに負けないぐらいの高性能モデルをお探しの方に良さそうです!

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