Xiaomi Book S 12.4発表!Snapdragon 8cx Gen 2搭載の12インチWindowsタブレット!
Xiaomiが新型タブレット「Xiaomi Book S 12.4」を発表!Arm系プロセッサのSnapdragon 8cx Gen 2を搭載したWindowsタブレットです!
Xiaomi Book S 12.4の特徴
Xiaomi Book S 12.4の特徴は以下の通り!
Book S 12.4のハイライト
- Arm系列プロセッサのSnapdragon 8cx Gen 2を搭載
- 2in1スタイルのWindowsタブレット。カラバリは1色
- 1,300万画素のインカメラ搭載
- 12.4インチWQHD解像度ディスプレイ搭載。DCI-P3にも100%対応
- 最大13.4時間駆動可能。65Wの急速充電にも対応
Xiaomi Book S 12.4は専用キーボードを接続することによりノートPCライクにも使える2in1スタイルを採用。カラーバリエーションはダークグレー1色のみのようですね。
▼ちなみに厚みは8.95mm、重量が720gと特段薄くも軽くもないものの、タブレットとしては平均的なスタイルを実現しています。↓
▼Xiaomi Book S 12.4のプロセッサはArm系列のSnapdragon 8cx Gen 2を採用。↓
ちなみにSnapdragon 8cx Gen 2のシングルコア性能はRyzen 7 3700U、マルチコア性能はCore i7-5700HQやRyzen 5 2400GEに匹敵するとのこと。
したがって、Snapdragon 8cx Gen 2の性能は大体旧世代のデスクトップ向けミドルレンジやノートPC向けのハイエンドモデル並みと考えてもいいかと思います。
ただし、Windowsのx86系プロセッサ向けアプリを動作させるにはエミュレーションが必要になり、それに応じてパフォーマンスも低下するので、実質的な動作はもう少し物足りなくなる可能性もありそうです。
メモリはLPDDR4Xが8GB、ストレージが256GBとSnapdragon 8cx Gen 2のスペックを考慮すると十分な組み合わせになっています。ストレージがeMMCかSSDかは記載がないので気になるところですけどね。
▼搭載するインカメラは1,300万画素ですので、TeamsやZoomと使ったビデオ通話でも鮮明に写し出せるとのこと。今時の需要に答えた形ですね!↓
▼Xiaomi Book S 12.4は12.4インチWQHD(2,560×1,600)解像度のディスプレイを搭載。FHD解像度よりも高精細なのが特徴です。↓
▼解像度だけでなく、DCI-P3に100%準拠している広色域に対応していたり、最大500nitの明るさに対応していたりと表示品質の面でもしっかりと力が入っているのは好印象です。↓
▼Xiaomi Book S 12.4は最大13.4時間駆動が可能なバッテリー持ちに加え、コンパクトサイズの65W GaN急速充電器も付属しているので、電源周りの心配はかなり軽減されるはず。↓
▼Xiaomi Book S 12.4には専用のキーボードカバーとペンに対応。イメージ画像を見る限りキーピッチも標準的で狭苦しい感じは無さそうですね。ただ、キーボードカバー、ペン共に別売りとのことですので、色々と楽しみたい方は別途購入が必要ですね!↓
▼Xiaomi Book S 12.4の端子類はMicroSDにType-C、イヤホンジャックとAndroidタブレットと同じような種類と数。Type-C端子は映像出力に対応しているので、データ転送、充電など全てを一つの端子で賄う形となりそうです。↓
モノ自体は良いが設定価格は高め
価格は699ユーロ(約10万円)。
Xiaomi Book S 12.4はWindowsとしては珍しいArm系プロセッサ搭載というだけでなく、DCI-P3に100%対応したWQHD解像度のディスプレイなど物珍しさだけにとどまっていないのが特徴です。
ただし、価格面では為替や端末の販売価格が高価になりがちな欧州圏での価格という関係もあるでしょうが、結構高価な印象を受けました。10万円は残念ながら「Arm系プロセッサ搭載PCを試しに使ってみよう」とはなりにくい価格ではないでしょうか。
欧州圏以外でも展開されるかどうかは気になるところですが、Xiaomi Book S 12.4自体は高レベルにまとまっているように思いますので、気になった方は公式サイトもチェックしてみてください!