ASUS「ROG Zephyrus M16(2022)」発表!妥協無き超ハイエンドなゲーミングノートPC!
ASUSが新型ノートパソコンROG Zephyrus M16(2022)を発表!ゲーミングPCらしくないデザインながら、並のゲーミングノートPCを凌駕する性能を誇るハイエンドクラスのPCの登場です!
ROG Zephyrus M16(2022)の特徴
ROG Zephyrus M16(2022)の特徴は以下の通り!
ROG Zephyrus M16(2022)のハイライト
- ハイエンドクラスのスペック
- ゲーミングノートPCらしさが薄めのデザイン
- 6基のスピーカーを搭載
▼ROG Zephyrus M16(2022)のデザインはゲーミングノートPCながらもLEDなどのギラギラ具合は他のシリーズに比べて控えめ。↓
▼天板はCNC切削加工により、8,279個の穴が等間隔に開けられており、光が微かに煌めく様子が楽しめるとあります。↓
同時期に発表されたROG STRIX SCAR 15/17はLEDをそこらかしこに配置したデザインとは対照的ですが、これはこれでゲーミングPCとしてアリなデザイン。ゲーミングPCらしさが薄めな分、ビジネス用途でも使えそうですね!
ROG Zephyrus M16(2022)が搭載するCPUはモバイル向けの高性能版であるHシリーズを採用。
更に外部GPUはGeForce RTX 3060 Laptop GPUまたはGeForce RTX 3070 Ti Laptop GPUの2種類が用意されています。
▼ROG Zephyrus M16(2022)のラインナップは以下の2種類で構成されています。↓
- Core i9-12900H/GeForce RTX 3060 Laptop GPU
- Core i9-12900H/GeForce RTX 3070 Ti Laptop GPU
CPUはCore i9-12900H固定ですが、搭載する外部GPUの種類によってバリエーションが設定されているようです。
メモリ/ストレージはDDR5-4800が16/32GB、PCI Express 4.0 x4接続のSSDが512GBor2TBとめちゃくちゃリッチ。
ただし、メモリは換装が不可とのことですので、後から増設することは不可能。ですので、メモリをドカ食いする作業を行う予定がある方は最初から32GBの上位モデルを選ぶことをオススメします。
▼プロセッサとヒートシンクの間には有名ブランドのThermal Grizzly製の液体金属を使用。最大10度もの温度低下を実現しています。↓
▼冷却ファンを薄くしたりファンブレードの形を工夫することで静音化も実現。↓
サイレントモード時にCPU、GPU温度が50度以下まで低下した場合はファンを完全にオフにすることで低負荷時の静音性能も高めているとあります。
▼ROG Zephyrus M16(2022)の搭載するディスプレイは16インチのROG Nebura Displayと名付けられたハイスペックなもの。↓
解像度は2,560×1,600(WQXGA)、リフレッシュレートは165Hzとゲーミングディスプレイとして考えてもかなりハイスペック。色域もDCI-P3が100%と広色域をカバーしているのも特徴的です。
ベゼルも従来モデルより切り詰めることにより、画面占有率は驚きの94%を実現。15インチクラスの筐体に16インチディスプレイを詰め込むことに成功しています。
▼ROG Zephyrus M16(2022)のスピーカーは6基搭載。↓
外音を取り込みつつ、双方向のノイズキャンセリングを行えるAI Noise-Cancelation機能も搭載。それにより、ボイスチャット時などに自分の声と相手の声の両方にノイズキャンセリングを行うことができるとあります。
単純にマイク入力からのみのノイズキャンセルとは違い、相手側の声もノイズキャンセルできるので、Apex Legendsやレインボーシックス•シージなどチームと協力して対戦を行うゲームでのボイスチャットで連携を取る際に有利に働くでしょう。
▼ROG Zephyrus M16(2022)のキーボードは薄さを保ちつつも打鍵音を抑えた仕様になっています。↓
打鍵音を抑えただけにとどまらず、一つ一つの入力を正確に登録するNキーロールオーバーやキーの作動点を下げるオーバーストロークテクノロジーなど正確な入力を快適にする装備が盛り沢山なのは流石ゲーミングノートPCといったところでしょう。
▼ROG Zephyrus M16(2022)は端子類もしっかりと充実。↓
▼搭載する端子の詳細は以下。↓
- イヤホンジャック×1
- HDMI 2.0×1
- USB3.2(Type-A/Gen2)×2
- USB3.2(Type-C/Gen2)×1
- LAN端子(2.5Gbit対応)×1
- Thunderbolt 4×1
- MicroSDカードリーダー(UHS-II対応)×1
通常のUSB Type-Cの他にもThunderbolt 4を搭載しているのは注目すべき点。
そのままでもパワフルな外部GPUですが、Thunderbolt 4を用いて外付けGPUも接続できるので内蔵する外部GPUよりパワフルなデスクトップ向けGPUを使用可能。
GPU支援の割合が大きいヘビーな動画編集や高画質でゲームを楽しみたい時などに役立ちそうですね!
上位モデルと下位モデル、どちらを選ぶか悩ましい構成
公式直販であるASUS Storeでの価格は以下の通り。
- Core i9-12900H/GeForce RTX 3060 Laptop GPU/16GB/512GB:269,800円
- Core i9-12900H/GeForce RTX 3070 Ti Laptop GPU/32GB/2TB:349,800円
下位モデルと上位モデルとの差額は8万円ですが、GPUとメモリ/ストレージの3種類が主な違い。CPU自体はCore i9-12900Hの1種類しかないので、処理性能は同じです。
これをどう捉えるかで変わってきますが、以下のようなチョイスで大丈夫かと思います。
- ノートPCでこれ以上ないくらい快適にゲームや動画編集を行いたい方→上位モデル
- それ以外の方→下位モデル
大多数の方は下位モデルでも満足できると思いますが、メモリを増設できないのがネックですので、32GBもの大容量メモリが欲しい方は上位モデル1択かなぁ。大容量メモリを求めるだけの方には8万円プラスは正直キツいでしょうけどね。
上記のような最適なラインナップを選ぶ難しさはあるものの、ROG Zephyrus M16(2022)はスタイリッシュなゲーミングノートPCとしてかなり出来の良い製品に仕上がっているように感じました!
最高峰のゲーミングノートPCを探している方は要チェックモデルですよ!