Snapdragon 8 Eliteが正式発表。独自カスタムCPU「Qualcomm Oryon」を搭載

Snapdragonの最上位シリーズ「Snapdragon 8 Elite」が発表されました!噂通り命名ルールが変わったようです。ややこしいですね。

Snapdragon 8 EliteはSnapdragon 8 Gen 3の後継SoC。TSMC 3nmプロセスルールで製造。CPUはArmのCortexではなく、独自カスタムCPU「Qualcomm Oryon」を搭載している点が特徴です。

高性能コアは最大4.32GHz×2、高効率コアは最大3.53GHz×6の8コア仕様。性能は前世代と比較してCPU性能は45%、GPU性能は40%、AI処理性能は45%向上とパフォーマンスが大幅に向上しています。電力消費も27%ほど抑えられているとのこと。

ライバルとなるDimensity 9400がAnTuTuスコアで280万点を突破するなどハイパフォーマンスが注目されましたが、噂によればSnapdragon 8 Eliteは300万点を突破しているそうです。

私としては独自カスタムCPUのOryonを採用していることもあり発熱は非常に気になるところ。各社のSoC制御や冷却性能も注目ポイントになりそうです。

なおSnapdragon 8 Eliteを搭載するモデルはASUS、Honor、iQOO、OnePlus、OPPO、RealMe、Samsung、Vivo、Xiaomiが予定されてます。

最上位モデルの投入は企業技術のアピールも含まれているので良いんですが、個人的にはもう少し性能を落として発熱や消費電力の低いSoCの登場にも期待したいところです。

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