OnePlus Nord 5のスペックまとめ!SD 8s Gen 3のスマホで、カメラ構成はシンプルだが期待できるぞ!
OnePlusから「OnePlus Nord 5」というSnapdragon 8s Gen 3搭載のスマートフォンが登場したのでスペックを見ていきましょう。そこそこ良さそうなカメラや、独自AI機能もしっかり搭載されています。
同時に「OnePlus Nord CE5」「OnePlus Pad Lite」も発表されています!
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OnePlus Nord 5の詳細スペック
SoC | Qualcomm Snapdragon 8s Gen 3 |
メモリ | 8GB/12GB LPDDR5X |
容量 | 256GB/512GB UFS 3.1 |
ディスプレイ | 6.83インチ、有機EL、2800×1272、最大144Hz |
アウトカメラ | 5000万画素(メイン) 800万画素(超広角) |
インカメラ | 5000万画素 |
バッテリー | 5200mAh 80W(SUPERVOOC) |
サイズ | 163.41×77.04×8.1mm |
重量 | 211g |
対応バンド | 3G:1/2/4/5/6/8/19 4G FDD:1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/26/28/32/66 4G TDD:38/39/40/41/42 5G:n1/n2/n3/n5/n7/n8/n12/n20/n28/n38/n40/n41/n66/n75/n77/n78 |
OS | OxygenOS 15.0(Android 15) |
防水防塵 | – |
備考 |
カラーは3色
▼カラーはMarble Sands(ホワイト)、Phantom Grey(グレー)、Dry Ice(ブルー)の3色。↓
SoCはSnapdragon 8s Gen 3を搭載
SoCにはSnapdragon 8s Gen 3を搭載、メモリは8/12GB(+仮想メモリ8/12GB)。
Snapdragon 8s Gen 3はAnTuTuスコアが150万点前後のSoCで、ブラウジングやSNS閲覧などの普段遣いは快適に行えます。ゲームも2Dや軽度なものであれば快適、3Dゲームも画質を調整すればプレイ可能でしょう。
(筆者の所有している同SoC搭載のPOCO F6は、スコアほどの実性能がでていないので、個人的には8s Gen 3の性能に少し懐疑的ではあります。)
▼以下は2025年現在、AnTuTuベンチマークスコアがどれくらいの動作・操作感を示すかの目安です。本端末の性能がどの性能帯に相当するか確認が出来ます。↓AnTuTuスコア | 動作・操作感 |
---|---|
総合スコア:約200万点以上 GPUスコア:約70万点以上 | (ハイエンド)ヌルヌル。動作に不満なし |
総合スコア:約150万点〜200万点 GPUスコア:約50万点〜70万点 | (準ハイエンド)サクサク、重いゲームもOK |
総合スコア:約100万点〜150万点 GPUスコア:約30万点〜50万点 | (ミドルハイ)重いゲームもなんとか |
総合スコア:約50万点〜100万点 GPUスコア:約10万点〜30万点 | (ミドルレンジ)軽いゲームくらいなら |
総合スコア:約25万点〜50万点 GPUスコア:約5万点〜10万点 | (エントリー)必要最低限 |
総合スコア:約25万点以下 GPUスコア:約5万点以下 | (ローエンド)サブ端末向き |
スマホの実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ
ストレージ規格はUFS 3.1。先代のOnePlus Nord 4のUFS 4.0からダウングレードされています。
6.8型大型ディスプレイ、144Hz対応
▼ディスプレイサイズは6.83型と大型。解像度は2800×1272で、HBMは1400nits、ピーク輝度は1800nitsに達します。リフレッシュレートは144Hzに対応し、気持ちの良いスクロール体験ができるでしょう。↓
デュアルカメラ構成、メインにはLYT-700採用
リアカメラは50MP(広角)+8MP(超広角)のデュアルカメラ構成。
メインカメラにはLYT-700を採用!同社のOPPO Find X8やrealme GT7 Proなどのメインカメラにも採用されているセンサーです。HasselbladチューニングやHYPERIMAGE+アルゴリズムはないので2台には一歩劣るものの、クオリティには十分期待できます。
フロントカメラは50MP。センサーにはJN5を採用しています。カメラフラグシップ機の超広角カメラなどに採用されるものなので、こちらも自撮りカメラとしては性能に期待できます。
5200mAhバッテリー、80W充電対応
バッテリー容量は5200mAh。15時間の連続YouTube視聴が可能とのこと。
急速充電は80W(SUPERVOOC)、55W(PPS)、18W(PD)に対応。汎用規格のPPSでも高出力が可能なのはありがたいですね!
とはいえ、先代のOnePlus Nord 4は5500mAh+100W充電の構成だったので、バッテリー周りは全体的にナーフされており残念ポイントでもあります。
マインドスペース、AIサーチなどの独自AI機能を搭載
OSにはAndroidベースのOxygenOS 15.0を搭載。
▼本体側面にあるプラスキーには、マインドスペース、カメラ、ライトの起動やスクショなどの動作を割り当てることが出来ます。↓
▼プラスキーから呼び出せるマインドスペースは、画面のスクショを撮影しAIがスクショ内容の要約を作成して、保存してくれます。↓
▼AIサーチ機能も搭載。デバイス内のカレンダー、ノート、ファイルなどの情報からAIが返答してくれます。↓
OnePlus Nord 5まとめ
OnePlus Nord 5の発売日は2025年7月で記事執筆時点の価格は以下の通り。
- メモリ8GB+容量256GB:399ユーロ(約6.8万円)
- メモリ12GB+容量512GB:449ユーロ(約7.7万円)
全体的にバランスの取れたスマホが6万円台から。
カメラ性能は先代から大幅アップ!トリプルカメラを採用した結果、全体的なカメラ性能が中途半端になってしまっているスマートフォンが多い中で、本機はあえて望遠カメラを省くことで、メインカメラやインカメラにコストを集中させています。差別化が図られており、好感が持てます。結局、一番使うのはメインカメラですからね!