ONEXSUGAR SUGAR 1 日本版のスペックまとめ!究極変態機!変形ギミック搭載のAndroidゲーム機を実機レポ
世間から失われた「遊び心」がここにある 。
ONE-NETBOOK社の新シリーズとして登場したONEXSUGAR SUGAR 1が日本向けに登場!これまたとんでもないマシンでした。本体が変形する2画面の有機ELディスプレイ搭載という超ギミックを内蔵。
ONEXSUGAR SUGAR 1はひと足お先に海外で発表されていましたが、日本発売が正式アナウンスされました。発表会にて実機触ったんだけど、これマジで楽しいです。
同時に携帯ゲームPC「OneXPlayer X1 Air」も発表されています!
■ONEXSUGAR SUGAR 1■
初出時価格→108,000円
▼ハイビーム公式ストア:予約割引で97,200円!10月15日まで!↓
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ONEXSUGAR SUGAR 1の詳細スペック
SoC | Snapdragon G3 Gen 3 |
メモリ | 16GB |
容量 | 512GB UFS4.0 microSDカード対応 |
ディスプレイ | メイン:6インチ、有機EL、2160×1080、最大60Hz セカンド:3.92インチ、有機EL、1240×1080、最大60Hz |
アウトカメラ | – |
インカメラ | – |
バッテリー | 5,400mAh |
サイズ | 折りたたみ:218.5×92×40.9mm オープン時:184.2×163.5×40.9mm |
重量 | 486.3g |
対応バンド | – |
OS | Android 14 |
防水防塵 | – |
備考 | コントローラー内蔵 変形機構 ゲームモード 物理ファン ダイヤル式音量キー 電源キー×2 |
ONEXSUGAR SUGAR 1の筐体・ボディー
ONEXSUGAR SUGAR 1のカラーはブラック、ホワイトの2色となっています。
▼トップ画像見て察した方も多いと思いますが、本機はAndroidゲーム機としては異質すぎる風貌。↓
一見すれば3DSライクな見た目。しかし本機の真骨頂は変形機構にあります。左右の操作基盤が上下に回転でき、セカンドディスプレイも折りたたみで格納可能。
▼これにより4in1スタイルを実現できているトンデモない1台なんす。個人的にはスタンダード上下反転こと3DSスタイルが好み。↓
当然ながら懸念点といえるのが耐久性。
しかし筆者が触ったところ、かなりしっかりしている印象でした。ずっと使い込めば劣化するのは至極当然ながら、買ってすぐ壊れるような「ちゃっちさ」はまったく感じません。
また上記のスタイルはマグネットでパッド部分を固定している状態。マグネットの磁力も十分な強さで、プレイしてて握りしめてるときに外れることはなかったです。
▼外そうと思えばちゃんと外せるように調整もされており満足なクオリティ!↓
▼話が長くなりましたが外観デザインはこんな感じでした。ギミックだけでなく形状の細部まで凄まじい作り込み。ヲタクとかガジェットとかオモチャとか、そういうワードがバッチリハマる、ワクワク感をくすぐられる造形美。↓
▼開けばこんな感じ!背面の穴は吸気・排気口になっています。この(ov+)顔も結構かわいい。なお、ネジ穴らしき部分は飾りとなっています。↓
▼側面はこんな感じ!↓
▼しっかりLRトリガーボタンも搭載。電源キーと音量キーも搭載されています。トリガーは2画面モードでもしっかり使えますよ!↓
▼L2/R2はカチカチとしたスイッチタイプ。押し心地に関しては思った以上に良いです。サイズも思ったより広めにとられているので結構押せるんですね。↓
▼またダイヤル式の音量ボタンも搭載されているのが特徴!直感的かつ素早い音量調節にも対応し、押し込めばミュート状態となります。布団でゲームしてるとき急に部屋にカーチャンが来ても安心。↓
▼ゲーミングデバイスには欠かせないライティングもバッチリ。Sugarらしくアメのアイコンまであります。↓
ONEXSUGAR SUGAR 1の性能・パフォーマンス
搭載SoCは通常のAndroidスマホには搭載されていない特殊SoC「Snapdragon G3 Gen 3」を採用!ゲーミングデバイス専用のチップセットとなります。
AnTuTu参考値は200万点とハイエンド性能。一応数値上では8 Eliteなどに劣る印象ですが、こちらはゲーム専用に作られているために、数値以上の性能を感じさせるんです。すなわち超快適。原神も実際に試遊していましたが、満足に遊べると述べていました。
個人的に気になるのはMinecraft。あれは通常だと原神といったたぐいのゲームより軽いんだけど、公式シェーダー「バイブラントビジュアル」をオンにするとそれらよりもずっと重くなるんですよね。
トラップタワーや回路、Mobの数の具合などで重さが大幅に変わるゲームなので、それらも加味してのプレイフィールが非常に興味深いところです(`・ω・´)。
▼以下は2025年現在、AnTuTuベンチマークスコアがどれくらいの動作・操作感を示すかの目安です。本端末の性能がどの性能帯に相当するか確認が出来ます。↓AnTuTuスコア | 動作・操作感 |
---|---|
総合スコア:約200万点以上 GPUスコア:約70万点以上 | (ハイエンド)ヌルヌル。動作に不満なし |
総合スコア:約150万点〜200万点 GPUスコア:約50万点〜70万点 | (準ハイエンド)サクサク、重いゲームもOK |
総合スコア:約100万点〜150万点 GPUスコア:約30万点〜50万点 | (ミドルハイ)重いゲームもなんとか |
総合スコア:約50万点〜100万点 GPUスコア:約10万点〜30万点 | (ミドルレンジ)軽いゲームくらいなら |
総合スコア:約25万点〜50万点 GPUスコア:約5万点〜10万点 | (エントリー)必要最低限 |
総合スコア:約25万点以下 GPUスコア:約5万点以下 | (ローエンド)サブ端末向き |
スマホの実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ
ONEXSUGAR SUGAR 1のディスプレイ
ディスプレイは2画面、どちらも有機ELで視認性は非常に良いですよ!解像度もサイズに対して多いため精細感もバッチリ。
▼やっぱ有機ELって良いわって思えます。パリっとしててsRGB100%の高色域にも対応してて色もたいへんに鮮やか。↓
ただし最大リフレッシュレートは60Hzまでなのでその点はネックに思えます。一応ゲームしてれば気にならない(60Hzで快適さを感じる水準)上、WEBブラウジングやSNSを多用するデバイスではないのでこの点は無問題ともいえるか。
▼もちろん中身がAndroid故に、こういうスマホライクな使い方も可能。Play ストアやSNSやYoutubeなども当然使えます。↓
▼やっぱこれですよ。上でゲームしながら下で動画見たり攻略サイト見たりなんてマルチな使い方がバッチリ。個人的には上で参加型のゲーム、下で配信を見るなんて使い方をしたいと感じた。↓
もちろん上下の入れ替えにも対応しており、逆に下画面でゲーム、上のでけえ画面で動画やサイト閲覧なんて芸当も可能です。
▼また横スクロールアクションの「荒野のハーク(HAAK)」というゲームと連携しており、上画面でゲーム、下画面でマップを表示させることができますよ!これ3DSのマイクラ思い出すなぁ。↓
こういうスタイルのデバイスがごく少ないから厳しいとは思うけど、こんな感じでマルチディスプレイに対応するゲーム、もっと増えてほしいところですね。原神とかテラリアとかマイクラとか。
▼メイン画面は画面比率の変更ができるのもポイント!ゲーミングコンソールから比率の調整ができます。16:9、4:3はもちろん、自分で細かい調整もできるのがすごい。↓
▼自分で調整する場合はこんな感じでスライダーで広さを調節します。非表示部分はSFチックな画像で覆われる仕組み!↓
ONEXSUGAR SUGAR 1のスピーカー・サウンド関連
スピーカーは1Wのデュアルスピーカー、本体下部に搭載されているスタイルでした。軽く聞いた程度ですが、音質自体はサイズなりといったところ。他ゲーミングスマホと比べていいかどうかも気になりますね。
ただし残念ながら3.5mmイヤホンジャックが非搭載。おそらくスペースの都合でしょう。あれって結構場所とるからね‥(´・ω・`)。
ONEXSUGAR SUGAR 1のバッテリー関連
バッテリー容量は5,400mAhとなっています。2画面でライティングも搭載されているのでスマホ以上に電池を食いそうな印象ではありますね。
急速充電の規格は非公表ですが、本機はバイパス充電に対応しているのが魅力!
この機能は「電池を充電せず、本体にのみ給電する」というもので、バッテリーを著しく劣化させる充電しながらのプレイを回避できます。長時間ゲームに非常にありがたい!
ONEXSUGAR SUGAR 1のOS・機能
OneXConsole‥ではなく、なんと独自のSugarConsoleを内蔵。UIデザインもまるっきり違い、凄まじいギーク感を放ちます。かのWindowsXP時代の遊び心のあったUIデザイン時代を思い出すなこれ!
▼設定はかなり細かいところまで対応しており、ボタンの入れ替え、スティックのデッドゾーン調整だったり、ボタン操作に対応しないゲームへのマッピングにも対応。ゲーミングデバイスとして申し分ないぞ!↓
ONEXSUGAR SUGAR 1まとめ

ONEXSUGAR SUGAR 1の発売日は11月下旬で記事執筆時点の価格は以下の通り。10月15日まで先行予約キャンペーンでカッコ内の価格まで割引されていますよ!
- メモリ16GB+容量512GB:108,000円(97,200円)
一見するとネタ枠じみたモデルに思えますが、すごく魅力的な1台です。2画面で遊べるマルチタスクはもちろん、性能やボタンの押し心地の良さ、そして耐久性がどれほどあるかも含めて欲しい。
とはいえ筆者的にはAndroidではなくSteamでゲームすることが多いんで、それに対応するOSがあればなお魅力的だったとも思えます。ぜひとも派生モデル・後継モデルも今後登場してほしい。
▼なおこのモデル、Sugarの代表Leaf氏が日本のゲームに憧れ夢を見て制作したそうで、開発までに2年、途中で構造を変更したりなどの試行錯誤を重ねまくった末に完成させたそう。とんでもない執念と労力すぎる。↓
筆者は実際にLeaf氏と本機を触りつついろいろ(通訳交えて)お話したんですが、このデバイスへの機能性、構造、思いをたいへんにアツく語っていました。そらそうよ。自分の夢を具現化したんだからアツくなるに決まってる‥。
そして、スマートでシンプルで統一化が図られるようなこのご時世に、ここまでの遊び心に振り切ったデバイスはそうありません。こういう「平成初期のガジェット」「ガラケー末期時代」「2019年の変態スマホ」みたいな感じ。出してくれただけでも凄いと思う。
それと、これゲームショウにも展示されるそうなんで、ぜひとも触ってみてください(`・ω・´)。
▼価格は変動するのでリアルタイム価格はリンク先で必ず確認して下さい!↓
■ONEXSUGAR SUGAR 1■
初出時価格→108,000円
▼ハイビーム公式ストア:予約割引で97,200円!10月15日まで!↓
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