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Xperia X Performance、X、XAのスペック詳細比較

XperiaXseries

ソニーからXperiaZシリーズの後継機として、「Xperia X」が発表されました。

Xperia Xシリーズでは、最上位モデルの「Xperia X Performance」、ミドルハイスペックの「Xperia X」、そして、カメラ性能やSoC性能を抑えたコストパフォーマンスモデルの「Xperia XA」の3モデル展開。

コストパフォーマンスモデルの「Xperia XA」は上位2機種と外観以外は大きく異なるため、もはや別機種の印象。

現在、日本国内で発売アナウンスされている機種は最上位モデルの「Xperia X Performance」のみですが、実質0円の廃止などで実質負担が上がっていることも考えると、その他のモデルを投入する可能性は高いです。

追記:国内では最上級モデルのXperia X Performanceのみ発売。

それでは、3モデルのスペック詳細比較をどうぞ。

追記:XperiaXの最新モデル「XperiaXZ」と「XperiaXCompact」が発表されました。

XperiaXPerformanceとの性能比較は以下の記事をどうぞ。

追記:ソフトバンクに乗りかえてXperia X PerformanceをGETしようと検討中の方は以下をどうぞ。公式キャンペーンは全て適応の上キャッシュバック貰えます。

Xperia X Performance/X/XAの性能比較。

項目Performance
最上位
X
二番手
XA
コスパモデル
OSAndroid 6.0
SoCSnapdragon
820
Snapdragon
650
MediaTek
Helio P10
メモリ3GB2GB
液晶5型フルHD
1920x1080
5型HD
1280x720
カメラ背面カメラ:2300万画素
前面カメラ:1300万画素
背面カメラ:1300万画素
前面カメラ:800万画素
保存容量32GB16GB
指紋認証非搭載
防水・防塵
IP65/IP68
非搭載非搭載
通信C atCat9
Cat6
Cat4
バッテリー2700mAh2620mAh2300mAh
サイズ144.78×71.12×7.62142.7×69.4×7.9143.6×66.8×7.9
重量164g153g137.4g

Xperia X Performance/X/XAの外観

まず、目を引くのが、XperiaZ5シリーズまでと大きく異る外観。

本体は丸みを帯びた形状となり、その印象は柔らかくなりましたね。

液晶ガラスは、iPhone6シリーズから採用されている、ガラスの端が丸く加工された形状となっており、画面端からのスワイプ動作が格段に向上。

そして、Xperia最大の特徴である、背面パネルのガラスが廃止され、アルミを用いた金属パネルへ。放熱性能もグッと向上するのではないでしょうか。また、ガラス割れの心配もなし。

最上位モデルの「Xperia X Performance」では、ヘアライン加工が施され高級感も演出。ヘアライン加工は傷も目立ちにくく大好きです。

カラーも各モデルで4種類用意されており、どのカラーも落ち着いたカラーで、老若男女問わない配色が好印象。

追記:国内版は背面下部が樹脂製↓

garumax-au-Xperia-X-Performance

▼最上位モデルの「Xperia X Performance」の外観とカラー↓

XperiaXPerformance

▼次点の「Xperia X」はヘアライン加工なしのシンプルな外観↓

XperiaX

▼コストパフォーマンスモデルの「Xperia XA」は配色が濃いめ↓

XperiaXA

Xperia X Performance/X/XAのサイズと重量

  • Performance:144.78×71.12×7.62mm、重量164g
  • X:142.7×69.4×7.9mm、重量153g
  • XA:143.6×66.8×7.9mm、重量137.4g

サイズがコンパクトに。

これは後述する画面サイズによるもので、Xperia Xシリーズでは5型の液晶を搭載しています。

近年、5型以上の大画面モデルが標準化されつつありますが、5型以上は個人的に大きすぎます。XperiaZ5では、5.2型液晶で、サイズが0.2しか小さくなりません、しかし、本体幅はスリム化したことにより、手に持った際の感覚が大きく異なります。

手の中の数mmはとてつもなく大きく感じるものなんです。

サイズダウンは個人的に高評価。既に欲しい。

Xperia X Performance/X/XAの価格

現時点でソニーから発表はなし。搭載されるSoCとソニーブランドからの予測は以下のとおり

  • Performance:550米ドル以上
  • X:399米ドル~549米ドル
  • XA:399米ドル以下

Xperia X Performanceへの新規/機種変/MNP価格。

下記の価格は、2年縛り時の割引きを差し引いた実質負担額です。

ドコモは一括90,072円。

  • MNPは実質31,104円。
  • 機種変は実質58,320円。
  • 新規契約は実質58,320円。

auは一括92,880円。

8/31まで「2016夏 のりかえ割」を実施。期間内にauへ乗りかえた場合は毎月834円×24ヶ月の20,016円割引き。(※データプランはデータ定額2(V)〜13(V)またはLTEフラット契約時で利用可能)

  • MNPは実質43,200円。
  • 機種変は実質50,976円。
  • 新規契約は実質43,200円。

ソフトバンクは一括93,120円。

  • MNPは実質16,080円。
  • 機種変は実質42,720円。
  • 新規契約は実質42,720円。

Xperia X Performance/X/XAの日本での発売と取り扱いキャリア

現時点で、日本国内での発売スケジュールが明るみとなっているのは、最上位モデルの「Xperia X Performance」のみ。

取り扱いキャリアは現時点で不明ですが、発売時期は2016年夏予定。

「Xperia X」と「Xperia XA」に関しては、グローバルモデルとしての展開は確定的ですが、日本国内仕様で投入されるかは、現時点で分かりません。

ただ、2月以降から実質0円の廃止などで、端末代金の負担が上昇した事と、大手キャリアでも、手の出しやすい価格帯のミドルスペックスマートフォンに力を入れ始めた事から、「Xperia X」と「Xperia XA」に関しても何処かしらのキャリアが取り扱う可能性は無きにしも非ず。

ちなみに、現時点の情報を基に考えると、2016年のソニーXperiaシリーズは、「Xperia X Performance」のみになってしまいます。

Xperia X Performance/X/XAのOS

  • 3モデルでAndroid 6.0を搭載

Google最新のAndroid 6.0を搭載しています。Android 6.0では、指紋認証機能がOSレベルでサポートされたので、ストアでの支払いや、アプリでのログインID/パスワード等が指紋認証で利用できるので、セキュリティー&使い勝手も向上。

また、最新のOSですので、新たに追加された機能を利用できたりと楽しめますよ。

Android 6.0に関しては「Android6.0で何が変わる?!使って分かった新機能まとめ!」をどうぞ。

Xperia X Performance/X/XAのSoC

  • Performance:Snapdragon 820
  • X:Snapdragon 650
  • XA:MediaTek Helio P10

最上位モデルの「Xperia X Performance」はSnapdragon最新モデル且つ、最上位モデルのSnapdragon 820を搭載。XperiaZ5シリーズで搭載されていた810シリーズと比べ、その性能は2倍弱と劇的進化。(Kryoの2.15Ghz+1.6の2コア+2コアの4コア。)

「Xperia X」では、SnapdragonのミドルハイスペックSoCである、Snapdragon650を搭載。必要十分以上の性能を持ち合わせているので、バランスの良いSoCです。ガツガツ最新の3Dゲームをしなければ不満はなし。(1.8Ghzの6コア/2コアA72+4コアA53)

「Xperia XA」には、台湾メーカーの「MediaTek Helio P10」を搭載。MediaTekはコストパフォーマンスに優れたSoCを展開し、格安スマホなどでも幅広く採用されているメーカーさん。性能こそ上位2モデルに劣るものの、ミドルスペック以上の性能は持ち合わせる。良い選択。(2Ghz+1.1Ghzの4コア+4コアの8コア)

3/7追記:ベンチマークアプリ「AnTuTu」で、総合性能とGPU性能それぞれのランキングが発表。Snapdragon820は共に首位。

Xperia X Performance/X/XAのメモリ

  • Performance:3GB
  • X:Snapdragon 3GB
  • XA:2GB

最上位モデルの「Xperia X Performance」と、次点の「Xperia X」では、3GBの大容量メモリを搭載。個人的には4GBを搭載すると予想していたので、少し残念ではありますが、実際は必要十分で現時点ではメモリ不足で困ることはありません。

「Xperia XA」では2GBのメモリを搭載。但し、上位2モデルと液晶解像度が違うため、バランス的には問題は全く無し。元々の立ち位置がライトユーザー向けとなるので、一般的な使用方法なら困ることはありません。

Xperia X Performance/X/XAの液晶サイズと解像度

  • Performance:5型フルHD(1920×1080)
  • X:5型フルHD(1920×1080)
  • XA:5型HD(1280×720)

「Xperia X Performance」と「Xperia X」では、同じ性能の液晶を搭載しています。画素密度は451.079ppiを誇り、もはやドットは人の目で認識できません。

「Xperia X」はトータル性能バランスが最適なHD(1280×720)液晶を搭載。画素密度は293.721ppiとなっており、人の網膜で認識できる300ppiに迫る勢い。私自信はフルHDと見比べても気が付かなかったです。

Xperia X Performance/X/XAの保存容量

  • Performance:32GB
  • X:5型32GB
  • XA:16GB

「Xperia X Performance」と「Xperia X」では、32GBと必要十分。「Xperia X」では16GBと、やや不安が残る容量。

但し、全てのモデルで、200GBまでのMicroSDを使えます。MicroSDはSIMカードスロットと同一パレットにセットするタイプ。外観がガチャガチャしなくて好印象。

Xperia X Performance/X/XAのカメラ性能

  • Performance:背面/2300万画素、前面/1300万画素
  • X:5型:背面/2300万画素、前面/1300万画素
  • XA:背面/1300万画素、前面/800万画素

さすがソニー。カメラに至っては妥協なし。

「Xperia X Performance」と「Xperia X」では、XperiaZ5に引き続き、2,300万画素のメインカメラを搭載。XperiaZ5と比べ、二倍に高速化されたカメラ起動や、先読みオートフォーカス、クリアにズームできる5倍ズームなど機能も抜かりなし。

特筆すべきは前面カメラ。画素数が1300万画素に跳ね上がり、もはやメインカメラとしても十分すぎるくらいの性能。自撮りでも非常に綺麗な撮影が可能です。

「Xperia XA」でも、背面カメラに1300万画素、前面カメラも自撮りトレンドの500万画素を上回る800万画素カメラを搭載。ソニーのコストパフォーマンスモデルであっても、カメラ性能は妥協なし。ちなみにiPhone6sで背面1300万画素、前面500万画素ですので、いかにカメラに対して妥協が無いことが伺えます。

Xperia X Performance/X/XAの指紋認証機能

  • Performance:電源ボタンに搭載
  • X:5型:電源ボタンに搭載
  • XA:なし

「Xperia X Performance」と「Xperia X」では、XperiaZ5から採用された、電源ボタン一体型の指紋認証機能を搭載。ちなみに指紋認証面になぞって認証するタイプではなく、iPhoneのようなタッチするだけのタイプですので、使い勝手も高い。

「Xperia XA」では、コストパフォーマンスモデルのため、指紋認証は非搭載。ここは端末価格の差が表れる箇所ですね。電源ボタンはXperiaZ4まで採用されていた丸ボタンです。

Xperia X Performance/X/XAの防水・防塵

  • Performance:IP65/IP68
  • X:5型:なし
  • XA:なし

防水・防塵は最上位モデルの「Xperia X Performance」のみ施されています。ちなみにXperiaZ5と同じ防水・防塵性能。ちなみにイヤホン端子などはキャップレス仕様ですので使い勝手も良し。

「Xperia X」と「Xperia XA」ではお風呂でスマホライフを楽しむには別途防水・防塵対応カバーが必要ですね。この点は残念です。

Xperia X Performance/X/XAのバッテリー容量

5/12追記:Xperia X Performanceのバッテリー容量に関して、国内モデルは2570mAhと記載されていますが、これは海外と国内での表記方法の違いであり、海外版も国内版も「同じ」です。詳しくは以下の記事で執筆していますのでどうぞ。

  • Performance:2,700mAh
  • X:2,620mAh
  • XA:2,300mAh

全てのモデルで、充電時にバッテリー劣化を防ぎながら充電が可能なQNS Adaptive Charging Softwareを搭載。

バッテリーの寿命が約2倍に向上しつつ、QuickCharge 2.0の高速充電で、10分充電すると5時間以上駆動出来るだけの充電が可能とのこと。

Xperia X Performance/X/XAの通信カテゴリー

Xperia X Performanceの追記:auでは最大370Mbps、ドコモは最大375Mbps、ソフトバンクは最大165Mbps。ソフトバンクだけすごく遅いですが、公式サイトでは165Mbpsと記載されています。

  • Performance:LTE Cat9
  • X:LTE Cat6
  • XA:LTE Cat4

通信カテゴリーで大きく変わるのは、受信通信速度です。最近では、複数の電波を束ねて端末でキャッチすることにより、受信する通信速度を向上させるキャリアアグリケーションが流行っていますが、カテゴリーにより、最大受信速度が異なります。

「Xperia X Performance」では、最大受信速度450Mbpsに対応したLTE Cat9に対応、「Xperia X」では、最大受信速度225Mbpsに対応したLTE Cat6に対応、「Xperia XA」では、最大受信速度150Mbps。

どのカテゴリーでも、不満のない速度で受信できますね。

キャリアアグリケーションでは、モバイル通信時の電波を複数掴めるということで、モバイル通信で下り150Mbpsでも、もはや過剰な感じはします。

技術の進歩って凄いですね。

Xperia X Performance/X/XAのまとめ。

大きく括るのであれば、「Xperia X Performance & Xperia X」と、「Xperia XA」です。

「Xperia X Performance」と「Xperia X」で大きく異なる箇所は、背面ヘアライン加工、SoCのグレード、防水防塵、キャリアアグリケーションの通信カテゴリー。

「Xperia XA」は、外観こそXperia Xシリーズですが、その中身はもはや別物。

「Xperia XA」はその立ち位置から、低価格路線の製品ですが、そのコストパフォーマンスがかなり魅力的。SIMフリー端末で3万~4万の間で登場すると、人気爆発しそうな感じ。

「Xperia X Performance」に関しては、日本国内仕様(防水防塵、おサイフ機能)などを搭載してくるでしょう。

日本での携帯事情が、実質0円の廃止などにより、2月から大きく方向性が変わったので、是非とも「Xperia X」と「Xperia XA」を日本国内で展開していただきたいです。

人それぞれ、スマートフォンに対する考え方が違うので、様々な選択股が選べるに越したことは無いです。

続報が入り次第、本記事に追記する形で更新します。

追記:国内販売予定のXperiaX Performance(最上位モデル)とXperiaZ5を比較してみました。宜しければどうぞ

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