CUBOT X19のレビュー!スペック、機能、価格、最安値まとめ!
CUBOTで最新スマホとなる「CUBOT X19」が仲間入りしましたよ!
最新モデルと言っても新しく投入されたって意味合いで、なんか革新的な技術が詰め込まれているって訳では無いんですがその代りにコストパフォーマンスを重視されている端末となってます。
本記事ではCUBOT X19のスペックや特徴の解説とCUBOT X19をお得に手に入れるための情報を纏めています。あと、僕もポチってるんで実機が届いたら実機レビューに切り替えます!→実機が届いたので実機レビューに切り替えました!
■気に入った■
- 安価であること
- 普段使いで不満のない必要十分な性能
- 美しい外観
■気になった■
- 起動音が最高にダサい
- ゲームには全く向かない3D性能
目次をクリックすると各項目へ移動します
CUBOT X19の発売日と価格
CUBOT X19の発売時期は2019年2月頃で通常価格は約200ドルです。セールなんかで半額近い価格まで値下がることもあるので、安いときに買いましょう。
▼CUBOT X19を取り扱うショップのリンクも残しときますね。↓
CUBOT X19のスペック
項目 | スペック |
---|---|
OS | Android 8.1 |
SoC | MediaTek Helio P23 MT6763T 2.5GHz |
メモリ | 4GB |
保存容量 | 64GB |
MicroSD | 最大128GB 内部ストレージ化OK |
ディスプレイ | 5.93型 |
解像度 | 2160×1080/FHD+ |
アウトカメラ | 1600万画素+200万画素 |
インカメラ | 800万画素 |
バッテリー容量 | 4000mAh USB Type-C |
カラー | Twilight Black |
サイズ | 15.51 x 7.47 x 0.95 cm |
重量 | 179g |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n |
ネットワーク | LTE:1/3/8/20 3G:1/8 GSM:850/900/1800/1900MHz |
ドコモ回線 | 通信可能 必須バンド非対応 |
ソフトバンク回線 | 通信可能 必須バンド対応 |
ワイモバイル回線 | 通信可能 必須バンド対応 |
au回線 | 非対応 |
CUBOT X19の性能をチェック
ここではCUBOT X19の性能をベンチマークスコアなどでチェックしています。ガルマックスはAnTuTuベンチマークでの結果で端末性能を評価しているので、端末性能の解説はAnTuTu項目で行ってます。
AnTuTuの実機スコアをチェック
ガルマックスAnTuTuデータベースにCUBOT X19が搭載するHelio P23(MT6763T)と同じSoCを採用したスマホのスコアがあったので参考にしてみて下さい。
- Helio P23(MT6763T):総合スコア約92,000点、3Dスコア約18,000点
▼CUBOT X19の実機が届いたので測定してみました。総合スコアは92940点、3Dスコアは17370点。参考スコアに近い数値が出て一安心。↓
▼以下は現在市場で主流となっている各性能帯の平均スコアです。新しい世代に切り替わるとリストのスコアも切り替えるので、現時点でCUBOT X19の性能がどのランクに相当するかいつでも確認が出来ます!↓
AnTuTu 7 | ハイエンド | ミドルレンジ 最上位 | ミドルレンジ 上位 | ミドルレンジ | エントリー |
---|---|---|---|---|---|
スコア | 総合 約36.2万点 GPU 約15.7万点 | 総合 約16.5万点 GPU 約4.7万点 | 総合 約13.5万点 GPU 約2.9万点 | 総合 約8.6万点 GPU 約1.8万点 | 総合 約7.1万点 GPU 約1.2万点 |
2.5GHz版のHelio P23なので案外パワフル
おおお。これ、2.5GHz版の型番じゃん。
Helio P23は低クロック版のMT6763Vと2.5GHz駆動のMT6763Tが存在してまして、CUBOT X19は後者の高クロック版を搭載してます。Snapdragonベースだと低クロック版はミドルレンジの630で総合スコアが下回ってたんですが、高クロック版は総合スコアが上回る性能となり、想像しているよりもパワフル。
▼メモリは必要十分な4GB、容量も64GB搭載しており一般用途では問題ない構成。但し、ストレージのグレードは少々コストカットされており速度は早くありません。これは価格とトレードオフな部分。↓
特に同等クラスの端末は日本で3万円~4万円くらいするので、セール価格とはいえ100ドル強で手に入ってしまうCUBOT X19はかなりコスパを重視した端末であることがよく分かります。
僕はCUBOT X19と同じSoCを搭載する端末を持ってますが、使った感じはWEBページ閲覧、動画視聴、通話、メールやLINE、SNS、アプリでのニュースチェック、パズルやカードゲームなどのカジュアルゲームなど、一般的な使い方では特に不満を感じません。
さきほどCUBOT X19の実機が届き触っているんですが普段使いで動作が鈍くて困る事もなかったので、こんな感じのライトな使い方が中心だ。という方はパフォーマンスに不満を感じることは非常に少なく、比較的パワフルな性能が安価に手に入るのは嬉しい要素の1つです。
MicroSDを内部ストレージ化できる
▼容量は64GB搭載されており、初回起動後に各アプリの更新及びアップデートを完了した時点での残容量は以下の通り。約54.8GBほどはユーザーが利用できるのでデフォルト容量でも特段不満は感じません。↓
▼さらにCUBOT X19は最大128GBのMicroSDに対応。しかも、内部ストレージ化できるのでアプリもMicroSDにインストール可能でした。↓
最近のスマートフォンってMicroSDを内部ではなく外部ストレージでしか設定出来ない端末も多く、外部ストレージは写真や動画などの個人データの保存はできますが、アプリのインストールには対応してません。CUBOT X19ならMicroSDを内部ストレージ化できるんで、沢山アプリを入れるって方も容量不足で困っちゃうことは少なそうですね。
ゲーム専用機としては向かない
CUBOT X19の3D性能は特段長けている訳でもなく、ゲーム専用機としては物足りない性能です。
同じSoCを搭載する「DOOGEE S70のレビュー!スペック、機能、最安値まとめ!」で実機検証しているんですが、美しいグラフィックと引き換えに動作が重いPUBG mobileではフレームレート(滑らかさ)を犠牲にする必要があり、時にはカクついたりする場合もあるくらいの性能なんです。
大多数のゲームは快適レベルで動いてくれるんですが、なかには処理性能が足りずにモッサリ感を感じることもあるんで、ゲーム専用機として選ぶなら素直にハイエンド端末を選んだほうが幸せになれます。
実機が届いたんでPUBG mobileで動作チェック
CUBOT X19の実機が届いたんで美しいグラフィックと引き換えに動作の重い代表格ゲームのPUBG mobileで動作テストしてみます。ちなみにPUBG mobileは100人もの人数が1つのマップで対戦するバトルロワイヤルゲーム。
▼初回起動時点の自動設定では中間設定の「標準画質」。↓
▼自動設定はクオリティが「標準」、フレーム設定が「中」となってました。↓
▼最高設定はクオリティ「HD」でフレーム設定は「高」まで可能です。が、この設定だと凄く動作が鈍くなるのでオススメしません。↓
▼画質を犠牲にしてフレームレートの低下を極力防ぐ快適設定をチェックしてみます。クオリティを「スムーズ」に設定して選択出来るのはフレーム設定「高」で止まってます。↓
「PUBG Mobileが重い?グラフィックス設定を調整して快適プレイ!至高は「スムーズ・極限」」でも紹介しているんですが、PUBG mobileはリアルタイムで対戦するゲームなので処理落ちするのは大きなデメリット。
出来るだけ処理落ちしない設定は端末性能に依存する形でPUBG mobileは設定項目が開放されるのですが、前述通りCUBOT X19では「スムーズ+高」が最も処理落ちしない快適な設定の上限となります。
▼早速遊んでみました。グラフィックの欠けは無いのですが、快適とは言い難く「遊べるけど処理性能が足りずに重さを感じ撃ち負ける可能性が高い」というのが率直な操作感です。↓
例えば、付き合いでゲームをプレイするなど、「取りあえず動いて遊べたらOK」という方は問題ないですが、ガチで遊ぶなら全くゲーム性能が足りてません。
パズルゲーム、カードゲーム、暇つぶしの2Dゲーム、アスファルト 8レベルの軽い3Dゲームなら「ゲームを楽しめる」くらいには動いてくれるので、ゲーム用途として選びたいって方にはオススメ出来ませんが、それ以外の方なら問題なし。
Geekbench 4の実機スコアをチェック
▼Geekbench 4で端末性能をチェックされている方は以下をどうぞ!シングルコア性能が953点、マルチコア性能が3886点でした。↓
PCMark for Androidのスコアをチェック
▼PCMark for Androidで端末の性能をチェックされている方は以下をどうぞ。スコアは5250点でした。↓
3DMarkのスコアをチェック
▼3DMarkで端末性能をチェックされている方は以下をどうぞ。Open GL ES 3.1は484点。↓
CUBOT X19の対応バンドをチェック
CUBOT X19は海外製品なので技適に関してはご留意下さい。
CUBOT X19の周波数は以下の通り
- LTE:1/3/8/20
- 3G:1/8
- GSM:850/900/1800/1900MHz
ドコモ回線の対応状況をチェック
ドコモ回線はAPN設定することで通信自体は可能です。が、LTEでは全国区をカバーするバンド1、東名阪の高速通信バンド3に対応しているものの、残念ながら地下や郊外で繋がりやすさを左右するプラチナバンドの19には非対応。
また、3Gも主力となるバンド1には対応しているんですが、極一部の地域(山岳地帯や農村地区)で利用するFOMAプラスエリアのバンド6にも非対応です。
通信自体は出来るんですが、ドコモで販売する端末よりもエリアが狭くなったり電波のつかみが悪くなる場合があります。
ソフトバンク回線とワイモバイル回線をチェック
ソフトバンク回線とワイモバイル回線は同じ回線を利用しているので合わせて紹介。
ソフトバンク回線とワイモバイル回線は必須バンドに全て対応しているので、CUBOT X19で1番相性の良い回線です。
LTEは主力のバンド1、補助バンドの3、プラチナバンドの8に対応。3Gもメインの1と8に対応してるんです。通信方式の異なるTDD-LTEのバンド41には対応していないんですが、このバンドだけしか利用できないエリアは探すほうが難しいくらい小さく、だいたいはLTEエリアとエリアが被ってるんで非対応でも問題視するほどでは無いです。
ソフトバンク回線を利用する格安SIMやワイモバイル回線ではAPN設定するだけで利用できるんですが、ソフトバンクショップでスマホ買ったときに貰える純正SIMは端末とSIMを紐づけしているんで、違うスマホにSIMを挿して利用するとIMEI制限(登録されているスマホとSIMの紐づけが異なる場合の制限)により、いきなり通信できなる場合もありますし、実際にそのような事象も出てます。
なので、CUBOT X19をソフトバンク純正SIMで利用するにはSIMと紐付けしてやる必要があるんですが、ソフトバンクショップではこの手続時に技適の確認があるみたいなんです。
CUBOT X19は海外の電波にも合致している貴重なモデルで、”海外で利用するための端末”として捉えられているはずなのですが、そのような事情で購入を検討されている方は購入前にソフトバンクショップに相談したほうが良いかも。
au回線の対応状況をチェック
au回線では主力バンド自体が対応していないので使えません。
CUBOT X19 開封の儀!付属品をチェック
この項目ではCUBOT X19を購入すると付属する同梱品をチェックしています。
▼CUBOT X19の外箱はブラックボックス。↓
▼お弁当箱タイプで蓋をあけると本体が最上段にドドーンと入っているので、開封時に落とさないように気をつけましょう。↓
取扱説明書類は日本語非対応
▼書類系ですが全て日本語に非対応ですが、”電源ボタンはここです”って感じのクイックガイドなんで読まなくても困ることは無いはず。↓
USB Type-Cケーブルが付属
▼CUBOT X19に付属しているケーブルは裏表関係なく挿すことが出来るUSB Type-Cのケーブル。↓
充電器は最大5V2A出力で日本のコンセントには挿せない
▼CUBOT X19に付属する充電器は日本のコンセントに直接挿す事が出来ない形状。これを利用するならプラグ変換アタッチメントが別途必要です。↓
▼付属充電器の仕様を確認したところ5V2Aの一般的な急速充電器。そのへんに転がっている充電器が出力5V2Aなら同じ充電速度で利用できます。特に超急速充電に対応しているってわけじゃないので、個人的にはプラグ変換アタッチメントを購入してまで使いたいとも思いません。なので、その辺の充電器で充電してます。↓
SIMピンが付属
▼CUBOT X19のSIMトレイはピンを利用して開くのでSIMピンも付属してました。↓
保護ケースも付属。これは嬉しい
▼CUBOT X19の本体に取り付けられた状態で保護ケースが付属。↓
▼保護ケースは薄いブラックカラー。どうせなら本体カラーを損なうことのない完全なクリアが良かったなぁ↓
海外スマートフォンって日本じゃアクセサリーがリリースされることって少ないんで、保護ケースが付属していること自体は個人的に嬉しいポイントでした。
保護フィルムも貼り付けられた状態で付属してました
▼保護フィルムはCUBOT X19のディスプレイに貼り付けられた状態で付属。↓
保護フィルムも気泡やゴミが入っておらず、このまま利用できる品質です。保護ケースだけでなく保護フィルムも付属しているので、パッケージ購入だけで一通りの”保護系装備”が揃うのは嬉しいですね。恐るべし高コスパ端末。
CUBOT X19の外観・デザインをチェック
この項目ではCUBOT X19の外観とデザインをチェックしています。
美しいマジックグラデーションカラー
CUBOT X19の背面は海外で大人気なマジックグラデーションカラー「Twilight」も選べます。他には美しい光沢のブラックも選択可能。
今回はマジックグラデーションについて紹介。このカラー、最近では日本でもよく見るようになってきた光の当たり具合で背面カラーの変化を楽しめる非常に美しいカラーです。
CUBOT X19では”光に包まれたカラーが、霞んだ霧に包まれているようなグラデーション”を表現。美しさのなかにも柔らかさを感じる美しいカラーリングのマジックグラデーションは人気が高くなりそうですね。
▼僕の手元にも実機が到着。マジックグラデーションカラー「Twilight」凄く綺麗です。ただ、もう少しマッドな感じかと思っていたら、かなりツルツルでピッカピカな光沢仕様となってました。素材的には柔らかいので”結構傷つきやすい”タイプ。↓
▼サイドフレームはシルバーカラー。全体的な配色バランスも美しく所有満足度も高め。↓
▼指紋認証センサーの周囲にダイヤモンドカットを施すなど、低価格ながら外観の装飾にも力を入れてます。↓
結構、筐体は大きめ
▼CUBOT X19のディスプレイは5.93インチ。流石に横幅がスリムな形状の縦長ディスプレイを搭載していても持った感じは”大きい”と僕は感じます。↓
▼また、大容量バッテリーを搭載している兼ね合いか、厚みもありますね。↓
▼CUBOT X19の重量は本体のみで179g。ズッシリ感あり。↓
コンパクトな筐体が好みの方には全然向いてませんが、大きめでガッシリ持ちたいという大画面好きの方はちょうどいいサイズかもしれません。
ディスプレイはノッチ無し
▼ディスプレイはノッチの無いタイプ。ディスプレイ上部には自撮り用のシングルカメラを搭載しています。欠けの無い表示は動画視聴やゲームとも相性が良いので個人的に好みのタイプ。↓
背面にデュアルカメラを搭載
▼CUBOT X19の背面には縦に持ったときに縦並びとなるデュアルカメラを搭載。写真の写り具合は後ほど写真を掲載しているのでチェックしてみて下さい。↓
本体上部にイヤホンジャック
▼CUBOT X19は嬉しいイヤホンジャック搭載モデル。端子は本体上部に備わってます。↓
ボタンは本体の右側面
▼CUBOT X19の電源・ボリュームのボタンは本体の右側面に備わっています。↓
本体下部に充電ポートとスピーカー
▼CUBOT X19の本体下部にはUSB Type-Cの充電&データ転送ポートとスピーカーを搭載。↓
SIMスロットはMicroSDと共用タイプ
▼SIMトレイはピンを利用して開けるタイプで本体の左側面に備わっています。↓
SIMトレイはNanoSIM×2またはNanoSIM×1+MicroSD×1が挿入できるようになってまして、SIMスロット2はMicroSDと共用タイプとなってました。
CUBOT X19の機能・仕様・特徴をチェック
ここからはCUBOT X19の機能・仕様・特徴をチェックしてます。
日本語に対応してます
CUBOT X19を販売するGEARBESTで言語をチェックしていたんですが、言語設定のスクリーンショットに「Japanese」や「日本語」の表記が見当たりません。
僕は端末の言語が日本語に対応していない時点で(英語が分からないもんだから)買う気が一気に失せてしまうんですが、CUBOT X19はめっちゃ安くて欲しかったのもあり、GEARBESTの担当者さんに直接聞きました。
▼確認してもらったところ、ちゃんと日本語にも対応しているみたい。これで安心して購入に踏み切れました。↓
僕はROM焼きとかって正直好きじゃないんですよね。理由は技術的なことではなく面倒くさいからってのが大きいんですが、ROM焼きのフローが楽しいとは感じない派なんで、僕のように日本語に予め対応していたほうが良いって方は、”日本語の対応状況”って実は凄く重要な情報だと思います。
特に今回は販売店側で日本語対応の表記が無かったんで気になっていた方も多いと思うんですけど、バッチリ日本語対応しているのでご安心下さい。
ピュアなAndroid 8.1だったのでほぼ日本語に対応してました
▼CUBOT X19の実機が届いたので独自機能が搭載されているのか、また、独自機能は日本語に対応しているのか、それらのチェックをしていたところ、どうやらCUBOT X19はピュアなAndroid 8.1を搭載しており、メーカーが独自に付け加えた機能などは極少数でした。↓
一部日本語化されていなかった部分で見つけたのはディスプレイ項目のIndicator light。簡単に翻訳して設定内容を書いときます。
- Charge:充電中は赤ランプ、充電完了で緑ランプの利用オン・オフ
- Low battery:バッテリー残量が少なくなると赤ランプを点灯する設定
- Miss the event:着信やメールの未読があるときに赤ランプで通知する設定
Android 8.1はメーカー独自機能だった様々な機能を取り込んだ非常に扱いやすいOSなので、特に使い勝手が悪いという印象もありません。とっても快適。
Playストアやキーボードも全て日本語
▼Playストアは日本圏のストアに接続されるので、使い勝手は日本で売っている端末と全く遜色無し。↓
▼また、キーボードも起動時に言語を日本語に設定すると自動的に日本語キーボードとなります。別途、日本語キーボードをインストールする必要もなし。↓
ホーム画面と初期アプリ
▼ホーム画面のGoogle純正で一番左がGoogleフィールド、アプリは指定したアプリのみホーム画面に表示となるドロワータイプです。↓
▼初期インストールアプリも厳選されており、Google系の他に目立つアプリといえばFMラジオアプリと緊急速報メールアプリくらい。↓
防水防塵・ワンセグ・おサイフケータイには非対応です
大手キャリアではおなじみの標準仕様・機能となっている「防水防塵」「ワンセグ」「おサイフケータイ」機能はSIMフリースマートフォンのCUBOT X19では全て非対応です。
日本で販売しているSIMフリースマートフォンも結構これらの機能に対応していない端末も多いんですけど、これは、”もともと日本市場ではなく、沢山の国で販売することを目的としたグローバルモデル”がベースとなっているので、SIMフリースマートフォンでは特段不思議なことではありません。
でも、すでにこれらの機能や仕様が必須だ。という方は、CUBOT X19は対応していないので注意して下さい。
便利な指紋認証だけでなく顔認証にも対応している[注意点有り]
CUBOT X19の指紋認証センサーは背面の上部中央にタッチ式が備わってます。この位置のセンサーってズボンのポケットに突っ込んだスマホを片手で取り出しながら手探りでロック解除出来るんで便利なんですよ。
あと、CUBOT X19はインカメラを利用する顔認証にも対応しているのは嬉しいポイントです。まだ、実機が届いていないので精度云々は書けないのですが、普段はスマートな顔認証を利用して、マスクやサングラスなど顔認証が苦手なシーンでは指紋センサーを利用するって感じの使い分けが出来るのはグッドですね。
実機が届いたので試してみましたが、指紋認証は認証精度・速度ともに不満は感じません。
顔認証はワイヤレスアップデートで対応
顔認証は手元に届いた状態では項目がなく利用できなかったのですが、2019年2月19日に配信されたワイヤレスアップデートにて実装を確認しました。ワイヤレスアップデートは設定→システム→端末情報にアクセスするとワイヤレスアップデートの項目にたどり着けます。
顔認証も精度とロック解除スピードは普段使いで不満の無い仕上がり。暗所ではスクリーン輝度を上げてロック解除精度を向上するための機能も実装されているのでメインのロック解除方法としてもガンガン使えます。
2枚のSIMで4Gの同時待ち受けが出来る
完全に対応電波的に日本では宝の持ち腐れなんですが、ソフトバンクまたはワイモバイル回線なら2回線で4G+4Gの同時待ち受け機能「DSDV」が快適に利用できます。
例えば仕事の電話とプライベートの電話の2台を持っている場合、1台の端末で2つの番号で発着信できたり、使い方次第で凄く便利なんです。
注意点ですが、CUBOT X19のSIMスロット2はMicroSDのスロットとしても利用するんで、DSDVを利用中はMicroSDが使えません。逆にMicroSDで容量拡張しているとDSDV機能が利用できません。この点は注意ポイントです。
FMラジオも搭載
▼CUBOT X19はFMラジオアプリを搭載しており、有線のイヤホンなどを取り付けるとケーブルをアンテナ代わりにしてFMラジオを受信できます。↓
受信できる周波数は87.5~108まで対応しているのでFMワイドにも対応してました。また、ラジオ画面の右上に表示されている「⋮」を押すとメニューが表示され録音も可能となってます。
緊急速報メールに対応している
▼緊急速報メールとは「緊急地震速報」「津波警報」「特別警報」など災害・避難情報などを対象エリアにいる方に発信するサービス。これを受信するための緊急速報メールの受信アプリがデフォルトで入ってました。↓
Android 8.1を採用している
CUBOT X19のOSはAndroid 8.1。現在はAndroid 9 Pieがリリースされているので世代が古いOSですが、Android 8.1は数多くの便利機能を取り込んだ扱いやすいOSで、まだまだセキュリティパッチも降ってくることが多いので、それ以前のOSと比べるとまだ安心感は高いですね。
できればAndroid 9 Pieへのアップデートを期待したいところですが、CUBOTはそのへんが弱いメーカーなので個人的にはあまり期待してません。Android 8.1を搭載しているだけマシと思ったほうが良いかも。
実機が届いたのでAndroidのセキュリティパッチレベルを確認しましたが、最終は2018年10月5日で最新の状態となっていました。
CUBOT X19のカメラをチェック
この項目ではCUBOT X19のカメラをチェックしています。
背面デュアルカメラ、前面シングルカメラ搭載
CUBOT X19は1600万画素+200万画素の2つのカメラを搭載するデュアルカメラ搭載機です。PDAFをサポートしてるんで素早いフォーカス合わせが得意としています。
僕の経験上ですが、このクラスに搭載されているカメラは記念撮影向きではなく、”記録撮影”向きが多かったので画質が気になる方は実機レビューを待ったほうが良いかもしれません。
実機で撮影した写真
CUBOT X19の実機が届いたので散歩がてら写真を撮影してきました。
▼今回はお気に入りの植物園がある名古屋の「東谷山フルーツパーク」にて撮影。写真はデフォルト設定でパシャパシャ撮影しただけですが十分実用的な写り具合。もちろん、Huaweiのフラッグシップモデルなんかと比較すると物足りなさを感じますが、なんてったって安ければ100ドル強で手に入る端末なので十分頑張ってる印象です。↓
ポートレートのボケ味は擬似的
デュアルカメラを搭載しているので気になっていたポートレート。背景をボカして被写体を際立たせるような写真が撮影出来るモードですが・・・・
▼ご覧頂くと分かる通り、フィルターのようにピント位置が円形となりその周囲をボカすような擬似的なものです。↓
こんな感じにで、2つのカメラを用いて異なる被写界深度(ピント)を捉えて撮影するような本格的なボケ味撮影モードでは無いのでご留意を。
CUBOT X19のディスプレイをチェック
この項目ではCUBOT X19のディスプレイをチェックしています。
大画面ながら高解像度なので粗さが気にならない
CUBOT X19のディスプレイサイズは5.93型の大型を採用。ディスプレイサイズが大きくなるとディスプレイ表示するためのドットも大きくなるので、解像度が低いと画面の粗さが気になるのですが、CUBOT X19はハイエンド端末でも多くが採用するFHD+(2160×1080)を採用しているんです。
CUBOT X19の価格帯ならワンランク解像度の低いHD+を採用している事も多いので、この解像度の高さはCUBOT X19の利点でしょう。
画素密度も400ppiを超えているのも注目ポイント。人の目で繊細と感じるのが300ppi以上なのですが、それを大きく上回る画素密度なので画面の粗さは気にならないです。
CUBOT X19のサウンド関連をチェック
この項目ではCUBOT X19のサウンド関連をチェックしています。
本体のスピーカーはモノラル仕様
▼CUBOT X19のスピーカーは本体下部に備わっており、一見、左右にスピーカーグリルがあるのでステレオスピーカーっぽいのですが、実際に音が鳴るのは右側のみでモノラル仕様となっています。↓
音質自体は悪くありませんし音量を上げてもビビり音が発生することも無いのですが、ステレオスピーカー搭載機を所有していた方は少々物足りなさを感じるかも。
イヤホンジャック搭載が嬉しい
一昔まえは搭載されていることが当たり前だったイヤホンジャックも最近は省かれがち。
▼CUBOT X19は本体上部にイヤホンジャックを搭載しているのでお気に入りの有線イヤホンやヘッドホンを利用できるのも魅力の1つです。↓
Bluetooth接続はLDACとAACに対応
Bluetoothイヤホンやヘッドホンを購入するときの注意は対応するluetoothコーデック。
Bluetoothコーデックとは簡単に説明すると「Bluetooth機器同士を接続する”方法”」なのですが、このBluetoothコーデックは基本となるSBCコーデック以外にミドルレンジ帯、ハイエンド帯の3つのグレードに分かれてます。
SBCコーデックは全てのBluetooth接続機器で利用できるベースコーデックなので、購入したBluetoothイヤホンやヘッドホンが接続出来ないってことは無いのですが、グレードにより音の遅延具合が変わります。
例えば、SBCではそこそこ音の遅延が発生します。音楽など”音”だけのコンテンツでは遅延しても再生が始まれば気になりませんが、動画など”音+映像”のコンテンツだと、大げさに例えた場合、1秒の音の遅延が発生すると映像の1秒後に音が聞こえるようになるので”音ズレ”が気になります。
この音の遅延がミドルレンジ帯以上だと気にならなくなるので、CUBOT X19がどのグレードのコーデックに対応しているか調べてみました。
ちなみにコーデックのグレードを分けると
- ベースコーデック:SBC
- ミドルレンジコーデック:AACまたはapt-X
- ハイエンドコーデック:apt-X HDまたはLDAC
となります。
▼検証の結果、CUBOT X19はSBC以外にミドルレンジのAACとハイエンドコーデックのLDACに対応してました。↓
個人的に初めてBluetoothサウンド機器を購入するのであれば、価格も安く遅延も気にならないレベルのAAC対応製品がオススメ。
LDACはハイレゾ音源まで飛ばせますが価格も高いので検討してみて下さい。あと、AAC対応製品の多くは同じミドルレンジのapt-Xに対応している場合が多いので、apt-X対応スマホに乗り換えたときも使いまわし可能。なので、AACのサウンド機器を購入するときはAAC/apt-Xの両方に対応している製品がオススメ。
CUBOT X19のバッテリーをチェック
この項目ではCUBOT X19のバッテリー関連をチェックしています。
4000mAhの大容量バッテリーを搭載している
CUBOT X19のバッテリー搭載量は4000mAhで多いです。バッテリー容量が多いとダイレクトに利用できる時間が向上するのが良いですよね。でも、CUBOT X19が搭載するSoCはお世辞にも燃費が良いとは言えないんですよ。
低クロック版のHelio P23もクロックが低いのにそんなに電池持ちが良くなかったという経験をしているんで、僕としては3000mAhと同じくらいの電池持ちなら御の字かなと思ってます。→検証の結果、予想よりもかなり良いバッテリー持ちとなりました。
また、実機が届いたらバッテリーテストの結果も載せるんでお待ち下さい。
バッテリー持ちは「やや電池持ちがよい」結果となりました
バッテリー持ちのテストでは、より実用的なテストが出来る「LAB 501」アプリを用いてテスト。このアプリでは実際にWEBページを表示してスクロール・リロードを行うことで実際に利用頻度の多いWEBページ閲覧でのバッテリー持ちをテスト出来ます。
▼100%~0%まで画面輝度自動調整オフ、輝度50%設定で730分(12時間10分)の駆動時間となりました。↓
このテストでは一般的な3000mAhバッテリー搭載機で9時間前後となりますので、CUBOT X19は大容量バッテリーを搭載していることから、「やや電池持ちが良い結果」となりました。
なお、同等容量で燃費の良い端末だと15時間の大台を突破することもある容量なので、CUBOT X19の燃費が凄く良いって訳では無いのですが、それでもこれだけの連続駆動時間を誇るので軽めの使い方なら十分バッテリーが1日持ちます。
CUBOT X19まとめ
CUBOT X19のスペックや特徴をチェックしてきましたが、いかがでしたでしょうか?
まずは、価格の安さが魅力的ですよね。
セールとはいえ100ドル強で手に入る価格の安さが一番の魅力的に感じるポイントでしょう。日本で15,000円前後の端末って性能も一番下っ端ですし、それらの端末と同価格で手に入る端末としては外観もパフォーマンスも凄く長けているって伝わると思います。
もちろん、対応電波や技適の関係でによる足かせはあるんですが、それでも、この価格でこれだけの性能が入るのはとっても魅力的でした。
実機が届いて弄り倒したのですが、外観も美しく付属品も充実しており、日本語にもバッチリ対応していることから初めての海外スマホとしてもオススメ。
是非、購入時はお安いショップで手に入れて下さい。
CUBOT X19の割引クーポン・セール・価格まとめ
この項目ではCUBOT X19をお得に手に入れるための情報を纏めています。
クーポンの発行とセールの開催状況
現在、CUBOT X19の割引クーポンの発行やセールの開催が無いので、次の項目で紹介している最安値ショップでゲットして下さい!
割引クーポン発行時や割引セールが開始された時はTwitter・Facebookで紹介するのでフォローを宜しくお願いいたします!
CUBOT X19を購入できるショップまとめ
▼CUBOT X19を取り扱うショップのリンクも残しときますね。↓