AppleがiPhoneなどハードウェアのサブスクを準備中らしい
AppleがiPhoneなどハードウェアのサブスクを準備しているとのこと。ハードウェアのサブスクって結構リスキーな感じもするけどどうなんだろう?
AppleがiPhoneなどのサブスクを始める?
サブスクといえば音楽や映画のストリーミングサービスやソフトウェアなどが多いんですが、BloombergによるとAppleはハードウェア、つまりiPhoneなどの機器自体をサブスク化しようと準備しているみたいです。
サブスクってことで、月額料金を支払うことでその期間はデバイスを利用できるようになると思われますが、分割払いやiPhoneアップグレードプログラムのように定価を分けて支払うまたは部分的に支払う訳ではないので所有権はサブスク期間だけって感じになりそうですね。
新機種への乗り換えだけではなくグレードアップも容易
既に行われている分割払いなどは最終的に完済すると所有権はユーザーに渡る訳ですが、サブスクはいつまで経っても月額が発生します。これは一見デメリットのようにも見えるんですが、新機種への乗り換えやグレードアップが容易というメリットも。
例えば、iPhoneの64GBを使っていて容量が足りなくなった場合、サブスクであればより容量の多い128GBに切り替えることができます。また、MacBookなどノートパソコンであればより性能の高いモデルへの切り替えも簡単に行えるでしょう。
使い方によってはハードウェアのサブスクは使い勝手の良い部分も見えてきます。
ハードウェアのサブスクってリスキーな印象
利用する側はそれほどリスキーな感じは無いんですけど、事業者側ってどうなんでしょうかね。
音楽や映画のストリーミングサービスであれば月額の支払いが滞るとオンライン上で利用権を剥奪することができますが、ハードウェアだと難しいですもんね。
このあたりは事業者側が考え抜くとは思いますが、果たしてAppleのハードウェアサブスクが実現するのか見ものです。
Bloombergによると、これらが実現するとAppleはさらなる収益化が見込めるとしています。Appleは2022年末頃にはサービスインを目指しているそうですが、延長されたり、Appleの判断によってハードウェアのサブスクサービス自体が白紙になる可能性もあると締めくくられています。