Xiaomi 14T Series 1100x150

iiiF150 R2022のレビュー!メイン機種としても使えるミドルハイタフネススマホ!

iiiF150の「R2022」をメーカーさんにご提供頂きました!新興メーカーiiiF150が手掛ける新型タフネススマホの実機が届いたのでレビューをお届けします!

良かった点

  • さわり心地が良く、指紋が付かない
  • デフォルトでVoLTEが使える!
  • 不自由しない良好な処理性能
  • なめらかな90Hzスクロールに対応してる
  • 明かりがなくても撮影できる赤外線ナイトビジョンカメラ

注意点

  • スクリーンショットサウンドが消せない
  • ミドルハイスマホだが超広角カメラが非搭載
  • ナイトモードが機能しない

iiiF150 R2022のレビュー

この質感、マジで独特。ザラザラです!色合いもあって、まるで石のような独特な感じがする!ザラザラではあるんですが、不思議と不快さは感じません、逆に、皮脂がくっつくようなあのベタベタ感とは完全にオサラバできる意味では快適。↓

▼サイズはやはりタフネススマホゆえに、デカくゴツく、ヘヴィクラスの重さ。これこそタフネススマホの醍醐味ってやつです。ずっしり来る重量感は、頑丈さの現れという意味で頼もしさを感じる!両手操作は必須ですが。↓

▼角は衝撃吸収バンパーを装着しており、非常に硬く、形状も衝撃に強い突起形状になっています。超強そう!↓

▼ボタンは一般的なスマホの配置と同じ。ポート類およびSIMスロットはキャップで覆われています。このボタンの押し心地、すごく好き。カチカチっと確実な手応えを感じられます。↓

▼付属品は充電器、充電ケーブル、説明書類、特殊なSIMピン。充電器付属はありがたい!けどコンセントにさす場合は変換ケーブルが必要なんで注意。↓

▼この特殊なSIMピンは紛失したらヤバイんで注意っす。何がヤバイっていうとSIMトレイの開閉ができなくなっちゃうんすよ。ピンの逆側がちょっとしたフック形状になってて、それを使ってキャップを開けたりトレイを引き出すんです。↓

スロットはデュアルSIM+MicroSDの同時利用ができるトリプルスロット

オススメのアクセサリー

iiiF150 R2022は海外スマートフォンってことで保護フィルムが日本では手に入りづらい!PDA工房ではiiiF150 R2022の保護フィルムがリリースされているのでスペアにどうぞ!

iiiF150 R2022の処理性能・実機ベンチマークスコア

iiiF150 R2022のSoCはHelio G95です。端末の処理性能を数値化するベンチマークをチェックしてみましょう。

▼iiiF150 R2022の実機でAnTuTu(Ver9)を測定しました!総合スコアは355,452点、GPUスコアは101,064点です!

▼以下は現在市場で主流となっている各性能帯の参考スコアです。現時点で本端末の性能がどのランクに相当するか確認が出来ます!↓
AnTuTuスコア動作・操作感
総合スコア:約150万点以上
GPUスコア:約60万点以上
ヌルヌル、動作に不満なし
総合スコア:約100万点〜150万点
GPUスコア:約35万点〜60万点
重いゲームもなんとか
総合スコア:約50万点〜100万点
GPUスコア:約15万点〜35万点
軽いゲームくらいなら
総合スコア:約25万点〜50万点
GPUスコア:約5万点〜15万点
必要最低限
総合スコア:約25万点以下
GPUスコア:約5万点以下
サブ端末向き
▼ガルマックスでは色々なスマホのAnTuTuベンチマークがデータベース化されています。ユーザさんからもスクリーンショットを募集しているのでよろしければどうぞ。↓
スマホの実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ

▼その他、Geekbench 5、PCMark、3DMarkでのスコアは以下の通り!↓

▼ストレージ速度は読み込みが523.3MB/s、書き込みが338.7MB/s。この辺は普通。↓

iiiF150 R2022の機能・仕様の検証結果

iiiF150 R2022の主な機能・仕様です。

通知ランプ
指紋認証 ○:側面式。速度・精度は申し分なし
顔認証 ○:解除に約1秒ほど掛かる
ツインアプリ
(デュアルアプリ)
✕:SNS(Twitterで確認)
✕:メッセンジャー(LINEで確認)
✕:ゲーム(PUBGで確認)
PCモード
外部映像出力 ワイヤレス出力:○(Google Cast)
HDMIポートへの出力:✕
ディスプレイポートへの出力:✕
戻るボタン入れ替え ✕:デフォルトは左
ジェスチャー操作
クイックランチャー
ゲームモード
冷却システム
MicroSD
内部ストレージ化
Photoshop Camera
PUBGモバイル
グラフィック設定
フレームレート設定
スムーズ設定時→【スムーズ】+【ウルトラ】
最高クオリティ&フレーム設定→【HD】+【高】
スピーカー モノラル
イコライザー
Bluetoothコーデック SBC:○
AAC:○
aptX:✕
aptX HD:✕
LDAC:✕
aptX Adaptive:✕
aptX TWS:-(未検証)
aptX TWS+:-(未検証)
※開発者オプション上の一覧と接続テストの結果です。お手持ちの機器での接続を保証するものではありません
DRMコンテンツ Widevine:L3(DRM Infoで確認)
Amazonプライムビデオ:SD画質で再生を確認
Netflix:そもそも非対応
高リフレッシュレート ○:90Hz / 60Hz
表示モード ダークモード、ブルーライトカット
画質調整
備考

通信・SIM周り:デフォルトでVoLTE対応が素晴らしい

iiiF150 R2022ではどのキャリアでも問題なく通信できました!海外スマホながら対応周波数が優秀!そしてVoLTEにデフォルト対応という大盤振る舞いっぷりがスゴイぜ!

ドコモ回線 データ通信:○
通話:○(LINEモバイルで検証)
ソフバン回線 データ通信:○
通話:○
(Nuroモバイルで検証)
au回線 データ通信:○
通話:○
(mineoで検証)
楽天モバイル回線 データ通信:○
通話:○
Rakuten Link:○
(楽天モバイルで検証)
ahamo回線 データ通信:○
通話:○
(ahamoで検証)
povo回線 データ通信:○
通話:○
(povoのAndroid用SIMで検証)
LINEMO回線 データ通信:○
通話:○
(LINEMOで検証、3G回線で通話できた)
2回線同時待ち受け
VoLTE デフォルトで対応
技適の有無 なし
備考

▼今おすすめのWi-Fi系SIMカードはこちら↓

▼デュアルSIMを生かせば低価格で通話SIMつきの大容量スマホが構築できるかも↓

デュアルSIMを活用!音声SIMとデータSIMを分けた最強スマホの構築方法

iiiF150 R2022の実機を触って気づいた事

不満のない高い処理性能が魅力!

iiiF150 R2022はHelio G95を搭載!いわゆる「ミドルハイ」っていう性能帯に位置づけられるスマホ。スマホ全体でも上位の性能帯ゆえに、普段使いも軽いゲームもサクサク動いてくれます!

タフネススマホのほとんどは最低限かそれに毛を生やした程度のスペックってモデルが多いんですが、iiiF150 R2022はメイン機種としても遜色なく使えるぜ!って思えるイイスペック(`・ω・´)。

▼ハイエンドスペックではないので3Dゲームは画質を落とす必要はありますが、縦持ちメインな軽いゲームなら不満なく扱えますぞ!ミニゲームタイプを色々遊んでる筆者からすれば十分すぎる性能で満足。↓

90Hzの滑らか表示対応でサクサク動くぞ!

このiiiF150 R2022はなんと90Hzの高リフレッシュレートに対応!これはすごい!タフネススマホでなめらか表示に対応しているのはまず貴重ですよね。

▼設定画面で60Hz/90Hzの切り替えができます。30Hzの差は結構大きく、指に吸い付いて画面がスクロールしてくれますし、表示にブレがないのでマジで長時間触ってても目が疲れにくかった!

▼欠点としてはバッテリー消費が増えることですが、気になりません。iiiF150 R2022のバッテリー容量は8,300mAhというデカさ。一日中使ってても大体2~30%は残りました。外出が多かったり、充電チャンスが限られていてもしぶとく耐えてくれますぞ!↓

独自キーは他タフネスより柔軟性が低い

タフネススマホのいいところはぶっ壊れにくいだけではなく、多くのスマホが独自キーを積んでおります。もちろんiiiF150 R2022もその独自キーを搭載したモデルの1つで、やっぱこれがあると便利なんですよね。

▼ただ他タフネスモデルよりは柔軟性がないのはネック。というのも、一回押し、二回押しの動作しか選べないことと、それぞれで「一回押しはツール系」、「二回押しはアプリ起動」しか選択できないんす。↓

▼筆者的には「一回押しでスクショ」「二回押しでカメラ起動」って割当したかったんだけど、それができません。もしタフネスモデルを他に使っている人であれば、この柔軟性に欠けた部分には注意しましょう!↓

ほぼ純正汎用OS!一部外観、起動音がカスタマイズされてるのみ

▼UMIDIGIとかUlefoneとかBlackviewとかいろんなAndroidスマホと同じく、iiiF150 R2022はノーマルなAndroidOSを搭載。バージョンは最新の11でした!またアプリのアイコンが八角形になっているのが独特。↓

メディアコントロールやスクショがしっかりバージョン11仕様になっていた

ツールボックスがアンティークって感じなUIデザインになってるのが特徴的。黒に金ってカラーリングはカッコいい!贅沢言うならMIUIとかOne UIみたいな完全独自カスタマイズOSだったら面白かったけど、労力もコストも半端ないし仕方ないっすね。↓

スクショ音が消せない!音もでかい

iiiF150 R2022に限ったネックではなく他の純正OSスマホにも言えるネックですが、とにかくスクリーンショット機能がネック。iiiF150 R2022の場合は電源キーと音量キー下を同時押しですぐにスクショが撮れるのはいいんですが、音がうるせぇ!!!!

スクショの音は古臭いAndroid 7あたりのカメラの「ティロンッ」っていう音で結構目立つ。それどころかスクショの音が消せんし、音量が結構デカいんすよね。カメラのシャッター音は設定できるのに、どうしてスクショ音は消せないのか理解不能(´×ω×`)。

この仕様は非常に困ったちゃんで、電車とか図書館でスクショ撮りたいのに撮れない。こんな仕様じゃポイズン。個人的に、この純正OSのアホ仕様はさっさと息の根を止めるべきですわよ。無音スクショのサードパーティーアプリを使いましょう。

iiiF150 R2022のカメラ・写真・動画

▼まずiiiF150 R2022のカメラなんですが、クアッドカメラ…ではなくトリプルカメラ。左から2番めはダミーの様子。構成はメイン+マクロ+ナイトビジョンとなっており、超広角カメラが非搭載なのは残念。↓

左から二番目はカメラっぽいが、レンズが見当たらなかった

▼ただ、カメラの設定項目は思った以上に豊富!むしろ音量キーだけでなく指紋センサー(電源キー)を押してのシャッターもできるという地味に他の端末にはないこともできるのは面白い(でも使いづらい)!

構成・画素数 6,400万画素(メイン)
200万画素(マクロ)
2,000万画素(赤外線ナイトビジョン)
撮影モード ビデオ、写真、縦向き(ポートレート)、夜景、プロ(マニュアル)、パノラマ、スローモーション、スーパーマクロ、ナイトビジョン
ズーム デジタル。2倍にワンタップ切り替え可で以降はピンチ操作で最大4倍まで対応
シャッター音の消音 設定から可
マニュアルの設定幅 ISO:100〜3200、WB:プリセット選択式、SS:16〜1/30、露出:-3〜+3
動画解像度 1080P/30FPS、720P/30FPS
手ブレ補正

昼間に撮影した屋外写真:AI、HDR対応!色合いは忠実だが悪くない

正直タフネススマホのカメラ性能はあまり期待していなかったんですが、iiiF150 R2022のカメラの出来は思った以上に良かった!色合いと明るさのバランスが良くSNS映えも狙えるぐらいキレイに撮影できました!

▼XiaomiとかGalaxyみたいなインスタ映え向けって感じでビビッドな色合いではありません。あくまで原色に忠実な印象です。でもそのおかげで不自然な感じはまったくなく、万人受けする出来栄えに感じます。↓

忠実な出来栄えで、木苺が美味しそうに撮れている

▼あとHDRに対応しており、場合に応じて色合いを補正してくれます!全体をキレイに写せるのがとても良い!↓

空の白飛びはなく、市街地部分も黒っぽくなったりノイズといった気になる部分はない

AIカメラにも対応!風景、食べ物といった被写体に応じて色合いをブーストしてくれる機能で、特に食べ物は結構補正がかかります。暖色が強くなりとてもおいしそうに変貌していますね(`・ω・´)。左が通常、右がAIオン(食べ物)です!↓

6,400万画素モード:細かさがわずかにアップ。使い所は限られるかな

メインカメラはハイエンドスマホばりの6,400万画素と非常に高く、このおかげで写真サイズはデカい!細かいところの精細さもアップしています。ただ、AI、HDRは非対応なので、綺麗さを考えると使い所は限られるって印象す。

▼通常撮影と比較!色合いのきれいさにはやはり欠けます。左が通常(1,200万画素)、右が6,400万画素で撮影!↓

▼同じ箇所をそれぞれ拡大したお花の写真で比較しました!細かいところで若干シャープになっていますが、目立った違いがないので使い所が難しい。左が通常、右が6,400万画素撮影です!↓

ナイトモード・夜景撮影:あまり実用的ではなかった

▼左が通常、右がナイトモードONの写真。違いがわかりません。これバグで機能していないみたいです(´×ω×`)。アップデートで修正されるのを待つしか無い!↓

2021年9月20日追記:アップデートでナイトモードが改善されたとのことで再度検証しました!

▼左が通常、右がナイトモードONの写真。どちらもアップデート後に撮影しました。明るさは若干向上しているけど白飛びやノイジーさが変わっておらず、まだまだ発展途上だなーって感想です。↓

ナイトビジョン:白黒だけど完全暗所でもバッチリ視える!

▼iiiF150 R2022は赤外線を駆使した2,000万画素のナイトビジョンカメラを搭載!そう、マジモンのナイトビジョンで全く照明がなくても視えるやつなんです。この状態では赤外線が光ります。カッコイイ!↓

すげぇ!真っ暗な状況でもめっちゃ見える!災害時に停電とか暗闇では間違いなく重宝しますね。いざって時にめっちゃ頼りに感じる(`・ω・´)。↓

▼弱点として、赤外線の届かない遠くまでは写りません。有効距離は目視で2mほど。過信は禁物です。野外は場合によって厳しいけど、屋内なら全然OK。↓

赤外線強度も変更できる。写真は一番強い状態

ポートレート:フィギュアなど物撮りにも対応!

▼ポートレートカメラ(深度測定カメラ)は非搭載ながら背景ボケのモードも搭載(名称は縦向きという誤訳になってるけど)!ただし顔認識しないと背景がボケないので注意っす。フィギュアによって顔認識してくれるのは救いか。↓

顔を認識した場合のみ背景がボケる。写真は認識した状態

マクロ・接写:さすが500万画素、かなり寄れるぞ!

▼サブカメラはマクロカメラで、500万画素とマクロカメラにしては高いのが魅力!接写撮影が可能で2cmまでおもいっきり寄れるため、超細かい撮影が出来た!超楽しい。この精細さならメルカリに指輪とか小物とかアクセサリー類を出すときに活躍が見込めます。↓

自撮り:ビューティーモード対応。色合いは濃い目

▼自撮りの品質は良好。ビューティーモードはもちろん背景ボケのポートレート撮影もできました!ボケ濃度も濃く切り出しもいい感じ。また中央パンチホール配置なので画角の調整もやりやすく、自撮りで楽しむにももってこいです(`・ω・´)。↓

動画撮影時の手ブレ補正:手ブレ補正あり!歩き撮影もしっかり補正してくれた

▼意外や意外、手ブレ補正に対応していました!歩き撮影でも安定した動画が出来上がります。ただ明るさの調節が不安定で明るくなったり暗くなったりが交互に起こることもありました!が個人的には許容範囲。この価格帯なら上出来です!↓

まとめ

iiiF150 R2022、タフネススマホとしては全体的に高レベルに仕上がっている良スペック!

ナイトモードが機能しないバグと超広角カメラ非搭載なのが残念だったけどそれを加味しても高耐久性、優秀な周波数、なめらか表示、AI付きカメラと全体的に良かった!しかもナイトビジョンカメラのおまけ付き。こりゃ面白い!

あとコスパ自体も優れてます。このスペックで259.99ドル(約2.9万円)は美味しい!高性能、高耐久性、ナイトビジョンカメラ搭載。ネックは純正OSなりのつまらなさ、設定の融通のきかなさが気になるのとナイトモードが機能しないって点ですが、後者はアップデートで修正される可能性があるので根気強く待つべきか。

タフネススマホを検討している方、ナイトビジョンカメラに興味がある方にオススメな1台です!サブ機として活躍させやすいタフネススマホですが、iiiF150 R2022に関してはその総合性能の良さからメイン機にも選択肢に入る!ともいえます。

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iiiF150 R2022におすすめのSIMカード

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