「Galaxy Tab S9 FE」シリーズ実機レポ!これで7万円弱なら買う価値あるぞ
- Galaxy
- Samsung
- ハウツー・紹介・レポート
- ※ 当メディアのリンクにはアフィリエイト広告が含まれています
柳生です。
ついこの前発表された国内初のFEモデルである「Galaxy Tab S9 FE」と「Galaxy Tab S9+ FE」をGalaxy harajuku実店舗にて触ってきたんでそのレポートをお届けしますよ!
▼発売日は10月19日。スペック、特徴は以下からどうぞ!↓
「Galaxy Tab S9 FE」「Galaxy Tab S9+ FE」発表!コストを抑えたギャラタブで価格は449ドル~!
▼2023/11/08追記:Galaxy Tab S9 FEを自腹購入したのでレビューを書きました!↓
Galaxy Tab S9 FEの実機レビュー!6.9万円でSペン対応!PCのサブモニターも使えて仕事・作業のお供に最高のモデル
目次をクリックすると各項目へ移動します
Galaxy Tab S9 FEとGalaxy Tab S9+ FEを触ってきた
原宿にあるSamsungの公式直営店ことGalaxy Harajuku。原付で片道2時間かけて行ってきました。
長時間の運転でケツがいたいですが、そんなことが吹っ飛ぶぐらいにあのギャラタブは結構気になってたモデルだったんでワクワクもんでした。
Galaxy Tab S9 FE
▼これがGalaxy Tab S9 FE!おおお、FEの廉価グレードとはいえ質感はとても良いじゃないか!ボディパネルはメタル製のようで、サラサラとして手触りも良いしプラスチック特有の質感の安っぽさは皆無です。↓
▼側面もマットな感じがありサラサラ。音量キーと指紋センサー内臓の電源キーが配置されています。上部配置なのもポイント高いっすね。横置きしたときに扱いやすそうだ。↓
▼GalaxyではなくSAMSUNGロゴ。しっかり彫り込まれてます。あとアンテナラインの主張も目立ちますね。↓
▼カメラはスッキリしたシングルカメラデザインとなっています。アウトカメラは800万画素、インカメラは1,200万画素という構成。インカメのほうが画素数高いのはテレワーク向けってことなんでしょう。↓
▼ディスプレイは10.9インチで11インチ弱の大きめサイズ感。最大90Hzのリフレッシュレート対応なもんでスクロールのなめらか感、そして指への追従性もバッチリでした。120Hzよりは劣るにせよ、こいつ廉価グレードですからね。それで90Hz対応はえらいよ。↓
▼ただ廉価グレードらしく、有機ELではなく液晶になっておりコストカットが図られています。上位のTab S9シリーズは有機ELだったんでこの点が大きく好みの分かれるターニングポイントとなるでしょう。暗所だとこういう感じで黒表示にむらが出ます。↓
逆に長所もあって、液晶であれば長期間使っても焼き付きにくい、というポイントはあります。最近の有機ELは質がアップしてて昔よりは焼き付きにくいって声も見かけるんですが、それでも精神衛生的な意味ではこういう部分はまだまだ液晶に軍配は上がるからね。
「映像視聴における視認性の良さを目指すならS9シリーズ」「メモ用途、PC、作業とかお絵かきといった用途であればこういったGalaxy Tab S9 FEシリーズ」という感じで棲み分けを図っているのでしょう。
▼Sペンはやはり良いっすね。書き心地も滑らずグリップ性もちょうど良く文字や絵描きに使うにも良さげな印象。↓
▼ただのスタイラスやタッチペンと異なり筆圧検知やポインタ操作も可能なのがGood。Galaxy Tab S8 UltraのレビューでもSペンを使ってみたんですが、体感上それと遜色なく使えるって印象でした。↓
▼あと展示機の仕様なのかもしれんけど、デフォルトでクリスタとかお絵かきソフトが入ってました。やっぱ絵描きとかで使ってねってことか!?↓
▼あとはSamsungカスタマイズOSのOne UIを搭載。UIデザインも最適化されているほか、3ボタンナビキーが片側によってたりWindowsのタスクバーみたいにアプリアイコンが出たり。これマジで良い!↓
個人的にSamsungが好きな理由はこういうOne UIの利便性が強いです。マジで使いやすいし洗練されてる。それでいて新機能の押しつけとか変に意識高い系が作ったみてぇなわけわからん操作性とかもなく、消費者目線におけるニーズをとらえてくれてる、って感じ。
あと搭載SoCのExynos 1380ですが、こちらの性能も必要十分、いや十二分かなって感じました。
Exynos 1380のAnTuTu参考値は50万クラスでミドルハイスペック。ゲームは試してないんですが、YouTubeとか触った感じはハイエンドと遜色なくサクサクですね。
流石にS9シリーズみたいなハイエンドじゃないんで原神とか崩壊なんちゃらといった3Dゲーム性能ではカクつく可能性はありますが、お絵描きといったあたりなら快適に感じます。
Galaxy Tab S9+ FE
こちらは大型サイズ版のGalaxy Tab S9+ FE。au専売。専売です‥
▼デザインはカメラがデュアルカメラになってるのが大きな違い。他はサイズ感しか違いはなさそうでした。↓
▼ボタン配置も同じ。↓
▼でかくなってるからこそ、相対的な薄さも感じますね。ただ重さも相応にアップしており628gなので長時間持つにはちとキツい。↓
▼カメラはどちらも800万画素。メイン+超広角カメラの構成。タブレットで超広角カメラ搭載してるってマジで珍しい。まして廉価となるFEですからねこれ。↓
▼ディスプレイは12.4インチ、無印(10.9インチ)と比較してかなりのサイズ差です。ちなみにこのサイズはハイエンド版なGalaxy Tab S9+と同じ。↓
▼公式画像で比べたらこんな感じ(写してる筐体は無印のS9 FE)。↓
解像度は2,560×1,600と高く無印よりアップグレードしていますが、最大リフレッシュレートが90Hzだったり液晶だったりって点においては無印と同じです。
個人的には見栄えは悪くないにせよ、大画面化しているとやはり有機ELが欲しくなるな‥と感じました。大画面モデルは映像視聴におけるニーズが強いわけですからね。
まぁそんなことしたら今度は無印S9の立つ瀬がなくなるだろうし仕方ないとも思えますが(´・ω・`)。
S9シリーズよりずっと安いのが良いよね
Galaxy Tab S9 FEとGalaxy Tab S9+ FEの価格は以下の通り。
- Galaxy Tab S9 FE(Wi-Fiのみ):68,799円
- Galaxy Tab S9+ FE(SIM対応):105,800円
無印はSamsung直営販売ですが、大型サイズ版であるS9+ FEはauのみの販路なので注意です。なんでPlus版もSamsung直営にしてくれんかったのか(´・ω・`)。
ちなみにFEのつかないTab S9シリーズの価格は
- Galaxy Tab S9:124,799円
- Galaxy Tab S9+:162,599円
- Galaxy Tab S9 Ultra:209,799円
となっており、FEよりもくっそ高いです。S9ですらほぼ2倍近くですよ。そう考えると安く感じちゃう。不思議!
ですが、そもそもAndroidタブレットとして考えて、価格が7万円弱って結構高価印象は受けますね。まして中華タブレットと比較するとギャラタブってコスパ自体はあまり良くない。
でもこれギャラタブですからね。それも高スペックなSグレードだし。こういうOSの扱いやすさや機能性は神レベルに充実してるし何より数世代OSアップデートも対応。元にGalaxy FEスマホ使ってるし、実際に端末を触った筆者からしたら、高いだけの理由は十分あると感じます。
さらに日本向けゆえにアフターサポートも受けられますし、よほどコスパにこだわらない人でもなければ買って後悔することはないんじゃねぇかな‥。高かったけど買ってよかった的なアレですね。
▼購入先情報などは以下で書いているのでチェックしてみて下さい!↓
最近出た「Galaxy Tab A9」も非常に気になってる
少し余談。
実はこれ買おうかなって思ってたんですが‥今は買えずに迷ってます。
というのも、これより少し後にHelio G99搭載のGalaxy Tab A9ってのが出てしまったもんで‥
こいつ、なんと脅威の2万円台ギャラタブなんすよ。性能も悪くないし、なんと2万円なのにSペン対応でSIMも使える。見た感じコスパがヤベーやつ。強いて言えば見た目が安っぽい印象ってぐらいかなってぐらいかな。
とはいえ、上のTab S9 FEと違ってこれはインド向けで日本に出てないんですよね。ただAliExpressかEtorenあたりで3万円ほどで売ってくれる可能性はあるんで、そっちを買おうかなとも迷ってるっちゅうワケなんす。
よしんばこのGalaxy Tab A9が3万円前半日本に投入されたら市場が大いに荒れそうな予感。でもコスパ重視なFEグレードも正式に日本投入してくれたし、ありえなくはなさそう。今後のSamsungに期待です。
追記:Tab A9とA9+の記事制作時にソース先の同梱品説明でSペンの記載がありましたが、誤記だったようで記載が削除されました。その後、製品のレビューなどを確認したところSペンには非対応のようなので修正しました。