GEEKOM A9 Max 2026の本音レビュー!Ryzen AI 9 HX 470搭載モデルが登場したので早速触ってみた!

どうも、tatsuです。毎度お馴染み高品質なミニPCをリリースしているGEEKOMの最新ハイエンドモデル「GEEKOM A9 Max 2026」をメーカーさんから試す機会を頂いたのでレビューしていきます!
[この製品の強み]最新の超強力CPU「Ryzen AI 9 HX 470」搭載で、重い作業もこなせる高い処理能力
[この製品の弱み]標準だとメモリ1枚(シングルチャネル)のため、増設しないと本来のグラフィック性能が出ない。
[こんな人に向いてる製品]自分でサクッとメモリ増設ができる、妥協のない超ハイスペック環境を求める人。
目次をクリックすると各項目へ移動します
GEEKOM A9 Max 2026の価格とバリエーション
GEEKOM A9 Max 2026の発売時価格とバリエーションは以下の通りです。
- Ryzen AI 9 HX 470+メモリ32GB+ストレージ2TB:243,990円
▼最新価格や割引情報は以下からチェックしてみましょう。↓
■GEEKOM A9 Max 2026■
初出時価格→243,990円
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スペック、ベンチマーク、検証結果
GEEKOM A9 Max 2026の外観・デザインのレビュー
GEEKOM A9 Max 2026は135x132x46.9mmとコンパクトサイズなモデルが多めなGEEKOMの中では大きめな部類に入ります。が、それでも普通のミニPCと遜色ないコンパクトさですよ!
▼小型モデルよりも大きくなった関係でUSB端子は大幅増量。使い勝手は本機の方が上です!↓

何よりもシルバーのユニボディは質感が高いの一言。やっぱ所有欲が満たされるのはGEEKOM製ミニPCの魅力の一つですね!
▼重量は実測で688g。超軽いというわけではありませんが、持ち運びは苦になりにくい絶妙なレベルに仕上がっています。↓

▼旧筐体のMac miniと比較。やはりというかなんというか、前のMac miniよりもかなりコンパクトですね!↓

というように、GEEKOM A9 Max 2026の筐体はミニPCらしくコンパクトでクールな良い意味で「いつもの」GEEKOM製ミニPCのテイストを感じることができました!
分解してみた!
ミニPCレビューではお馴染みの分解の儀を今回もしっかりと行っていきますよ〜!
▼最初に底面の滑り止めゴム4箇所を外しましょう。ゴムの左右はツメ状になっているので、片方を引っ張り上げるイメージで外すといいかも?↓

▼ゴム足を外すと赤丸で囲っている箇所にネジが見えますので外していきましょう。↓

▼ネジを外すとフタが取れるので、外した後はまたまた赤丸の箇所にネジがあるんで外しましょう。↓

▼ネジを外すと内部へアクセス可能です!が、Wi-Fiのアンテナケーブルが張り巡らされているので、写真のように慎重にずらさないと最悪ケーブル断線の痛い目に遭う可能性が大。注意しておきましょう!↓

▼メモリですが、今は亡きCrucialブランドのDDR5-5600の32GBが1枚のみ刺さっています。スロットは2つあるので1つ余っている計算になりますね。↓

▼SSDにはサーマルパッドが貼り付けられていますが、KingstonのOM8TAP42048K1-A00が装着されています。金属板は補強以外に放熱板も兼ねている雰囲気ですね。↓

と、これで分解は終わりなんですが、今回は結構しんどいというか面倒な感じで「ちょっと分解してみるか」とはいかないくらいの手間と神経を使います。
特にメモリは1枚刺しでRyzen AI 9 HX 470の性能をフルに発揮するためには2枚刺しが必須。となるとアクセスのしにくさは個人的には少々マイナスかもな〜。と感じました。
GEEKOM A9 Max 2026の性能・パフォーマンスのレビュー
GEEKOM A9 Max 2026にはハイエンドクラスのRyzen AI 9 HX 470が搭載されています。
CPUがスペック表と相違ないかチェック!
最近はCPUを偽装している件もありましたし、CPUの偽装がされていないかどうか外部のソフトを使ってチェックしてみました。
▼AMDのスペックシート上のスペックはこんな感じ。↓
▼CPU確認の定番ソフトであるCPU-Zでの結果はコチラ。↓

▼ハードウェア状態確認の定番ソフトであるHWiNFOの結果はコチラ。↓

以上の結果より、本機に搭載されているRyzen AI 9 HX 470に関して特におかしい点は無さそうに思いました!
日常使いの快適性をチェック
GEEKOM A9 Max 2026は先ほど述べたように最新のRyzen AI 9 HX 470を搭載しており、Webサイトを閲覧したり書類作成といった軽作業はもちろん、重い処理までこなせるポテンシャルを持っています。今回は基本性能のチェックとして、まずは軽作業で困る場面がないか試してみました。
▼ガルマックスでの普段使いは以下のようなシチュエーションを指します。全体的に処理能力をそこまで使わないタイプの使い方という認識でOK!↓
- Webサイト閲覧(情報収集やネットショッピングなど)
- 動画視聴(YouTubeなど)
- 表計算(Microsoft Excel、Googleスプレッドシートなど)
- 書類制作(Microsoft Word、Googleドキュメントなど)
- メール(Gmail、YahooメールなどのWEBメールの確認や送信)
今回レビューしている製品のメモリは上記の用途では十分以上の32GBを搭載している上に、ストレージは2TBとかなり大容量なので、内蔵グラフィックがかなりパワフルなことも相まってゲームもしっかりと保存できるのがグッドですね〜。
メモリやストレージは執筆時点だと未だに高騰している背景からか、メモリとストレージを搭載していないベアボーンが1年前と比べて増えてきている中で、大容量な物をしっかりと搭載しているのは嬉しい限りですね。
消費電力・発熱ともに低い!
お次に消費電力と発熱をチェックしてみました。
▼GEEKOM A9 Max 2026実機で検証してみた結果は以下の通り。消費電力はワットチェッカー、CPUコアの温度はHWInfoでの結果を基準に記述しています。↓
| テスト内容 | 消費電力 | CPUコア温度 |
| 3DMark Time Spy Extreme |
85W | 65度 |
| FF15 ベンチマーク 最高設定 |
85W | 80度 |
| Cinebench 2026 マルチコア |
35W | 50度 |
| YouTube動画再生 | 15W | 40度 |
| アイドリング時 | 10W | 40度 |
Ryzen AI 9 HX 470はデフォルトTDPが28W、可変幅は15〜54Wの間とのことで、スペック上はIntelで言うところのHシリーズと同じような消費電力となっています。
ただ、本機はフルパワーで駆動する際は85Wとスペックシートと比べるとかなり高めの消費電力でブン回っているようで、恐らく上限をかなり高めに設定しているのだと想像できます。
騒音はそこそこしますが、メッチャ気になるほどではない個人的には絶妙なラインです。恐らくヘッドホンをしているとほとんど気にならないレベルではないかと思います。
ゲームの快適性をチェック
Ryzen AI 9 HX 470の内蔵グラフィックはRadeon 890Mと執筆時点では上位クラスの性能を誇るものが組み込まれています。
▼FF14ベンチの結果はこちら。最低品質でも「設定変更を推奨」判定が出ています。あれっ?↓


▼FF15ベンチの結果はこちら。最低画質でも「動作困難」で、ベンチマーク中のムービーはとりあえず動いている印象でした。↓


▼レインボーシックス シージ XのFHD/低設定でのフレームレートは80〜90FPS台で普通に遊べました。↓

▼APEX LEGENDSはFHD/低設定で訓練所内でテストを行いました。フレームレートは30FPS台で数値で見ると結構ヤバげですが、実際の動作はそこまで悪くありませんでした。謎。↓

以上の結果を見て「ちょっと待った!Radeon 890Mの割には性能低くない?」と思った方、なかなか勘が鋭いですね。
そう、今回レビューした検証機ではメモリが1枚しか刺さっていないため、グラフィック性能がガクンと落ちた状態なんです。
▼残念ながら今回は手持ちにDDR5のメモリ(16GB 2枚)が無かったため、追加検証は叶いませんでしたが、以下の記事が全く同じシチュエーションなので参考になるはず。↓
Minisforum AI X1(Ryzen AI 9 HX470版)のレビュー!メモリをデュアルチャネルにしたら化けたミニPC
本来のパワーを体験してみたいと思っている方は別途メモリが必要ってことです。
メモリ価格が高騰しているので1枚差しは苦肉の策とも考えられますが、結構パフォーマンスが変わってくるので、この点が気になる人はメモリ増設も含めて検討してみて下さい。
GEEKOM A9 Max 2026のソフトウェア周りを実機でチェック
GEEKOM A9 Max 2026のソフトウェア面についてチェックしていきます!
OSはキチンとリテール版が使われていた!
やはりミニPCで気になるのはライセンス周り。ということで本機のライセンスをチェックしてみました!
▼ライセンスは一般ユーザーが使用して大丈夫な「リテール版」Windows 11 Proがインストールされていました。↓

中小メーカーで多い事例ですが、個人では使用してはいけない決まりとなっているVL版のWindowsが搭載されている製品もあり、そういった製品はWindowsのライセンスが最悪剥奪されたりする事例もあります。
しかし、本機はライセンス剥奪の心配がないOEM版を使っているので、リスクを気にせず使っていけるのがGOOD。
そもそも単独で販売されている製品にVLライセンスを使わないのは当たり前ではありますが、最近はガジェット関係での偽装問題も多いですし、その「当たり前」が信頼できる良い材料になりますね。
▼Windowsのライセンスに関しては以下で詳しく解説しているので興味がある方はご覧ください!↓
初回起動後はUS配列キーボード設定になっている!
ミニPCに内蔵されているWindowsでよくある話ではありますが、本機は初回設定時に日本語キーボードを選択してもUS配列準拠のまま変更されず、日本語配列のキーボードの印字の通りに入力できなかったりします。
▼日本語配列に変更する方法は以下の通り。↓
- スタートボタン(Windowsロゴ)を押して「設定」に入る
- 「時刻と言語」を選択
- 「入力」を選択
- 「言語と地域」を選択
- 日本語と描かれている左端の「…」を選択
- 「言語オプション」を選択
- キーボードの「レイアウトを変更する」を選択
- 「日本語キーボード(106/109キー)」を選択
- 「今すぐ再起動する」を選択
いつも筆者はUS配列キーボードを検証用として使っていますが、以前と同じく今回も日本語キーボードでの検証を行っており、その際かなり違和感があったので、日常的に日本語配列のキーボードをお使いの方は特別使いにくいと思います。
設定は少々面倒ではありますが、お使いのキーボードに合わせて設定しておくのが吉ですね!
GEEKOM A9 Max 2026のレビューまとめ

GEEKOM A9 Max 2026は前モデルと比べると、最新のRyzen AI 9 HX 470を追加したマイナーチェンジモデルですが、元の完成度が高かった分、そのまま良い点を引き継いでいます。
ただし、お値段は24万円を越えるなど、おいそれと手が出るかと言われると難しいかな〜という印象も受けてしまいました。Ryzen AI 9 HX 470を搭載したライバルも20万円オーバーが多いので、本機だけの問題ではありませんが…。
メモリが1枚刺しになっている点は非常に惜しいところ。メモリ価格高騰で仕方ないですが、グラフィック性能が大きく変わるので、本来の性能を発揮するには別途メモリを用意する必要がある点には留意しておきましょう。
・・・いっそのことベアボーン構成があれば良いのかも?と思いましたが、それはそれで一般層の敷居が高くなるので悩ましいところですね。
逆に考えると、メモリを足して64GB構成にしたいとお考えの方にとってはピッタリな構成ではあるので、道具に妥協したくない方はこのチョイスでも良いかもしれません。
そもそも論ですが、本来の性能を発揮できていないとはいえ、ポテンシャルが高いのは事実なので、ハイスペックなミニPCをお考えの方は依然選択肢に挙がってくると思いますよ!
■GEEKOM A9 Max 2026■
初出時価格→243,990円
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