GEEKOM A9 Maxのレビュー!Ryzen AI 9 HX370搭載ミニPCはゲームも遊べるハイパワーが魅力

GEEKOMからRyzen AI 9 HX370を搭載するミニPC「GEEKOM A9 Max」が登場!メーカーさんに試す機会を頂いたので、実際に使ってどうなのかレビューでお届けします!

■GEEKOM A9 Max■

初出時価格→169,900円

▼公式ストア:以下コード適用で132,905円!9月19日まで!↓

▼Amazon:131,506円!10月30日まで!↓

▼楽天市場↓

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スペック、ベンチマーク、検証結果

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購入するなら強烈割引を狙おう

まずは気になる価格のお話。AMD Ryzen AI 9 HX 370は高いパフォーマンスが魅力的ですが、結構良いお値段するんです。

▼執筆時点で価格.comにてAMD Ryzen AI 9 HX 370で検索した結果は以下の通り。ミニPCだと16万円は軽く超えてくる感じ。↓

価格.com

いやー、それにしても携帯ゲームPCやノートパソコンだと同じCPUでも30万円近い価格の製品もあるんですねぇ。ビックリしますが、そのような高価格帯モデルでも採用されているCPUって訳です。

で、気になるGEEKOM A9 Maxの定価は169,900円。まあこの位はしますよねって感じではあります。が!GEEKOMは強烈な割引を行うことで有名です。

執筆時点ではセールで139,900円に大幅割引。これでも飛びついちゃいそうですけど、ガルマックスはGEEKOMと仲良しなので読者向けの割引コードをもらってます。

割引コードを適用すると131,506円に!!!!

というわけで、購入するならこのような強烈な割引が行われているタイミングを狙い撃ちするのがオススメ。

上記は記事執筆時点での話なので読者さんが本記事を読むタイミングでは終了している場合も考えられます。

最新の価格情報は記事の上部と下部に書いている販売ページでチェックしてみて下さい!

なんと言ってもパワフルなRyzen AI 9 HX370搭載が魅力

GEEKOM A9 Max最大の魅力はお手頃価格でありながら超パワフルなCPU「Ryzen AI 9 HX370」を搭載していること!またメモリは32GB、ストレージは2TBと換装が必要ないほど山盛りです。実際に使ってみてどうなのかチェックしていきます。

当然、普段使いやオフィスワークは超快適

▼以下はPCMarkのベンチマーク結果。スコアを見て頂くと普段使いやオフィスワークも超快適なスコアを示していますね!↓

実際にメイン機としてしばらく使ってますが、WEBサイト閲覧は数十個のタブを開いて作業してもビクともせず。オフィスソフトやAdobeのクリエイター系ソフトを併用しても快適レベルで動作しちゃっています。

このクラスのCPUになると語るまでもないですが、Ryzen AI 9 HX370であれば日常使いやオフィスワークは快適そのもの。何も心配する必要はありません。

写真編集や動画編集などクリエイティブ系作業も快適

僕は仕事で製品の写真撮影や動画撮影しているので実務で耐えうるか試してみました。全く問題ないというか、メインで使ってるCore Ultra 7 258V搭載のノートPC(30万円くらい)より随分快適です…泣

  • Lightroom CCで100枚程度の製品写真を加工・編集して書き出し
  • PhotoshopでFHDクラスのバナー制作
  • Premier ProでFHDソースの動画編集・書き出し(ジェットカット・テロップ・BGM構成)

といった実務レベルの作業も超快適。上述したように仕事用PCよりも作業が捗ってます…笑

さらに踏み込んだ使い方として4Kソースでもチェックしてみます。

▼30分尺の4K/60FPS/DVR記録の映像を1080P/60FPSのMP4へ変換した結果は以下!おおおお!かなり速いですねぇ。M4 MacBook Airよりも速いなんてビックリ。↓

Intel Core Ultra 9 285H(オンボードGPU) 29分14秒
Ryzen AI 9 HX370(オンボードGPU) 31分49秒
M4 MacBook Air(オンボードGPU) 33分7秒
Intel Core Ultra 7 258V(オンボードGPU) 41分48秒
Ryzen 7 8745HS(オンボードGPU) 1時間25秒
Intel Core I9 13900HK(オンボードGPU) 1時間16分07秒

ただ4Kソースになると元の尺と同じくらい書き出しに時間がかかる場合もあるので、待てるよという人向けかな。編集自体はかなり快適でした。

という訳でクリエイティブ系の作業も実務レベルで全く問題なく使えています。

動画編集にチャレンジしたいという人もFHDクラスなら編集も快適で書き出しも速いので、ショート動画やYouTube動画にチャレンジしたい人もピッタリかと!

ローカルAIも実用レベルで動く

最近は情報流出を防ぐためローカルLLMが注目されていますが、gpt-oss-20b動作の要件も満たしていたので試してみました。

▼gpt-oss-20bをLM Studioで動作させたところ、10tok/secを超える14.47tok/secという結果に!速度も十分で実用的に使える水準ですねぇ。↓

▼Amuseで画像生成も試してみました。このレベルで画像が生成されます。めっちゃ楽しい。という訳でローカルAI系作業も実用レベルで動作することが分かりました。↓

実はゲームもかなり快適に動く

ゲーミングパソコンはゲーム用の外部GPUを搭載していますが、Ryzen AI 9 HX370はRadeon 890MというオンボードGPUを搭載してます。これが想像以上にパワフル!!!

オンボードGPUではあるんですけど、FHDならかなり快適にゲームがプレイできます。

▼まずはみんな大好き原神から。PC版はモバイル版よりも動作が重くなりますが、画質が低設定で平均55FPSほどでプレイできました。↓

余談ですが、スマホ版をプレイしている人は同じアカウントでPC版をプレイできちゃいます。

▼僕が長年遊んでいるAPEX LEGENDSは、FHDの低設定で高負荷時に90~100FPSくらいで遊べてます。時には150FPS出ることも。これなら高リフレッシュレートディスプレイも活かせるレベルですね。↓

▼激重のサイバーパンク2077もフレーム生成が使えるので平均64FPSという結果に。普通にプレイできちゃうレベル。↓

▼オンボードGPUではほぼプレイ不可能だったモンハンワイルズも、フレーム生成を使えば低設定で「問題なくプレイできます」というお墨付きを頂きました。↓

所詮オンボードではあるので、FHDで画質を低めに調整する必要はあるものの、十分ゲームを楽しめるタイトルも多いので、これで十分って人もかなり多そう。

▼なおGEEKOM A9 MaxはUSB 4も搭載しているので、以下のような外部GPUを接続するマウントを用意するとゲーム性能も後からパワーアップできちゃいます。↓

GTBOX G-DOCK EGPU docking stationでミニPCにグラボを付けてゲーム性能をアップしてみた

また最近はクラウド上でゲームを動かしストリーミングでプレイするGeForce NOWも実用的になっているので、そのようなサービスを利用することでゲームもかなりカバー出来そうですねぇ。

高負荷時のファンはそこそこ煩い

パワフルなモデルなので仕方ない部分なんですけど、コンパクトな筐体を強烈に冷やすためにファンは高速回転して排気音がそこそこ煩いです。

ゲームなど高負荷時は50cm離れたところで45dBくらいの排気音なのでご留意を。

こんなにパワフルなのにコンパクトなのが良い

GEEKOM A9 Maxのパフォーマンスは十分伝わったかと思いますが、こんなにパワフルなのに卓上に置いても邪魔にならないコンパクトなサイズも魅力ポイント。

▼筐体サイズは135×132×46.9mm。iPhone 16や500mlのペットボトルと比べるとこんな感じです。このサイズならモニター台の下にも置ける大きさ。↓

昔は一般家庭用でも大きなデスクトップが主流でしたが、いまは手のひらサイズ。置き場所にも困らないし移動も簡単。このコンパクトな筐体はサイズも大きな魅力でしょう。

端子類も充実!最大4画面出力にも対応

GEEKOM A9 Maxはコンパクトながら十分なポート数を搭載しています。

▼前面にはUSB‐A(3.2)が4つに3.5mmヘッドフォンジャック。↓

▼背面にはUSB‐A(3.2)が1つにUSB‐A(2.0)が1つ、USB 4.0 Type‐Cが2つにHDMIが2つ。↓

USB 4とHDMIポートを使えば最大4画面出力にも対応できるので、簡単にマルチディスプレイ環境を構築できるもの良いところ。

強いて言えばフロントにUSB‐Cポートがあれば良かったなと思いましたが、ポート数はサイズの割に充実しているのでUSBが少なくて困ることはまず無いはず。

SDカードスロット搭載が嬉しい

最近ミニPCを色々とレビューしているんですけど、ミニPCの筐体サイズならSDカードスロットは搭載してほしいと常々言ってます。

というのも、このようなパワフルなモデルは動画や写真編集マシンとして使うことも多く、カメラでSDカードに記録した写真や動画をPCにデータ移動するので、SDカードスロットは欲しい装備なんです。

▼GEEKOMはこの点をよく分かってらっしゃるようで、昔からSDカードスロットを搭載してくれてるんですよ!GEEKOM A9 Maxも当然SDカードスロット搭載!

SDカードスロットが備わっているので別途取り付ける必要もなし。デスクもスッキリ。カメラで撮影した写真や動画もサクッとSDカードを挿して移動できるので大変重宝しております。

安心の3年保証、もちろんOSはOEM

GEEKOMというメーカーを初めて聞いた人もいらっしゃるかと思いますが、ミニPC界隈では世界シェアトップクラスのメーカーなんです。

という訳で筐体の品質はもちろんサポートが手厚いのも魅力!保証も3年と長期なのが嬉しいポイント。

▼また搭載するWindows 11 ProのOSは、当たり前ですが個人で使って問題ないOEMライセンスとなっています。↓

(安価なモデルだと個人で使っちゃダメなVL版の場合もあります。念の為、毎回確認していますが、GEEKOMは今のところ全てOEM!当たり前ですけど!)

▼ライセンスについては以下の記事で詳しく解説しているので気になる方はチェックしてみて下さい。↓

個人向け製品で法人向けのボリュームライセンス版Windowsがインストールされていないか確認する方法と対処法まとめ

という訳でGEEKOM A9 Maxは長期定期に安心して使っていけるミニPCなのでご安心を!(ウチの会社でもWindows PCとしてGEEKOM使ってるくらいですし!)

GEEKOM A9 Maxのレビューまとめ

GEEKOM A9 Maxはなんと言ってもパワフルなAMD Ryzen AI 9 HX370を搭載していることが最大のウリ。

日常使いはもちろん、少し踏み込んだ動画編集や写真編集、ローカルAIの構築まで出来ちゃいます。GPUはゲーミングモデルでも採用されるほどパワフルなので、色んなゲームが”楽しめる水準”で動作するのも魅力でしょう。

とにかくパワフルなミニPCをお手頃価格で、という人はGEEKOM A9 Maxは必ずチェックしてほしいモデルです。

特にGEEKOM A9 Maxは割引価格だと相場よりも相当安く手に入ることもあるので、購入するなら割引中を狙い撃ちして下さい。

▼価格は変動するのでリアルタイム価格は以下からチェックしてね!↓

■GEEKOM A9 Max■

初出時価格→169,900円

▼公式ストア:以下コード適用で132,905円!9月19日まで!↓

▼Amazon:131,506円!10月30日まで!↓

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