「GPD WIN Max 2」が国内投入。10.1型コントローラ付きコンパクトノートPC

株式会社天空が10.1型のポータブルゲーミングPC「GPD WIN Max 2」を国内投入するみたいで予約が始まってました。僕も気になって見てたんですが普段はゲーミングっぽくない見た目で使えたりと中々面白いモデル。

GPD WIN Max 2の特徴

GPD WIN Max 2の特徴は以下の通り!

GPD WIN Max 2のハイライト

  • AMD Ryzen 7 6800U搭載
  • 充実のインターフェース
  • 10.1型タッチディスプレイ
  • 目隠しできるコントローラー
  • LTE対応モデルあり

▼最近はSwitchスタイルのポータブルゲーミングPCが多いんですが、GPD WIN Max 2はノートパソコンスタイルのモデルですね。本体はオールアルミニウム製のユニボディーデザインを採用してます。↓

▼コントローラーが上部に備わっていて下部にキーボードが並ぶ変態っぷりが良いですね。好きだなー。↓

キーボードはバックライト付きのQWERTYフルキーボード。普通のキーボードよりも窮屈感はありそうだけど慣れたら割と文字入力もいけそうだなぁ。タッチパッドが上部ってどうなんでしょうかね。割と普通に使えそうではあるけれど。

▼ちなみにコントローラーのボタンは背面にカスタマイズできるボタン、角にアナログトリガーボタンを搭載しているのでボタン数で困ることはなさそう。あとジャイロセンサーも搭載してるね。↓

ただ、このタイプって重いんですよねー。GPD WIN Max 2って1kg超えてるから腕が攣りそうな予感。普通のSwitchですらポータブル機としてはでっかいなーって感じだけど、あれでも重量400gくらいですからね。

普段は据え置いて外付けコントローラー使ってプレイ、外出時にログイン報酬とかちょっとしたクエストをクリアするために備え付けのコントローラーを使うような感じになりそう。

▼搭載するCPUは最新のAMD Ryzen 7 6800U。インテル版もあったらしいけどクラファンでまったく支持されずAMD版ばっかり支援があつまったからインテル版はクビらしい。まあこれだけ差があったら買う側もAMD版を選ぶわな。↓

搭載するGPUはAMD Radeon 680Mで、これが中々パワフルみたい。

この類の製品って色々と触ってきたけれど、AAA級タイトルは解像度HDクラス+画質低設定でなんとか30FPSでれば良いってのが多かったんだよね。

▼AMD Ryzen 7 6800Uではポータブルゲーミング機としては一歩先を進んだ感じで、AAA級タイトルもFHDクラスで45〜60FPSを維持できるタイトルが多数ある模様。↓

まあタイトルによっては画質低でFSR有効でも30FPS台かよってタイトルもあるっちゃあるけれど、FHDクラスでここまで動くのは興味深いですね。

ただディスプレイの解像度が2560×1600なのは何か意味があるのかな?表示はデフォルト設定が1920×1200だから、もういっそのこと1920×1200パネルで良いんじゃ?とか思っちゃったり思わなかったり。

▼まあ用途によっては高解像度のほうが良いって場合もあるか。↓

▼熱はかなり持つのかな?デスクトップPCレベルの大型ファンを搭載しているみたいです。正直うるさそうだなーって印象。電車とかでブイーン!ってフル回転したらもう注目の的だわ。↓

まあこんなゲーミングゲーミングしている筐体ではあるんですが、これまでのモデルと一線を画すのがコントローラーの目隠し。

▼こんな感じでマグネットパネルを取り付けることで普段は上部にタッチパッドが搭載されている謎PCな見た目になります。まあコントローラーむき出しより良いね。このマグネットパネルは本体背面のスロットに収納できるとのこと。なくす自信あるわー。↓

インターフェースはビックリするくらい充実してますね。Thunderbolt 4も対応か。カードリーダーなんかMicroSDだけじゃなくてSDまでぶっ刺さる仕様。良いね。

▼普段は外部ディスプレイに繋いでデスクトップスタイルでガッツリ仕事でも使えそうだなー。お、これ電源ボタンに指紋認証も搭載してるんだ。↓

▼ストレージの拡張も簡単そうね。背面から簡単にアクセスできるのはM.2 2230スロットだから購入時は間違えないように注意しなきゃ。あと、片面実装タイプじゃ無いと駄目ってのも注意ポイントになりそうね。↓

▼あとオプションにはなるんだけど4G LTEにも対応。まあ個人的にはスマホのテザリングで十分だから選ばないけど、どこでもサクッとネットワークに繋ぎたいって場合に4G LTEモデルが選べるのは良いね。↓

GPD WIN Max 2まとめ

予約はスタートしていて発売は10月頃とのこと。価格は以下の通り。

▼4G LTE使えないやつ↓

  • メモリ16GB+容量1TB:167,400円
  • メモリ32GB+容量2TB:185,900円

▼4G LTE使えるやつ↓

  • メモリ16GB+容量1TB:167,400円
  • メモリ32GB+容量2TB:181,400円

ザックリ製品を見てみたんだけど、これはPCゲームへの知識が結構あってどの程度のプレイが行えるかある程度想定できる玄人向けね。

パワフルと言えど所詮オンボードGPUでFHDの解像度ですら画質設定を下げて60FPSを割るわけだから、個人的にPCゲームを快適に遊ぶ基準としているFHD/下限60FPSはやっぱり無理なオーダーでクリアできるタイトルは少ないかもって感じかな。

単純にPCゲームを快適に遊びたいって思ってるのであれば、もう持ち運びは諦めて同じ値段でゲーミングデスクトップPCを買ったほうがそりゃ良いわけで、ゲーミングPC入門機としてはオススメはしないかな。

一方で割とGPU性能が高いので、例えば自宅でメインのゲーミングPCでプレイしているタイトルもこれで動くっちゃ動くかもしれない。それであれば外出時に快適にプレイすることは難しくてもこれでゲームにログインして色々と最低限のクエストを消化するって感じは十分こなせそう。なのでガチゲーマーのサブ機としては面白く感じますね。

日本公式サイトも出てるんでみんなもじっくりチェックしてみて。

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