「iPad(第10世代)」と「iPad Air 2022(第5世代)」どっちを買うか迷ったので比較してみた!
外観デザインが非常に似ている「iPad(第10世代)」と「iPad Air 2022(第5世代)」。欲しいな~って思ってしげしげ見てるうちに、お互いどうスペックが異なっているのか気になったので違いを比較してみました。
iPad(第10世代)とiPad Air 2022(第5世代)の性能を比較
iPad(第10世代)は無印iPadシリーズの最新モデル!十分なスペックを持ちつつも価格が最新iPadにおいて安価なのが魅力。
対してiPad Air 2022(第5世代)は薄型かつ軽量で、さらにApple M1チップを搭載している高性能モデルとなっています。こちらのほうが7ヶ月先に発売されています。
iPad(第10世代)とiPad Air 2022(第5世代)の性能を比較した表がこちら。
製品情報 iPad 2022 第10世代(Apple A14 Bionic) : iPad Air 2022 第5世代(Apple M1) | ||
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端末名 | iPad 10 | iPad Air 2022(第5世代) |
型番/別名 | A2589 | |
発売年 | 2022年10月 | 2022年3月 |
発売地域 | 日本 | 日本:SIMフリー |
メーカー・ブランド | Apple | Apple |
備考 |
Wi-Fiモデル Wi-Fi+Cellularモデル |
|
対応バンド・周波数・ネットワーク iPad 2022 第10世代(Apple A14 Bionic) : iPad Air 2022 第5世代(Apple M1) | ||
3G |
Wi-Fi+Cellularモデルのみ対応 UMTS/HSPA/HSPA+/DC-HSDPA:850 / 900 / 1,700/2,100 / 1,900 / 2,100MHz |
UMTS/HSPA/HSPA+/DC-HSDPA:850 / 900 / 1700 / 2100 / 1900 / 2100MHz |
4G LTE |
Wi-Fi+Cellularモデルのみ対応 FDD LTE:1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 11 / 12 / 13 / 14 / 17 / 18 / 19 / 20 / 21 / 25 / 26 / 28 / 29 / 30 / 32 / 66 / 71 TD-LTE:34 / 38 / 39 / 40 / 41 / 42 / 46 / 48 |
FDD LTE:1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 11 / 12 / 13 / 14 / 17 / 18 / 19 / 20 / 21 / 25 / 26 / 28 / 29 / 30 / 32 / 66 / 71 TD-LTE:34 / 38 / 39 / 40 / 41 / 42 / 46 / 48 |
5G NR |
Wi-Fi+Cellularモデルのみ対応 Sub6:n1 / n2 / n3 / n5 / n7 / n8 / n12 / n20 / n25 / n28 / n29 / n30 / n38 / n40 / n41 / n48 / n66 / n71 / n77 / n78 / n79 |
Sub6:n1 / n2 / n3 / n5 / n7 / n8 / n12 / n20 / n25 / n28 / n29 / n30 / n38 / n40 / n41 / n48 / n66 / n71 / n77 / n78 / n79 ミリ波:非対応 |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac/ax | 802.11 a/b/g/n/ac/ax |
Bluetooth |
バージョン:5.2 コーデック:非公表 |
バージョン:5.0 コーデック:非公表 |
SIMサイズ・スロット |
▼Wi-Fiモデル↓ 非搭載 ▼Wi-Fi+Cellularモデル↓ シングルスロット(Nano SIM) |
▼Wi-Fiモデル↓ SIMカード非対応 ▼Wi-Fi + Cellularモデル↓ シングルスロット(Nano SIM+eSIM) |
ネットワーク関連備考 | Wi-Fi+CellularモデルのみeSIM対応 |
▼Wi-Fi + Cellularモデル↓ eSIM対応 |
本体仕様 iPad 2022 第10世代(Apple A14 Bionic) : iPad Air 2022 第5世代(Apple M1) | ||
ディスプレイ |
サイズ:10.9インチ 材質:液晶 画面占有率:非公表 形状:ノッチなし 最大リフレッシュレート:非公表 最大タッチサンプリングレート:非公表 |
サイズ:10.9インチ 材質:液晶 画面占有率:非公表 形状:ノッチなし 最大リフレッシュレート:非公表 最大タッチサンプリングレート:非公表 |
解像度 |
解像度:2,360×1,640(WUXGA+) 画面比率:13:9 |
解像度:2,360×1,640(WUXGA+) 画面比率:3:2 |
画素密度 | 264ppi/ドットの粗さが気になるかも | 264ppi/ドットの粗さが気になるかも |
サイズ |
長辺:248.6mm 短辺:179.5mm 厚さ:7mm |
長辺:247.6mm 短辺:178.5mm 厚さ:6.1mm |
重さ | 477g(Wi-Fiモデル) / 481g(Wi-Fi+Cellularモデル) | 461g(Wi-Fiモデル)/ 462g(Wi-Fi+Cellularモデル) |
本体色 | シルバー、ブルー、ピンク、イエロー | グレイ系、シルバー系、ピンク系、パープル系、ブルー系 |
システム仕様 iPad 2022 第10世代(Apple A14 Bionic) : iPad Air 2022 第5世代(Apple M1) | ||
OS | iPadOS 16 | iPadOS 15 |
CPU(SoC) | A14 Bionic | Apple M1 |
AnTuTuベンチマーク |
総合スコア:約750,000 |
総合スコア:1315250 |
メモリ/保存容量 iPad 2022 第10世代(Apple A14 Bionic) : iPad Air 2022 第5世代(Apple M1) | ||
組み合わせ |
メモリ:非公表 容量:64GB / 256GB |
メモリ8GB+容量64GB メモリ8GB+容量256GB |
ストレージカード | 非対応 | 非対応 |
カメラ iPad 2022 第10世代(Apple A14 Bionic) : iPad Air 2022 第5世代(Apple M1) | ||
背面カメラ |
シングルカメラ ①1,200万画素(メイン、f/1.8) 手ぶれ補正:非公表 センサーサイズ:非公表 PXサイズ:非公表 |
シングルカメラ ①1200万画素(メイン、f/1.8) 手ぶれ補正:非公表 センサーサイズ:非公表 PXサイズ:非公表 |
インカメラ |
ベゼル内蔵式インカメラ 画素数:1,200万画素(メイン、122°、f/2.4) センサーサイズ:非公表 PXサイズ:非公表 |
画素数:1200万画素(メイン、f/2.4) センサーサイズ:非公表 PXサイズ:非公表 視野角:122° |
機能仕様 iPad 2022 第10世代(Apple A14 Bionic) : iPad Air 2022 第5世代(Apple M1) | ||
GPS |
▼Wi-Fiモデル↓ 非公表 ▼Wi-Fi + Cellularモデル↓ GPS / GNSS |
GPS、A-GPS、GLONASS |
生体認証・ロック解除 |
指紋認証:対応 顔認証:非公表 |
指紋認証:対応 顔認証:非対応 |
センサー |
赤外線センサー:非公表 加速度センサー:対応 近接センサー:非公表 ジャイロセンサー:対応 電子コンパス:対応 光センサー:対応 その他:気圧計 |
赤外線センサー:非公表 加速度センサー:対応 近接センサー:対応 ジャイロセンサー:対応 電子コンパス:非公表 光センサー:対応 |
防水/防塵・タフネス等級 |
防水/防塵:非公表 耐衝撃:非公表 |
防水/防塵:非公表 耐衝撃:非公表 |
イヤホンジャック | なし | なし |
NFC |
NFC:非公表 FeliCa/おサイフケータイ:非対応 |
NFC:非公表 FeliCa/おサイフケータイ:非公表 |
その他機能 | デュアルスピーカー搭載 | ステレオスピーカー搭載 |
バッテリー iPad 2022 第10世代(Apple A14 Bionic) : iPad Air 2022 第5世代(Apple M1) | ||
バッテリー容量 | 非公表 | 7,544mAh |
充電 |
有線充電:20W ワイヤレス充電:非公表 逆充電:非公表 |
有線充電:非公表 ワイヤレス充電:非対応 逆充電:非公表 |
ポート | USB Type-C | USB Type-C |
スペック表のソース iPad 2022 第10世代(Apple A14 Bionic) : iPad Air 2022 第5世代(Apple M1) | ||
参照元 |
【公式サイト】iPad 2022 第10世代 – apple.com |
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スペック詳細記事 | iPad 2022(第10世代)のスペック・対応バンドまとめ | iPad Air 2022(第5世代)のスペック・対応バンドまとめ |
iPad(第10世代)とiPad Air 2022(第5世代)の違い
違いをざっくり言うとこんな感じです。
iPad(第10世代) / iPad Air 2022(第5世代)
- SoC:A14 Bionic / Apple M1
- ディスプレイ色空間:sRGB / 高色域ディスプレイP3
- インカメラ:長辺ベゼルに配置 / 短辺ベゼルに配置
- メディアエンジン:記載なし / ハードウェア
アクセラレーテッドH.264 、HEVC - Bluetoothバージョン:Bluetooth 5.2 / Bluetooth 5.0
- Apple Pencil:第1世代 / 第2世代
- 本体サイズ:248.6×179.5×7mm / 247.6g×178.5g×6.1mm
- カラー:シルバー、ブルー、ピンク、イエロー / グレー、シルバー、ブルー、ピンク、パープル
- 重量:Wi-Fi477g、セルラー481g / Wi-Fi461g、セルラー462g
- 価格:68,800円~ / 92,800円~
SoCですが、iPad(第10世代)はA14 Bionic、iPad Air 2022(第5世代)はApple M1チップを採用している点が異なります。どちらもハイエンド帯の高スペックですが、比較した場合はiPad Air 2022(第5世代)に軍配が上がります。編集作業、3Dゲームの安定性を求めるなら断然M1が良いですね。
ディスプレイはサイズ、解像度が同じゆえ一見違いがないように思えるものの、細かい部分でスペックが異なります。
まず色空間。iPad(第10世代)はsRGB、iPad Air 2022(第5世代)は高色域ディスプレイ(P3)となっています。後者はsRGBよりも細かい色表現ができるため、色表現の柔軟性、忠実さはiPad Air 2022(第5世代)が優れています。
また、iPad Air 2022(第5世代)のディスプレイは、フルラミネーション設計で反射防止コーティングも施されているのも魅力です。(iPad(第10世代)は記載がありませんでした)
カメラスペックはどちらも同一ですが、実はインカメラの配置が異なります。iPad(第10世代)は「横持ちしたときに上になる」、iPad Air 2022(第5世代)は「縦持ちしたときに上になる」ように配置されています。
そのため、自撮りする際やテレワークでのビデオ通話において使用感は異なるでしょう。スタンドにおいたままでビデオ通話する場合はiPad(第10世代)のほうが扱いやすそうですね。
iPad Air 2022(第5世代)はハードウェアアクセラレーテッドH.264、HEVC、ビデオデコード+エンコードエンジンに対応しています。(iPad(第10世代)は記載なし)。パフォーマンス的にもiPad Air 2022(第5世代)のほうが圧倒的に編集作業向けです。
BluetoothバージョンはiPad(第10世代)がバージョンは5.2、対してiPad Air 2022(第5世代)は5.0となっています。
対応スタイラスペンであるApple Penchilは、iPad(第10世代)は第1世代、iPad Air 2022(第5世代)では第2世代に対応しています。本来第1世代モデルはLightning端子iPad向けですが、iPad(第10世代)の場合はUSB-Cアダプタを使って使用するそうです。
本体サイズも異なり、iPad(第10世代)は248.6×179.5×7mm。iPad Air 2022(第5世代)は247.6g×178.5g×6.1mmで、iPad Air 2022(第5世代)が小型で薄くなっています。
本体カラーですが、iPad(第10世代)は シルバー、ブルー、ピンク、イエローの4色、iPad Air 2022(第5世代)はグレー、シルバー、ブルー、ピンク、パープルの5色です。
色合いも異なっており、同じブルーやピンクでもiPad(第10世代)のほうが色合いが濃く印象的でポップで可愛らしい見た目。iPad Air 2022(第5世代)はおとなしめな色合いですね。
重さもiPad(第10世代)はWi-Fiが477g、セルラーが481g。iPad Air 2022(第5世代)はWi-Fiが461g、セルラーが462gで、こちらのほうがより軽量です。サイズも相まって持ちやすさはiPad Air 2022(第5世代)が優れている印象。
最後に価格ですが、iPad(第10世代)は最低68,800円から、iPad Air 2022(第5世代)は92,800円からで、価格差は24,000円と大きいですね。しかしこれはスペックに比例した差ともいえます。
まとめ
iPad(第10世代)は最新iPadを使いたい人向けのモデルといえる立ち位置故に価格も最新世代では一番安いです。見た目もモダンで、見た目と性能、手に入れやすさを重視するなら選ぶのもアリでしょう。
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iPad Air 2022(第5世代)はさらに軽量、薄型、そして総合的に高スペック。本格的な3Dゲームを安定して楽しみたい場合や編集作業といったクリエイティブな作業に使う場合に有力な選択肢となるでしょう。
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■Apple・家電量販店■
うーん、筆者だったらiPad Airにしちゃおうかなぁ。性能高いしディスプレイもキレイで動画も楽しめそうだし、頻繁に持ち出すゆえ軽いほうが取り回し良いからね(`・ω・´)。
iPad(第10世代)も悪くはないけど、今だと型落ちとはいえ第9世代がかなり安く新品で買えるからなぁ。実に悩むところっす。