メモリ8GBへ増量。でも4万円台後半。LAVIE Tab T11 T1165/KASのスペックまとめ
NECのAndroidタブレットブランドであるLAVIE TabからHelio G88を搭載した11インチモデルの「LAVIE Tab T11 T1165/KAS」が発表されたので紹介していきます!
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LAVIE Tab T11 T1165/KASの詳細スペック
SoC | Helio G88 |
メモリ | 8GB LPDDR4X |
容量 | 128GB microSDカード対応(最大1TB) |
ディスプレイ | 11インチ、液晶、1920×1200、最大90Hz |
アウトカメラ | 800万画素(メイン) |
インカメラ | 800万画素 |
バッテリー | 7040mAh |
サイズ | 255.3×166.9×7.2mm |
重量 | 約465g |
対応バンド | – |
OS | Android 14 |
備考 | – |
筐体は前モデルと変わらず
LAVIE Tab T11 T1165/KASのデザインはメチャクチャ既視感があると思ったら…見た目のみならず前モデルであるLAVIE Tab T11 T1155/HASと寸法、重さ含め同じなので、前モデルと同じ筐体をそのまま使用しているものと思われます。
Helio G88搭載。メモリは8GB
LAVIE Tab T11 T1165/KASのSoCはHelio G88とミドルレンジ帯のプロセッサを搭載。
AnTuTuの総合スコアは約27.3万点、GPUスコアは約4万点ほどとHelio G85と同じくらいの性能とみていいでしょう。Unisocで例えるとT606ぐらいのレンジです。
まぁLAVIE Tab T11 T1155/HASと同じSoCなんですが、本機のメモリは8GBと倍増しているのがパワーアップポイントと言えるでしょうか。
そうそう、前モデルと同じメモリ搭載量(4GB)でストレージ容量が半減(64GB) している廉価モデルであるPC-TAB11F01も用意されています。参考までに。
▼Helio G88と同じくらいの性能を発揮するHelio G85の性能について以下の記事でまとめているので気になった方はご覧下さい!↓
▼以下は2025年現在、AnTuTuベンチマークスコアがどれくらいの動作・操作感を示すかの目安です。本端末の性能がどの性能帯に相当するか確認が出来ます。↓
AnTuTuスコア | 動作・操作感 |
---|---|
総合スコア:約150万点以上 GPUスコア:約60万点以上 | ヌルヌル、動作に不満なし |
総合スコア:約100万点〜150万点 GPUスコア:約35万点〜60万点 | 重いゲームもなんとか |
総合スコア:約50万点〜100万点 GPUスコア:約15万点〜35万点 | 軽いゲームくらいなら |
総合スコア:約25万点〜50万点 GPUスコア:約5万点〜15万点 | 必要最低限 |
総合スコア:約25万点以下 GPUスコア:約5万点以下 | サブ端末向き |
スマホの実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ
11インチFHD解像度のディスプレイ。リフレッシュレートは最大90Hz!
LAVIE Tab T11 T1165/KASのディスプレイは11インチと標準的なサイズ感。解像度は1920×1200としっかりFHD解像度を確保しているので、コンテンツ視聴もバッチリサポート出来ています。
リフレッシュレートも最大90Hzとしっかりとツボを押さえているので、操作時の快適さも60Hz止まりのタブレットよりも上だと思われます。
つながる!LAVIEでサブモニター化も可能
LAVIE Tab T11 T1165/KASに内蔵されているアプリ「つながる!LAVIE」を利用すれば本機を別途用意したPCのセカンドモニターとして使用可能。身もふたもない言い方をするとLenovoのSmart ConnectのNEC版って感じです。
LAVIE Tab T11 T1165/KASまとめ
LAVIE Tab T11 T1165/KASの発売日は2月で記事執筆時点の価格は以下の通り。
- メモリ4GB+容量64GB(PC-TAB11F01):43,780円
- メモリ8GB+容量128GB(PC-T1165KAS):49,280円
まず一言でLAVIE Tab T11 T1165/KASについてまとめておきます。「買わない方がいい」これに尽きます。
前モデルからメモリが増えて同じ値段で実質値下げ、廉価モデルでは純粋に3000〜4000円くらいの値下げと比較すると安いように錯覚するかもしれませんが、実際はそれでも高いの一言です。
新型エントリーモデルのLenovo Tabが既にリリースされているにも関わらず旧型のM11をそのまま流用し続けているのってどうなの?と思います。とうとう親会社から最新タブレットすらすぐに回してもらえなくなったのかと勘繰ってしまいますね。
そもそも先行して発表されているLAVIE Tab T11dは本機の下位モデルと同じ構成でありながらも価格は36,300円と格段に安いので、ますますLAVIE Tab T11 T1165/KASを選ぶ価値はないんですよね。LAVIE Tab T11dを選んだ方が格段にマシです。
最近のLAVIEはリネームテクノロジーが近年で一番酷いクセに値段だけは一丁前にNECしているので、ハッキリ言ってわざわざ選ぶ価値がないモデルばかりですが、LAVIE Tab T11 T1165/KASもその一つかなぁって感じですね…マイナーチェンジモデルにしてもなぁ…