キーボード横にディスプレイ?!Lenovo「ThinkBook Plus Gen 3」の詳細をチェック!
Lenovoが新型ノートパソコンThinkBook Plus Gen 3を発表!キーボード横にサブディスプレイが搭載されている変わり種ノートPCです!日本での展開は未定!
ThinkBook Plus Gen 3の特徴
ThinkBook Plus Gen 3の特徴は以下の通り!
ThinkBook Plus Gen 3のハイライト
- 17.3インチと8インチの2画面構成
- Intel 第12世代Coreプロセッサ搭載
- 端子類も通常のノートPC並みに搭載
- Harman/Kardon監修のステレオスピーカー搭載
▼まずは下の画像を見てください。普通のノートPCでは無いものがついてませんか?↓
そう、ThinkBook Plus Gen 3はキーボードの右横に8インチ(1,280×800)のディスプレイが鎮座しているんです!
このサブスクリーンはThinkBook Plus Gen 3のサブディスプレイとして使用可能。しかもタッチ操作にも対応しています。
▼例えば、サブディスプレイで電卓を使いながらExcelで表計算入力したり↓
▼書類に対応するペンで書き込んだりと幅広い使い方ができます。↓
▼ThinkBook Plus Gen 3は17インチクラスとノートPCではかなり大型ですが、サブディスプレイが配置されている都合でキーボードは13インチクラスと同等の配列とディスプレイサイズの割に窮屈な感じがあります。↓
キーボードが窮屈なのは横にディスプレイを配置している利点とのトレードオフといったところでしょうか。大型ノートPCらしくゆったりとしたサイズのキーボードを使いたい方はこの点に注意が必要です。
また、サブディスプレイの方ばかりに目が行きがちですが、17インチのメインディスプレイも見逃せません。
▼17.3インチのディスプレイは21:10と変則的なアスペクト比で、解像度は3,072×1,440と3K解像度を実現。さらに画面占有率は90%以上の狭額縁を実現しています。↓
通常のワイドディスプレイと比べてかなり横長ですので、イメージ画像のようなマルチタスクにも最適です。
ThinkBook Plus Gen 3は第12世代Coreプロセッサーを搭載。まだ現時点ではどのモデルを搭載するのか公表はされていないものの、最大でCore i7を搭載することは発表済み。
第12世代Coreシリーズ(Alder Lake世代)は先日発表済みですが、前世代から格段に性能向上していると謳っており、実際にデスクトップ向けではその謳い文句通り大幅に性能が向上しているようなので、モバイル向けに期待しても良さそう。
また、メモリは最大32GB、ストレージは最大2TBを搭載するとのことで、こちらも十分メイン用途で使えそうな構成になっています。
ThinkBook Plus Gen 3が搭載する端子類は以下の通り。
- HDMI×1
- USB-A 3.2 Gen 1×2
- Thunderbolt 4×1
- イヤホンジャック×1
- USB-C 3.2 Gen 2×1
最近のビジネスシーンでおおよそ使用が想定される端子類は盛り込まれている感じですね。フルサイズUSB端子が2つ搭載されているのはビジネスシーン的にもGOODでしょう。
また、ThinkBook Plus Gen 3にはHarman/Kardon監修のステレオスピーカーとDolby Atmosにも対応しているので、サウンド面でも高いクオリティが期待できそうです。
Lenovoお得意の変なコンセプトのPCだが、日本での展開は未定
ガジェット好きにとっては魅力的なノートPCですが、日本での展開は未定とのこと。
ThinkBook Plus Gen 3はいつものLenovoらしい変なコンセプトのPCではありますが、Windows 11ではマルチタスクが大幅に強化されることを考えると、サブディスプレイを載っけるのは理にかなっていると言えなくもありません。
しかも搭載プロセッサもAlder Lake世代のCoreシリーズと最新のものを割り当てられているので、処理性能面でも困ることは少ないと思われます。
ただし、上記のように日本での発表・発売は未定とありますので、日本上陸が発表時点で不明なのは気になるところ。情報が入り次第、Twitter・Facebookでお伝えします。
正直に言うと、ThinkBook Plus Gen 3は奇抜なコンセプトの分、これからのメインストリームにはなり得ないとは思いますが、Lenovoらしいチャレンジ性に溢れたワクワクするノートPCですので、是非とも日本での販売も検討して欲しいと願っています!