ONEXPLAYER X1とONEXGPUの実機レビュー!購入前に伝えたい注意点まとめ

新CPUのCore Ultraを搭載した3 in 1タブレットPC「ONEXPLAYER X1」とポータブルeGPUの「ONEXGPU」をお借りしました!それではしっかり注意点もお伝えしながらレビューします!

なお、ONEXPLAYER X1は4モデルありますが、お借りしたのはCore 5 125H版です!※以下は本体のみでキーボードやコントローラーは含まれていません。

  • Core 5 125H/メモリ16GB/容量1TB:168,000円(レビュー機)
  • Core 7 155H/メモリ32GB/容量1TB:208,000円
  • Core 7 155H/メモリ32GB/容量2TB:218,000円
  • Core 7 155H/メモリ64GB/容量4TB:268,000円

ONEXGPUの価格は以下の通り!

  • ONEXGPU/Radeon RX 7600M XT:108,500円

その他の周辺機器の価格は以下の通り!

  • コントローラー:10,800円
  • コントローラーコネクター:7,800円
  • カバーキーボード:10,800円
  • デジタルスタイラスペン:8,800円
  • 専用保護フィルム:1,500円

スペック・ベンチマーク、検証結果の一覧

スペック表を表示
ベンチマーク結果を表示

普段は普通のPCとして使えるのが良い!

ONEXPLAYERって名前を見ると携帯ゲーム機といったイメージなんですが、これはもう完全に3 in 1のWindowsタブレットPC!なので、携帯ゲーム機というよりも11インチのモバイルノートPCと思ってOK。

▼とは言え、デザイン的にはゲーミング感の強いものとなってます。質感も非常に高くてGood!↓

▼上部にはゲームパネルを表示する専用ボタンも装備されていました。↓

▼省かれる事もありがちな指紋認証顔認証に対応しているのも最高です。↓

▼別売りのキーボードはキーピッチも広いので慣れてしまえば快適に打鍵することが出来ました。ただ日本語配列は無いみたいです。↓

▼ちなみにキックスタンドは本体ではなく背面カバーに備わってます。↓

コントローラーはコネクターが欲しくなる!

▼コントローラーはドッキングタイプが用意されています!(別売り)↓

ホールド感は悪くないですがどうしてもカッチリ感が弱くなるのはドッキングタイプの宿命ですね。

▼コントローラーは背面にも2つの追加ボタンを備えます。(下側のボタン。上のボタンはコントローラー取り外しスイッチ)↓

▼純正品なのでコントローラーの設定ソフトも内蔵済み!簡単に設定することが出来るものGood。↓

▼コントローラーのサイズ感は大きすぎず小さすぎず扱いやすいサイズ感ですが、スティックは柔らかめ且つやや長めなので慣れは必要かな?十字キーも浮いているタイプで軽いタッチで操作できます。↓

流石に11インチのWindowsタブレットPCなので長時間持ち上げてプレイするのは難しいですが、デスクなんかに置いて操作する分にはまあまあイケるかなという感じ。

▼ですが、ゲームの快適性を考えるとONEXPLAYER X1専用コントローラーコネクターは欲しいなと思いました!こんな感じで普通のコントローラーとして使えるLRコンをくっつけるアタッチメントです。↓

ただ・・・お値段は7,800円です。コントローラーが10,800円なのでセットなら18,600円。結構良いお値段しますが、純正品で揃えたいという人は是非検討してみて下さい!

11インチのディスプレイサイズにもなると、日常的に使うPCとしてはそこそこ快適に使えるので、ゲームもプレイしたいけど普通のPCとしての普段使いも重視したい人と相性良さげです!

ゲームは快適に遊ぶための妥協も必要

僕がメインで遊んでいるApex Legendsでは、設定を出来るだけ低くしても35W設定時で30FPS〜60FPSといった感じです。負荷の低いシーンでは60FPS前後でますが、建物が密集していたり、複数パーティーでドンパチするシーンでは30FPSほどまで下がってました。

▼オンボードGPUでWQXGAの描画はかなり荷が重いですね。Dot by Dotで遊べるゲームはそこそこ負荷の低いゲームに限られてきそうなのと、場合によっては解像度を一段下げるといった妥協も必要そうです。↓

▼ちなみに解像度を1,920×1,200に落とせばApex Legendsは60FPS前後で遊べます。↓

一昔前はFHDパネルで一段低いHD解像度の表示は映像の粗さが気になりましたが、WQXGA→FHDクラス程度であれば映像の滲みやボケも少なく十分遊べる範囲ではあります。

画質設定を下げても重いと感じた場合、まずは解像度を1,920×1,200に落としてみてましょう!

▼ちなみに解像度の変更はゲームパネルから簡単に切り替えられますよ!↓

ONEXGPUはオススメしたいアイテム

最近のオンボードGPUは高性能になってきたので、随分と遊べるゲームも増えましたが、先述した通り場合によっては解像度を下げるなどの妥協が必要になる場合もあります。

▼でも今は便利なアイテムが出ているんです!それが外付けできるeGPUのONEXGPU。↓

ONEXPLAYER X1と接続するとパワフルなONEXGPU側でゲームの処理を行うので、ガツンとゲーム性能がアップします。

▼サイズはこんな感じ!GPUってめちゃくちゃ大きいんですよ。(と言ってもデスクトップ向けと比較すると随分小さいですが!)比較用にiPhone 15 Proを並べておきます。↓

▼で、肝心のパフォーマンスなんですが3DMarkで比較するとグラフィックスのスコアがエグいくらい性能アップしてます。一枚目が本体のみ、二枚目がONEXGPU使用時。↓

▼Apex Legendsは本体のみだとWQXGAで30FPS〜60FPSだったのがONEXGPUを使うと120FPSを軽く超えるフレームレートに向上しました。(APEXはデフォルトだと上限144Hz)↓

ONEXPLAYER X1のパネルは120Hzの高リフレッシュレート対応なので、ONEXGPUを使えばDot by Dotで120FPSプレイもゲームによっては実現できます!

人それぞれ遊ぶゲームは異なりますが、僕の場合はPCでゲームも沢山遊ぶのでONEXPLAYER X1のようなラップトップ系PCだと外付けeGPUは必須かなぁって思っちゃいました。

こんな感じでゲーム性能が大幅にアップするONEXGPUですが、ONEXPLAYER X1専用ではなく外付けeGPUが利用できる製品なら使えます!

ONEXPLAYER X1に限らず、PCでゲームパフォーマンスが足りないと思ったら是非ONEXGPUを検討してみて下さい!

▼そうそう、ONEXPLAYER X1はM.2 2280 SSDスロットを搭載しているので、SSDを突っ込めば外付けのSSDとしても機能します。裏蓋はマグネットタイプなので工具要らず。↓

▼また、外部映像出力、有線LAN接続、100WのPD給電やハブ機能も対応しているのでDockのような使い方ができちゃいます。↓

ONEXPLAYER X1の良かった点!

ここは良かった!

  • ノートPCとして普段使いできる
  • いつでもコントローラープレイができる
  • オンボGPUで遊べるタイトルも結構ある
  • 外付けeGPUを使える
  • 放熱性能が高い

ノートPCとして普段使いできる

ONEXPLAYER X1は数多くの携帯ゲームPCをリリースするONEXPLAYERの名を冠するモデルですが、ONEXPLAYER X1はWindowsタブレットPCにめちゃくちゃ寄ったモデルです。

なので普段はノートPCとして普通に使えるのがGood!11インチもあれば結構快適にPCとして使えます!(キーボードは別途購入が必要ですが)↓

携帯ゲームPCは気になっていたけれど、ゲーム専用ではなく普通のPCとしても快適に使えるモデルが欲しい!という人は刺さるモデルかと思います。

オンボGPUで遊べるゲームが結構ある

パネル解像度とGPUパワーのバランスこそベストでは無いと思いますが、オンボードGPU自体はかなりパワフルな部類なので、FHDクラスに解像度を落とせば一気に快適度が上がるゲームが多かったです。

昔のFHDパネル→HDへの解像度変更は粗さが凄く目立っていましたが、WQXGA→FHDクラスだと粗さやボケもマシなので、遊べるタイトルもグッと多くなった印象です。(FHDパネルでHD表示は字幕とか読めないほど粗くなるんですよね)

また、FHDクラスで遊べるタイトルが多いというのもオンボードGPUの進化を感じる部分ですね。

まあ個人的にWQXGAじゃ無くてFHDクラスのパネルでも良かったんじゃ・・・とは思いますが、案外問題なくゲームは楽しめたので、従来モデルよりも沢山のゲームが遊べるレベルで動くかと思います!

外付けeGPUを使える!

ONEXPLAYER X1は外付けeGPUを使える条件を満たしているのが嬉しいポイントです!

外付けeGPUを使えないモデルだと、ゲームパワーが足りなくなったらプレイを諦めるか新しいPCへ新調を考える必要がありますが、ONEXPLAYER X1であればゲーム性能を後からパワーアップできる拡張性があるので、長期的に愛用できそうです!

ONEXPLAYER X1の注意点!

ここは注意!

  • 携帯ゲームPCとしてはサイズが大きい
  • 画質やFPSなど妥協するシーンが結構ある
  • コントローラーはドッキング状態だとちょっと使いづらい
  • コントローラーのコネクターが良いお値段する…。

携帯ゲームPCとしてはサイズが大きい

外に持ち出して遊ぶための携帯ゲームPCとしてONEXPLAYER X1を考えているのであれば、たぶん腕が攣ります。

▼最近の携帯ゲームPCは8型クラスが主流ですが、8型クラスでもコントローラー込みなら相当大きいです。↓

ONEXPLAYER 2 Proは8.4型のデカサイズで迫力満点!クオリティもバッチリでした

なので、11インチのモデルは携帯ゲームPCとして運用するには恐らくデカすぎます。

もちろん、出先で据え置きして遊ぶような用途であれば良いんですが・・・購入前に用途を振り返りながら検討してみて下さい!

画質やFPSなど妥協するシーンが結構ある

パワフルと言えど所詮オンボードGPUです。

FHDクラスだと遊べるタイトルも多くなりましたが、FHDでも画質を妥協してフレームレートを稼ぐくらいなので、最新ゲームでは画質やフレームレートを妥協するシーンが結構ありました。

なので、古いタイトルであったり、そもそも負荷の低いゲームくらいしか高画質と高フレームレートを両立しずらいです。

これから愛用していく上で「ちょっとGPUパワーが厳しいな」と思うことが多くなった時は外付けeGPUが使えるモデルなのでパワーアップも検討してみて下さい!

ONEXPLAYER X1のレビューまとめ

ONEXPLAYER X1はPC、タブレット、ゲーム機を全部ブチ込んだ欲張りなモデル。

普段はPCとしても快適に使いたいし、ゲームも楽しみたいという人は待ってました的なドンピシャモデルかと思います。

外付けeGPUに対応しているのもGoodですね!予算が許すならセットで購入することで長期的にゲームも快適に遊べる環境が一気に整いそうです。

これまでの携帯ゲームPCはPCとしての使い勝手がイマイチだったんだよな〜っと感じていた方に是非チェックして欲しいモデルでした!レビューを振り返りながら検討してみて下さい!

■ONEXPLAYER X1■

初出時価格→168,000円〜

▼初売りセールで割引中!予約限定でキーボード+コントローラー+ケース+液晶保護フィルムが+9,680円でセット購入可能です!↓

■ONEXGPU■


■コントローラー■


■カバーキーボード■


■デジタルスタイラスペン■


■専用保護フィルム■

ページトップへ