ONEXPLAYER 2 Proは8.4型のデカサイズで迫力満点!クオリティもバッチリでした
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柳生です。新型モデルの「ONEXPLAYER 2 Pro」が東京ゲームショウにて展示されていたので触ってきたレポート記事をお届けしますよ!
8.4型のONEXPLAYER 2 Proを試遊してきた
ありがたいことに東京ゲームショウ2023に招待いただいたもんで足を運んできました。雨の中電車や会場ですし詰めになって死ぬかと思った。
▼そんなことはさておき、7月に日本向けに正式発表されたONEXPLAYER 2 Proの実機があったので実際に触ってきたレポートをお届けします。結構人集まってたから撮影も苦労した。↓
▼ONEXPLAYER 2 Proのデザインってか外観のファーストインプレ。とにかくでけー!8.4型ディスプレイってのもあるんだけど、純粋に筐体自体もずっしりと大きな造形なんですよね。↓
▼カラーはブラックとホワイトの2つ!縦、横、厚みいずれもたっぷりした大型サイズ。まるでトヨタの80スープラのリアデザインみたいにボリューミーです。↓
▼コントローラー部分はでかいから手で持った時は指の長さが余るって感じはなく、しっかり握れる感じがGoodでした!とはいえデカいんで取り回しは苦労するし重さも848gなので両手で持たないと結構キツい。↓
▼個人的に裏面デザインがなかなかゲーミングっぽいしRyzenステッカーが光ってて好きだったり。当然キックスタンド付きで結構硬め。角度調整も細かくできました。↓
▼本体とコントローラーを分離可能というのも特色で、このちっちゃい黒いボタンを押せば外せます。ざっくり言えばニンテンドースイッチと同じ。でもこっちのほうが脱装着の感触が心地よくてすげー好きっす。カチョッって心地よく取り付けるときがたまらん。↓
▼公式ではこのフレキシブルな変形を用いてさまざまなシーンに応えられることを謳ってますがこれはマジでそう感じた。筆者の場合、左上、真ん中、左下のスタイル中心に使っていきたくなった。↓
▼キーボードカバーも触ってみた感じ、文字入力や操作でのレスポンスは遅延がなく文句なしに良かったんだけど、キーサイズが小さいので手がでけーオレからするとなかなかに打ちにくかったり‥。手が小さめとか、小さいキーボード使ってて慣れてる人にとっては良いかも。↓
▼タッチパッドもしっかりグリグリ動かせます。タップのほか、カチっと押し込んでクリックもできた!とはいえサイズは小さく、精度も本来のノートPCほどはなく細かい操作は難しかった。これポインタ感度下げれば扱いやすくなるかな。↓
ディスプレイはIPS液晶で2,560×1,600の高解像度!文字もくっきり鮮やかだし色合いも良くてゲーミングにふさわしい見栄えの良さでした。
▼リフレッシュレートは60Hz止まり。とはいえ、この手のハンドベルトPCとしては標準的なので仕方ない。120Hz対応モデルが出たのもごく最近のことなので今後に期待です( ・ω・)。↓
CPUは「AMD Ryzen 7 7840U」でGPUには「AMD Radeon 780M」を搭載!この手のポータブル形状PCとしては破格の性能の高さ。ちなみにこれは同期のコンパクト「ONEXFLY」と同じ構成です。
▼ゲーム動作はHorizon 5で検証。Horizon 5はプリセット中、2,560×1,600の高解像度で快適に遊べました。走行シーン、撮影シーンどちらもGood!これはガチで遊べるわ。どこでもHorizon 5出来るっていいわ(`・ω・´)。↓
▼驚いたのが、Horizon 5の場合ですが高解像度であってもしっかり快適に動かせたこと。非常にキメ細かく描写できてるからこういう車内視点でのレースが捗って楽しい(筆者は車内視点でレースする派)。なお画質プリセットは中でした。↓
▼SEKIROもあったのですが見た感じ60FPSで動いてました(あくまで目視なので参考程度に)。ただこちらの場合解像度がHDクラス(画質は低プリセット)に落とされてたので、この手のアクションや風景、エフェクトモリモリなオープンワールドとかだと解像度で妥協は必要かもしれません。↓
筆者はダークソウルとエルデンリングはやってたんだけどSEKIROは未履修だからパリィあたりのプレイフィールはお伝えできんのですが、キャラを動かしたり武器を使う分には全然支障はありませんでした。レビューするとなったらSEKIRO買おうかな‥
▼あとコントローラーの感触ですが、こちらはとても良かったです。ドリフト現象対策を施したスティックは安定性もあるし、たおした時のフィーリングもヤワすぎず硬すぎず。Horizon 5でレースした感触としては細かく倒し具合を調節できるって意味でも良かった!↓
▼同じ理由でLRトリガーの感触も良かったです。ZL、ZR(L2、R2)トリガーの押し心地は柔らかめですが反発力も十分。また幅が広いので指も自然に置けるようになっているのも高評価です。↓
ボタンと十字キーは普通にソフティーな感触。筆者の体感としてはスイッチのプロコンのボタンに似てるけど、あっちよりわずかに柔らかくしたような印象でした。十字キーはカチカチタイプが好き方にとってはここがネックになるかもしれませんね。
▼あと、大きい筐体サイズゆえか、上部のボタンへのアクセスは良くはなかったですね。設計上仕方ないといえばそれまでですが‥たとえばよく使うであろう音量ボタンはこの画像の真ん中に配置されてて、片指だけでは届きにくい(´・ω・`)。↓
▼スピーカーの音とファンの音は人ごった返しな会場だったんで細かい評価はできませんが、少なくとも高駆動モードではなかなかの風量はありました。ファンの音も普通にします。↓
価格は15.7万円から
公式サイトにおけるONEXPLAYER 2 Proの価格は以下の通りでした。
- メモリ16GB+容量1TB:157,000円
- メモリ32GB+容量1TB:178,000円
- メモリ32GB+容量2TB:188,000円
結構良いお値段で普通にゲーミングデスクトップPC単体は買えるぐらいはしますが、これ1台とアクセサリーも揃えればコントローラー付きのゲーミングPC、UMPC、ミニ液タブと様々な使い方が出来るのが魅力ですね。
あくまでファーストインプレ段階ですが、筐体クオリティはバッチリで性能もこのサイズとしては申し分ない高さ!性能や画面に優れたポータブルゲーミングPCが欲しい方なら狙っておきたい1台といえますぞ。